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フリクション多色、消えない奴と合体できる? 〜改造家ツール ピックアップ④



現地調査や書類作成の多い仕事柄、ボールペンはよく使うのですが。その中でもお気に入りが2つあって、ひとつはDr.GRIPの4+1。黒青赤緑の4色ボールペンに、さらにシャープペンがついている。

1990年頃、オフィスでは帳簿や複写伝票などの記入作業を、日に何十枚も大量にこなしていました。しかし当時のボールペンといえば長時間筆記には適さない細軸しかなく、手や肩を痛めてしまう方が多くいました。

こうした症状をやわらげるため人間工学の視点から導き出されたのが、手に負担をかけない形状と無駄な力を使わず筆記できる独自のグリップ径でした。握りやすいようにグリップには弾力性をもたせ、長時間筆記でも疲れにくい画期的な太軸筆記具「ドクターグリップ」が誕生しました。

 初代ボールペン誕生は1991年、4+1タイプは2007年


自分がこれを手放せない理由は、やはりその絶妙な重さのバランスと、クビレ付きの太さ。手が自然にそこに納まって、低重心で安定感があり、字が上手くなった気がするのでした(気のせいですが)。利用者さんに書類書きのときにお貸しすると、たいそう評判の良い品でもあります。ユニバーサルデザイン筆記具としての、ベストセラーですね。

もう20年ちかく愛用していると思うのですが、昔は黄緑の軸があったのに、廃盤になって久しいのが難。再販希望!と思いつつ、見かけたのがこちら。

あるじゃん、黄緑!


フリクション4色の、ちょっと良いやつ。形状はほぼ、先のドクターグリップそのまま(お尻は消しゴム的なものがついている)、そして先の軸のクビレが木製。
なにより、少々お高くても、この黄緑軸は欲しい。黄緑ならば買え、と自ら洗脳しているわたくし、迷わず購入。


そう、フリクションの多色も自分の仕事には欠かせないのです。特に、現地調査の際に間取りをメモするとき、これを使うことで、清書の手間を省いているので。

そしてなんといっても、こちらの2商品、黄緑なチームのオフィシャルトップパートナー様たる、PILOT製ですからね。愛用することでチームのためにもなる、推し活の理想形ですな。

皆様いつもありがとうございます


でも、フリクションは太めの黒(壁線を描く)、赤(手すり等の部位を描く)、細めの青(室名などを描く)があれば事足りる。つまり3色で良い。なので4色を買っても、緑の出番はないのです。

ならば、その空き地にフツーの黒のボールペンを装備すれば、自分の仕事道具としては、これ1本で足りるベストな選択となるのでは?というのが、今回のチャレンジとなります。

フリクションと、フツーのボールペンを同居させたい、そんな無精者合理主義な皆様のご参考になりましたら。



まずはAI様に聞いてみる


神様仏様AI様となってきた感のある、gemini様にまずはご相談です。

これはチョロいのでは?


禁断の、他社の人気商品ジェットストリーム様とのフュージョン(なんか発音しにくいですよね、この単語)。善は急げですわ。

というわけで買ってきた、こちら。AI様ご指定、対応型番の品物です。

買ってきましたが

フリクション4のものと、長さはほぼ一緒なんですけどね。どうも細いぞ?

径が微妙に違う

嫌な予感しかしない。仕込んでみます、が。

奥に刺さらず、抜けます

案の定、こうなりました。ノッチから抜けてしまっては、役に立ちません。

脳内のケラリーノの奥様が、嘘つき連呼する瞬間であります。このように、責任感の欠片もないAIによって実害を被ること、ときどきありますよね。

でも、転んでもただでは起きない、そんな人間でありたいものです。

差し替え用パーツがないか、調べてみる


まずは正攻法。他の手段を調べてみます。
とりあえず、こういうものがあるらしい。リフィルアダプター。

でも、これを使うとアダプターの長さ分、対応リフィルは短くなる。
なので対応表、こうなるんですよね。

SXR-80は取り付け不可、と

これらを買いなおせば目的は果たされる、でもそれでいいのか。

己は改造してなんぼではないのか、屋号的にも

強引に加工してみる


やるしかねえな。ということで、JETSTREAMのリフィルを加工します。穴径がちょっと広くなり、外径も太くなればいいんじゃろ?

ドリルは2.5mmをチョイス。装備完了。

この大小感よ

ライオンはどんな獲物を狩るときにも全力を尽くすとか何とか言いますが、こちらは単に適切な小さい工具がないだけであります。

でも、インパクト専用ではない、スロー回転も得意なこいつなら、やれるはず。

3mmくらいの深さまで掘ります

掘っていくと中が削れつつ、外側が膨らむミラクルが発生します。
これで目的は果たされるはず。なんでも、やってみるものですね。

加工後です(よくわからない)

そして、これを突っ込んでみるのです。

ちょっと堀り足りなかった模様

ちょっと黒い細い奴が前に出てますが、固定はちゃんとできている。

早速、テストです。

どらえもんを30年くらいぶりに描いてみる

ちゃんと線が引けます。絵がアレなのは仕様です。なにがともあれ、これにてAIのミスをフォローするという偉業を成し遂げたのでした。そして追加コストは、例のリフィル実費の100円程度。リフィルアダプターやらを買うと、送料込みで1,000円を超える計算だったので、そういう意味でも満足感のある改造であります。

あとはお化粧ですね。

ドクターグリップを持ってきて

ゴム軸の方が好きなので、入れ替えます。

これで完成形

とりあえず、こちらを持ち歩くことに相成りました。ようやく黄緑多色ペンが復活し、喜ばしいことしきり。

明日は真剣勝負ではお久しぶりの黄緑対ベガルタ仙台戦、良い試合になることを期待しつつの、あっさりな実用?記事でした。


※おまけ

ツール関係の記事、もっと書こうと思いつつ放置してましたな。半年から年イチの、レア企画になっております。


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てすり屋のひとりごと 橋本 洋一郎(合同会社 湘南改造家) この記事、すごく役に立った!などのとき、頂けたら感謝です。note運営さんへのお礼、そして図書費に充てさせていただきます。

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