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【旅日記】別所温泉滞在記

3月に入り、平日がほぼ休みになりました。
退職を間近にして、年休消化に入ったからです。

せっかく平日なのに、ずっと家でゴロゴロはもったいない、旅に出ました。

4月になれば、毎日が日曜日なのに、待てない子供のようではあります。

どこに行こうか色々考えましたが、長野県の別所温泉に来ています。


別所温泉まで

春めいてきましたが、温泉三昧するならば、まだ少し肌寒いところがいいかなとか、源泉掛け流しの宿がいいかなとか、JR東の4割引で行けるところがいいかなとか、いろいろ悩んだ挙句、ここになりました。

予約したのは数日前ですが、オフシーズンの平日ということもあって選び放題でした。これが、平日自由の強みですね。

別所温泉は何度か来たことがありますが、いつも日帰りで泊まったことがないというのもポイントでした。簡単に日帰りできちゃうんですよ、ここ。北陸新幹線の上田駅から上田交通の電車に乗って30分。駅を降りるともう温泉街の入口です。

今回も新幹線で上田駅へ。
駅構内の蕎麦屋でお昼ごはんの天せいろをいただいて、ローカル電車に乗り込みます。きっぷがいつの間にかQRコード化されていて驚きました。

上田交通の上田駅改札
かつて東急で走っていた電車です

上田駅を出て市街を抜けると千曲川を赤い鉄橋で渡ります。いつぞやの台風による増水で橋のたもとが崩壊して橋が通れなくなり、存続が危ぶまれましたが、全国から支援の寄付が集まり無事に復活しました。

電車は1-2分ごとぐらいにこまめに駅に停車しながら、塩田平と呼ばれる盆地を進みます。だんだん山が近づいてきてどん詰まりのところが別所温泉駅でした。別所温泉駅に到着する直前は結構な上り坂です。

別所温泉の駅はレトロ感満載で、いかにも温泉地の駅という感じでとても大好きです。

別所温泉駅
駅のホーム。ホーローの案内板が懐かしい感じ
駅の待合室。無人化されていますが、モダンな感じが素敵です。

駅には旅館の方が迎えに来てくれていたので、車で旅館まで連れて行っていただきました。歩いても数分なので迎えは頼んでなかったのですが、電車の到着ごとに駅で出迎えているみたいだったのには感激しました。

宿に到着したのはまだ14時過ぎですが、チェックインできて早速部屋でくつろがせていただきました。今回は和洋室、というかベッドの部屋も条件にして探したのでした。今回平日ひとり旅なので、ちょいと贅沢です。

ひとりで使わせていただきます。

ひと息ついたところで、まずは共同浴場のひとつ「大湯」へ。

別所温泉は3つの共同浴場があり、宿に泊まると利用券をいただけます。
大湯は一番メジャーなところですが、いつ入っても本当にいいお湯です。

共同浴場の「大湯」

宿に戻って、そのまま宿のお風呂も入ってみました。こちらもいいお湯でした。夕飯食べて、またお風呂に入って、ぐっすりでした。

別所温泉の街歩き 〜寺社めぐり〜

連泊なので、2日目の朝食の後、10時前くらいに宿を出て別所温泉の街歩きを楽しみました。

といっても、広いところではないので、ひとっ風呂浴びても2時間くらいかなという計算で宿を出ました。(そしたらちょうどお昼時間になるだろうと笑)

最初に向かったのが、別所温泉の一番のスポット、街中にある「北向観音」です。平安時代初期の825年に慈海大師が開基したと言われる古い名刹で、今は厄除け観音として慕われているようです。現在の本堂は江戸中期の建物とのこと。

北向観音
北向観音

別所温泉自体、信州最古の湯と言われていて、慈覚大師が入浴したという話のほか、元々は東征した日本武尊が発見したとも伝えられているところです。

うっかり裏口から入ってしまったので、帰りは参道から。
次は、「安楽寺」です。北向観音から徒歩10分弱のところの山裾にあります。

安楽寺の参道

本堂にお参りした後、国宝の三重塔を拝観します。

安楽寺の本堂と鐘堂
国宝の三重塔。四重塔に見えるが一番下は庇とのこと

本堂からさらに数十メートル高いところにあって、ひたすら階段を登ります。池が全面結氷しているほどの寒さですが、上ったら暑くなりました。

とても立派な三重塔です。独り占めできるのがいい。

次は、また歩いて10分ほどのところの「常楽寺」へ。
こちらは、なんといっても茅葺きの本堂が立派です。これを葺き替えるのは大変だろうなと思います。白川郷の合掌造り並みでしょうか。

常楽寺本堂

本堂の裏手には多宝塔があり、こちらも歴史が古そうです。

常楽寺 多宝塔

続いては、常楽寺から2分ほどのところにある「別所神社」へ。こちらはなんということのない神社ですが、拝殿脇の神楽殿が立派でした。
神楽殿からは、塩田平が一望できます。

左が拝殿、右が神楽殿

こんな感じで、別所温泉の観光は終了です。

別所温泉の街歩き 〜お湯と食〜

残りのふたつの共同湯へ。
大師湯」と「石湯」がありますが、温泉街の一番奥にある石湯でひと浴びしてきました。

大師湯
石湯

石湯はその名の通り、浴槽が石でできていて、旅館の露天風呂みたいな感じでした。午前中なのに4人も先客がいらっしゃって盛況。街中ではあまり人を見かけないのに温泉には人がいます。

予定した食堂が店をたたんでしまっていたので、北向観音参道にあった食堂でお昼ごはん。肉うどんをいただきました。

上田あたりで肉うどんといえば、肉は馬肉です。馬刺し以外ではなかなか馬肉は食べないので、たまにはいいかなと思います。まあ、個人的には牛肉のほうが美味しいですけどね。

馬肉を使った肉うどん

食後は、カフェ「まるげん」さんへ。

店内は薪ストーブがついていて、とっても暖かくてよかったです。
看板メニューの甘酒も魅力だったのですが、クリームあんみつをいただきました。

あんこもアイスもすごいボリュームで、目が点になりかけるほど。
これで650円とは、今どきとは思えません。

クリームあんみつ。アイスの下に寒天がたくさん入っている
店内。ストーブが暖かい。

これを食べたら、さすがにもうおなかいっぱいです。
宿に戻って、ゴロゴロしましした。




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