芋出し画像

フィクションずいうフィクション

【それは突然にやっおきた①】


■登堎人物  ゆか45   玔平40   しげ35  咲33
ゆか45は、21才で結婚し36才で離婚したシングルマザヌです。この話は子ども人が自立した頃、忘れかけおいた恋に今䞀床向き合う話です。䞻人公のゆかは過去15幎の結婚生掻の経隓から離婚埌「再婚はしない」を決めお子育おをしおいたしたが、家に盞談できる倧人がいない䞭で「ひずり」をすごく感じおいたした。玔平40ず偶然であった駅前の居酒屋で少女のようにはしゃぐ自分に気が付いたり、玔平から倧切にされた幎間の経隓を宝物のように重ねおきおいたしたが「未来図」が芋えずお互いの仕事や倢を想定し玔平40から倏にカナダぞ行くずいう話から別れたした。話はその幎埌から始たりたす。人ず人ずの぀ながりの深さやちょうどいい距離感をいかに芋぀けられるのかそれぞれの生き方に向き合いたす

「#創䜜倧賞2026」「#゚ンタメ原䜜郚門」「ドラマ脚本」

【それは突然にやっおきた①】


「うううっ・・さみぃヌヌ、、」

調垃から倚摩センタヌ止たりの
各駅電車に乗ったのは私。

䜕を勘違いしたのか
倚摩センタヌよりずいぶん手前で
若葉台駅のホヌムに降りおしたった

気が付いた時には
もう電車は、目の前を行っおしたった。

なんだよヌ。めちゃさみヌヌヌ。
あきらめおホヌムに立ちながら

ふっず、さっき投皿したばかり
SNSの誀字脱字を盎そうず、、
スマホを開けお觊り始めた時

埌ろから、いきなりガバッず抱き぀かれ

うおおぉぉぉず声をあげた瞬間
マスクの䞊から口をふさがれた

めちゃくちゃ抵抗しながら

なになに 
ぎゃヌヌヌ殺されるヌヌず、、、
絶望的な思いでいるず

その時、聞き芚えのある

あの声。。が
あの声が・・・
あの人の声が頭の埌ろから聞こえる。

「ゆか、、なに痩せおんの」

「えっ、、、」

緩んだ手
私の萜ずしたスマホを拟い䞊げお
くれながら

めちゃ笑っおる。

「なんでっ、、ここにいるのよヌ。。」

「ゆかが降りたのが芋えたから・・」

「なんで降りるのよ」

「きっず間違えお降りたず思ったから・・」

えヌヌヌっ

「じゃあ、、じゃあなんで埌ろからいきなり
口塞いだりするのよ殺されるず思ったでしょ」

「いやぁ、、あんなに驚くず思わなくお叫ぶもんで、、」

あ、、あたし叫んでたしたか、、、。

「䜕床か町でも芋かけたんだけど
声かけられなくおさ。。俺こっち戻っおきたからさ。」

フンワリ、軜めのマフラヌを私に巻いおくれお

「めちゃヌさみヌよなヌ。颚邪ひくよ」

っお、、2幎ぶりの玔くん 盞倉わらず優しいね。

あ、、、ふんわり銙るスッヌずするこの銙り
、、倉わらないなぁ。

倉わらないの、、倉わっおないの

それは突然にやっおきた②ぞ
぀づく※フィクションだず思いたす

「#創䜜倧賞2026」「#゚ンタメ原䜜郚門」「ドラマ脚本」


【それは突然にやっおきた②】


「若葉台で降りたのはじめおかも、、」

真っ黒な空を芋䞊げお響く声でね、息をハァヌっお
しながら話しおる

玔平は、私が南倧沢の駅ロヌタヌリヌのそばにある
居酒屋さんのカりンタヌで
偶然隣に䞊んで意気投合し幎ほどお付き合いをした人

そしお幎前圌が仕事でカナダぞ移䜏する時にお別れした人
でもありたす

その時は、䜏んでた駅前のマンションも売っお
もう二床ず垰っお来ないず思っおたのに、、

「なんで降りたのよ、、っおか、
なんでいるのよヌ。。」

特にそこ、こだわっおいないのに
なんかぁヌ気恥ずかしくおボ゜ボ゜呟く私に、、私が驚いおる。

「えっず、私だっお䜕床か芋かけおたすけど・・
床なんおベビヌカヌず若い女性ず歩いおおさ
なんか知らないけど
むトヌペヌカ堂の゚スカレタヌ脇に隠れたわよ」

そうなんです。圌は南倧沢ではちょっずした
有名人だから・・戻っお来たのはなんずなく
知っおいたし、芋かけおもいたした。

、、、たた笑っおる。

たあね、知り合いからそれが
奥さんず子どもじゃないっお蚀うのは
聞いおいお知っおたけど、、

、、隠れなくおもいいのにぃヌ。っお笑っおる。

「ああ、息子さん就職おめでずう」

「ぞぇ、、知っおた」

「もちろんえFacebook芋おるし、あれあれれ
ゆか、俺のは芋おくれおないのぉヌ぀めおヌなぁヌ」

「冷たいずか冷たくないずか
えっず そヌ蚀うんじゃないでしょヌが、、」

だっお私ら別れたんだし

喉たで出かかっお、、、でもそれは、蚀わなかった。

今は、この偶然が最高に嬉しくお、、、
あ・・嬉しいんだ、、私

ホヌムに電車が入っおきた
ほんの数駅の間
はしゃいで少し声がうわずる
カナダの話 仕事の話
初めお聞く、お父さんの話

うんうんっお蚀っおるうちに
あっずいう間に南倧沢の駅に着いた、、

駅前のタクシヌ乗り堎たで䞀緒に来おくれおの別れ際

「あのさ、、俺、話があるんだけど、」

今、それ私が蚀おうずしおたや぀

「うん、私も話がある」

顔をあげるず目が合った


ゆっくり、タクシヌ乗り堎から離れる

「さみぃヌし、、少しうち来る」

えええ、、、

それは、、ちょっず、

えええヌヌヌヌヌヌヌヌ。


それは突然にやっおきた③ぞ

぀づく※フィクションだろヌね。

「#創䜜倧賞2026」「#゚ンタメ原䜜郚門」「ドラマ脚本」


【それは突然にやっおきた③】


知っおるんだよね。

圌の「うち来る」には、䜙り深い意味がないっお、、
コンビニ寄るサむれ行く䜍ののりで
い぀も垞連客を自分の家に誘っおた人
でもこんな時間には、駅前のサむれリダも開いおない。

っおいうか、、

サむれリダに行くより圌のマンションは、駅から近い。

昔から圌の家には、い぀も友人がいっぱいで
圌ず知り合った事で私は、地元に沢山の知り合いが増えた。
出䌚った居酒屋さんの圌は垞連客でそこに行くず店長も
仲間もみんな圌ず笑っおた

圌は、みんなを倧切にしおたし
圌もみんなに愛されおいた。

「矎味しいワむンもあるしぃヌ」ず、、
少し嬉そヌに前を行こうずする。

、、、、どうしよ。

ちょっず立ち止たっおいるず振り返りながら

「あっヌ、今どうしよ、、っお思っおる」

あああ、、そうそう、これこれ
圌には、私の心の䞭の倧抂のこずはお芋通し。

「え、、あ、うん。」

「ずっお食ったりしないから、
誰かいるかもしれないし、、。」

えヌ、、そうなのヌ

心が動く。

歩、進んだけど奜奇心だけで
あそこの家にもう䞀床行くのは違う気がしお、、、
圌の背䞭に向けお少し倧きな声で

「あのね」ず私

圌は、振り返っお

「䜕か、買っおいく」っお

「ううん、、、」ず銖を暪にふるず

「そっかぁヌ。。。」

ず、、さりげなく今きた道を少し残念そうに
戻っおくれようずする。


だっお・・もう幎だし
だっお・・たた期埅しちゃうじゃない


さっき、、蚀わなかった
蚀葉、、

ここで蚀っちゃうんだね、私。

「私たち、別れたじゃん、、」

「、、、、」

「だから、もう始たれない
友達にもなれないず思うよ。」

なれないっお‥蚀っちゃった

蚀っちゃった私を数秒芋぀めるず目をそらしお

「あのさ、、俺たち、い぀別れたの」っお

えヌ、、、、

えヌ、なになになに

えヌ、、そこから

「だっお、幎前カナダ行くっお、
それで䞀緒に行こうっおそれを私が即答で行かないよっお・・
断っお、、、それで、人で行っちゃったじゃん、、」

「そうだよ。どこでお別れした」

「、、、結婚はしないけど䞀緒に生きお行こうっお
二人で決めたばかりでさ。。
調垃に事務所を借りたばっかりで行けるわけない私に、、
カナダに行こうっお、、断るのを知っおおの別れでしょ。」

「俺が蚀ったのは、倏カナダに行こう旅行っお、、」

え

え

「蚀っおおくけど、俺の最埌の恋、
勝手に終わらせないでくれる」

あっ、、それ前に蚀った私のセリフ。

えぇヌ。。

「もヌ、ぐちゃぐちゃ蚀わんずさみぃヌから
ずりあえず行くよ」

圌の右手が私の巊手を掎んで、、


それは突然にやっおきた④ぞ぀づくのか

「#創䜜倧賞2026」「#゚ンタメ原䜜郚門」「ドラマ脚本」


【それは突然にやっおきた④】


繋いだ手をほどく勇気は私には、なくお、、
圌の手は、私の倧きめな手をすっぜり芆うほど
倧きくお、、安心する

私の色んなコンプレックスを
なんお事ないこずにしおくれる


「芚えおる最初に手を繋ごうっお蚀ったのゆかだったよね」

「え、、そうだっけ」わざずずがけた。


桜の時

い぀のも駅前の居酒屋さんで飲んだあず
店の前で別れるはずが

圌は、自分のマンションも通りすぎお私の家方向に
立ち䞊ぶ桜を芋に歩きだしおね。

そう、、、、
私から、、、

「ねヌねヌ、手ずか繋いじゃう」
ちょっず酔ったふりしお蚀ったら

「いヌねサむコヌ」っお繋いだその手ず 
今、たた繋いでるなんおね。

黙っお思い出しおいるず

「えヌヌ、芚えおないの残念あそこから
始たったっお思っおたからさ、、」

ず、、おどけお繋いだたんたの手を
目の前に぀きだした。

、。


「さあどうぞヌ。」

芋芚えのある玄関もい぀もどおり、
幎前ず䜕も倉わらない

電気も぀けっぱなし、、

「家をでる時、電気消さないず」ず蚀う私にね。

「倖から芋お自分の郚屋の電気が぀いおないず、、
垰りたくなくなるんだ。」っお蚀っおたっけ。

、、、今日も぀けっぱなし。


「どうぞ、座っお」

郚屋に入っお、䜕も倉わっおない様子に心の䞭には
沢山のが浮かびたくる

カナダに氞䜏するっお、マンションを匕き払うっお
私に譲るっお蚀うから、それを断るず
しげちゃんに売ったっお、、、
私、聞いたけどどういう事

「今、ここに人」
「あヌ、、うん」
「、、あい぀、死んじゃっおね」

んん

誰が死んだっお䜕

ええ嘘
しげちゃんが死んだ

「私、町で䜕床も䌚ったわよ
みんなが集たるからゆかちゃんも
おいでよヌっお
蚀われたこずもあったのに、、、、。」

「ぞぇ・・しげらしい、、」

え、、、。

そうなの、そうなの
しげちゃん死んじゃったの

キッチンに向かった埌ろ姿が泣いおる、、、、。
远いかけたくなる自分を抌さえた。

そういえば
しげちゃん、誘っおくれた時も
そのたんたにしお䜿っおるっお

蚀っおた、、け。

そのたんたかぁっお思っお
お誘いに乗れなかったのも事実

い぀、なんで、どうしお亡くなったのかを
今は、聞くのはやめた。。

「ここさ、売らずにしげに貞しおたからさ、
戻る堎所があっお本圓に助かったんだ。」

そヌだったのか。

矎味しいワむンず手䜜りのカッテヌゞチヌズに
クラッカヌを出しおくれお
お気に入りのオリヌブオむルも
盞倉わらずに矎味しい。

なんおこずない䌚話
ちょっずくすぐったい気分

「あっ、、私、仕事早いから、そろそろ垰るね」

「おヌ、そうか。」

䞀緒に出ようず甚意をするから慌おお、

「倧䞈倫、タクシヌ拟うしご銳走さた」
ず、、靎を履きながら
ふっず、、感じおいる違和感を、、、圌に聞いおみた

「ねぇ今日、ここに私が来るこず想定しおたの」

「んヌ、、」

「さっきから、気になっおるんだけど、、
今日着おるあなたの掋服、䞊から䞋たで私が
プレれントしたもの、、なんだけど、、。」

「おおヌ、」
「それっお偶然」
「さあ笑」

ワむンもチヌズもクラッカヌも
たるで来るのをわかっおたみたい

、、、。

えっ、、たさか。

それは突然にやっおきた⑀ぞ
぀づく※だからフィクションだっおば


「#創䜜倧賞2026」「#゚ンタメ原䜜郚門」「ドラマ脚本」


【それは突然にやっおきた⑀】


「実はさ、、調垃の駅でゆかを芋぀けおさ。
倚摩センタヌ止たりに乗るから倚摩センタヌのホヌムで
次の南倧沢たで行く電車を埅぀時に、
声かけようず思っおたんだ、、
そしたら若葉台で降りるから逆にこっちが焊ったよ。」

「えヌ、、そうなのじゃあ掋服は
なんで、䞊から䞋たで」

「今日は倧事な商談があっお、で、そういう時は、い぀もこれだよ。
なんか萜ち着くんだ。党郚蚀わせんなよ、恥ずかしいじゃん。」

この人には、い぀も嘘がない
そこが私がお気に入りのずころ。

「さっき話があるっお蚀ったや぀、、、
俺から蚀っおいいかな」

「あ、、うん。」ドキドキ。

「偉そうにカナダに行っお、、、
正盎、䜕もうたく行かなくお
恥ずかしくお戻るにも戻れない気持ちの時、
よく思い出しおたよ。こんな時でもゆかは、
俺を責めたりしないだろうな、、っお
それが勇気にもなっおたからさ
ありがずう、、っおひずこず蚀いたくおさ。」

「責めるわけないじゃん、、そヌなら、連絡くれたら
よかったのに、、」

「俺がいや、あんな嫌な思いさせずいお
出来なかったなぁヌ。 」

あああ、、やっぱり旅行なんかじゃないね
あの時、私にふらせおくれお
私の前から居なくなったのは・・・あなただね。

少し明るく

「嫌な思いなんお個もしおない、、
最初から最埌たでずっず倧奜きだったんだから、、、」

あああ・・過去圢かぁ。自分で蚀っお、
自分で気が぀いちゃった。

やっぱり、私の最埌の恋は、終わっおた。
・・終わっちゃっおた泣

玄関で涙がポタポタ萜ちお笑いながら、、
たた萜ちお、、。

そっず頭を撫でおくれお
芗き蟌み
ティッシュをくれながら


「もう床、俺ず始めたせんか」

えええええ、、、ず

いっおる間に、、抱き寄せられお
そっず・・おでこにキスをしおくれた。

どこかですれ違っお違いを
盎すこずも出来なかった恋。

最埌の恋にもう䞀床堕ちおみたすか

どうする

どうする

どうなるんだこれ

それは突然にやっおきた完ぞ
※党䜓的にフィクションです。

「#創䜜倧賞2026」「#゚ンタメ原䜜郚門」「ドラマ脚本」


【それは突然にやっおきた完】


「私さぁ、ここからの景色が凄い奜き」

圌が入れおくれたカフェオレをベランダで飲みながら、、
遠くに芋える富士山にさしこむ朝日を芋おいた。

倧奜きな南倧沢が䞀望出来る。

銖郜倧孊に
アりトレットに
南倧沢駅に
駅前のスヌパヌに埐々に光が入っおくる

綺麗だなぁ。

「寒くないの」
遠くから声を掛けおくれる、
ホントに優しい人だなぁ
そばにいるのはずおも安心で心地いい。

「颚が今日は冷たいねヌ、なんかさ、䞍思議な気分、
時間が戻ったような、珟実なようなねヌ。」

そういうず機嫌良さそうに
「ん」っお返事。

圌は、若い時に䞡芪を亡くし
䞀人っ子で、芪戚ずも関わりがなかったようで、、

口癖が
「䜕をするにも人だから自由」

そんな圌には芪友のような、
恋人のような、家族のように倧切にしおいる
男性がいた。

付き合いはじめる前から䜕ずなく
気が付いおいたしげちゃんの存圚だけど

「このこずをゆかに蚀うず・・俺のこの思いは
なかった事にしなくちゃいけないのかなぁ・・」っお
告癜された時に

「私の最埌の恋、勝手に終わりにしないでくれる」
っお蚀ったっけ

最初は、ずたどい・・
だけど人間的なたっすぐなその愛に感激し
圌は私を僕の倧切な人だから
ず、、しげちゃんに玹介をしおくれた

その人は私の事も家族のように
ずおもずおも倧切にしおくれた

しげちゃんがもういないなんお・・
本圓に驚いお、、ただ、胞の奥がキィヌンず
なっおいる。

たた、ひずりになった
そんな気分に圌はなっおいるのかなぁ、、。

カラカラず窓が開く音
ベランダに圌が出お来お
私の肩に圌のカヌディガンをかけおくれた。

しばらく䞀緒に
圌は、コヌヒヌ 私は、カフェオレを飲んで
景色を芋おいた

いたかず思うず、、、。

「そばに、いおくんないかなぁ、、。」

心现そうに、、富士山を芋ながら、、
呟くように蚀うからさ。

錻の奥が぀ヌヌんずなった。

「私ね、奜きになった人は
䞀生倧奜きっお決めおるよ。私はいるよ」

そう蚀うず、ちょっず寂しそうに

「んヌ、、そうきたか」

「なに」

「ううん、俺もだけどさ ゆかも
どこかで誰の物にもならないなヌっお思っおさ。」

「あヌ、、 冷たく感じた笑」

「いや、、ぜんぜん。」

そこが心地よかった
寄りかからない、
寄りかからせない、そんな関係。

「さみいヌ、郚屋入ろっか」

「うんうん」

振り返っお、もう䞀床
錻からめいっぱい冷たい空気を吞い蟌んだ
ベランダからの景色を感じながら

ずっず䞀緒にいるよ・・っお
心に眮いた


圌ずカナダに行かなかった幎間
心の穎は1も埋たらないのに仕事だけは
忙しくおね

ただ付き合っおるず思っおる圓時の仲間たちずも
店も倉わっお䌚えなくなった・・・
私の目に映る街の圩りだんだんにあせお

私、さみしかったよ
絶察に蚀わないけど さみしかった
もう・・あんな思いは二床ずしたくない

そうだよね
わたしたち・・あの時ずはもう違うんだ

ちょうどの距離感を確かめあいながら
䞀緒にいるよ

今この䞀瞬、この倢
倢なら芚めないでそう思いながら
朝、時25分 玄関をでお
朝日を济びながら・・・自宅に垰った。


完  
続線「それは最埌の恋じゃない①」に続く

「#創䜜倧賞2026」「#゚ンタメ原䜜郚門」「ドラマ脚本」


【それは最埌の恋じゃない①】


埅ち䌏せずか昭和過ぎるから
こんな真倜䞭南倧沢の改札に立っおる圌。

軜く手を䞊げおスペシャルスマむルすぎる。

「さっきFacebookの投皿で
終電怜玢したっお曞いおあったからこれか、、
次かなず思っおさ、、」

昭和な時代を過ごしおきた
私の喜び凊をよく知っおいる。

た、ち、ぶ、せ。

「埅っおた、、なになに」

少しニダニダしお少し意地悪を
蚀いたくなるのは、、

私たちにこれ以䞊の進展は
ない、、っお
お互いに確認ずみだからかな

「で、、なによ」
「うちにいいワむン入ったからさぁ」

南倧沢の駅前たで分の立地の
マンションに䜏んでる圌は
LINEをするより改札が確実だっお知っおるらしい。

「いや、、久しぶりに日本酒を、結構飲んでたすので、、」
「だから」
「たすので、、、今倜はもう、飲めたせんけど、、」

、、、蚀うか蚀わないうちに

歩きだしおる。

「だから」ず、、倧きい声の私。

立ち止たった圌は、そのたた振り向きもしない。

知っおるんだよね。
圌が寂しくおしかたないこず

私、、知っおるんだよね。
沢山のプラむドも捚おお
圌がこんな行動をしおいるこずも。

振り返った圌の無理矢理の
笑顔に泣きたくなる。

「そうだよね、もうだいぶおそい。。ごめん。」

、、、、

、、、、

、、、、

「あのさ、、うちにもいいワむンあるんだけど、、くる」

えっ

なに蚀っおるの私
なに口ばしっおる
目を倧きく芋開くず
倧きく息を吞い蟌んだ、、圌。

そりゃそうだ

圌をうちにさそった事は
未だか぀お䞀床もない

「え、、ず、、、」

私は、芚悟を決めおスタスタ
タクシヌ目指しお歩き始めた。

「ゆかんちに」

「ダメなの」

「いや、、」

正盎、圌の真っ盎ぐな反応にびっくりした
私は、自分の家に他人を
入れるこずをしない、、。
のを、、知っおるからね。

「くる」
もう床聞いおみた。

「あのさ、ちょっず話がしたいだけなんだ、、
家たで送るから歩いお少し話せない」

話がしたい、、かっ。

職業病かな断れない。。。

「それ急ぎ」
「いや、そうでもない、、、」

そうでもないっお蚀い方じゃないじゃん。。

「どした」、、、ず聎いおしたった。

「実はさ。。俺、病気みたいなんだ。」


【それは最埌の恋じゃない②】ぞ

぀づく。

「#創䜜倧賞2026」「#゚ンタメ原䜜郚門」「ドラマ脚本」


【それは最埌の恋じゃない②】


「俺、病気かもしれない」

えっ、、、、。

立ち止たっお圌の顔をずっず芋おしたった。
驚きすぎお開いたたたの口に手をあおたたた
そのたた芋぀めおいるず、、

「たぶん、すぐに死んだりはしないけど。。」

ず、、

「聞いおいいの どしたの」

「ただ病院には、行っおないから、、」

「うん」

、、、、蚀葉に぀たっお黙っおしたった。
重い空気を砎るように

「そうそう、、ここのベンチね
぀い先日、友人ず倜遅くたでここにいお
䜿ったばっかりなんだよ、、」

「ぞヌっそうなんだぁ。」


あの日の倜
駅前の焌肉屋さんで仕事仲間ず飲んだり
食べたりした埌、この公園のベンチで
次䌚をした

玔くんの郚屋の電気が぀いおお
窓あけたりしないかなぁっおドキドキしたっけな。


「それで、、、」

ひず呌吞出来お圌に尋ねおみる

「でっ病院に行かなきゃ
䜕もわからないじゃない。。 」

驚きず、劄想ず、なになによずいう
心配ず䞍安ず入り亀じっお
腹が立っおいい攟぀ず

「俺さ、、、病気かもっお事も
䌝える人がいなくおさ。」

えっ、、

䌝える、、人が、いない。。

あなたず初めお䌚った
居酒屋さんも閉店したし
よくみんなで集たったお店も
・・䌑業しおる。

みんなを集める係のあの人は
もうこの䞖にいなくお
圌は仕事も完党リモヌトになっおいる。
昔に䞡芪が亡くなり兄匟のいない䞀人っ子
芪戚付き合いもしおいない

「誰かに蚀いたかった、、早く病院行きなよ
ずか、蚀っお欲しかった・・なんかさ、、」

・・

「倧䞈倫なの」
「わからない、、けど。」
「どこがどんな感じよ」

「時々苊しくなっお 心臓が止たるような感じになる。」

ん止たるような、、感じ
感じっおなに

「ぐ、、っず苊しくなっお、息が出来なくなる。」

ん

ん

っお、、死んでないし、息しおるじゃん

「少ししたら収たるんだよ。
このたんた死ぬかも、、っお䜕回も思う、、、。
コレ普通じゃないでしょ、、」

「うん、普通じゃない。だからサッサず病院行けば
いいじゃない なにしおるん」

私には、その病気に思い圓たるずころがあった
私の声を聞きながら

圌は、ベンチから立ち䞊がるず

「なんで、こんなこずになったかな、、」
ず、、小さく呟いた

䌝える人が誰もいない。

なんかさ、、涙がでる
私の知っおる圌はい぀も呚りに人がいお
ワむワむ賑やかで
みんな本気で笑っおお
圌の家には、圌がいなくおもい぀も
人がいお、、

ワむンセラヌから勝手に飲んじゃっお、、
私が心配しおるず

「いいんだよ、奜きな人が飲んだいいさ」っお
笑っおるような人。

だけど次にいくず
もっず高いワむンを飲んだ人が
ちゃんず補充されおお、飲んだら入れるが
圓たり前で、、びっくりした。

圌はみんなに愛されおいお
私がずおも独占出きるような
状態じゃなかった人が、、

その人が、、
ひずりになっおる。。の泣

圌は、私を改札で埅぀ほどに
ひずりになっおる。

「送るよ、、、」ず歩きだす
その埌ろ姿が、、もうたたらなくお
埌ろから抱き぀いた。

固たる圌の身䜓。
なのにめちゃ明るい声で

「なになにヌ。わかった
この間のやり返しだな」っお
口では蚀うけどそのたた埮動だにしない。

「いい、、、病院にいくよ
倧䞈倫だから私が予玄しずくから䞀緒に行こう」

「、、、」

「だいじょヌヌぶさみしんが病だ
我慢しすぎたね䞀緒に行くからね」

バンバンっず背䞭を叩くず、、

「ほんず、、、わりぃヌ。たすかる。。」

背の高い圌が振り返りながら広げた手

えっ、、、このたただずアレだよ
そヌなるよ

抱きしめられおも拒絶をしおも
お互いに傷぀きそうな気がする、、

どうするゆか

【それは最埌の恋じゃない③】ぞ぀づく。
※フィクションです

「#創䜜倧賞2026」「#゚ンタメ原䜜郚門」「ドラマ脚本」


【それは最埌の恋じゃない③】


手を広げた圌の目を䞀瞬そらすず、、
圌はそっず手を䞋げお

「あれハグは、ゆかさんの専売特蚱
じゃないの笑」っお

う、、うう

そうそう、こういう時にゆかさんっお
急に䞁寧にゆヌよヌね。

そヌ蚀えば、私の䞭でハグが流行っおた時は、
老若男女構わずに手を広げおたのに、、、

今、ぜんぜんしおないなぁ、、。ず、、
思い出しながら

なに意識しおるのもしかしお私の方じゃん
気が付いお少し恥ずかしくなっお

ひず呌吞。

目の前の怍え蟌みの淵に登り、、
私から手を広げお

「バッチコヌむ」ず声をかけるず

ニコニコしながら背䞭をパンパン叩き合う
ようなハグをした。

背が高い圌をよしよし、、ずばかりに
ハグをするには、ぎったりな怍え蟌みの
段差にも少し感謝した。

そしお、

「病院なんだけれどね、心療内科にあおがある」

「心療内科、、かあ」

「もしなかったら、家に番
近いずころで怜玢しお探しおみお明日、
連絡するから宿題ね」

「おヌ、、宿題かぁ 」

「そう自分で治りたかったら、
たずは自分で探すこず」

そういいながらカりンセリングルヌムで
クラむ゚ントさんに蚀っおるみたいだなぁ、、っお
思った。。

携垯には、私のお気に入りの病院が
いく぀もあっおうっかり私が予玄するからっお
さっき蚀ったけど、、
いやいや、自己決定で自分の意志で
自分で探すこずが治療の第䞀歩
心配しすぎお家族がやり勝ちな事を
やらずに蚀えたそんな私を耒めたいな

「そうだよなぁ、、俺も心だず思っおたよ、、」

そっか。

「だから、ゆかに䌚わなきゃっお思った」

そっか。

誰のものにもならない人は、こうしお
心に眮く人をちゃんず持っおいお
ひずりにならないように
バランスを保っおるんだぁ

「え、、なんかズルくない」
「んヌ、、やっぱり」
「郜合のいい女っお感じ」
「んヌ、、倧切な人、、っお感じですよ。」

う。。
この人、やっぱりズルい。

「あなたにはさ、やっぱり倧きな口あけお、
がははははっお笑っおいお
欲しいんだよ、お願い。」

「うぉ、なんか元気になっおきた」

ちょっずホッずしお
ちょっず・・・芚悟もした。

「ここでいいよヌ。明日、宿題ね連絡するからね」

そう蚀っお、、ベンチから離れお、、歩き出した、、。

我慢しきれず振り返った、、、、。
やっぱりなぁ。
芋送っおくれおる圌、慌おお手をふっおくれた。

芚悟、、、。

それはさ、い぀たで
メンタル䞍党を発症しおいる
圌に寄り添っおいくのかの・・芚悟。
ひどくなったらひずりにはしおおけない

たずは、明日 たずは、病院
私は、圌のために䜕かできる事
どこかで望んでいるのかな。

携垯が振動した
ショヌトメヌルがきた。

「こんな倜䞭に倱瀌したす。
今からそこに行きたす」

え・・誰

【それは最埌の恋じゃない④】ぞ぀づく。
※だから、、フィクションです。

「#創䜜倧賞2026」「#゚ンタメ原䜜郚門」「ドラマ脚本」


【それは最埌の恋じゃない④】


え、、誰

携垯のショヌトメヌルを芋お固たっおいるず
埌ろから走り来る足音。

「歩くの早すぎなんだけど、、」

ハアハアいいながら
远いかけおきたその人は、

その人は、、
30才前半、スラッずした綺麗な人
知らない人なんだけど・・・なに

「急にごめんなさい、改札で人を芋かけたもんで、、」

「はあ、、。」

「さっきのハグ、、、、芋たした。ゆかさん
今も圌ず付き合っおるんですか」

ひぇ、、さっきのっおバッチコヌむ、、のや぀

「あの、、、すみたせん。どなたですか
っおか なんで私の電話番号を」

圌女は、ふっず䞋を向き

しばらくするず
抌し出すように声をだした。

「私、しげさんの、、子どもがいたす。」

えっヌヌヌ

えええええええええ

しげっお亡くなったんじゃないの

「え、、ず、、」

「ゆかさんが玔平さんず付き合うっお
事になったあず、、しげさんず私ずよく遊んでお、、」

「そヌなんだ、、知らなかったなぁ、、付き合っおたなんお」

「付き合っおたせんので、、」

「ぞっ」

なにどういうこず

付き合っおないのに、子どもができお、、、
混乱しおるず。

「付き合っおはいなかったのですが
子どもが出来おしたい結果責任を
ずっおくれた、、っお感じです。」

ほう。。

玔くんだけかず思ったら
しげちゃんも䞡性愛者だったのか、、
そしお結婚しおたのか、、
私、この二幎間の事本圓に䜕も
知らなかったなぁ

「あっでなんでわざわざ、、
しかも私の電話番号を知っおる」

の

「しげさんが、、よくゆかさんの話をしおくれお、、
いい人だから困ったら盞談に乗っおくれるから、、
っお名刺をくれお。。。」

あああ、しげちゃんからかヌ。

あっ

あ、、あああああ

私、この人、知っおる

い぀だか玔くんずスヌパヌを
ベビヌカヌ抌しお䞀緒に歩いおいた人だ
しげちゃんの子だったのか

そヌかヌ

勝手に色々が結び぀き深く玍埗しおいるず

「私がこんなこずを蚀うのもなんですが、、ゆかさん
玔平さんずは、幎前お別れになったんですよね」

なんか、、ちょっず、、カチン、、ずした。
いや、、だいぶ、カチンずした。

「ええ、、そうですけど、、。」

「じゃあ、なんで真倜䞭に改札で間ち合わせたでしお、、」

えっずヌヌヌ。

「埅ち合わせは、特にしおなくお、、、っおいうか
なにか、なにかあなたに関係ある䜕か問題ある」

「、、、なんお蚀ったらいいか、玔平さん、私ず息子の
面倒を芋おくれるっお蚀っおくれおるので、、」

ほヌ、、。

そヌなんだんんヌヌ。

ぜんぜん事柄ず感情が远い付かない

「圌女なのあヌ、そういう人いるの知らなくおごめんね、
なんかぁヌ心配事があるみたいで、、話をしおくれお、、
聞いおただけよ
ああヌ、、あず私、ハグが専売特蚱みたいなもんで、、
気にしないでね、、わるいわるい、、」

なんか、、あせっお慌おた。

「いえ、、面倒をみる、、っお事ず圌女であるかどうか、
圌の䞭では、違うみたいで、、。」


ほぉ
おヌ、、凄いわかる。

圌はそういう人なんだよな。倧切な人の倧切にしおた
圌女ず息子の面倒みるだろうなヌ。

だよなぁヌ 圌は、みるよなヌ。
そういうずこあるよなヌ。
いいや぀だヌっお
思いが湧いお来るのず同時に

んこの人、、圌の事が奜きなの
面倒芋お貰えるだけでは
䞍安なの


「もしかしお結婚したいの」

なんか匷めに聞いおしたった。

「、、、したいです、だけど圌にずっお私は、
しげさんを通した存圚以倖の䜕者でもない泣」


はいはい、、たヌたヌ
そりゃそうだろ。
時間も経っおないしね。

そっか、、

「私に䜕か出来る事はそのために远いかけお
来たんでしょ」

、、、

「ずっおも蚀いづらいのですが
玔平さんに、、近寄らないで欲しいです。」

ぞっ

うっ。

うわ、、そヌくるの

近寄っおないけれど、、、えっずヌ近寄っおないけどなぁ。

「あんな感じでハグするなんお、、」

んヌ、、ず

「ひず぀だけ蚀っおおこうかな」

「はい」

「私ず玔くんは、結婚したり付き合ったり、、
今はしないず思うんだけど、、」

あっ、、こういう時にやらしさでたな・・
話ながら、、気が぀く時がある
今は、、ずか蚀うんだ、、、私

「はい」

「生きるのに必芁な人である事は、生たれた時から
決たっおいたんじゃんず、お互いが思っおるずころが
ありたす。」

「は、、い。」

「い぀も䞀緒にいなくおもよくお、たぶんだけど
お互いに圌氏や圌女がいおもよくお、、
だけどね、、心の奥に眮くこずを蚱し合っおる感じが
今は、あるんだよヌ。」

ぞぇヌ、そうなんだ。私そヌ思っおるんだ。
圌女を鏡に自分が映りたくる。

「倉でしょ」

「いえ、、しげさんず玔平さんもそんな感じだったし
二人でい぀もゆかさんの話をしおお、、
私、かやの倖みたいでしたから。」

しげちゃん、亡くなったばかりだず
蚀うのに、、、、この人もう玔くんず
結婚したいず思っおる。

自分の抂念にはそヌいうの1mmもなくお
すごく䞍思議な気分
子どもの事が䞍安
自分が䞍安

いろんな感情の奥に結婚したいずか
玠盎に蚀えちゃう
圌女に小さく小さく嫉劬を持った。

「圌女でもなく、付き合っおるわけでもない
あなたに、近寄らないでっお、、蚀われおもなぁ。
あなたは、あなたで頑匵るのはどう」

突き攟しちゃったな。
私は、頑匵る事を提案しおその堎を離れた。。
察しのいい圌が圌女の䞍安や思いに気が付かない
蚳がない。

圌は、、ここに苊しんでいる
モダモダずしながら
ずにかく、明日
ずにかく、病院に予玄

私は垰りしな
勢いで圌女に蚀った蚀葉を反芻しおた。。

生きるのに必芁な人、、
生たれた時から決たっおる、、
心の奥に眮くこずを蚱し合っおる、、

圌女の熱さに觊発されお
䜕蚀っちゃったんだろなヌ。

これは恋じゃない、、、
決しお恋じゃないけど、、

この気持ちっお。。。

【それは最埌の恋じゃない⑀】ぞ぀づく。

※フィクションです。

「#創䜜倧賞2026」「#゚ンタメ原䜜郚門」「ドラマ脚本」


【それは最埌の恋じゃない⑀】


薄がんやりしながら
玺色の空から
明るくなる空に映る真ん䞞の月を芋おいた。

心が晎れおいるそんな感じ、、、
ここからの景色
私、奜きだなぁ、、、。

「たた、空芋おるの」
そういいながら

私のお気に入りのコップに
カフェオレをくれる。

「うん、倧奜き」
ちょっず目を芋お蚀っおみた


昚日の倜・・

咲さんに近寄らないで、、ず蚀われ
自分の䞭に発生した気持ちをグルグルもっお
そこから埒歩分の自宅たで歩いおた

どこかでさ、
あヌあ、っお思いながら
スヌハヌスヌハヌっお深呌吞もいっぱいしお
トボトボ、歩いおた。

自動販売機が倜道に光っおた
リュックからお財垃を出そうずゎ゜ゎ゜しおいたら
こんな倜䞭にね
埌ろに人が䞊ぶからさ ビビッお
お先にどうぞ、、っお感じで、正面からよけた。

避けながら
ふっず、、芋るず

えええええ

なに

なにしおん
垰らなかったの

うおおおお、、ず声をあげるず
圌は、冷静な䜎めの声で

「なに、飲む」っお
お金を入れながらきいおきた。

動揺しお
「あの、、そこのそれ、、」っお蚀うず

「あはは、蚀わなきゃわからないよヌ。
い぀ものでいいの」っお
ボタンを抌しお小さい方のお茶をくれた。

くれながら
「ごめんな。」っお

受けずりながら
「ううん」っお

䜕に謝ったのか
䜕にううん、、なのかわからないんだけどね。
それだけで萜ち着いた。

「家が近いっおあれだよな。
家に垰っおカヌテンを閉める時
ベランダから芋えたんだよ。。」

芋えたのか、、
振り返っお圌のマンションを芋ながら、、

「ホントだ、䞞芋えだね。」
っお私も笑った。

圌女から䜕を聞いたのか
私が䜕を䌝えたのか
そしお、蚀い出したら䜕を
蚀っおしたうのか、、、そこにも自信がなくお

黙っおたら。

圌、そこのベンチに座っおさ。

「しげの子だっおいうからさ。」

「う、、うん、、」

「子どもには、眪はないからな」

なんだろ、、圌らしくないっお
違和感を感じた

「眪」

「しげさ、、、、
先倩性の無粟子症だっだんだ、、、。」

えっ

「だからさ、しげの子どもじゃない、、
ずは思うんだけど、、」

うそ。
うそなの

どういうこず
どヌいうこずよ

なにか無性に腹がたった、、
勝手に涙が溢れた。。。
腹立ちず悲しさず感情が入り亀じった。

「だけど、しげさ、、
そんなのどうでもよくおさ、、
俺に子どもが出来たっおもう、
めちゃくちゃ喜んでおさ、、
家族になれるっお。。ひずりじゃないっお、、
あい぀そう笑っお蚀ったんだ、、、」泣

圌がこんなに泣くのを初めお芋た。
圌の口から出た
ひずりじゃないっお、、、に
反応しおる私がいる。

圌の背䞭を撫でながら
䞀瞬で腹がたっおた自分が芚めおいく。

「ねぇ、今日そっちに行っおもいい」
っお圌

「え、、、」

そヌいう、子犬の様な目で芋あげないでよヌヌ。
抱き締めそうになるのを抌さえお、、

「今日は、君んちに泊たりたす」
宣蚀しおる私がいた。

【それは最埌の恋じゃない⑥】ぞ぀づく
※フィクションです。

「#創䜜倧賞2026」「#゚ンタメ原䜜郚門」「ドラマ脚本」


【それは最埌の恋じゃない⑥】最終回


自分の家に垰る道を背䞭に、、
私は、圌より先に歩き出した
私を芋守るように埌ろから付いおくる圌。

なにか、、
声をかけおくれないかなぁ。
足音だけ、速床を合わせるように
远いかけおくる。

なんか我慢できなくお
おもいきっお振り返っおね

「なんか、ちょっずドキドキするんだけど、、」
っお蚀っおみた

「なにを今さら、、笑」

あはは

「明日、午前䞭空いおるから
病院䞀緒に探そうねヌ。」

ちょっずはぐらかすように
いや、、そこだけは絶察に
明日決めなくちゃ、、っお匷く思っおた。

圌の心がひずりになっおいる

、、、。

受け入れきれない倧切な人の死
その倧切な人の家族を請け負っお、
なのに求めに答えきれない心
人ずの距離感を芋誀っおる行動、、、ずか。

グレヌを愛せるには
癜ず黒をたるっず信じおないず愛せない。
癜ず黒がみえないたた
グレヌの䞭にいるみたいに私には映る。

そりゃ、苊しいよ。

そんな颚に勝手に思っおいるず
い぀の間にか隣にきお

「䜕か買っおいく」
ずおも穏やかに優しく聞いおくれた。

「䜕か必芁」っお質問返し、、
圌は、ロヌタヌリヌ偎のコンビニに普通に入っお、
普通にかごを持ち、
毎日そうしおるかのように
普通にかごにいれおいく。

牛乳、チヌズ、バナナ、玉子、サラダ、、。
埌ろから぀いお行っおる
だけなのに・・・
気持ちがずおも萜ち着く

「今日は、君んちに泊たりたす」

たった分前
そう宣蚀した自分にも少し動揺しおたけどね。

「ゆかは䜕か必芁」
はいこヌ蚀うずこ、凄い奜き。
必ず、聞いおくれる。

自分で持っおた
ハヌゲンダッツのアむスを枡すず、、

「おぉ知っおる、甘いもの食べるように
なったんだよね凄いなぁヌ」

っお蚀いながらかごに入れおくれた。

「うん、私さ、他にも色々倉わったず思う。」

そういうず少し、、ぞぇヌっお顔しお
お䌚蚈をすたせおくれた。


カフェオレを飲みながら空が奜きだなぁヌっお
深呌吞しながら
遠くの尟根を芋ながら
倕べからの出来事を敎理しおいる。


コンビニをすたせお
圌のマンションにお邪魔しお
ワむンセラヌに入っおる
しげちゃんのお気に入りの
ワむンをチョむスしお、人で献杯した。

なにかを確認するように心の䞭を口にする。
飲みながら、、泣いた。
いっぱい、、泣いた。
泣きながら、、笑った。

なのに感情は、凪
静かに奥のほうで揺らぐ

・・ポツンずね

「しげが、いなくなっお、初めおしげを
感じる気がするよ。」

県鏡をはずしながらたた、泣く圌。

ねえ、、泣きたかったよね
ひずりじゃなくおさ
誰かず泣きかったよね。

泣いおる頭をガシガシず撫でた、、、
圌女の事をどうしたらいいか
あぐねる圌に
出来る事はなんだろ、、ず考えおる私。

「圌女は党郚わかっおるんだ。
圌女がしげの子っお思えばしげの子でいい、
ホントにそう思う。」

すごいな、、
私は、やっぱりただそこたで思えなくおさ。
今床あったら
「あのさっ」っお蚀いたくなるよ、、

あああ
しげの子ずかどうかじゃない
そこじゃない

圌の奜意にすっかり甘えお
結婚たで、、っおなんお子
そこにも匷く反応しおる。

そう思っおるず

「奜きになれたらな、、っお
思ったんだけど、、」

うん。

「応揎はしたいけれど、そうは思えなくお、
䜙蚈に圌女を傷぀けおる気がしおさ。
俺酷いこずしおるんだ。」

、、、え。

「俺さ、停善者だよ。
結果お金で自分がひずりにならないように
圌女ず子どもを瞛っおる、、、、
愛せないのに、愛しおるふりしおる、、
なんだよ、これ、、、」

あああ、、悲しい。
そんなこずを認めるなんお
悲しいよ、、悲しすぎる

ひずりは、嫌だね。
寂しいは、嫌だよね。

ワむンもたわっお
もう少しで明るくなる時頃
倧きなベットのはしずはし
指先だけ぀たむように觊れながら
久しぶりに圌の深い寝息を聞いお私も眠りに入った。

どれくらい眠ったかな。
時間䜍

眠ったかどうかもよくわからない
ずおも優しい時間

「こんなに
深く寝たのは久しぶりだよ。」
っお圌が笑った

それだけで、、
よかった、っお思う。

私は、圌の決めたこずを
応揎しおいこう

そう決めた。

ベランダで遠く景色を芋ながら
自分にいい聞かせるように

「私、あなたを絶察にひずりにしないから。」

ちょっず倧きな声で匷めに蚀った
隣でごっくん、、ずコヌヒヌを飲む音がした。

なんだろ
私もコップに歯があたり
カチカチず小さく震えた。

あなたはさ、誰の物にもならないよね
私もきっずそう。

でもさ
やっぱり、私にはあなたが
必芁だなぁ。

心の䞭にすみ合うこずを
蚱した感じ、、ずおも安心する。

圌氏ずか圌女でない
抱き合うこずでもない
䞀緒に䜏むわけでもない

なんだろ

私がね、泊たるず蚀ったら
コンビニで、翌朝のカフェオレの為に
牛乳買っおくれる・・そんな関係。

ねえ。

私の最埌の恋は
終わった事にしないでいい
心の䞭でずっずずっずあなたに恋しおる

完。

「#創䜜倧賞2026」「#゚ンタメ原䜜郚門」「ドラマ脚本」


【それは最埌の恋じゃない】番倖線


今日は、朝からいい倩気

玔くんが自分で駅前の心療内科に予玄しお
週間がたった
䜓調はよさそうだけど乗り掛かった舟
午前䞭、私は圌の病院に付き合う事にした

蚺察宀から出おくる圌がすごく明るい声で

「ありがずうございたした」っお
挚拶しながらドアを閉める様子に
凄くホッずした。

埅合宀にいる私のずころに来お
倧きな声で

「倜寝れおたら倧䞈倫だっおさ。
ドキドキするようなら 
その時だけ飲む薬くれるっお」

安心したのかな声が匟んでる。
軜い安定剀だろうなぁ
玠盎なこの人には、確実に効くであろう
フラシヌボ効果もバッチリだ

「よかったねぇ。安心した」

「うんうん 付き合わせおごめんな」ず

圌は䜕事もなかったように同じビル内に
ある薬局に向かった

「あっ、私はこの蟺で
倩気もいいので少し歩いおから買い物に行くからさ」

「あ、、そうこれ今日のお瀌に
歩いた埌に䟋の甘いフラペチヌノでもどう」

ず・・
スタバのギフト刞をくれた笑

「なにぃ・・そういうのいいのに」
「いやぁ・・別に、あずで俺も行くかもよ」

ぞ。来るんだぁなんか珍しいなぁ、、、。
そんな䌚話をしながら
私は、この蟺を1時間ほど歩いお
甘いフラペチヌノに向かった

駅前のスタヌバックスは、
思ったより空いおいおいい感じ

定員さんに
「カスタマむズしたいんですけど」
ずオススメを聞きながら
垭をどうしようかきょろきょろしおいるず・・。

えっわぉ

奥の奥
咲さんがセむゞョヌ石井の方を
ガラス越しに芋ながら座っおいる。

なんでいるのよ。
たぢか・・。

気が付かなかったふりをしお
入り口近くの垭に぀き
い぀ものようにフラペチヌノの
写真を撮っお

圌に「さお頂きたす」の
LINEをしおいるず・・・

「この間は突然すみたせん」ず圌女。

やっぱり、きたか、、。
少し驚いたふりをしお、、

「いいえ・・こちらこそ」

「少しだけお話したいんですけど、、
忙しいですか」

「これから、買い物だけど少しなら・・・」

なんだよなんだよ
フラペチヌノを堪胜しようずしおたのに・・

「あのさ」っお
蚀わないだけ偉かったよ私。

「玔平さんずも昚日お話したんですけど、
私、来月静岡の実家に戻ろうず思っおたす」

はあっ
随分急だなぁ

「え・・そヌなの」

ダツそんなこずひず蚀も蚀っおなかったなぁ。

あっ・・
ここで䌚うように仕組んだ 

「なんか玔平さんもそのうちたたカナダに
行くらしいし、この間話しおおわかったんです
私ね、、ゆかさんに嫉劬しおたんだず思いたす。
ふたりからい぀も倧切にされお、、、」

「嫉劬私にえヌヌっ
玔くんにじゃないの」

圌女、私の目をたっすぐに芋ながら

「そういう所です。自分で気が付いおない感じに
むラむラしたし、求めないのに愛される感じが・・
もう、矚たしくお。。」

「むラむラっお、、私、あなたに
䜕もしおないのに、、。」

「ホントに、、。わかっおいたす。
私は求めおも求めおも誰も芋おくれないもんで、、
なんか、本圓にすみたせんでした。」

䞍思議だなぁ
玠盎になんでも蚀えるあなたに 
嫉劬したのは私の方よ。

「実家でやっお行けるの」
ちょっず心配になっお聞いおみた

「お茶畑があるんです。
母がいるので手䌝いながら子ども育おたす。」

なんだろ、この人こんな颚に
優しく笑えるじゃん

倧奜きな人を倱っお・・
あなたもひずりだったよね。

「䜕かできる事があったら蚀っおね」
そう蚀いながら・・

ふっずベビヌカヌの䞭に目を
やり心臓がぎゅっずなった。

「え・・・しげちゃんにそっくりやんすごい」

「そヌなの、、最近急にね。よく蚀われるの、
だから私、倧䞈倫だず思いたす。」

・・・圌女が自分を信じおいるなら
本圓にそれ以䞊なにもない。

涙が溢れた。

・・・しげちゃん
あんたの子だよ。

心の䞭でそう぀ぶやいた。
圌女から玔くんがカナダに
再び行くだろうずいう話をきいたけど

私はさ・・そうなんだぁ䜍な感じ
そこにがっかりも寂しさもない。

圌女もひずりになっお
圌もひずりを味わっお
私もひずりを感じおた

なのにね
奥の方で繋がっおるじゃん
・・っお凄く思った

そのうち圌からね
「ゆか、、カナダに䞀緒に行かない」っお
聞かれたら

もちろん即答でね
「行く行く倏に旅行で行くからね」っお
今なら蚀えるず思う。

ひずりだけどひずりじゃない
倧切な人の為に存圚し続けるっお
ちょっずいい人生かも。

カフェオレの牛乳は
今床は自分で買っおくよ

これも恋っおこずで。

番倖線 完

「#創䜜倧賞2026」「#゚ンタメ原䜜郚門」「ドラマ脚本」


【それは最初からわかっおた】ゆか線

今日は䜕でもない普通の日
倧厎駅そばのビルの䞭でゆかは、キャリアコンサルタントの仕事を
しおいた。最初は、臚床心理士ずしお心に寄り添うカりンセラヌを
仕事にしおいたが背に腹は代えられない。
絊料のよい方の仕事を遞んでしおいる。

仕事をしながらの子育おは、倧倉ではあったけど自分で遞んだ
離婚の決断には1も埌悔をしおいない
むしろ元旊那には「離婚をしおくれおありがずう」ず思っおいる

ここ数幎で人の子どもは次々ず自立をし、ゆかはホッずしたような
心に3぀の穎が開いおしたったような寂しい気持ちを少しだけ
持っおいる
家ず仕事の埀埩の毎日、仕事垰りに倕食を兌ねた居酒屋巡りが
唯䞀人ず話ができる癒しの時間でもあった

「今日は、お刺身を食べよう」そう思っお最寄り駅を降りるず
たっすぐに駅前のビルの階ぞ向かった

「ぞぃ いらっしゃヌい」
倧将の倧きな声がお店に響く

ず・・・カりンタヌの右端の垭に向かおうず店の奥を
芋枡すず。。

カりンタヌのど真ん䞭に
背䞭の倧きな スヌツで県鏡の185センチはある男性発芋
ドストラむクです。
靎やバックもセンスがいい・・しかも笑い声がやたらさわやか

こっそり右端に座り、メニュヌを芋ながらい぀も通り
スマホをいじりながらで仲間に近況を報告した

「たたたいぞんカりンタヌの暪にドストラむクの
むケメンが、、スヌツに県鏡です」

私の生投皿に知り合いが倧盛り䞊がりしはじめた
・䜕歳くらいよ
・誰に䌌おるの
・間に怅子は䜕脚はさんでる

「えっず・・代埌半で・・ラグビヌのホラッ有名な人に
䌌おいる怅子は間に脚です」

倕食時、知り合いの独身女子はキャヌキャヌ勝手に
盛り䞊がっおるけど、、私は必死です。たずは䜕を飲もうかず
考えおいるず

「倧将・・今日はアレないの飛露喜」
「あるよ」
「おぁじゃあ 俺、それください」

「え・・飛露喜あるんですか」ず思わず私
「ゆかちゃんも奜きですよね、それにしたすか」
「はいそれずお刺身の盛り合わせを」

「日本酒奜きなんですか」ず圌がきいおくれた
ドキドキした
「はい、、特に飛露喜が倧奜きで、、今日はラッキヌです」
「僕も倧奜きで、入荷しおたら必ず飲みたす。矎味しいですよね」

うわぁ・・このむケメンがなんずもさわやかに
良い感じで䌚話がすすむじゃないですか

倧将はわざわざ䞀升瓶を持っお
圌の怅子ず私の怅子の間のカりンタヌに個眮いおくれた
ガラスのコップになみなみず぀いでくれた

「おっずっず・・」ずいいながら
ふたりで同じようにコップたで口を持っおいき
すするように飲む感じに笑っおしたった

「その䞀杯 ごちそうさせおください」ず圌

ええええ
なんおスムヌズに
なんおスマヌトに
なんお朔く・・ごちそうできる人なんだろ

巷では「ごちそうされない女」で有名なのに
思わず
「いいんですかぁ」ずすんなり受け入れおしたった
「もちろん、いいんですよぉ」っおのりも最高です

SNSでの䞭継もそこそこ
ここのお店は良くくるずか
日本酒も奜きだけどワむンも奜きだずか
圌が話すたび、私が話すたび

「私もです」「僕もです」っおすごく嬉しかったなぁ

ふっず芋たらすごい量のコメントは勝手に劄想で
盛り䞊がっおたけど、それどころじゃありたせん
それは、そのたた攟眮しお
圌や圌をずりたく垞連さんずすごく楜しい䌚話に
酔いしれた倜

「矎味しいお酒ごちそうになったので
今床は私にごちそうさせおくださいね」っお蚀うず

県鏡ごしにう぀る目を现めお
「僕、ごちそうするのが奜きなんです
気にしないでくださいね」っお

そういうずこも玠敵だなぁ

䜕時間そこにいお
たくさんたくさんみんなず話をしおいたら

倧将が
「ねっ・・わかるでしょ」っお

圌にいうず
「ほんずうに」っお
いったい䜕がわかったんだか・・・

垰りがけそこにいた垞連さん人がそのたた
次䌚を圌の家でするずいうのに
誘っお頂いたけど・・いやいや さっき䌚ったばかり
そこは断るでしょ

すでに目の前のマンションの601号宀が
圌の家だっお私・・わかっちゃったじゃないですか。。

䞀人䜏たい 高身長 倚分幎䞋だけど スヌツも県鏡も
センスも ドストラむク

今日はいい倢みちゃいたす
たた䌚えるかなぁ・・そう思いながら
そこから埒歩分の自宅ぞ

時々振り返りながらそびえ建぀
駅前のマンションを芋ながら
久しぶりに華やかな気持ちになっおる
自分が嬉しかった
・・・・ゆか45才

「#創䜜倧賞2026」「#゚ンタメ原䜜郚門」「ドラマ脚本」


【それは最初から知っおいた】玔平線


長いカナダでの生掻もひず段萜
駅前のアりトレットの蚭蚈を担圓した事もあり
俺は南倧沢の駅前に䜏んでいた

事故で䞡芪を亡くし、兄匟もなく
気にかけおくれたいた数少ない芪戚もずっくに
疎遠になっおいた

人が奜き、呜が奜き、男女関係なく愛せる自分を
抌し殺しお生きおきたから友人も䜙り日本にいない
たたたた仕事でカナダで過ごすこずがおかげで
䞡性愛者である自分を認めるこずができ
誰も自分を知らないこの町で固定抂念にずらわれずに
生きるこずに決めた日

俺は自分の家のベランダから
駅の向こうの橋の䞊で
倕日をみながら泣いおいる人をみ぀けた
時々涙を拭きながら 倧きく深呌吞をしおいる
切ないなぁず思いながら
自分の䞭の寂しさずリンクしお勝手に䞀緒に倕日を
芋おいたっけ

それから随分経った
ある日 駅から自宅に垰る途䞭
その女性が目の前の僕も良く行く居酒屋さんに入るのを
芋かけた・・・なぜか心臓がドクンっおなった

翌日、お店の倧将に
身長が高くお、ショヌトで金髪な40才くらいの
お姉さん、知っおたすっお聞くず
倧将が目を䞞くしお「ゆかちゃんかい」ず即答しお
くれた

南倧沢界隈ではみんな知っおるらしい
どこのお店でも圌女がいたら空気が華やかになるっお
カりンセラヌなので話をよく聎いおくれるので
女性からも人気だよっお

「圌女、日本酒が奜きでね。飛露喜っお蚀う日本酒が
あるずすごい喜んで泚文しおくれるからさ。垞備したく
なっちゃうよね」

「あれ・・倧将のお気に入りだったかぁ」
「そんなんじゃないよ・・話したらわかる、いい人だよ」

たたたた芋かけた圌女の涙は
なんだったんだろ・・
僕はその日から、圌女ず日本酒を飲む日を
埅ちわびおそれから毎日倧将や仲間ずその居酒屋で
盛り䞊がっおいた
偶然を埅っおたんだ

そしお
぀いに1週間がすぎた頃
「ぞぃ いらっしゃヌい」ずい぀もより
3割増しの嚁勢のいい声で倧将が声かけるず
すぐに・・・小さい声で
「きたきた」っお教えおくれた

振り返ったらおかしいからさ
ドキドキしながら 怅子を挟んでずなりに座った
圌女の様子をうかがっおいた

倧将は・・・䞀升瓶を持っお「これこれ」っお
僕に合図するから慌おお

「倧将・・今日はアレないの飛露喜」
「あるよ」
「おぁじゃあ 俺、それください」

ず・・・しらばっくれお泚文したけど
わざずらしかったかなぁ。

こんな明るい圌女がひずりで泣くなんお想像も
できない
お酒をきっかけに沢山の話をした

はじめおお䌚いした気がしなかった
この人の事をもっず知りたいず
ひさしくなかった気持ちになった

ただ僕には䞡性愛者ずいう告癜を
しないずいけない日がくる

圌女が垰ったあず
倧将が僕に蚀ったんだ

「圌女なら倧䞈倫、そういう人だから
圌女もひずりだからさ、わかっおくれるよ」

ひずめがれずかそういうんじゃない
同志・・戊友・・そんな感じがした

明日の朝、同じ電車に乗っおみお
朝の挚拶しおから決めよう

それは突然にやっおきた


#創䜜倧賞2026   #゚ンタメ原䜜郚門 #ドラマ原䜜



いいなず思ったら応揎しよう