なぜ初音ミクに惹かれるのか。
彼女にみんなどういうイメージを持つだろう。
歌姫、ツインテール、
まぁこのあたりだろう。
私がロックを好きになるよりもずっと前。
”音楽”というものを初めて好きになったのは、初音ミクの曲だ。
ボカロ、と一括りにされることも多いが、
私は初音ミクというVOCALOIDに特別惹かれてしまう。
初音ミクはVOCALOIDの中でも一番有名だろう。
私は人と違うことをしたいと思ってしまう人間なので、
みんなが好きなものをあまり好きになれない。
でも初音ミクには、惹かれてしまった。
なぜだろう。
他のボーカロイドと何が違うのだろう。
「曲がよかったら初音ミクがよく見えるのは当然。
でも名曲は初音ミク以外が歌っても名曲。」
こう言われることもある。
だが違う。それはあまりにも邪道な考えだ。
何もわかっていない。
初音ミクの曲は、初音ミクが歌っていなければならない。
機械音声であればいいというわけでもない。
「初音ミク」でないといけない。
なぜならその曲の作者は、
初音ミクに歌わせようと思ってその曲を作っているからだ。
彼女が歌うことで最高に仕上がる曲を書いているんだ。
ボカロ曲を作る人のことを、ボカロP、
ボカロプロデューサーと言う。
ボカロPが作っている曲というのは、
ボカロが歌うのが一番いいに決まっている。
ボカロPの曲に救われたということは、
同時に初音ミクにも救われているということだ。
そしてボカロの面白いところは、
同じ初音ミクであっても、
ボカロPによってぜんぜん違う声色になったり、
初音ミクにないイメージの曲を歌っていても、
意外と合ったりする。
これが面白い。
初音ミクの声の調教具合や、
エフェクトのかけ方でぜんぜん違う初音ミクになる。
これは人間が歌う歌にない面白さだ。
ベースは同じ。
でもそこからボカロPそれぞれの、
違う良さのある初音ミクがいる。
これは個人的な好みの話だが、
やっぱりボカロは機械感が残っていてほしい。
今は人間のように感情の入った、音程の切り替えも自然で、
息を吸う音が入っていたりする、自然な音声にすることもできる。
だがそれではボカロの良さが消えている気がする。
人間ではないというよさ。
人間の歌っていない音楽だからこそ救われるのに、
人間の真似事しだしたらだめなんだ。
既存のキャラクターのように、物語やガッチリとした設定がありすぎない。
だからこそ表現の幅が広がって、人間に出せない良さを出すことができる。
そして存在しないので、ずっと完璧な、理想のままでいてくれる。
だから初音ミクは世界中の人々を魅了するのだろう。
大好きな初音ミクの曲を置いておきます↓
