速さよりも「壊れない」がなんだかんだ最強である
愛知県で自動車を改造している高西です。
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今回は、速さや性能よりも「壊れない」がなんだかんだ最強である、というテーマで話していきたいと思う。
これは最近YouTubeでいろんな競技の動画を見ていて、改めて考え直したというか再確認した内容である。
速い車ほど負担も大きい
レースの世界では速い車ほど勝ち上がっていき、トップ争いを繰り返す。
今の時代、どの競技でもトップクラスの人たちの運転は凄まじい。
見ているだけでも車に相当な負担がかかっていることが伝わってくる。
当然、勝てば勝つほど走る本数も増えるし、車としては壊れるリスクも高くなる。
そんな中でどれだけ腕のあるドライバーでも決勝や準決勝など、ここ一番の勝負の時に決まって車が壊れてしまうチームもある。
その姿を見ていると、車の性能というものを改めて考えさせられる。
完走できなければ勝負にならない
少し極端な例を出すとレースの世界で1000馬力のものすごく速いマシンが対戦相手だったとする。
しかし、その1000馬力のモンスターマシンが壊れてリタイアしてしまった場合、対戦相手が仮にどノーマルのコンパクトカーだったとしてもレースに参加して、壊れずに完走することさえできれば勝てることになる。
もちろんカテゴリーなどの問題もあるので、かなり極端な例ではある。
それでも結局のところレースに勝つという目標を考えた時に、速いマシンを作ることやコーナリング性能を上げること以上に、まず壊れないこと、トラブルが出ないことが大事なのだと思う。
壊れないという性能は、勝つための絶対条件である。
速さを語る前に、まず土俵に立ち続けられること。
これが土台になる条件なのだと感じた。
性能アップの前に忘れてはいけないこと
この仕事をしていると、どうしても「いかに性能を上げるか」や「いかに見た目をかっこよくするか」という部分に意識が向きがちである。
もちろん、それも大切なことだ。
速くしたい、かっこよくしたいという気持ちは、車好きなら自然な感覚だと思う。
ただ、レースであろうが、ドリフトであろうが、ラリーであろうが、そして普段乗りであろうが、壊れないという必須条件は常に頭の中に入れておきたい。
どれだけ速くても、どれだけ見た目がかっこよくても肝心なところで壊れてしまえば走れない。
走れなければ勝負にならないし楽しむこともできない。
そう考えると、「壊れない」というのは地味に見えて、実は一番大切な性能なのかもしれない。
ノーマル車が好きな理由
私がノーマルの自動車を好きなのは、こういった理由もある。
ノーマル車にはメーカーが考え抜いたバランスがある。
速さや派手さだけではなく日常的に使えること、壊れにくいこと、長く走れることが大切にされている。
改造車を扱う仕事をしているからこそ、性能を上げることの楽しさもよく分かる。
その一方で、やはり壊れないことの強さも忘れてはいけない。
今回は、YouTubeで競技の動画を見ていて初心に返ったという話である。
速さや性能を追い求める前に、まずは壊れずに走り続けること。
なんだかんだ、それが最強なのだと思う。
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