布団の中の宇宙。
昨夜は寒くて、仕舞ってしまった毛布を押し入れから引っ張り出したい程だった。
それをすると色々面倒臭いことになるので、夫の体温で寒さを凌ぐことにする。
夫とはいつも一つのマットレスで寝ている。
ずっとそう。
寒いときは夫の背中にぴったりくっついて暖を取りながら眠りにつく。(抱き枕兼アンカ)
暑いときは、少し離れてお互い背中を向けて寝る。
背中を向けて寝るのは、喧嘩をした時もおなじ。
タオルケットと、何かあったときようにスヌーピー柄の(夫はスヌーピーが好き)、小さめの毛布を掛けて寝る夫。
夫と色違いのタオルケットと、薄めの大きなブランケットを掛けて寝る私は、冬の寒い日のように夫の背中にぴったりとくっついて寝る。
あたたかいけど、欲をいうなら私の背中側が少し寒い。こればっかりはどうにもならないから我慢する。
寒い日は、「わしが育てたんや、わしのもんや」と、ふざけながらくっつくこともある。(私考案、我が家オリジナルものまね)
捻くれ者の私は布団の中では割と素直になれる。
喧嘩をしたときなんか、オリジナルものまねをしながら、セリフの最後に「ごめんね」を付け足すんだ。
寝言のように微かに「うん」と聞こえる。あれ?まだ起きてたんだね、寝たと思ってた。
こんなに直ぐそばにいるのに、孤独を感じるなんてどうかしてる。
朝になってももう少し、このまま布団の中の宇宙で微睡む。
