実験ログ #002|課金した夜、20人に返信。10人との顔合わせ予定を組んだ
実験ログ #002|課金した夜、20人に返信。10人との顔合わせ予定を組んだ
3カ月で2万円。
課金ボタンを押したその夜、僕はそれまで届いていた反応を一気に見返し、約20人に返信した。
全員に返したわけではない。顔が分かる写真が設定されているか。プロフィールがきちんと書かれているか。趣味が合いそうか。場所が実際に会いやすい場所か。そして、メッセージの内容から安心できそうか。
初めて使うアプリだからこそ、最低限そこは慎重に選んだ。
最初のメッセージから条件を聞いた
僕が最初の返信で聞いたのは、大きく三つだった。
まず、マッチしてくれたことへのお礼。
次に、僕のプロフィールのどこに興味を持って「いいね」をしてくれたのか。
そして、希望する会い方や条件があれば教えてほしい、ということ。
こういう話は、遠回しに探り合うより最初に聞いたほうが早いと思った。実際、返事はほぼ全員から返ってきた。
ただ、「プロフィールのどこが良かったか」まで答えてくれる人と、そこにはまったく触れない人がいた。
触れない人の返信を見ていると、誰にでも送れるテンプレートなのかもしれない、と感じた。もちろん本当のところは分からない。それでも、自分のプロフィールを読んでくれたのかどうかは、返信の中に意外とはっきり表れる。
一方、条件については、ほとんどの人がきちんと答えてくれた。
顔合わせ1、大人3〜5
提示された条件で多かったのは、顔合わせがお茶で1、大人は3〜5だった。
中には、最初から大人10を希望する人も一人いた。
この頃の僕は、顔合わせ1が妥当な相場なのだと思っていた。そのため、提示された条件を見ても特に疑問を持たず、ほとんどの相手に「1で大丈夫です」と返していた。
ところが、その後いろいろと調べていくうちに、顔合わせは0.5でも十分らしいと知った。
時すでに遅し。
すでに大半の人と、1で話がまとまっていた。
だからといって、あとから0.5に変えてほしいとは言わなかった。男に二言はない。一度OKした以上、そのまま1で会うことにした。
最初だからこそ起きた、この相場感のズレもリアルだと思った。これも含めて、そのまま記録に残すことにした。
まずは10人と会う予定を組んだ
僕は、最初のスタートダッシュが重要だと思っていた。
プロフィール写真どおりのかわいい子は、本当に現れるのか。
定期的に会える関係まで進む相手はいるのか。
それ以前に、このアプリで本当に人と会えるのか。
何も分からなかったからこそ、少人数とゆっくりやり取りするより、まずは実際に会って確かめたかった。
そこで8月後半から9月初めにかけて、10人との顔合わせ予定を組んだ。
予定は1日1人から、多い日には3人。女の子が希望するエリアごとに同じ日にまとめ、すでに予定が入っている日の前後にうまく収まるよう、こちらから候補日時を出した。
8月18日時点で組んでいた予定は、次のとおりだった。
8月19日:1人
8月23日:2人
8月24日:3人
8月26日:2人
8月31日:1人
9月3日:1人
合計10人。
やり取りが増えると、誰とどこまで話が進んでいるのか、頭の中だけでは分からなくなる。
そこでExcelに、名前、希望する場所、手当の条件、現在のステータスを記録した。日時が確定した人はカレンダーアプリにも登録し、一人ずつ時間と場所を管理した。
仕事では当たり前にやっている進捗管理を、まさかP活でも使うことになるとは思わなかった。
楽しみと不安は、ちょうど半分ずつ
カレンダーに10人分の予定が並んでも、まだ半信半疑だった。
本当に、プロフィール写真に写っているようなかわいい子が来るのだろうか。
どこかで騙されているのではないか。
楽しみではある。それと同じくらい、不安もある。
10人と会う予定を自分で組んだはずなのに、翌日に迫った最初の顔合わせを前にすると、緊張のほうが少しずつ現実味を増してきた。
8月19日。
いよいよ、一人目との顔合わせが始まる。
――次回、初めての顔合わせへ。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
次回は、8月19日に迎えた初めての顔合わせについて書こうと思う。プロフィール写真どおりの相手は本当に現れたのか。そして、初対面の二人はどんな話をしたのか。実際に会って初めて分かったことも含めて、順番に記録していく。
49歳のP活がどう転ぶのか。気になる方は、フォローして実験の続きを見届けてもらえるとうれしい。
※プライバシー保護のため、利用したアプリ名は伏せています。
※本文中の条件や金額は、実際の個人間のやり取りで提示されたものであり、一般的な相場を示すものではありません。
※本連載は個人の体験をもとに、登場人物が特定されないよう一部の情報を省略・再構成しています。特定のサービスや活動を推奨するものではありません。
