私の声を無視していたのは、私だった
少し前の出来事ですが、
朝、目が覚めたら泣いていました。
夢を見て、泣いていたようです。
その夢の中では、
私のパートナーが、別の人を優先していました。
その人の声や意見には耳を傾け、
私の声は「はいはい」と
受け流すように扱われる。
私が何かを伝えても、聞いてもらえていない。
伝わらないもどかしさ。
そんな夢でした。
よくある話だと思われるかもしれません。
けれど、
この夢には少し不思議な感覚がありました。
そもそも、私にはパートナーがいませんし、
パートナーだった人でもありませんでした。
だからこそ、目が覚めた瞬間は
なぜ涙が出るほどだったのかと
夢をふり返っていました。
夢の中の私は、本当の私
夢の中の私は本当の私でした。
こころの奥にいる私。
本当はどう感じているのか
本当は何を望んでいるのか
それを知っている私です。
そして夢の中のパートナーは、
社会の中で生きている私でした。
社会の中で生きる私は、
話しに耳を傾けていた別の人、つまり、
人の意見
人の期待
社会の常識
空気
評価
そういうものを優先していました。
そして、
こころの奥にいる私が何かを伝えても
「はいはい」
と軽く流す。
「わかってるよ」
と言いながら、
本当は聞いていない。
「社会の中で生きる私」は、
「本当の自分」ではなく、
「外側の世界」に目を向け、大切にしている。
そんな構図でした。
本当に悲しかった理由
夢の中で悲しかったのは、
誰かに裏切られたことではありません。
自分に無視されていたこと
でした。
本当の私は、ちゃんと声を出している。
違和感も
望みも
感覚も
ちゃんと伝えていて、
それなのに、
社会の中で生きる私は
見ないふりをするように、聞かないふりをするように、軽く扱っている。
その構図が
夢の中ではっきり見えたのです。
私たちはよく
「自分を大切にしよう」
「自分の声を大切にしよう」
と言います。
けれど実際は、
聞いているつもりで
受け流していることが多々あります。
こころの声は
小さくて
曖昧で
説明がつかないことも多い。
だから、
手っ取り早く、
わかりやすい、
合理的な判断
常識的な判断
周りの意見
そういうものを優先してしまいやすいのかもしれません。
そして、
こころの声には
「まあいいか」
「あとで考えよう」
と軽く返事をしてしまう。
夢が見せてくれた構造
この夢は、
「こころの私」と
「社会の私」の関係を
とてもわかりやすく見せてくれました。
本当の私は、
ちゃんと声を出しています。
問題は、
声が出ているかどうかではなく
社会の私が聞いているかどうか
聞こうとしているかどうか
もしも最近、
理由ははっきりしないけれど
どこか苦しい。
なんとなく疲れている。
そんな感覚があるならば、
もしかすると
こころの奥にいるあなたが
何かを伝えているかもしれません。
その声は
大きな言葉ではなく
小さな違和感かもしれない。
それでも、
ちゃんと届いています。
大切なのは
その声を
「はいはい」と流さないこと。
少しだけ立ち止まって
聞いてみること。
もしも今日、
こころの奥にいるあなたと少しだけ話をするとしたら、
その人は、あなたに何を伝えると思いますか?
ただ、「こころの声を聞こう」と思っても、
それが本当に自分の声なのか迷うこともあります。
そんなときは、こちらの記事も参考にしてみてください。
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