いつの時代も、かわいいを追い求めて。
小さい時から、きらきらしたものとか可愛いものが大好きでした。
自分ではもう忘れてるけれど、その昔、あまりにキティちゃんが好きだった私は、お洋服のどこかにキティちゃんが入ってないと幼稚園に行かなかったらしい。とは言えもちろんキティちゃんの服ばかり持っているわけじゃないので、母はありとあらゆる服にキティちゃんのアップリケをつけてくれてたそうです。(なんとめんどくさい子ども‥)
はたまたくつ下がキティちゃんだったり、結んでいる髪留めがキティちゃんだったり、とにかくどこかしらに毎日キティちゃんがいた幼稚園時代。
自分のことながら、この世に生まれて間もない時期からわがままこだわり女児っぷりを発揮していて苦笑い。
とにかくキティちゃんを!とにかくピンクを!みたいな典型的「ザ女の子ファッション」が好きな幼稚園生だったようです。
可愛いものやきらきらしたものは無条件に好きで、どこへ行っても可愛いものを見つけてはそれに夢中になっていた私。
ファミレスに行けば、レジ横スペースに所狭しと並べて販売されているメモ帳が可愛な〜と、ご飯そっちのけで釘付けになったり。
スーパーへお買い物へ行けば、お菓子売り場にあるおまけ付きお菓子に目を輝かせたり。(セボンスターとか)
そんな私のきらきら好きは、元を辿ると祖母由来。母方の祖母が、とにかくきらきらしたものとか可愛いものあれこれが大好きな人でした。
可愛いもの好き仲間として祖母は私をよくデパートにお出かけに連れてってくれたのですが、二人して上の階から順番に可愛いものを見て回るのが楽しかったなあ。可愛いお茶碗と湯呑みのセット、お花の刺繍が素敵なハンカチ、可愛い装丁の絵本‥
あれ可愛い、これも可愛い、ときゃっきゃしながら、でも財布の紐を緩めてしまうとキリがなくなるので、どれか素敵なものひとつだけ、と、悩みに悩んだお気に入りだけを買ってくれたりしました。
買ってもらったものの中で特に覚えてるのが、本屋さんで一目惚れした『星の王子様』の本。
コンパクトな小さめのサイズ感に、素敵なあの王子様のイラストが描かれた表紙、そこに透明感のある帯が巻かれていました。あまりの素敵な装丁に、内容もよく知らないのに「これがいい!」とお願いしたのを覚えています。
今もずっと、大切にしている一冊。
あと覚えているのは、一緒にデパートで見てて「可愛い〜」と言っていたお茶碗と湯呑みを、後日サプライズでプレゼントしてくれたことがありました。赤い塗りに、黄色のまあるいお花柄ひとつ描かれた、お茶碗と湯呑みのセット。
可愛くて可愛くて、わたしだけの、わたし用の食器が嬉しくて。すごく喜んだのを今でも記憶しています。
私の可愛いもの好き、きらきら好きはそういうわけで祖母由来。遺伝でもあるし、お買い物をともにする中で可愛いもの教育も存分に受けたし、そんなわけで祖母の好みと瓜二つのような私に仕上がりました。
今はもう祖母は亡くなってしまっているのですが、母は私の趣味や買ったものを見るにつけ、「おばあちゃんみたいなもん買ってるな〜。そんなキラキラ見たら欲しがるやろな〜笑」と言われます。
そんな私ももう30歳。
可愛いものはどこかで卒業しないといけないのかな、と年齢の呪縛にとらわれていた時期もあるけれど、可愛いものやきらきらしたものが好きなのが私だし、自分からそれを取ったらきっと萎れちゃうだろうなって。
好きなものは好き。それでいいはず。
だからやっぱり可愛いものやきらきらしたものは相変わらず大好きだし、それが今の私にとって働くモチベーションになってくれている部分も大いにあります。
最近は、大人で上品な可愛さをアップデートしたくて、こうなりたい理想像みたいなものをふわふわ考えている今日この頃。
可愛いけど上品で、洗練されていて、派手じゃないけどきれいにふわっと咲いているお花みたいな、そんな感じの人になりたいなあ。
人生色々経験したからこその(とは言えまだまだ若造の部類なのだけれど、)内面からにじみ出るきらきらを兼ね備えた人になりたいなと、ひっそり誓う最近なのでした。
