【平均さん】コンビニは週0〜1回。限定アイスと釣りの日だけ寄ります|第33話
あなたは、週に何回コンビニへ行きますか?
NTTドコモ モバイル社会研究所が2025年に全国の15〜59歳5,035人へ行った調査では、コンビニを週1回以上使う人は全体で6割弱、男性では6割強でした。
主人公の平均さんは46歳。男性の6割強が週1回以上使うなか、コンビニへ行かない週もある平均さんは、利用頻度でいえば「平均以下さん」の側にいます。
ただし、公表資料は平均来店回数ではなく頻度区分の割合を示したものです。週1回の週だけを取れば多数派へ入り、まったく行かない週は外れるため、ここでは幅を持った判定になります。
それでは、少し歩いてでもスーパーへ向かう平均さんが、どんな日だけコンビニを選ぶのか見てみましょう。
会社から駅へ向かう道にはコンビニがあるが、平均さんは急いでいなければ、その先のスーパーまで歩く。
弁当も飲み物もスーパーのほうが選べるうえ、同じような物を買って値札だけ高いと、入口の近さへ料金を払った気がするらしい。
とはいえ、平均さんはコンビニを嫌っているわけではない。
限定のアイスやポテトチップスを見つけたときは、スーパーとの価格差を確認する前にかごへ入れる。いつでも買える夕食なら少し歩けても、いましか見えないおやつのためなら、近さも新しさも商品価値へ含まれるようだった。
釣りの前にも寄り、船の上で食べる二食ぶんを買うときは、酔いやすい身体へ合わせて塩むすびと味噌汁を選ぶ一方、あんことホイップクリームが入った甘いパンも忘れない。
胃に優しい布陣を組んでいる途中へ、糖分だけ派手な助っ人が混じる。
いや、船酔いする人の買い物として、そこは大丈夫なんか。
平均さん自身も少し思うが、釣りの日は午前一時ごろに家を出ることがあり、スーパーが閉まった時間に二食ぶんをそろえられる店はありがたい。普段は近さへ払わない人が、その日だけは営業時間へ代金を払っている。
週0〜1回という数字だけなら、コンビニへほとんど行かない節約家にも見えるだろう。
実際は、スーパーまで歩ける日は歩き、限定品が欲しいときと、深夜に釣りへ出るときは迷わず使う。便利さを拒否しているのではなく、便利さが必要になる場面をかなり狭く決めていた。
平均以下なのはコンビニの利用頻度であり、限定アイスを見つけたときの判断速度と、釣りの日に二食ぶんを選ぶ真剣さが平均より上かどうかは、今回の統計には載っていない。
あなたは、週に何回コンビニへ行きますか?
近いから入りますか。それとも、そこでしか買えない物がある日に入りますか。平均? 平均以上???
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