私のしゃっくり必勝法は、なぜか世間に広まっていない
私は子供の頃から、しゃっくりを止める独自の方法を持っています。
息を止める。
水を飲む。
驚かせてもらう。
そういう一般的な方法ではありません。
くしゃみをするのです。
いや、本当に。
子供の頃に読んだ児童向け科学漫画だったと思います。
「しゃっくりは横隔膜のけいれんが原因で、くしゃみをすると止まる」
そんな説明を読んだ記憶があります。
当時の私は素直な子供でした。「なるほど!」と感心し、しゃっくりが出た時に試してみました。
すると本当に止まったのです。
以来数十年。
しゃっくりが出るたびに、この方法を使っています。
そして、かなりの高確率で成功しています。このNOTEを書く直前もそうでした。
しゃっくりが出たので、ティッシュをこよらせて鼻を刺激し、盛大なくしゃみを一発。
見事に終了です。勝利です。
ところが最近、ふと思いました。
「そういえば、この方法って他の人も知っているのだろうか?」
そこでネットで検索してみました。
すると出てくるのは、
息を止める。
水を飲む。
砂糖を飲み込む。
舌を引っ張る。
呼吸を整える。
などなど。
しかし私の愛用する「くしゃみをする」がほとんど見つかりません。
おかしい。何十年も私を助けてくれた功労者です。もう少し市民権を得ていてもよさそうです。
まるで名選手なのにオールスターに一度も選ばれなかったベテランのようです。
そこで考えました。
もしかすると、この方法は一定数の人には効くものの、なぜか民間療法の主流争いに敗れてしまったのではないでしょうか。
しゃっくり界には長らく、「息止め派」と「水飲み派」という二大勢力が存在します。
その陰で、「くしゃみ派」はひっそりと生き残ってきたのかもしれません。だとしたら少し気の毒です。
もちろん、医学的な理屈は私にも分かりません。
子供の頃に読んだ漫画の説明が本当に正しかったのかも怪しいものです。
ただ一つ確かなことがあります。
私には効く。それも数十年レベルで効く。
この実績は無視できません。世の中には科学的に説明された知識があります。一方で、
「理屈はともかく、自分には効く」
という経験知もあります。
たぶん誰にでも一つや二つあるのではないでしょうか。
風邪をひきそうな時に必ず飲むもの。
眠れない時の独特な習慣。
そして、しゃっくりが出た時の対処法。
私にとってそれが「くしゃみ」だったというだけの話です。
もしこの記事を読んで、「えっ、自分もくしゃみで止めています」
という方がおられたら、ぜひアピールしてみてください。
長年ひっそり活動してきた我々"くしゃみ派"にも、そろそろ結束が必要かもしれません。
少なくとも私は、次にしゃっくりが出ても水は飲みません。
誇りを持って、くしゃみをします。
そしてたぶん、また止まります(笑)。
