小説|百奇夜行 本編067 夫婦〜世界が救われるまで、あと33話〜
『夫婦』
「小林さん、お久しぶりです」
「うん。久しぶり」
「崎山さんはカフェぶりだね」
「山本さん!今まで何やってたんだよ!」
「話すと、長くなるんだ」
「その前に」
「目を閉じて揺れに備えた方がいい」
何もかもが一瞬。
とんでもない轟音と共に、
横向きの雷が宇宙船の大砲に直撃した。
立っていられないほどの揺れ。
目を開けていられないほどの光。
全てが収束した頃、各々は別々の場所に転がっていた。
「何が起きたんだよ」
「店の中もめちゃくちゃになってるね」
「実際に見てもらった方が早い」
「へい『Kami』、ホログラムのエリアを拡大して」
「すげぇ。これって」
「『空遊』の東京ディズニースカイだっけ」
「そうです。私はさっきまであそこにいました」
ホログラムをよく見ると、
東京ディズニースカイにてはしゃぐ夫婦の姿が映っていた。
「母さん、素晴らしい!最高のショーだと思わんかね!?」
「あなた、宇宙船がゴミのようね!」
それは『名作』の夫婦だった。
「あの二人がさっきの雷を撃ったってこと?」
「正確には旦那さんの方がね」
「時間はなさそうだけど」
「少しだけ話させてもらおうかな」
「私の物語について」
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登場人物/設定/題名
物語の世界の小林…世界を救った者。
ガチ部屋の創始者。
類い稀なる問題解決能力の持ち主。
とある講座で知り合った私の友人。
世界を滅ぼす者に勝利した。
再び世界を救う為に延長戦へ挑む。
物語の世界の崎山…世界を救った者。
ガチ部屋のメンバー。
『一奇夜行』の読み手。
『十奇夜行』の書き手。
類い稀なる素直さといい声の持ち主。
とある講座で知り合った私の友人。
世界を滅ぼす者に勝利した。
再び世界を救う為に延長戦へ挑む。
物語の世界の山本…世界を救った者
になるはずだったのに逃げ出した臆病者
ではなかった?
ガチ部屋のメンバー。
『十奇夜行』の読み手。
『百奇夜行』の書き手。
類い稀なる巨乳の持ち主。
ただの私。
中西の窓を突き破って延長戦に参戦した。
あなた…この物語の読者。
想いを言葉にした時、『結末』は変わる。
元神の使い…物語の進行役。
ガチ部屋と共闘する。
Kami…神様。
ガチ部屋と共闘する。
裏ボス…宇宙人の長。
再び世界を救う為に倒すべき存在。
現実の世界の小林…私の友人。
『百奇夜行』を読んでいるかもしれない。
現実の世界の崎山…私の友人。
『百奇夜行』を読んでいるかもしれない。
現実の世界の山本…元ラスボス。
世界を滅ぼせなかった者。
『百奇夜行』の作者。
note/カクヨム/TALESにて連載中。
二人の勇者によって救われた。
延長戦を傍観する。
『空遊』…百奇夜行 No.004の題名。
地と海の次は空な物語。
『名作』…百奇夜行 No.079の題名。
金曜ロードショー好きな夫婦の物語。
ヒロシ登場回。
本編登場済:81/100 話
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