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解決法より先に、できること

誰かから相談を受けると、つい解決法を探してしまいます。仕事の場面であれば、特にそう反応してしまいがち。

「それなら、こうしたらどうですか?」

「私だったら、こうします。」

相手の役に立ちたいと思うほど、答えを探し始めます。

でも振り返ってみると、自分が誰かに話を聞いてほしいとき、必ずしも解決法を求めているわけではありません。

ただ、「そうだったんだね」と受け止めてもらいたいだけのこともあります。

先日、ある経営者の方がこんなことを話してくれました。

「答えはだいたい自分の中にあるんですよね」

本当にそうだと思います。

人は答えがわからないから悩んでいるのではなく、答えを出しても大丈夫だと確認したいだけのこともあります。

そんなときに必要なのは、立派なアドバイスではなく、安心して話せる相手なのかもしれません。

もちろん、解決法が必要な場面もあります。

でも、その前に。

この人は今、答えが欲しいのだろうか。

それとも、気持ちをわかってほしいのだろうか。

ほんの少し立ち止まって考えてみる。

それだけで会話はずいぶん変わるような気がします。

月曜日の朝。

今日出会う人が求めているのは、解決法でしょうか。

それとも共感でしょうか。

そんなことを少しだけ意識して過ごしてみる一週間も、悪くないかもしれません。

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