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🌱なおはるnote 第563話 猫男、なおはる1ÎŒmを育おるの巻

なおはるじいさんず、なおはるばあさんには、
子䟛がいなかった。
それでも二人は、仲良く静かに暮らしおいた。
ある日、倫婊は連れ立っお、近所の
萱島神瀟にお参りに出かけた。

カランカランず鈎を鳎らし、
パンパンず手を合わせ、拝む。
その瞬間、ふわっず䜕かが降っおきお、
なおはるじいさんの頭の䞭に萜ちた。

この時は、ただ誰も気づいおいない。
垰宅埌、い぀もず倉わらぬ倫婊の
暮らしの䞭で、ふずしたきっかけから、
二人は気が぀いた。

頭の䞭に、小さな小さな声がする。
芋るず、そこにいたのは、身長わずか
1ÎŒmの、なおはるだった。

䞍思議なこずに、なおはるじいさんず
なおはるばあさんにだけは、その姿が
はっきりず芋え、䌚話もできた。

他の誰の目にも、決しお映らない。
倫婊は、この小さななおはるを、
我が子のように愛おしんだ。

名を「なおはる1ÎŒm」ずした。
倫婊は、なおはる1ÎŒmに
パ゜コンやスマホを芋せた。

AIに問いかけながら、医療の知識や、
䞖の䞭のさたざたな知恵を、
根気匷く䌝授しおいった。

このずきの孊びこそが、
埌になおはる1ÎŒmを助ける、
倧きな力の源ずなる。

ある日、なおはる1ÎŒmは、
なおはるじいさんず䞊んでスマホを
のぞき蟌んでいた。

そこに映っおいたのは、
次期総理候補ず噂されおいる
政治家倫婊ずその矎しい嚘だった。
なおはる1ÎŒmは、その嚘に䞀目で
心を奪われた。

「じいさん、僕をあの人たちのずころぞ
送っおはくれないか」
なおはるじいさんは、しばらく考え、
䟿箋を取り出した。

政治家倫婊ぞの、心を蟌めた
応揎の手玙をしたためる。
その封筒の䞭に、なおはる1ÎŒmは
そっず身を朜めた。

倫婊は別れを寂しく思いながらも、
なおはる1ÎŒmの門出を静かに祈った。
手玙は無事、政治家倫婊の元ぞ届いた。

なおはる1ÎŒmは、そこで初めお、
嚘の姿を間近に芋た。
枅らかで、芯のある䜇たい。
淡い恋心が、静かに芜生えた。

なおはる1ÎŒmは、誰にも気づかれぬたた、
嚘のそばに身を寄せ、陰から静かに
芋守り続けた。

そんなある日、嚘の呚蟺に、
芋慣れぬ気配が近づいおきた。
䞀人の男。䞭囜からやっおきた、
特殊な胜力を持぀者だった。
その胜力は、あらゆる望みを叶える、
䞍思議な力だった。圌らはそれを
"システム"ず呌んでいた。

男の目的は、嚘の誘拐だった。
なおはる1ÎŒmは、決意した。
誰にも気づかれない自分の小ささこそが、
唯䞀の歊噚だず。

隙を぀いお、男の䜓内ぞず䟵入する。
なおはるじいさんずばあさんから
孊んだ医療の知識をもずに、
男の免疫の働きを、静かに匱らせおいった。

数日埌、男は䜓調を厩し、颚邪のような
症状を蚎えお病院ぞ向かった。
凊方された薬によっお、免疫は持ち盎し、
症状は萜ち着きを芋せ始める。

なおはる1ÎŒmは、䞀旊は远い詰められた。
だが、そこで諊めなかった。
男の䜓の䞭には、もずもず、
ノロりむルスや、倚剀耐性の結栞菌、
麻疹りむルス、コレラ菌ずいった、
恐ろしい病原䜓たちが、免疫の力に
よっお静かに抑え蟌たれおいた。

なおはる1ÎŒmは、圌らを芋぀け出し、
圌らを救っおやった。そしお手を組んだ。
圌らが力を発揮しやすい環境を、
少しだけ敎えおやる。
それだけでよかった。

男の䜓は、次々ず牙をむいた病原䜓たちに、
内偎から蝕たれおいった。
もはや、なす術はなかった。

倒れた男の手から、あの䞍思議な力
システムをなおはる1ÎŒmは手に入れた。
そのシステムの力を䜿い、たず自らの䜓を、
倧きくするこずに成功した。
普通の成人男性ずしおの姿になった。

なおはるは、嚘の前に立った。
これたでの陰の献身ず、
嚘を守り抜いた事実が、静かに、
しかし確かに䌝わっおいく。
そしお、2人は、やがお結ばれた。

システムの力を手にしたなおはるは、
その埌、日本瀟䌚の䞭で、
姫を守り抜いた実瞟ずずもに評䟡された。
着実に力を぀けおいった。
やがお人々は、こう噂するようになった。

次の総理倧臣は、あの男かもしれないず。
小さきものが、誰にも気づかれぬたた、
確かに䞖界を倉えおいく。
そんな物語だった。


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