AI動画の絵コンテを、ブラウザだけで組めるようにしました
AI動画を作る前の「カット割り」を、
ブラウザだけで組める道具を作りました。
インストールも、登録も、コピペもいりません。
リンクを開けば、そのまま使えます。
イラストはあるのに、
そこから先で止まっていた方へ🌙
手元に、絵はある。
キャラクターの立ち絵も、
背景も、いい感じに描けている。
なのに、動画にしようとすると、
そこで手が止まる。
「何を書けばいいんだろう」
生成の欄にカーソルを置いたまま、
しばらく動けなかったこと、ありませんか。
私の場合は、こうでした
はじめて作った動画に、
私はこう書きました。
「夜空を飛んでいる」
できあがったのは、
きれいだけれど、ほとんど動かない映像でした。
絵はちゃんと出ているんです。
キャラも崩れていない。
でも、止まって見える。
原因は、あとから分かりました。
「飛んでいる」は状態の言葉だったんです。
状態ではなく、出来事を渡す
状態だけを渡されたAIは、
いちばん動きの少ない絵を選びます。
そのほうが、絵が破綻しないから。
必要だったのは、この2つでした。
何が起きるか(横切る・振り返る・光が散る)
カメラがどう動くか(寄る・追う・見上げる)
これをカットごとに決めておく。
——それが、絵コンテです。
「絵コンテ」と聞くと、
紙にコマを描くあの作業を思い浮かべるかもしれません。
でも、紙も、絵心もいりません。
文字は自分で書いて、絵はAIに作らせる。
その分担でいいんです。
道具を作りました
とはいえ、絵コンテを組む場所がない。
ノートに書くと画像が貼れないし、
資料作成ソフトを開くほどでもない。
それで、小さな道具を作りました。
🔮 絵コンテメーカー
リンクを開くだけで使えます。

枠が3つ並んでいて、
そこに絵を入れて、言葉を書き足していく。それだけの道具です。
使い方は、3つだけ
1. 絵を入れる
枠に画像をドラッグして放り込みます。
クリックしてファイルを選んでも大丈夫。
2. 言葉を書き足す
薄い字のところをクリックすると、そのまま打ち込めます。
カット名(「シャッフル」「飛び出す」など、短くて大丈夫)
カメラ指示(「→ 寄る」「↑ あおり上げ」)
時間(「0.0–3.0s」)
このカットで何が起きるか
3. 撮影モードで撮る
「撮影モード」を押すと、
操作ボタンが消えて、シートだけの画面になります。
そこでスクリーンショットを撮れば、絵コンテの完成です。

これは、実際にこの道具で組んだ絵コンテです。
絵を3枚入れて、カメラと秒数を書いただけ。5分もかかっていません。
コマを増やしたいときは「+ コマを追加」。
縦の動画なら「比率」を9:16に、横なら16:9に切り替えます。
書いた文字は自動で保存されるので、
途中で閉じても、次に開けば残っています🌿
「何を書けばいいのか」で迷ったら
枠は用意できても、
書く言葉で止まることがあると思います。
私もそうでした。
なので、迷ったときの目安を3つだけ。
カメラの動きは、1カットに1つ
寄りながら回り込んで上に……と欲張ると、
AIはどれも中途半端にします。
「寄る」だけ、「追う」だけ、と決めてしまうほうが、はっきり動きます。
カットのどれかに「移動」を入れる
いちばん効くのは、被写体が画面の中を動くことです。
横切る、駆ける、落ちる、振り返って走り出す。
カメラを動かすだけでは、意外と動いて見えません。
1つ入れるだけで、まわりの静かなカットまで生きてきます。
何も起きないカットは、短くする
「ただ立っている」「ただ引く」だけのカットに長い秒数を渡すと、
そこだけ間延びします。3〜4秒に抑えて、
長い秒数は、出来事のあるカットに回してあげてください。
道具の中の「? 使い方」にも、同じことを書いてあります。
迷ったら、そこを開いてみてくださいね。
絵コンテが要るかどうかは、道具によります
ここは正直に書きます。いつでも絵コンテが必要なわけではありません。
私がタロットのシリーズで使っている道具は、
会話しながら脚本を組み立ててくれるタイプです。
「絵コンテも編集知識もいらない」のが、その道具のいいところ。
そういう道具に絵コンテを渡すのは、かえって邪魔になります。
私は渡さない方針にしていて、位置関係だけを一行で伝えています。
一方で、カットごとに自分で組むタイプの道具もあります。
そちらでは、絵コンテと、各カットの絵が効きます。
どちらの場合でも共通しているのは、決めすぎないこと。
私は指示を足しすぎて間延びさせたことがありますし、
出来事のないカットに長い秒数を割り当てて、そこだけ退屈にしたこともあります。
細かく割るほど良くなるわけではないんです。
だから、この道具で作るシートは、
AIへの命令書というより、自分が確かめるための地図だと思っています。
並べてみると、自分がどこで迷っているかが見えます。
「このカット、何も起きていないな」とか、
「ぜんぶ同じ大きさで写っているな」とか。
それが分かってから、自分の道具に合った形で渡せばいいと思います。
シートそのものは、記事に載せるおまけにもなります🌿
今夜の、小さな一歩
いきなり長い動画を組まなくて大丈夫です。
5秒・3コマだけ、置いてみませんか。
遠くに小さく見えている
画面の手前を、大きく横切る
遠ざかりながら、こちらを振り返る
大きさが「小さい → 大きい → 小さい」と変わるだけの、
いちばん簡単な型です。私の最初の絵コンテも、これでした。
3コマ埋まると、不思議なことに、
「次はこうしたい」が自分の中から出てきます。
止まっていたのは、
アイデアがなかったからではなくて、
置く場所がなかっただけなのかもしれません。
あなたの絵が、動き出しますように🌙
この道具は、公式サイトの「つくる人の道具箱」に置いています。
創作のとちゅうで「これがあれば楽なのに」と思ったものを、
少しずつ作って並べていく場所にするつもりです。
となりの「よるのあそびば」には、
がんばらないで遊べる小さなゲームも置いてあります🌿

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