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路地裏の佇まい

遊び呆けて自宅に向かう。
約、4ヶ月ぶりの帰宅。
門を開けてふと表札を見ると
知らない人の名前がかかってた。
16歳の初冬。

マジか…
そういえば故郷の北海道に転勤になるかもって
言ってたな。
大して驚きもせず
赤羽のバイト先の先輩のボロアパートに
転がり込んだ。

神楽坂の路地裏

すぐに住み込みの仕事探さなくては。
求人誌にマンション寮完備、報道系
月給50万可能etc.,と
書いてあったので即応募。

そんなおいしい仕事なんてあるわけでもなく、
ただの新聞外交員だった。
あの新聞とりませんか〜ってやつ。

マンション寮は嘘っぱちで
大塚にあるボロアパート。
社員.,というかスタッフはムショ出の輩ばかり。
でも、いつまでも赤羽の先輩に
甘えてられないので即入社。
半年ぐらいで辞めるのだけど
今思えばずいぶん可愛がられたな。
夜の繁華街にはしょっちゅう連れて行って
もらったし、晩飯はよく奢ってもらった。

入社翌日、早速都内の新聞販売店を周り
カゴには洗剤やらタオルやらもって
チャリでその日のエリアをくまなく周った。
神楽坂付近もよく周った。
そんな思い出ある街に久しぶりに行ってみた。

神楽坂の路地裏

煌びやかな表通りよりも
路地裏が面白い神楽坂。
個性豊かなお店が点在している。

神楽坂の路地裏

表通りから左右に坂を下っていくと
住宅地の間に隠れて、もしくは
同化して佇む飲み屋が
静かに、でも中では賑やかに宴っている。
早稲田も近いので
学生達の打ち上げなのか
泣いてる先輩をなだめてる後輩達が
路地裏にいたり、
品の良いご夫婦が高級料亭の
暖簾をくぐってにこやかに出てきたり
まさしく老若男女が楽しめる
夜の街だと感じた。


BARも点在

今日は仕事帰りで車できたので
飲むことは出来ないけど
懐かしさと新発見で楽しい夜だった。

退社当日、池袋の飲み屋街で
送別会をしてくれた。
すごくその時の空気感が
ありがたかったし楽しかった。

最近、仕事帰り
飲み屋街を夜撮するのは
その時の空気感をもう一度
味わいたいからかもしれない。

FUJIFILM X-M5
XF18mm F2R





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