クロス職人が家を建てるなら、ここにはお金をかける。実際に家を建てた僕が思う3つのポイント
家を建てるとき、予算には限りがあります。
「せっかくの新築だから、できるだけ良いものを選びたい」
そう思う一方で、全部にお金をかけることはできません。
キッチン、トイレ、お風呂、床、壁紙、照明、収納……。
選ぶものが多すぎて、
「結局、どこにお金をかけたらいいの?」
と迷う人も多いと思います。
僕は現役のクロス職人として、これまでたくさんの住宅を見てきました。
そして、自分自身も家を建てて、実際にそこで生活しています。
だから今回は、
「もし今からもう一度家を建てるなら、どこにお金をかけるか」
という職人+施主の両方の目線で考えてみます。
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① 断熱・窓など「後から変えにくい部分」
僕なら、まずここを大切にします。
家が完成した後に、
「やっぱり断熱性能を上げたい」
「窓をもっと良いものに変えたい」
と思っても、簡単には変更できません。
一方で、壁紙や照明、家具などは、後から交換したり買い替えたりできます。
だからこそ、家を建てる段階でしかできない部分には、できるだけ予算を使いたいと思っています。
特に毎日の暮らしに関わる
「暑さ・寒さ」
は、見た目では分かりにくい部分です。
家を建てるときは、どうしてもキッチンや壁紙など目に見えるものに目が行きます。
でも、実際に何十年も住むことを考えるなら、
「見えない部分にお金をかける」
という考え方も大切だと思います。
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② コンセント・下地など「後から困る部分」
次に僕が考えるのが、コンセントや下地です。
これは実際に住んでみると、
「ここにコンセントがあればよかった」
と思うことが出てきます。
家を建てるときは、
「今、必要か?」
だけで考えがちです。
でも、10年後には家電や家具の使い方が変わっているかもしれません。
さらに、壁にテレビを掛けたい、棚を取り付けたいとなったとき、下地があるかどうかも重要になります。
クロス職人として現場に入っていると、壁紙を貼る前の下地を見る機会があります。
完成すると見えなくなる部分ですが、
「後から何かを取り付ける可能性がある場所」
は、建てる前に考えておくと安心です。
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③ 「毎日使う場所」にお金をかける
3つ目は、
毎日使う場所です。
家は見せるためだけのものではなく、毎日生活する場所です。
キッチン、洗面、収納、玄関、リビングなど、毎日使う場所の使いやすさは、生活の満足度に直結します。
例えば、少し高価な設備を選んでも、ほとんど使わない機能なら「なくてもよかった」となるかもしれません。
逆に、毎日使う収納や動線に少し予算をかけることで、
「これにしてよかった」
と思えることがあります。
だから僕なら、
「高いものを選ぶ」より「毎日使うものを良くする」
ことを意識します。
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逆に「ここは後からでもいい」と思うもの
もちろん、これは僕個人の考えです。
でも、予算に限りがあるなら、壁紙や家具、インテリアなどは優先順位を少し下げてもいいと思っています。
クロス職人が言うのも変な話ですが、壁紙は将来的に張り替えることができます。
今はシンプルなクロスにしておいて、何年後かにアクセントクロスを入れる。
家具も生活スタイルが変われば買い替える。
つまり、
「後から変えられるもの」と「後から変えにくいもの」
を分けて考えることが大切です。
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実際に家を建てたからこそ思うこと
僕自身、家を建てる前は、
「これで大丈夫だろう」
と思っていたことがあります。
でも、実際に住んでみると、
「ここはもう少しこうすればよかった」
と感じることもあります。
だから今、家を建てる人に伝えたいのは、
「全部を良くしようとしなくていい」
ということです。
予算には限りがあります。
だからこそ、
「自分たちが長く使うものは何か?」
「後から変えられないものは何か?」
「毎日の生活を楽にしてくれるものは何か?」
この3つを考えて、優先順位をつけてみてください。
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最後に
家づくりに正解はありません。
100人いれば、100通りの家づくりがあります。
ただ、現役クロス職人として多くの家を見てきて、実際に自分も家を建てた僕が思うのは、
「見た目だけではなく、長く暮らしたときのことを考えてお金を使う」
ことが大切だということです。
これから家を建てる方は、ぜひ一度、
「10年後も、この選択をしてよかったと思えるかな?」
と考えてみてください。
僕自身も、実際に家を建てて暮らしているからこそ分かったことがあります。
これからも、現役クロス職人+実際に家を建てた施主だからこそ伝えられる、**「家づくりのリアル」**を発信していきます。
「ここにはお金をかけた方がいい?」
「逆に削っても大丈夫なところは?」
など、気になることがあればぜひコメントやXで教えてください。
