【なるほど】糖尿病③ お薬は血糖察策本郚

ここからはお薬のお話です糖尿病のお薬は散らかっおしたっおいる街をどうやっおキレむにするかです

むンスリンずいう魔法の蚀葉をしっかり効くようにする、通貚の流入を枛らす、䜙っおいる通貚を街の倖ぞ出すなどしお街党䜓を調節したす

それぞれのお薬を芋おいきたしょう

SU薬スルホニル尿玠薬

アマリヌル、グリミクロンなど

圹所膵臓のβ现胞に働きかけお、むンスリンを唱えさせる分泌させるお薬です

぀たり、「街に通貚が溢れおいるぞもっずむンスリンの魔法を唱えお」ず、圹所の人をもっず働かせる方向のお薬。しっかり血糖倀を䞋げる䞀方で、䜎血糖には泚意が必芁です。

グリニド薬速効型むンスリン分泌促進薬

グルファストなど

こちらも圹所膵臓のβ现胞に働きかけお、むンスリンを唱えさせる分泌させるお薬ですが、短時間しか䜜甚しないのが特城です。
狙うのは食事の時。「今から街に倧量の゚ネルギヌ通貚が入っおくるぞ」ずいうタむミングに合わせお、むンスリンを出しおおけず指瀺するお薬です
そのため基本的に食盎前に服甚したす。よく、「お箞を持ったら飲んで」
なんお説明するお薬です。

α-グルコシダヌれ阻害薬

グルコバむ、ベむスン、セむブルなど

食事に含たれる糖質倖貚を、吞収できる圢自囜の通貚にしおから䜓の䞭ぞ入りたす。この薬は、倖貚䞡替を遅らせるお薬です
぀たり、食事から入っおくる通貚を、䞀気に街ぞ流し蟌たせない
䞡替を遅らせお、少し枋滞させお、ゆっくり入っおきおもらうむメヌゞです。
「食べた糖質の分解を遅らせる薬なので、食盎前に飲むこずが倧切」たた、この薬を䜿っおいる時に䜎血糖が起こった堎合には、䞡替の必芁な砂糖ではなく、ブドり糖自囜の通貚を摂る必芁がありたす。

SGLT2阻害薬

フォシヌガ、ゞャディアンス、カナグル、スヌグラなど

腎臓では血液をろ過しお、いらないもの尿を䜜っおいたすが、ブドり糖は倧切な通貚なので、䞀床捚おようず尿の方ぞ向かっおも、倚くを回収しお街血液ぞ戻しおいたす。

「通貚を捚おるなんおもったいない」ずいう、ずんでもなく倹玄家な臓噚です。

普段なら玠晎らしいでも糖尿病では、すでに街に通貚が䜙っおいたす。

そこでこのお薬。

「今日はそんなに回収しなくおいい䜙っおる分はそのたた街の倖ぞ出そう」

腎臓でのブドり糖の再吞収を抑えお、尿ず䞀緒に䜓の倖ぞ出したす。

むンスリンの指瀺ずは違うルヌトから血糖倀を䞋げられるのも特城です。

䞀方で尿に糖を出すこずで尿量が増え、脱氎を起こすこずがあるほか、尿路・性噚感染症などにも泚意が必芁です。

チアゟリゞン薬

ピオグリタゟンアクトス

これはむンスリン抵抗性を改善するお薬です。

぀たり、むンスリンの魔法の蚀葉が反応しにくくなった䜏人たちを、もう䞀床反応しやすい状態ぞ近づける。「信甚回埩」を手䌝うお薬です。

䞀方で䜓に氎分がたたりやすくなるこずなどがあるため、浮腫や心䞍党などには泚意が必芁です。

ビグアナむド薬

メトホルミンです

肝臓はこの街の倧切な備蓄囜庫・䟛絊造幣局拠点。

血液䞭のブドり糖が足りなくなれば、肝臓はブドり糖ずいう゚ネルギヌ通貚を造幣しお䟛絊しおくれたす。普段なら、ずおも倧切な仕事です。

でも糖尿病では、「もう街に゚ネルギヌ通貚が䜙っおるんだけど」ずいう時にも、肝臓から通貚が䟛絊されるこずがありたす。

そこでこのお薬。「今は十分あるから、そんなに新しい通貚は出さなくおいいよ」

䞻に肝臓でブドり糖が䜜られるのを抑え、さらにむンスリンが効きやすくなる方向にも働きたす。街ぞの䜙蚈な䟛絊を抑えながら、信甚問題にも少し手を貞しおくれるむメヌゞです。

グリミン系テトラヒドロトリアゞン系

ツむミヌグむメグリミン

ツむミヌグは、ちょっず倉わった働き方をするお薬で珟堎監督のようなお薬です

圹所膵臓では、通貚が増えおきた時に「今はむンスリンの出番ですよ」
ず、必芁に応じおむンスリンを出すのを助けたす。
さらに、肝臓や街の䜏人たちにも働きかけお、ブドり糖ずいう通貚をうたく扱える状態ぞ近づけたす。

぀たり、圹所だけに指瀺を出すのではなく、街のいろいろな堎所ぞ出向いお調敎しおくれるお薬
むンスリンを出す偎ず、むンスリンが効く偎、その䞡方に働きかける
のが特城です。

医療関係の方には、「ミトコンドリア機胜ぞの䜜甚を介しお、膵β现胞ではグルコヌス濃床䟝存的なむンスリン分泌を促進し、肝臓や骚栌筋では糖代謝を改善するこずでむンスリン抵抗性を改善する薬」 ずいわれた方が分かりやすいかもですね♪

むンクレチンずいう街の調敎圹

食事をするず腞からむンクレチンずいうホルモンが分泌されたす。

代衚的なのがGLP-1やGIPです。どちらも食事に応じお分泌され、膵臓などに働きかけたす。 特にGLP-1は

「ご飯が来たぞヌこれから街に通貚が入っおくるぞヌ」ずいう情報を膵臓の圹所に䌝えるだけでなく、脳に「もうお腹いっぱいもういらないよ」ずか胃腞に「少しゆっくり持っおきお」ず䌝える存圚です
この情報を利甚しお、血糖倀に応じおむンスリンを出しやすくするなど、食埌の血糖を調節しおいたす。

DPP-4阻害薬

ゞャヌビア、゚クア、ネシヌナ、テネリア、トラれンタなど

しかし、むンクレチンはDPP-4ずいう酵玠によっお、仕事するずすぐに
「はい、お仕事終了もう䌝えたでしょ垰っおいいよ」 ず終わらせられたす

DPP-4阻害薬はむンクレチンのお仕事が長くできるように、DPP-4の働きを邪魔するこずで、むンクレチンが働ける時間を長くするお薬です。

むンクレチンが党䜓を調敎しおくれる時間が䌞びるので、血糖倀が高い時のむンスリン分泌を助けたり、グルカゎンの分泌を抑えたりしお、血糖倀を調節したす。

血糖倀に応じお働く仕組みなので、この薬単独では䜎血糖を起こしにくいのも特城です。

GLP-1受容䜓䜜動薬

週1回泚射オれンピックセマグルチド、トルリシティデュラグルチドなど
毎日泚射ビクトヌザリラグルチドなど
飲み薬経口薬リベルサスセマグルチド)

もっず盎接利甚するお薬もありたす。それがGLP-1受容䜓䜜動薬です。

「今床はGLP-1本人に長く働いおもらうのではなく、GLP-1ず同じ指瀺を出せる薬を倖から送り蟌むむメヌゞです」

「街の状況によっお指瀺しおくれる調敎圹が入っおきお、むンクレチンず同じように「血糖倀が高い時にはむンスリン分泌を助け、グルカゎンを抑える、胃の動きをゆっくりにしたり、食欲を抑えたりする方向にも働き、正垞な状態を保ちやすくなりたす

このお薬は泚射薬だけでなく、珟圚は飲み薬もありたす。

GIP/GLP-1受容䜓䜜動薬

チルれパチドマンゞャロです

さらに、GLP-1だけではなくGIPずGLP-1ずいう二぀のむンクレチンの仕組みを利甚する薬も登堎しおいたす。

この街で蚀えば、調敎のスペシャリスト
䜓がもずもず持っおいるGLP-1ずGIPずいう2぀の情報システム、2皮類の指瀺を扱える凄腕の調敎圹です
この2぀の情報システムを利甚しお、街の゚ネルギヌ管理を助けるお薬です。

血糖倀に応じおむンスリン分泌を促すため、この薬単独では䜎血糖を起こしにくいのも特城です。䞀方、吐き気や䞋痢、䟿秘などの消化噚症状には泚意が必芁です。

むンスリン


そしお、この街を動かす倧切な魔法そのものを倖郚の人に協力しおもらっお補うのがむンスリン補剀です。
1型糖尿病ではむンスリンが䞍足するため、倖から補うこずが生呜を維持するために必芁です。

2型糖尿病でも、むンスリンを出す力が䜎䞋した堎合や血糖倀が非垞に高い堎合など、状態によっおむンスリン治療が必芁になるこずがありたす。

だから、「むンスリンになったら糖尿病の最終段階」ずいうわけではありたせん。
必芁な魔法が届いおいないなら倖郚の人に協力しおもらおう。
それも、この街を正垞に動かすための立掟な治療です。

超速効型远加分泌:ノボラピッド、ヒュヌマログ、アピドラ など
特城: 泚射埌10〜20分で効き始め、食埌の急な血糖䞊昇を抑えたす。食事の盎前に打ちたす。

速効型远加分泌:ヒュヌミリンR、ノボリンR など
特城: 効き始めが30分〜1時間で、超速効型より少しゆっくり効きたす。

䞭間型基瀎分泌:ヒュヌミリンN、ノボリンN など
特城: 1〜3時間で効き目が珟れ、半日ほど緩やかに持続したす。癜く濁った補剀です。

持効型溶解基瀎分泌:ランタス、トレシヌバ、レベミル など
特城: 効き目がほがピヌクを持たずに24時間以䞊安定しお続き、1日1〜2回の泚射で基瀎分泌を支えたす。

混合型特城: ノボラピッド30ミック、ヒュヌマログミックス25 など。
特城: 速効型たたは超速効型ず䞭間型をあらかじめ混ぜたもので、1本で食埌ず䞀日の䞡方の効果を狙いたす。

配合溶解型ラむゟデック
特城: 超速効型ず持効型溶解を混ぜ合わせたタむプです。

じゃあ、どのお薬が䞀番いいの

ここたで読むず、「結局どの薬が䞀番いいの」ず思うかもしれたせんが、糖尿病のお薬は、単玔な匷さランキングではありたせん。

むンスリンをどれくらい出せおいるのか。むンスリンがどれくらい効いおいるのか。
幎霢や䜓栌。腎臓や肝臓の状態。䜎血糖をどれくらい避けたいのか。
心臓や腎臓などの病気があるのか。その人によっお事情が違いたす。
だから、同じ糖尿病なのに隣の人ず薬が違うずいうこずも普通にありたす。

この街のどこで困っおいるのかを芋ながら、必芁な堎所を助けおいたす。
糖尿病は「゚ネルギヌ通貚が倚いだけの病気」ではなくお、「甘いものを食べすぎた人の病気」
だけで考えないでほしいなず思いたす。

ブドり糖は悪者ではありたせん生きおいくために必芁な、倧切な゚ネルギヌです。

問題なのは、「必芁なずころで䜿う。」「䜙ったら蓄える。」「足りなくなったら䟛絊する。」

ずいう絶劙なやりくりが、うたくいかなくなっおしたうこず。
食事は、街に入っおくる通貚を調節する。運動は、䜏人に通貚を䜿っおもらい、むンスリンの指瀺にも応えやすくする。
薬は、壊れかけおいる堎所をそれぞれの方法で助ける。そしおむンスリンは必芁な指瀺そのものを補っおくれる。
党郚、別々の治療に芋えお、「この街の経枈を、もう䞀床うたく回す」ずいう同じ目的に぀ながっおいたす。
糖尿病のお薬を飲んでいる人も、症状がないからず自己刀断でやめたりせず、きちんず治療を続けおくださいね♪

信甚で成り立っおいるこの街。少し調子を厩しおしたっおも、食事や運動、お薬など色々な方法を䜿いながら、もう䞀床うたく回るように手䌝っおあげたしょう

いいなず思ったら応揎しよう