30歳・独身・女性会社員がマンションを買った話【第6回・抽選会編】
全10回連載。
前回は住宅ローンの話を書きました。
今回は、部屋が決まるまでの抽選会のリアルな話です。
ローンの仮審査が通ると、いよいよ「どの部屋を買うか」を決める段階に入ります。
新築マンションの場合、これが意外とドラマチックなプロセスで・・・
実は一度、落選しています・・・。
抽選会の仕組み
まず、抽選会の流れを簡単に説明します。
新築マンションでは、販売期ごとに登録会が設けられます。
登録会の期間中(私の場合は約1週間)に、希望する部屋を1部屋だけ申し込む形式です。
同じ部屋に複数の希望者がいた場合は抽選となり、1人しか希望しなければそのまま当選、という仕組みです。
抽選会自体は不動産会社が代理で行っていて、結果は電話で知らされます。
会場に集まってその場でくじを引く、というわけではありませんでした。
また、抽選会と同じタイミングで、駐輪場・駐車場のアンケートもありました。
自転車を何台希望するか、電動自転車はあるか、車のサイズはどのくらいか、といった内容です。
ただしこのアンケートはあくまで参考情報の収集で、後日あらためて全員に駐輪場・駐車場の抽選案内が来る流れでした。
私は自転車も車も持っていないので、両方「なし」で提出しました。
1回目:落選
最初の登録会で、早まりました。
登録会が始まった初日に申し込みに行ったのです。
そのとき担当者の方に「この部屋、今のところ希望者いないですよ」と言われて、「じゃあ安心だな」と思いながら申し込みました。
ところが、蓋を開けてみるとまさかの被り。
抽選の結果、落選してしまいました。
登録会は期間中ずっと受け付けているので、事前アンケートなどで「希望者なし」でも、その後に申し込む人が出てくる可能性は十分あります。
当たり前といえば当たり前なのですが、そのときは担当者さんの言葉を鵜呑みにしてしまっていました。
2回目:戦略を変えた
1回目の落選後、次の抽選会に向けて作戦を考えました。
その期の抽選会はこれが最後。
ここで当選できなければ、次は2期になります。
2期になると同じ部屋でも価格が上がると聞いていましたし、何より1期でほぼ売り切れるエリアが多く、2期では希望の区画が残っていない可能性もある。
どうしても1期で決めたかったのです。
そこで考えた作戦が、登録会の最終日・最終枠で申し込むこと。
最終日の最終枠であれば、それまでに誰が何の部屋を希望しているかがある程度見えてきます。
競合が少なそうな部屋を見極めて申し込めば、当選確率を上げられる。
初日に飛び込むより、情報が出揃ったタイミングで動くほうが有利なのではないかと思ったのです。
作戦どおり、最終日の最終枠で申し込みました。
当選の電話
抽選会当日、帰り道を歩いていたら、先ほど対応してくださった担当者の方から電話がかかってきました。
最終日最終枠での申し込みだったので、形式上の確認連絡ではあったのですが、それでも電話が鳴った瞬間はドキっとしました。
「当選です」という言葉を聞いたとき、思わず足が止まりました。
1回目の落選を経て、戦略を立て直して臨んだ2回目。
結果として戦略勝ちだったと思っています。
ただ、冷静に考えれば最初からこの作戦を取っておけばよかった、というのが正直なところです(笑)。
登録会で使えるかもしれない話
同じように新築マンションを検討している方へ、私の経験から一つだけ。
登録会は初日に飛び込まなくていいです。
期間中ずっと受け付けているので、「今のところ希望者がいない」という情報は、あくまでその時点のものにすぎません。
最終日に近づくほど全体の状況が見えてきます。もちろん人気の部屋は早めに動いてもいいと思いますが、余裕があるなら情報が出揃ってから判断するほうが、後悔が少ないかもしれません。
次回予告
第7回は「契約編」。
部屋が決まったら、いよいよ契約です。
大量の書類、初めて顔を合わせる他の契約者さん、そしてリュック必携の理由(笑)をお伝えします。
📌 連載一覧
第1回|プロローグ——なぜ買ったのか
第2回|物件探し——エリアを決めたら、2件で決まった
第3回|モデルルーム訪問——2件で、決めた理由
第4回|お金の現実①——頭金と諸費用
第5回|お金の現実②——住宅ローンの選び方と審査
第6回|抽選会——1回落選して、戦略を変えた話(この記事)
