【頸城山塊】火打山・妙高山テント泊縦走|高谷池ヒュッテから歩く紅葉と絶景の2日間
はじめに
新潟と長野の県境にそびえる、
・火打山
・妙高山
日本百名山の2座を、1泊2日のテント泊で歩いてきました。
なだらかで優しい雰囲気の火打山。
一方で、急峻で力強い妙高山。
対照的な2つの山を繋ぐ縦走路は、
歩く景色も空気も次々と表情を変えていきます。
今回は高谷池ヒュッテをベースに、
1日目:火打山
2日目:妙高山
という形でゆっくり楽しむ計画。
紅葉が始まった頸城の山々と、
夜の星空、
そして仲間との時間。
とても印象に残る2日間になりました。
山行概要
山名: 火打山・妙高山
山域: 頸城山塊(新潟・長野)
日程: 2023年10月12日〜13日(1泊2日)
天候: 両日晴れ
コース
1日目
笹ヶ峰登山口 → 高谷池ヒュッテ(テント設営) → 火打山ピストン
2日目
高谷池ヒュッテ → 黒沢池ヒュッテ → 大倉乗越 → 妙高山 → 笹ヶ峰登山口
行動データ
距離:24.1km
累積標高:+2213m/ -2211m
行動時間:16時間48分
コース全体図

今回歩いたルート全体。
笹ヶ峰から高谷池へ登り、火打山と妙高山を1泊2日で巡る周回コース。
この山を選んだ理由
山友さん達と山梨百名山完登のお祝いをした翌週。
「次は妙高山と火打山へ行くよ」
そんな話を聞いて、
ご一緒させていただくことになりました。
火打山は柔らかく穏やかな雰囲気。
妙高山は険しく荒々しい雰囲気。
実際に歩いてみると、
同じエリアにあるとは思えないほど対照的な山でした。
どちらも歩いて納得の百名山。
ずっと人気がある理由が分かった気がします。
1日目|笹ヶ峰〜火打山
笹ヶ峰登山口からスタート

入域料500円を支払い、
ライチョウの木札を受け取って出発。
しばらくは雰囲気の良い木道歩き。
朝の空気が気持ちよく、
歩き始めから「いい山だな」と感じます。
しかし──
その後はしっかり急登(笑)
十二曲りを越えると少し傾斜が落ち着き、
高谷池方面へ向かっていきます。

高谷池ヒュッテへ
湿原と池塘、
木道、
遠くに見える火打山。
高谷池周辺は、
まるで別世界のような景色でした。
テントを設営し、
荷物を軽くして火打山へ向かいます。

天狗ノ庭と逆さ火打
天狗ノ庭周辺は本当に美しい場所。
池塘に映る“逆さ火打”がとても綺麗でした。
こういう景色を見ると、
急登の疲れが一気に消えていきます。

ライチョウとの出会い
ライチョウ平付近では、
遠くにライチョウの姿も。
小屋で話を聞くと、
見られるのは結構ラッキーらしい。
こういう偶然の出会いも、
山の楽しさのひとつですね。

火打山山頂
なだらかな山容の火打山。
優しい雰囲気の稜線が続き、
歩いていてとても気持ちの良い山でした。
山頂からは、
翌日登る予定の妙高山も見えます。
「あそこ登るのか…」
そんなことを考えながら、
みんなでのんびり休憩。

高谷池ヒュッテの夜
夜はみんなで宴会。
小屋の上映会にも参加させていただき、
火打山周辺のお花や景色について教えていただきました。
・ハクサンコザクラ
・ワタスゲ
・サンカヨウ
花の時期にも歩いてみたくなります。
夜は満天の星空。
かなり冷え込みましたが、
静かなテント場の時間が心地よかったです。

2日目|妙高山へ
冷え込んだ朝
朝のテント場はかなり冷え込み、
外は−7℃ほどだったようです。
テントには霜。

それでも空気は澄み、
空は快晴。
最高の登山日和でした。
黒沢池ヒュッテへ
火打山側の優しい景色とは少し変わり、
妙高山へ向かうにつれて荒々しい雰囲気が増していきます。
黒沢池周辺の景色も素晴らしく、
歩いていて飽きません。

妙高山への登り
外輪山の大倉乗越を越えると、
いよいよ妙高山本体へ。
見えているのに、
なかなか近づかない(笑)
そして最後はしっかり急登。
火打山とは対照的な、
男性的で力強い山でした。

妙高山山頂
山頂に着くと、
素晴らしい大展望。
・白馬岳
・火打山
・浅間山
・八ヶ岳
・富士山
遠くまで綺麗に見えていました。
普段とは違う角度から見る山々は新鮮で、
位置関係を考えるのも面白い時間でした。

火打山と妙高山
振り返ると、
昨日歩いた火打山。
丸く穏やかな山容が、
妙高山とは本当に対照的。
同じエリアに、
ここまで違う個性の山が並んでいるのが面白いです。
コース状況・注意点
高谷池・黒沢池周辺
泥濘が多い
木道が滑りやすい場所あり
高谷池ヒュッテ
テント泊は予約制
水場は煮沸推奨
テント泊:1,000円
妙高山
山頂直下は急登
岩混じりで滑りやすい箇所あり
気温
10月中旬でも早朝は氷点下。
防寒装備はしっかり必要でした。
振り返り
火打山は優しく穏やかな山。
妙高山は険しく荒々しい山。
対照的な2座を、
1泊2日でゆっくり楽しめた最高の山行でした。
みんなで歩き、
笑いながら過ごした時間も含めて、
とても良い思い出です。
また今度は、
花の時期にも歩いてみたいと思います。
おわりに
静岡の山を中心に、
毎週末、稜線を歩いています。
派手な山よりも、
・静かな山
・深い山
・条件を読む山行
が好きです。
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