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その四天王像は東大寺っぽいか それとも、東寺っぽいか

四天王像は、仏尊像や山門の四方の守りを固めるために配備されています。
よく見ると、お寺さんごとに像容が少しずつ異なるのですが、なんとなく「勇」と「猛」に大別できるかと思います。
東大寺戒壇堂の四天王が「勇」、東寺講堂の四天王が「猛」
前者は静かに相手を睨みつけ、後者は具体的に襲いかからんとしている感じ。

先日、川崎大師をお詣りしました。

川崎で働いていた頃、先輩に連れられて参道あたりを訪ねたのが1986年、
その後、関東三十六不動巡礼で2005年、そして今年2026年。
よく来ているような気がしていたのですが、とんでもない、約20年に一度でしかない・・・
このペースでは、生きているうちに、あと一回くらいなのか?!

平成17年(2005年)に授与して頂いた御尊影

大山門の四方に四天王が配備されています。

東方守護「持国天」
南方守護「増長天」
西方守護「広目天」
北方守護「多聞天」

「勇」と「猛」の大きな違いは、広目天の持物じもつに現れます。
東大寺戒壇堂の四天王像を手本とする像は多く、この場合、広目天は巻物と筆を持ち↓「勇」のイメージです。

一方、川崎大師大山門の場合、広目天までもが三叉戟さんさげきや宝剣を手にしています。
このように「猛」なイメージの四天王像には、どこかでお会いしたような気がする、と思っていたら、なんと、東寺講堂の立体曼荼羅の四天王像を手本として、昭和52年(1977年)に模刻された像なのだそう。

東寺講堂

なるほど!


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