2026年8月の山行まとめ|晴れを待つのではなく、晴れ間を狙って歩いた8月
8月の週末は、天気予報があまり良くない日が多くありました。
「せっかく山へ行くなら、一日中晴れていてほしい」
そう思えば、中止にしていた山行も多かったと思います。
一日中晴れなくてもいい。
短い時間でも晴れる可能性があるなら、その時間を狙って歩いてみる。
結果として、中央アルプス、南アルプス、北アルプスと、3回の山行を楽しむことができました。
空木岳では、積乱雲の発達を見て南駒ヶ岳・仙涯嶺から撤退。
南アルプスでは、2日間すっきりしない天気が続いたあと、3日目の朝に青空。
黒部五郎岳では、曇っていたため一度は登頂を見送り、昼寝をしている間に晴れてきたので、予定を変更して夕方に山頂へ。
どの山行も、「晴天の日に登った」というより、
「短い晴れ間を上手く拾えた」という印象があります。
そんな8月を振り返ってみます。
■ 2026年8月に歩いた3つの山行
① 中央アルプス|空木岳
距離:20.0km|累積標高:2,192m|日帰り
② 南アルプス南部|赤石岳・聖岳・上河内岳・茶臼岳
距離:62.9km|累積標高:6,057m|2泊3日
③ 北アルプス|黒部五郎岳
距離:50.3km|累積標高:3,807m|1泊2日
今月は3回の山行で6日間。
合計すると、
総距離:133.2km
総累積標高:12,056m
となりました。
中央アルプス、南アルプス、北アルプスと、それぞれ違った山歩きを楽しみました。
① 中央アルプス|空木岳
距離:20.0km|累積標高:2,192m|日帰り
本来の目的地は、南駒ヶ岳と仙涯嶺。
暗いうちから歩き始め、序盤はガスの中でした。
ところが森林限界を越えると、雲海の上に南アルプスが姿を現します。
八ヶ岳や富士山まで見え、
「これなら南駒ヶ岳まで行けるかもしれない」
そんな期待が膨らみました。
しかし、空木岳に到着すると状況が変わります。
目的地方面で雲が発達。
午後から積乱雲が発生する予報も出ていました。
そこで、南駒ヶ岳・仙涯嶺へ進むことをやめ、空木岳で折り返すことに。
予定していた山を歩き切れなかったとしても、これは失敗ではありません。
山では、予定を完遂することより、安全に戻ることを優先する。
下山後、温泉に入り、ヨーグルトフロートを食べていると雨と雷。
「あそこで戻ってよかったな」
そう思える一日になりました。
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② 南アルプス南部|赤石岳・聖岳・上河内岳・茶臼岳
距離:62.9km|累積標高:6,057m|2泊3日
8月のメイン山行。
沼平から椹島へ入り、
赤石岳 → 聖岳 → 上河内岳 → 茶臼岳
と、南アルプス南部の稜線を3日間かけてつなぎました。
初日は曇り、一時雨。
2日目はガス。
そして3日目。
南岳から見た日の出をきっかけに、空が一気に晴れていきました。
振り返れば、昨日歩いた聖岳、兎岳、赤石岳。
前方には上河内岳、茶臼岳。
3日間かけて歩いてきた山々が、ひとつの景色としてつながります。
今回の山行では、景色だけではなく、思いがけない再会も印象に残りました。
1年前に北アルプスで会ったグループ。
黒部で出会った方。
厳冬期の光岳で会った男澤さん。
そして茶臼小屋では、ITJを一緒に走った山友さん。
さらに、TJARの選手たち。
長い縦走をしていると、思いがけない場所で人と再会することがあります。
それもまた、山の楽しみなのかもしれません。
そして何より、
これまで分けて歩いていた区間を、3日間でひとつにつなげられたこと。
これは今月の大きな収穫でした。
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③ 北アルプス|黒部五郎岳
距離:50.3km|累積標高:3,807m|1泊2日
今月最後の山行は、北アルプスの黒部五郎岳。
今回の目的は二つ。
黒部五郎小舎のラーメンを食べること。
そして、
黒部五郎岳から雲ノ平を眺めること。
新穂高から50.3km。
鏡平、双六岳、三俣蓮華岳を経由して黒部五郎小舎へ向かいました。
到着したときは、どんよりとした空。
「今日は登らないほうがいいかな」
そう考えてテントで昼寝をしました。
ところが、目を覚ますと青空。
そこで予定を変更して、夕方から黒部五郎岳へ向かいました。
そして山頂から見た雲ノ平。
水晶岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳。
その奥に大きな薬師岳。
さらに遠くには剱岳や立山。
「黒部五郎岳って、絶好の雲ノ平展望台なんじゃないか」
そう思えるほどの絶景でした。
山頂で翌日の予報を確認すると、なんと予報が変わっています。
翌朝はガス。
結果的に、
「昨日登っておいて本当に良かった」
ということになりました。
月明かりの中を黒部五郎小舎へ戻り、翌朝は無理に登り返さず下山。
今回も、予定より「そのときの状況」を優先した山行になりました。
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8月を振り返って
改めて3回の山行を振り返ると、すべてに共通していることがあります。
それは、
「天気が良いから歩いた」のではなく、「天気が良くなる瞬間を狙って歩いた」
ということ。
空木岳では、ガスが晴れて雲海が現れた時間。
南アルプスでは、3日目の朝に広がった青空。
黒部五郎岳では、昼寝から目覚めたあとに現れた青空。
もちろん、天気が悪いときに無理をしてはいけません。
でも、
「一日中晴れないから中止」
だけではなく、
「この時間なら歩けるかもしれない」
と考えてみる。
そんな選択肢もあるのだと、改めて感じた8月でした。
9月も、できることを一つずつ
10月の大会に向けて、9月は少し走る時間が増えそうです。
それでも、山を完全に離れるわけではありません。
ロング山行も入れながら、走るトレーニングと山歩きを上手く組み合わせていきたいと思います。
そして、10月の大会が終わったら……
また、思いっきり山を歩きたいと思います(笑)。
まだ歩きたい稜線もあります。
今回お預けになった南駒ヶ岳・仙涯嶺もあります。
焦らず、一歩ずつ。
9月も楽しみながら進んでいきます。
次は、どんな山と出会えるでしょうか。
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2026年7月の山行まとめ|予定を変えた先で、この夏いちばんの景色に出会えた5回
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