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タラの芽から過去の父を思い出す

久しぶりのnote投稿になりました。

色々あって書けずにいました。

今日は山菜のタラの芽で思い出した父の事を書こうと思います。

昨日、今年の初物のタラの芽を食べました。天ぷらにしようか迷いましたが、疲れていて揚げ物をする元気がなくて酢味噌和えにしました。

作りながら急に父の事を思い出しました。

今でこそ父は、母の生前から不倫していた相手と内縁状態になり唯一の家族である私とは疎遠になって、もうあちらの家族のようになっています。

父は昔から山歩きをして春は山菜、秋はキノコ採りに行っていました。

採ってきた山菜は母が全て下処理し天ぷら、お浸し、漬け物、塩漬け…。
その山菜に合った美味しい食べ方で出してくれていました。

その中でも私は昔からタラの芽が好きで、天ぷらで出してもらうと真っ先に箸をつけていました。

それは大人になっても変わらず
孫のうちの子ども達と実家に行っても
タラの芽の季節には必ず父が山から採ってきてくれて母が天ぷらにしてくれる。それが春先の日常でした。

父は毎年ゴールデンウィーク頃に
「あんた、これ好きでしょ」
とたくさんのタラの芽を採ってきて
くれる。

あの頃は、なんでもない日常で
それがなくなるなんて思わなかったなあ。父は、ずっと私の味方なんだと思ってた。いつまでも、お父さんなんだと思ってた。

今は、生きているのはわかっているけど関わる事は母の仏事の時だけの関係になってしまいました。

もう戻ってこない時間とあの頃の父。

そんな事をふと思い出した春の日でした。

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