noteが照らす道
このお話しは繰り返すルーティンの第18話です。宜しかったら是非最初から読んでください(^^)⬇️
noteの輝きは私の思考を肯定しているようで、とても嬉しく励みとなった。
今、貴方が解らなくて困っていること。それは何だと、noteは問うている。
思いを巡らすまでもなく、進むルートが見えず迷子になっていることだ。
考えればこの洞窟が有る敷地に迷い込んだ時もそうだった。平屋に通じる道が発見できなかったからだ。あの時はワンコの鳴き声が誘導してくれていた。そのワンコは此処には居ない。もしかしたらワンコの代わりになるようなヒントが存在しているのかも知れないのでは。
うーん。
ここでのアクションと言えば宝箱の存在と怪しげな影しか思いつかない。それが目印なんだろうか? 私は宝箱の回りを探ってみたり蓋を何度も開け締めしてみたり、一見阿呆のような動作をしたが何も変化は無かった。
他にヒントになりそうな場所は、2度目の影に襲われたアソコしかないようだ。少し休み体力を回復させた私は考えついた場所に向かって立ち上がり歩き出そうとした時、noteブックの何処かが点滅を繰り返しているのに気が付き、急いで両手に持ちかえる。
noteブックが光った場合、何かしら内容に変化が現れることを知っていたのに、気の高ぶりで忘れるところだった。
点滅場所は開くまでもなく、自動で反応した。noteブックの表紙がディスプレイ画面のように変化していたのだ。これは何だと両手から片手に持ち替え、右に左に向きを変え、試行錯誤してる内に触れた場所が反応したのか画面上に文字が並んだ。その中の見慣れた『設定』に目が止まる。
ややっ! これはもしかしてもしかするんだろうか?
私は歩くことを止めその場に腰を下ろした。
設定を押すことで様々な要因が現れた。意外と精密な部分が有ることに驚く。
やはり只のnoteブックではないようだ。
日本語対応になっていることがまた良い。英語でなくてホッとする。
誠に親切に設計されたそのシステムのお陰で、この機能が洞窟を照らす有難いレーダーであることが判明した。こんな都合の良い流れが有って良いのだろうか。ちょっと心配してみたりもしたが、やはり私はラッキーなのだ。泥にまみれながら掴んだこの運は、持って生まれた私の徳だろう。うん。きっとそうだ。
画面に薄っすら映る私の顔が、根拠のない自信であふれていた。
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