ラムネ×仕事
私の仕事のお供はラムネ菓子だ。
ラムネに含まれるブドウ糖は集中力や記憶力の向上、眠気を覚ます効果など良いこと尽くめである。
特にしゅわしゅわするラムネが好きなのだが、ほぼ毎日食べることを考えるとコスパは良くない。
そこでしゅわしゅわはしないが、業務用の大容量ラムネを購入した。
大袋に詰められた大量のラムネというだけで子供のようにワクワクする。
口に入れた瞬間、ふわっと溶けて甘さと少しの酸味が広がる。
疲れも癒してくれる気はするが、心がなんだかふわっと幸せになる。
いちご、もも、メロン、ぶどう、オレンジ、レモンとそれぞれに合わせた昔から変わらないカラフルな包み紙も何だか好きだ。
そして気付いたこと。
ラムネを嫌いな人は滅多にいない。少なくとも私の知る人にはいない。
大容量のラムネに職場の人も興味津々。
お裾分けしながら思う。
ラムネがみんなの疲れを癒し、会話をするきっかけを作るのだなと。
実はラムネってすごいお菓子なんだと思う。
ある時男性社員2人が私のデスクにやってきた。
仕事の話かと思いきや「大容量のラムネがあるって聞いたからどんなもんかと思って」とラムネを見にやってきたらしい。
いつのまにか他の部署にまで広まっていたようで何だか恥ずかしい。
私の部署で笑いが起きる。
平和で和やかな昼下がり。
2人にもラムネをお裾分け。
まんべんの笑みで自分のデスクへと戻っていった。
ある日、男性社員に仕事のことでわからないところがあり相談をした。
少し時間を要してしまったが丁寧にアドバイスをしてくれた。
まだ若手だがきっと彼は将来良い上司になるだろう。
そんな気がした。
"ありがとう"と"お疲れさま"の気持ちを込めてラムネをお裾分け。
「やったー!」とパーカーのカンガルーポケット(お腹部分のポケット)にしまった。
思わずくすっとしてしまった。
彼は未来のドラえもんなのかもしれない。
