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異動の評価は、その日に決めなくてもいい

不本意な異動だったとしても
異動の評価は、その日に決めなくてもいい


異動の季節になると、総務の仕事は慌ただしくなる。

さまざまな手続きや準備を進めて、それだけではなく送別会の段取りをする。
毎年のことなのに、この時期はなんとなく複雑な気持ちになる。

異動する人たちを見ていると、みんなが同じ気持ちでその日を迎えるわけではない。


送別会では時々、
「いろいろ調整したかったんだけど」
「希望どおりにしてあげられなくてごめん」
という言葉を耳にする。
言っている上司の気持ちはわかる。

でも、その言葉を聞くたびに、異動そのものが、まるで残念な結果だったかのように聞こえてしまうことがある。

もちろん、希望が叶うに越したことはない。
本人の希望に沿わないこともあるだろう。
だから「ごめん」だけではなく、
「ここで力を発揮してほしい」
「こんな経験を積んでほしい」
という前を向ける言葉も伝わればいいのになと思う。

なぜなら私は、異動の瞬間だけではなく、その後の人たちも見ているからだ。

あんなに複雑そうな顔をしていた人が、半年後には新しい部署で楽しそうに働いていることがほとんどなのだ。
「本当は行きたくなかったんですよ」
と笑いながら話してくれることもある。

だから異動の評価は、発令のその日に決めなくてもいいのかもしれない。

今はまだ納得できなくてもいいし、モヤモヤしたままでもいい。


送別会の日に見えているものなんて、
たぶん
その人のこれからの途中にある、
一瞬だから。

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よしじ ありがとうございます❤️