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【300人に聞いた・完成版】なぜ人は「やっても」「やらなくても」後悔するのか?

「あなたの人生で、一番後悔していることは何ですか?」
この質問について、私は、10代から60代以上の男女300人にアンケートを取りました。

集計すると、最も多かった後悔のジャンルは、「仕事・転職」65人。
次いで「恋愛・結婚」48人、「お金・投資」43人でした。

ところが、300件のアンケートの自由記述回答欄を読み進めるうちに、ランキングより気になることが。。。

それは、回答の中に、同じジャンルでも正反対の後悔があったこと。
たとえば、動かなかったことを悔やむ人がいる一方で、急いで動いたことを悔やむ人もいました。

また、相談や話し合いの不足を振り返る声が多く見られる一方、一部には「人に流されず、自分の意思で決めればよかった」という声もありました。

では、後悔を減らすには結局どうすればいいのでしょうか。
この記事では300人の回答を、単に多い順に並べるのではなく、正反対の選択をした人同士まで比較します。

そこから「結果」ではなく、決めるまでの過程に何があったのかを読み解いていこうと思います。


※この調査を読む前に
本調査はインターネット上で実施した独自アンケートです。
有効回答300件。
男性148人、女性152人。
年代は10代4人、20代64人、30代68人、40代64人、50代58人、60代以上42人です。
無作為抽出ではないため、日本人全体の割合を推定する調査ではありません。
本文の「実際の回答」は、回答者が実際に書いた内容を省略せずに掲載しています。個人を特定できる固有名詞などがある場合のみ、表現を一般化しています。複数人の声を合成した架空の回答は使用していません。

300人の回答を、まずそのまま見る


図1|回答者自身が選んだ「人生で最も後悔していること」のジャンル

ここまでは集計です。
この記事で本当に見たいのは、数字ではありません。

たとえば「仕事・転職」という同じジャンルでも、残った人と辞めた人の両方が後悔しています。

つまり、ジャンル別ランキングだけでは「どうすれば後悔を減らせるのか」までは分かりません。

数字だけでは説明できなかったこと


ケースA:20代のうちに転職や資格取得を考えながら、「今より悪くなったら」と不安になり、求人を調べることまで先延ばしにした30代男性。

ケースB:「早く仕事を決めなければ」と焦り、仕事内容や将来性を十分に確認しないまま転職した30代男性。

同じ「仕事・転職」の後悔なのに、一人は動かなかったことを、もう一人は急いで動いたことを悔やんでいました。

この矛盾は一体、何を意味するのでしょう?
私は「行動したほうがいい」「安定を大事にしたほうがいい」といった、一つの教訓にまとめることをやめました。

私自身にも、安定して働けていた職場を離れ、その選択を後から後悔した経験があります。

だからこそ、行動した側にも、動かなかった側にも後悔があるという事実が、強く印象に残りました。

ここから先は、先ほどのケースA・Bで要点だけ紹介した2人分も含めて、実際の回答全文を並べて比較していきます。

正反対の選択をした人たちの間に、どんな違いがあったのかを見ていきましょう。

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