眠れないほど面白い地政学 番外編〜陸に強い国・海に強い国〜
番外編:陸に強い国・海に強い国と現代の地政学
はい、どうも〜!はんなりです!
すっかり地政学の沼にハマり中で〜す
さて、みなさん、世界の国々には大きく分けて二種類あります
一つは「海に強い国」、もう一つは「陸に強い国」です
「ランドパワー(陸の国)」
「シーパワー(海の国)」
なんて言い方します
海に強い国は、海上交通を支配し、海外まで勢力を伸ばすのが得意です

代表例はイギリスやアメリカ
彼らは海を越えて貿易をしたり、遠くの領土を支配したりできるので、経済的にも軍事的にも柔軟です
ただ、陸上戦争には少し弱いところがあります

一方、陸に強い国は広大な土地を守るのが得意で、ロシアやナポレオン時代のフランス、中国などが当たります
大きな平原や山岳地帯を盾に、侵略や防衛に強い
しかし、海を越える戦略には弱いんですね

ここで、大日本帝国の話です
明治以降、日本は陸軍を中心に近代化し、日露戦争でも陸上戦力を最大限活かして勝利しました
つまり、大日本帝国は本来、「陸に強い国」でした
しかし太平洋戦争ではどうでしょう?海軍を強化し、遠くの島々まで進出して資源を確保しようとした
陸の得意分野も海の得意分野も両方やろうとしたのです
結果、陸も海も中途半端になり、戦略が破綻
得意分野を無理に超えたことが、敗北につながりました
この歴史の教訓は、現代の地政学でも生きています
例えば、クリミア半島

ナイチンゲールの時代から150年以上経っても、依然として戦略的要衝です
ロシアはオホーツク海をすでに掌握し、核搭載潜水艦を隠す拠点も確保しています
それでもクリミアを欲しがるのは、黒海への出口、地中海へのアクセス、そして国威回復の象徴という理由です
陸に強い国が海への影響力を求めるパターン、まさに大日本帝国と同じく「欲張りすぎの罠」に見えます
一方、中国は南シナ海を強く狙っています

ここは深海で核潜水艦を隠せる理想的な場所であり、経済的・軍事的な要所でもあります
台湾周辺や東シナ海への圧力も、まさに地政学上の必然です
日本や東南アジア諸国にとっては直接の軍事リスクが増す場所ですね

そしてアメリカは、海洋国家として世界中の海上交通や通信インフラを掌握しています
光ファイバーや衛星網で情報を集め、経済的にも支配力を持ちます
海の覇権を握ることで、陸に強い国の動きも牽制できるのです
こうして見ると、陸に強い国も海に強い国も、得意分野を活かすことが重要で、無理に手を広げると歴史は繰り返される
ナイチンゲールの時代からのクリミアも、南シナ海の現状も、まさにその例です
地政学とは、地形 × 戦略 × 国家の心理の組み合わせ
これを理解すれば、国際情勢の見方も一気に立体的になります
学びとしては単純です
「陸に強い国は陸で、海に強い国は海で勝負する」
そして世界の戦略的要衝には常に注意を払い、得意分野を超えた無理な拡張は避ける
歴史も現代も、このルールは変わらないのです
一刻も早くウクライナ戦争が終結する事を願います
皆さんは、どんな終結の仕方があると考えますか?
終わり
