千年の八幡さまと、令和の空。神谷町・西久保八幡神社へ⛩️
今日は神谷町へ。
予定を終えて、そのまま帰るには少し惜しい。
そんなときは、いつもの寄り道です。
今回立ち寄ったのは、神谷町の「八幡さま」。
西久保八幡神社です。

大通りから少し入ると、目の前に現れる大きな鳥居。
その先には長い石段が続いていました。
階段を上り、もう一つの鳥居をくぐる。
すると、さっきまでいた都会の空気が少しだけ遠くなったように感じます。

千年を超えて、この場所に、西久保八幡神社の創建は、寛弘年間(1004〜1012年)と伝えられています。
源頼信が石清水八幡宮の神霊を勧請し、当初は霞ヶ関付近に創建。
その後、太田道灌による江戸城築城の際に現在地へ遷されたと伝わります。
いま目の前に広がる神谷町や虎ノ門の景色とは、まるで違う時代からここにあることになります。

そして、境内から見上げると、
そこには麻布台ヒルズの高層ビル。
千年の歴史を持つ八幡さまと、令和の東京。
この景色が、なんとも神谷町らしい。

古いものが消えて新しいものに置き換わるのではなく、古いものと新しいものが同じ空の下にある。
東京を歩いていると、ときどきそんな景色に出会います。
境内でもう三つの寄り道。
本殿にお参りしたあと、境内をもう少し歩いてみました。
ここには本殿だけでなく、いくつものお社があります。


今回お参りしたのは、
稲荷社、人麿社、庚申社。
稲荷社には宇迦之御魂神、人麿社には柿本人麿、庚申社には猿田彦命がお祀りされています。
なかでも目に留まったのが、人麿社。
祀られているのは、万葉集を代表する歌人・柿本人麻呂です。
こうしてnoteを書いている身としては、なんとなく素通りできません。
そして庚申社に祀られている猿田彦命の御神徳のひとつは「みちひらき」。
これもまた、今の自分には少し響く言葉でした。
寄り道なのに、「道」に出会う。
そんな偶然も面白いものです。
寄り道すると、街の時間が見えてきます。

参拝を終えて、今度は麻布台ヒルズのほうへ。
ほんの少し歩いただけなのに、
千年を超える神社から、日本で最も新しい街のひとつへ。
振り返れば、神社の屋根。
見上げれば、高層ビル。
どちらも、今の東京です。
目的地だけを往復していたら、きっと気づかなかった景色でした。
神社を巡ること自体が目的だったわけではありません。
仕事や用事で出かけた先で、
「せっかくだから、少し歩いてみよう」
ただ、それだけです。
でも、その少しの寄り道が、知らなかった街を見せてくれます。
人生も案外、そんなものなのかもしれません。
最短距離ばかりを歩かなくてもいい。
予定になかった道を少し歩いてみる。
そこで見つけたものが、あとから振り返ると意外に心に残っていたりします。
今日も、いい寄り道になりました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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