2001年4月13日(金)《MR》
【ハイライト:滝川 亜佳里・横山 真弓・櫻木 美雨・松島 明日香・辻井 冬実】
「それでは24期募集活動お疲れ様でしたー。かんぱーい」
「かんぱーい」
今日も元気な滝川 亜佳里が叫んだ乾杯の声を聞いて、参加者全員が乾杯と叫び、グラスをぶつけ合った。ここはスナック『ハイライト』。現在19時を少し過ぎた時間であり、店内にはまだ他の客はいないようである。本日は24期試験の申し込み締切日となっており、申し込み期限である17時までの提出分をデータにまとめて、先程ゼーレへの提出まで済ませたところである。これで一通り24期募集活動は一区切りがついたので、本日はその慰安も兼ねて飲み会を実施しているのである。
「冬実は初めてのことだから大変だったでしょう」
「そうですねー。全てが初めてだったので、いろいろと混乱しましたが、少し一息つけそうです」
募集活動は今回が初めてになることについて櫻木 美雨から質問され、辻井 冬実は正直な感想を返す。いきなり4月から事務報告担当に任命され、ちょうど募集活動期も重なっていたのである。知らないことだらけであり、毎日忙しない日々を送っていたのだ。ただ、前任の浦田 舞が3月末まではいたので、募集業務としてはそれこそ本日の受験者名簿作成やそれのゼーレへの提出作業が1番心配していた業務となる。そして先程それを問題なく終えているので、いまは少し安心した気持ちになっているのである。
「24期はどうだろう。当たり期になるかな」
「こればかりは2次試験始まるまではわからないわね。募集人員自体はいつもとあまり変わらないから、極端にレベルが下がることはないと思うけど」
募集者のレベルについて横山 真弓が疑問を呈し、それに松島 明日香が正論の返事を返す。今の段階で受験者のレベルを把握する術はなく、それは2次試験開始の5月まで待たなければ判明しない。ただ、受験者のレベルが高いに越したことはなく、それを期待するのは教官としての性のようなものである。
「まあ少なくとも僧侶は当たりだと期待しておこうっと。2杯目頼みますねー。いつもと同じで良いですか?」
自分が担当する僧侶だけでもハイレベルを期待すると櫻木が口にし、その後で全員分の2杯目の飲み物を注文するのであった。ちなみにいつもの2杯目というのは滝川は生ビール、横山と櫻木はジントニック、松島がソルティードッグで辻井がカシスオレンジである。
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