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ADHDの僕は、3分どころか䞀晩カップラヌメンを埅たせおしたう

はじめにたった3分のはずが、気づけば朝になっおいた

お湯を入れた瞬間からの蚘憶は確かにある

お湯を入れた。
その瞬間たで、ちゃんず芚えおいる。

カップラヌメン。容噚。熱いお湯を泚ぐ。
党郚、ちゃんず意識しおいる。

「3分か。じゃあちょっず埅ずう」ず思った。
その考えも芚えおいるのに。

気づけば、朝になっおいた。
カップラヌメンは、䞀晩䞭そこに攟眮されおいた。

「あず3分」ずいう玄束が頭から消える仕組み

「あず3分」が、頭の䞭からきれいに消える。
それは忘れるずいうより、
存圚しなくなる感じだ。

思い出そうずしおも、思い出せない。
そもそも、思い出そうなんおしない。
意識の䞭で、そのタスクが削陀されおしたったみたいだ。

やる぀もりだったのに。
気づけば、完党に忘れおいる。

地味だけど、ちゃんず刺さるミスの話

これは倧事件ではない。
カップラヌメンが䞀晩攟眮されただけだ。

でも、地味に心に刺さる。
そういうADHDのミスの話を曞く。


カップラヌメンにお湯を入れたたでは完璧だった

準備は䞇党。やる気もある

食べる぀もりで、ちゃんず準備もしおいた。
お湯を沞かしお、ラヌメンに入れお。

その時点では、䜕もおかしくない。
ちゃんず食べる぀もりだった。
その意志も、準備も、党郚が揃っおいた。

その堎では䜕も問題がないように芋えた

「3分埅぀」。
その短い時間を埅぀だけなのに、
なぜか忘れおしたう。

でも、その堎では䜕も問題がないように芋える。
ラヌメンも、容噚も、お湯も、党郚が正垞だ。

䜕も䞍備がない。
だからこそ、埌から「あ、忘れおた」ずいう気づきは、より匷く来る。

ADHDのミスは始めた瞬間には自芚がない

䜕か悪いこずをしおいる感芚がない。
ちゃんず食べ物も準備できおいる。
やるべきこずもやっおいる。

でも、その埌の「埅぀」ずいう行為が、
脳から消える。

それは悪意じゃなく、脳の機胜の問題だ。
その瞬間には、自分でも気づいおいない。


「3分埅぀」が、なぜか消える

ちょっず別のこずをした瞬間に意識が飛ぶ

別のこずをする。
スマホを芋る。
テレビを぀ける。

そんなマルチタスクをこなすずその瞬間に、ラヌメンずいう抂念が脳から消える。

ADHDの特性で、泚意が新しい刺激に移るず、元の泚意は完党に倱われるらしい。

「3分埅぀」ずいう短期的なタスクは、その時点で存圚しなくなる。

「あずで戻る」が機胜しない脳

普通なら、「ちょっず埅぀な」ず気づいたら戻れる。

でも、その「あずで戻る」ずいう抂念が、
機胜しない。

ラヌメンが存圚するこずを、完党に忘れおいる。思い出す手がかりがない。
意識の䞭にないから、戻ろうにも戻れない。

短時間タスクほど逆に忘れやすい䞍思議

長期的な目暙は、䜕床も思い出せる。
でも、「3分埅぀」ずいう短い時間は、逆に忘れやすい。

その理由は、短すぎるから。
蚘憶に刻たれるほどの時間がない。
だから、ふっず意識から消える。

その瞬間が、䜕床も来る。


そしお朝、䌞び切った麺ず再䌚する

起きた瞬間に思い出す、最悪のタむミング

朝。目が芚める。
その瞬間に、思い出す。
「あ、ラヌメン」

その瞬間が、䞀番嫌だ。
気づくのが遅い。
既に䜕時間も経っおいる。

その時間の長さが、眪悪感を増幅させる。

完党に成熟しおしたったカップラヌメンの虚しさ

カップに近づく。芗き蟌む。
麺が、完党に膚匵しおいる。
氎に浞されすぎお、もう食べられない状態だ。

汁はないが麺の涙は溢れおいる。

その虚しさ。
食べる぀もりだったのに。
準備もしたのに。

その党郚が、無駄になった。

「あっ  」で始たる気たずい朝

「あっ  」。その声が、朝の静けさを砎る。

誰に蚀うわけでもなく、自分に察しおのため息。その朝は、気たずさで始たるこずになる。


誰にも責められおいないのに、勝手に気たずい

「え、忘れおるよ ?」ずいう声が聞こえる気がする

芪切にしおくれた人がいたら、
倚分こう蚀うだろう。

「え、忘れおるよ ?」ずいう、呆れたような声で。

でも、誰も蚀わない。
僕が勝手に、その声を想像しおいる。
その想像䞊の声に、自分が傷぀いおいる。

自分の䞭だけで始たる小さな反省䌚

誰も責めおいないのに、
自分だけで責めおいる。

「䜕でこんなこずになったんだ」ず、
朝から自分を責める。

その反省䌚に、本圓は誰も参加しおいない。
䞀人で、勝手に自分を責めおいるだけだ。

たかがカップラヌメン、でもちゃんず申し蚳ない

たかがカップラヌメン。
食べ物を無駄にするこずの眪悪感。
その眪悪感は、小さいのに、ちゃんず残る。

その「小さいのに残る」ずいうのが、
しんどさの正䜓かもしれない。


結局、食べられずに捚おるこずになる

䞀晩埅たせた麺は、もう元には戻らない

食べようず思っおも、もう食べられない。
元の状態には戻らない。

その瞬間の絶望感。
「もう遅い」ずいう事実。
その事実を受け入れるしかない。

そしお、倱っおから思う。
「きっず矎味しかったんだろうな」ず。

食べ物を無駄にした眪悪感

捚おる。
その行為が、眪悪感を増幅させる。

「こんなこずなら、最初から䜜らなきゃよかった」ず思う。

でも、その埌悔は埌の祭り。
既に無駄にしおしたった。
その無駄さを、匕きずるこずになる。

ADHDのミスは埌味の悪さたでセット

倧きな倱敗より、
この小さなミスの方が、埌味が悪い。

なぜなら、防げたはずだから。

3分埅぀だけなのに。
その簡単さだからこそ、
できなかった自分が情けなく芋える。


こういう「小さいミス」が積み重なるしんどさ

䞀぀ひず぀は小さいのに、自己肯定感を削っおくる

䞀぀ひず぀は小さい。
カップラヌメン。鍵。スマホ。
そんなものばかり。

でも、その積み重ねが、
自己肯定感を削っおくる。

「たた忘れおる」
「たた倱敗しおいる」
その繰り返しが、自分ぞの信頌を砎壊する。

「たたか」の繰り返しで信頌が枛少する

「たたか」が増えるほど、
自分ぞの信頌が枛る。

その人は信頌できない人になっおいく。

やる぀もりだったこずができない人。
玄束を守れない人。

そういった自己認識が、心に刻たれおいく。

倧きな倱敗じゃないからこそ理解されない難しさ

倧きな倱敗なら、理由も説明しやすい。
でも、小さなミスは「䜕で」ずいう質問で終わる。

「3分埅぀だけなのに、䜕で」
その問いに、自分でも答えられない。
だから、より苊しくなる。


ADHDの忘れ方は、怠けずはちょっず違う

やる気がないわけじゃなく、意識が切れおいるだけ

やる気がないそんなこずはない。
食べる぀もりだった。
その意志はちゃんずあった。

でも、意識が切れおしたった。
それは怠けではなく、脳の機胜の問題だ。
それが蚀い蚳であれ事実だ。

「芚えおおこう」ず思っおも保持できない瞬間

「芚えおおこう」ず思っおも、保持できない。
脳が、その情報をキヌプできおいない。

その瞬間が、䜕床も来る。
その瞬間のたびに、自分の無力さを感じる。

本人も困っおいるのに、雑に芋られる珟実

本人が䞀番困っおいる。
でも、呚りには「だらしない」「忘れっぜい」ず芋える。

その差分が、孀立を深める。
自分の苊しさが、理解されない。


それでも、こういう日垞ごず僕なんだず思う

完璧じゃない日垞の䞭で生きおいる

完璧ではない。
毎日、䜕かを忘れおいる。
毎日、ミスをしおいる。

でも、その日垞ごず、自分の人生だ。
その䞍完璧さを、受け入れるしかない。

笑い話にしたいけど、ちょっずだけ切ない

カップラヌメンの話は、笑い話にできる。
「䞀晩忘れちゃった」っお。

でも、その笑い話の裏に、
ちょっずだけ切なさがある。

その切なさは、誰にも芋えない。

3分も守れない日があっおも、今日を続けおいくしかない

3分も守れない自分。
その自分が、生きおいく。

完璧を目指さず、その日を続けおいく。
その繰り返しが、人生だ。


おわりに䌞び切った麺を芋お、たた自分を知る

たった䞀杯のカップラヌメンにも、ADHDは出る

小さなこずだ。
でも、その小さなこずの䞭に、
ADHDの党郚が詰たっおいる。

短期的なタスクが保持できない。
泚意が移りやすい。
意識が切れやすい。

その党郚が、䞀杯のラヌメンに衚れおいる。

小さなミスほど、その人のしんどさをよく衚しおいる

倧きな倱敗より、小さなミスの方が、
その人の本圓の苊しさをよく衚す。

なぜなら、小さなミスは、毎日起きるから。
その毎日の積み重ねが、人生を䜜っおいるから。

今日もたた、こういう自分ず付き合っお生きおいく

明日も、カップラヌメンを䜜るかもしれない。
たた忘れるかもしれない。

でも、それが自分の人生だ。
その人生ごず、受け入れながら、今日を生きおいく。
それしかない。

そしお朝、䌞び切った麺を芋お、
たた自分を知る。

その繰り返しの䞭で、ゆっくり、
自分ず向き合っおいくんだず思う。

じゃあ、たた生きおたら。
いただきたす。

いいなず思ったら応揎しよう