EAを作ろう #3「MT4をインストールしよう」
プログラミング不要!AIと二人三脚で挑む「自分専用EA」の世界
MT4を入れてEAが動く状態にする
前回は口座開設まで進みました。お疲れさまでした。
今回はいよいよMT4(MetaTrader 4)のインストールと初期設定です。
MT4は無料のアプリです。安心してください。
MT4はどの環境で使う?
まずPC環境が必要になります。スマホ・Mac・Windowsそれぞれの扱いをざっくり整理しておきましょう。
▶ Windows(推奨) 一番安定していて情報も豊富です。このシリーズはWindows環境を前提に進めます。ってかMac持ってないのです(憧れ)
▶ Mac Wine(※WindowsアプリをMac上で動かす互換ソフト)経由でも動きますが、動作が不安定なことがあります。
仮想化ソフト(ParallelsなどでWindowsを動かす環境)を持っている方は、そちらにWindows版をインストールする方が断然安定します。
▶ スマホ(iOS / Android) MT4アプリはあります。手動トレードはできますが、EAの作成やバックテストはできません。
ただ、スマホ版MT4は同じく口座登録できるので、私は毎朝スマホで「EAが夜中にどんな動きをしていたか」を確認しています。
またスマホ版MT4は、PC版MT4と連動する機能があるので(チャットとメッセージのMetaQuotes ID)EAの動作状況も確認しています。
設定方法はまた別の機会に紹介しますね。
MT4をダウンロードしよう
MT4は口座を作ったFX業者のサイトからダウンロードします。
「MT4って一種類じゃないの?」と思った方、鋭いです。実はMT4というアプリ、各FX業者が自社用にカスタマイズしたバージョンを配布しています。
見た目のアイコンが違ったり、口座ログイン時のサーバーリストがあらかじめ用意されていたりしますが、仕様そのものは同じです。
自分が口座を持っているブローカーのMT4を使いましょう。
XMをご利用の方はこちらからインストール手順を確認できます:
👉 https://xem.fxsignup.com/trading-tool/install-flow.html
「MetaTrader 4」を選択してインストーラーを実行するだけです。指示に従って進みましょう。
MT4を起動してログインしよう
インストールが完了したらMT4を起動します。 最初にログイン画面が表示されますので、前回作成したデモ口座の情報を入力します。

ここで一つ注意点。
「XMのアカウントパスワード」と「デモ口座のパスワード」は別物です。
間違えやすいので気をつけてください。デモ口座作成時に設定したパスワードを入力しましょう。
ログイン画面はメニューからでも呼び出せます。 「ファイル」→「取引口座にログイン」 をクリック。
サーバーが一覧に出てこない場合の対処法
「自分の口座のサーバーがリストに見当たらない……」という場合があります。焦らず以下の手順で追加できます。
一旦「キャンセル」でログイン画面を閉じる
「ファイル」メニューから「デモ口座の申請」をクリック
一番下までスクロールして「新しいブローカを追加します」をクリック

検索欄にブローカーのサーバー名の頭の文字を入力(XMなら「XMT」)して「スキャン」

しばらくするとリストが更新されるので「キャンセル」で閉じる
改めて「ファイル」→「取引口座にログイン」を選択すると、サーバーが追加されているはずです
ログインが完了すると、ウィンドウの左上に口座番号と接続サーバー名が表示されます。そして右下の回線通信状態、ここに数字が表示されていればOKです!「回線不通」等になっていた場合は要チェックです。


画面をスッキリさせよう
ログイン直後はチャートやウィンドウがいくつか開いていることがあります。 一旦右上の「×」で全部閉じてしまいましょう。


「あっ、MT4ごと閉じてしまった!」という方、大丈夫です。また起動すればログイン情報は記憶されているので、また普通に使えます。
慌てなくてOK。
すっきりしたのがこちら、MT4の画面です。

初めて見ると「何これ……」ってなりますよね。わかります。でも全部覚える必要はありません。必要なところだけ徐々に覚えていきましょう。
チャートを表示してみよう
「ファイル」→「新規チャート」を選択すると通貨ペアのリストが表示されます。
「あれ、リストが少ない……?」という場合はこちらの手順で全通貨ペアを表示できます。
「表示」→「気配値表示」をクリック

気配値ウィンドウ内で右クリック→「すべて表示」をクリック


気配値ウィンドウを閉じて、改めて「ファイル」→「新規チャート」を開くと全ペアが表示されます
通貨ペアの名前に注意!
ここで一つ知っておいてほしいことがあります。口座タイプによって通貨ペアの表記が違います。
口座タイプ表記の例

自分がログインしている口座タイプに合った通貨ペアを選ぶ必要があります。
私は今回「KIWAMI極」口座を使っているので「EURUSD#」を選択します。

チャートをちょっとカスタマイズ
せっかくなので、少し見やすく整えましょう。
時間足の変更 チャート上で右クリック→「時間足設定」で好みの時間足を選択。私は5分足にしてみます。

見た目の調整 チャート上で右クリック→「プロパティ」を開いて以下のように設定するとすっきりします。
「ロウソク足」を選択
「期間区切り表示」:✅ ON
「グリッドの表示」: ▢ OFF
チャートの拡大・縮小はキーボードのテンキー「+」「−」でできます。
メニューバー下のアイコンからも同じ操作が可能なので、徐々に慣れていきましょう。
EA開発に使う2つのツールを開いておこう
最後に、これから頻繁に使う2つの画面を確認しておきましょう。
▶ ストラテジーテスター(バックテスト用) EAの過去データ検証に使います。 「表示」→「ストラテジーテスター」をクリック。

ターミナルが邪魔な場合は左上の「×」で閉じてください。
▶ メタエディター(EA開発用) AIが書いてくれたコードをここに貼り付けて使います。EA開発の「作業場」です。
「ツール」→「メタエディター」をクリック。

今回はここまで
MT4のインストールから初期設定、チャートの表示まで進みました。「覚えることが多い……」と感じた方もいるかもしれませんが、全部一気に覚えなくて大丈夫です。
使いながら徐々に慣れていくものなので、まずは「起動してチャートが表示できた」状態をゴールにしてください。
次回(#4)はいよいよAIを使ってEAのコードを作るステップに入ります。お楽しみに!
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