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2025年 8月27日(水)
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「あなたたちは来なくていい」、365日押し寄せる観光客に欧州の住民は辟易
8/26(火) 16:02 Yahoo!ニュース
(記事本文抜粋…)
(CNN) スペインで抗議デモが続発し、イタリア北部ベネチアで富豪の結婚式が妨害され、仏パリのルーブル美術館で職員がストを起こす。オーバーツーリズムをめぐるそんな場面を見るたび、英旅行社サンビルのノエル・ジョセファイズ会長は心の中でこうつぶやいてきた。「だから言ったのに」

「こうなることは10年前から分かっていた」
「現に私は、そのうち手に負えなくなると忠告した」
同社は1970年から英富裕層向けのツアーを手掛けてきた。会長を長年務めるジョセファイズ氏は、英旅行業協会(ABTA)と独立ツアーオペレーター協会(AITO)の会長も歴任した、欧州旅行業界の大物だ。
同氏は2013年、クロアチア南部ドブロブニクで開催されたABTAの年次総会で「この先、重大な問題が起きる」と予告した。
欧州では当時、米民泊仲介大手Airbnb(エアビーアンドビー)に代表されるシェアリングエコノミー(共有経済)が各地で急成長していた。だが同氏の懸念対象は、短期の民泊にとどまらなかった。
同氏が予見したのは、いくつもの条件が重なって生じる深刻な状況。格安航空の急拡大と短期宿泊レンタルの急増が重なり、新たな旅行者受け入れ能力が大量に開拓された結果、価格が下落して、大規模な格安旅行の時代が到来するという事態だ。
同氏は各地に広がる抗議行動について、「地元住民の言い分はもっともだ」と話す。「状況は手に負えなくなっている。私自身の事業に影響が及ぶのは確かだが、それでも私は抗議団体を支持する」
「とっておき」から人ごみへ
ジョセファイズ氏はこの5年間、数々の魅力的な旅行先がやがて過密状態に陥る様子を目の当たりにしてきた。ほとんどの例が同じ経緯をたどるという。
まずサンビルのようなツアー業者が、人の行かない目的地に目をつける。ほかの旅行者に取り囲まれたくないという顧客にはぴったりの場所だ。そして手始めに週1回のチャーター便を手配し、顧客を送り込む。
こうして、最初の2~3年は比較的少数の観光客で地元の経済も潤い、穏やかな時期が続く。 だが評判が広がると、格安航空会社がそこへ行く便の運航を開始し、翌年にはチャンスを逃すまいと競合各社が参入する。
いきなり多くの便が殺到するようになり、座席を埋めようと各社が競って運賃を下げる。結果的に、格安市場が一番の多数派になる。増加する旅行者の数に宿泊先が追いつかず、住民は短期宿泊レンタルへの投資に乗り出す。
「とっておき」の旅行先は、まもなく人ごみであふれかえるようになる。裕福だった一番乗りの旅行者たちとは違い、格安航空で訪れてAirbnbを利用し、現地にあまり金を落とさない多数派市場の人々だ。
一番乗り組は別の場所へ移り、そこでまた新たなサイクルが始まる。
ジョセファイズ氏は次にこのサイクルに入る旅行先のひとつとして、ギリシャのサモス島を挙げる。島には今年、英国から週に一度だけ直行便が運航しているが、今後さらに増える見通し。格安航空各社の動向が注目される。
オーバーツーリズムとの戦い
スペイン東部マヨルカ島の中心都市パルマの観光協会を率いるペドロ・オマル氏は、街を訪れて問題行動を起こす旅行者と、対策を求める住民の間で板挟みになっている。
「観光が環境面だけでなく、社会的、経済的な観点からもサステイナブル(持続可能)な産業であるよう保証する必要がある」と、オマル氏は語る。「私たちの経済は観光に依存している。だから物理的なサステイナビリティーを確保しない限り、将来はない」
パルマの港で受け入れ可能なクルーズ船は1日に6隻だが、22年に寄港が1日3隻までに制限された(同様にバルセロナも今年7月、クルーズ船のターミナル七つのうち二つを26年に閉鎖すると発表した)。市当局は中心街にある集合住宅を短期レンタルアパートやAirbnbに使うことを禁止し、市内のホテルの収容人員に上限を設けて計1万2000人までとした。今後、新たなホテルがオープンする場合は、代わりに別のホテルを閉館させる必要がある。
「あなたたちは来なくていい」
パルマの取り組みから生じるのは、「旅行する『権利』はだれにあるのか」という問い掛けだ。
一部の観光地はずっと前から、高い料金を課すことでマスツーリズム(大衆観光)の抑制を図ってきた。
ブータンは「持続可能な開発料」(SDF)として、観光客から1日100ドル(約1万4700円)を徴収している。アフリカ東部ルワンダのゴリラトレッキングに参加するための許可証は、1人1500ドル。ベネチアの日帰り旅行者に課される10ユーロ(約1700円)の観光税には、地元住民から「富裕層に街を売るな」と批判の声が上がっている。
オマル氏は、観光地側に客を選ぶ権利が与えられるべきだと主張する。ディナーにだれを招くか決める時と同じで、「こちらの個性やライフスタイル、伝統を尊重してくれる旅行者に来てもらいたい」「そういう視点を持たずに訪れようとする客には、あなたたちは来なくていいと丁重に申し上げる」と話す。
ジョセファイズ氏はさらにきっぱりと、「もう有象無象はいらない」と言い切った。
「ひどい言い方に聞こえるし、だれにでも旅行する権利はあるが、人数が増えるばかりで手に負えなくなっている」「金のない客に来てほしいかどうかは、観光地次第だ」
同氏によれば、欧州では今のところ、料金を上げて格安旅行の客を完全に締め出すというより、人数制限に重点を置く観光地が多いようだ。
👉確かに誰にでも旅行する権利はある…。
みんな人気の場所に一度は行ってみたいですよね…。
でも…
金持ちだけにその権利があるのはしゃくだし…
かといって、常識のない乱暴者に来られて問題を起こされても嫌ですよね…
最近では…
そのSNSなどの視聴者数を目的にした、無謀な外国人ユーチューバーなどが観光客に紛れている事も多いようですし…。
「こちらの個性やライフスタイル、伝統を尊重してくれる旅行者に来てもらいたい」
「そういう視点を持たずに訪れようとする客には、あなたたちは来なくていいと丁重に申し上げる」
確かに家に招待する客は選びたいですよね…。
でも…
わたしが住む神河町のような小さな田舎町にとっては、その少子高齢化などの問題が深刻で、それをどう回避して行くかという課題がつきもの…。
年々高齢化が進み、若者たちは仕事を求めて街に出て戻ることなく、そうして年々人口が減って行く…。
それは日本の地域全体の問題でもあります…
ただそんな中でも…
その「観光地化」により、にわかその問題が解決されたかに見える地域もあります…。
わたしがかつて住んでいた淡路島なんかもそうかもしれません…。
確かにそれで訪れる人も増えて…
それで潤っている人も確かにいます…
でも…
その大半は…
その地元民というよりは、商売目的にやって来る外者が多く、かろうじてその人たちに高値で土地を売った人は助かっているかもしれません…。
ただその影響で…
島の地価が上がり、家賃なども上がって、影響のある人たちもいます…。
「観光地は誰のためのもの…」
そもそも…
観光地にする必要は…
おそらくそれは…
地元民が生活して行くための手段…。
決して、どこか既存の企業に人物や政治家たちに偏った商売の為の道具に、わたしたちの大事な町が利用される事があってはなりませんよね…
今のところ…
この神河町においては…
その“観光地化”も大事ですが…
根本的な問題解決には、やはり定住し町を繋ぐ若者たちが増えること…。
そのためには…
その人たちが生活するための仕事が無ければそれは成り立ちません…。
なるべくたくさんの人たちが働ける場所・仕事・産業が無ければ…。
どこの地域も…
ちゃんと仕事があれば、その地元に残る若者たちはいるはず…
ただそういう意味でも…
その“観光地化”だけに頼り切るのは、どうやら問題があるようです…。
そして…
行政・役場や政治家たちに頼り切るのも…
〈気になる記事・前半…〉はこちらから…
