「ミナペルホネンを、染める。」静岡旅行でトートバッグ染めもの体験をしたら、明日もまた頑張れそうな気がした
旅先での工芸体験が好きです。
観光も良いけれど、手を動かすことでその時の思い出がより鮮明に記憶に残る気がしています。
7月、長野から静岡県の焼津方面へ家族旅行をしました。一番楽しみにしていたのは「駿府の工房 匠宿」の染めもの体験です。
匠宿は日本最大級の伝統工芸体験施設。駿河竹千筋細工・和染・木工・漆・陶芸などのさまざまな工芸体験が楽しめるのだそう。
施設に到着すると、和風の建物に癒されます。



2歳と5歳の子どもたちは比較的簡単に楽しめるプラバンキーホルダーの製作を。保護者同伴で幼児から体験可能なメニューです。
私は染めもの体験を。ミナ ペルホネンのデザイナー皆川明さんがこの施設のために新たに描き下ろした4つの図案を使ってできます。


ミナペルホネンのデザインで体験する場合は、3営業日前までの完全Web予約制です。
Tシャツやバッグ、ポーチなどの素材から1つ選び、さらにミナペルホネン4種類のデザインから1種類事前に選んでの予約が必要でした。
どのデザインも可愛くてとても迷ったのですが、2か月前に松本で開催された「ミナペルホネン展」で見たデザインが印象的だったので、私は「鳥と馬」を選択。ミニトートバッグへ染めることにしました。
「どうしたらよりミナペルホネンっぽい仕上がりになるかな……」と美術館での写真を漁り、イメージを膨らませます。

実用を考えると「やっぱ黒系?」
さて、匠宿の広い施設内では、体験できる場所が複数分かれています。
子どもたちのプラバンキーホルダー体験ができる工房「星と森」と、染めもの体験はそれぞれ施設の端と端に分かれているので、同じ時間に予約してしまうと子どもたちの様子が見られないのでご注意を!
ミナペルホネンの染めもの体験は、工房「竹と染」へ。


染める色のイメージを決めたくて事前にネットでいろいろ検索していたのですが、実際の作品を見たらグラデーションが本当に美しい!

ぼんやり「黒で染めようかな……」と思っていたけれど、直前で気持ちが揺れます。
しかし「どんな作品に仕上げたいかイメージしておくことが大事」とどこかに書かれていたので、迷いは無用!
店内の壁にも染めものの作品が展示されているので、色のイメージづくりに役立ちます。

受付を済ませ席に着くと、すでに希望した素材に馬のデザインが糊付けされていました。
ここに筆を使って染料をつけていきます。


この時間の予約は私ひとり。
店員さんがマンツーマンで丁寧に染め方を教えてくださいます。

エプロンも貸してもらえるので、服が汚れる心配はなさそう

早速作業開始!染料の量をパレットなどで調節してから、筆をくるくる回すように生地に塗っていきます。
制限時間は90分で、比較的ゆっくり作業できるイメージでした。私は説明から仕上がりまで40分ほどで完成!
(集中しすぎて写真撮り忘れた)
出来上がった作品は当日持ち帰ることができ、染料を乾かしたあと自宅で糊を溶かす作業が必要になります。

集中して色を選んだり、染めたりする作業って本当に癒されます。たった40分でしたが、無心になれて頭がスッキリしました。
1日乾燥させたあとは、自宅での処理に移ります。自宅での処理方法は体験時に説明があるので安心。40℃くらいのお湯に3時間程度つけてから糊を手でこすって落とします。

糊が取れたら洗濯機で洗い、乾かします。バッグは使っているうちに汚れてしまってもまたお洗濯しながら使い続けられるそうです。
日陰で干して、低めの温度でアイロンがけしたものがこちら!

染めているときは糊付けされていて完成イメージが想像できないので、出来上がった瞬間がまた嬉しい!
帰宅後も続きを楽しめるってなんだか素敵ですよね。

展示されている作品がとても素敵だったのと、染物ならではの質感を出したくて、グラデーションにしたのですが、薄い色にしすぎると少し擦れた仕上がりになってしまうので注意です。
世界に一つだけの作品をつくることができて大満足!子どもたちのプラバンも30分程度で体験できて、とても嬉しそうでした。
二人がもう少し大きくなったら今度は別の体験をしにまた行きたいな。
暑い時期、寒い時期でも楽しめて天候に関係なくできる旅先での工芸体験、とってもおすすめです!
非日常の空間で集中できる体験に癒されました。
▼静岡お土産編はこちら
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