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なぜ夫婦で平等に家事を分担すると貧乏になるのか

というわけでマシュマロ回答やっていきましょう。本日のご相談はこちら。

ざっくりと、妻より3倍近く稼いで家計も負担してるのに家事育児の分担が均等なのは納得いかない。この不公正な状況をどうすれば良いのか…というご相談ですね。激務かつ高収入な男性がぬるま湯勤務の女性に「均等な家事分担」を要求されるというのは最近本当によく聞く話で、筆者の身の回りにもこうした意味のわからない家事分担要求をきっかけに関係性やキャリアが破綻したカップルが何組かいます。

そもそも稼得役割に関しては不平等なのに家事育児分担に完全な平等を求めるという時点で不合理かつ不平等としか言いようがないのですが、近年の「女性活躍のため男性は犠牲になるべき」という風潮のせいでなぜか妻側に押し切られてしまっているご家庭も多いようです。はっきり言いますが、もしお子様がいらっしゃらないなら初手で離婚をお勧めしています。

さて、この状況をどうするべきか?それを考える前に、まず少し注意喚起したいことがあります。これは、単なる不公平感の問題ではありません。相談者さんがグッと我慢して稼得役割と家事育児とを両立すればそれで済むという話ではないのです。

結論から言いますが、不公平な家事分担をここまま続けると間違いなく家計所得は低下する、つまり貧乏になります。これは私が適当フカしてるわけではなく、経済学的に証明された事実です。「夫婦が平等に家事分担をすると家計所得は最小化する」という不都合な事実は共働き世帯のライフスタイルを考える上で最大の障壁とも言うべき問題なのです。

というわけで本稿では「なぜ夫婦で平等に家事を分担すると貧乏になるのか」と題しまして、夫婦が均等に家事・育児を分担することがどのような事態を招くのかについて解説していこうと思います。


夫婦が平等に家事を分担すると家庭は貧乏になる

「平等に夫婦が共働きをすると家庭は貧乏になる」という主張は、もしかすると直感に反するかもしれません。なるほど昨今では共働きは資産形成しやすいという意見が一般的です。そして共働きであるならば夫婦平等に家事育児を分担すべきという見解もメディアでは盛んに喧伝されています。

もちろん単純計算として、稼ぎ手が1人よりも2人の方が家計所得は増大するでしょう。専業主婦という不良債権を抱え込むより、外で働き家に金を入れる嫁を迎えた方が家庭は豊かになる。それ自体は事実です。筆者自身さんざん専業主婦を養うリスクとコストを指摘し続けて来た人間ですから、こうした共働き志向自体にケチをつけたいわけではありません。共働きそれ自体は間違いなく合理的な選択です。専業主婦という養うべき無職を抱え込むコストを考えればよほど合理的な選択だと言えるでしょう。

筆者が警鐘を鳴らしているのは、「男女が平等に働き、平等に家事育児する」という昨今理想とされている家庭モデルの採用です。確かにこれは一見平等かつ理想的に見えます。多くのマスメディアが、女性運動家が、政府広報が、これこそが次世代の家族の形と盛んに褒め称えてもいます。しかし断言しますが、こうした家事育児の「平等」な分配は結果として夫婦双方のキャリアを破壊し家計を貧困に陥らせる可能性がきわめて高いのです。

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週に1-2回程度更新。主な執筆ジャンルはジェンダー、メンタルヘルス、異常者の生態、婚活、恋愛、オタクなど。

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