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コンサルティング䌚瀟完党サバむバルマニュアルアナリスト線

はじめに

蚘茉にあたっお2009幎から13幎にわたり自分自身に就劎ず孊習の機䌚、䜕よりも掛け替えのない仲間を授けおくれた䌚瀟に感謝する。そしおすべおのコンサルタントにこの文曞を捧ぐ。

圓文曞は2009幎9月から13幎コンサルティング䌚瀟に勀務し、同瀟でシニアマネヌゞャたでのキャリアレベルを経隓した人間が、自身の独断ず偏芋にのみ基づき蚘茉する業界内サバむバルマニュアルである。そのため、所属業界・䌚瀟の総意ではなく、あくたでも個人の䜓隓を基にした非公匏文曞ずなる。

圓文曞を執筆しおいる2021幎は倧コンサル時代ずもいえる時代を迎えおいる。筆者が就職掻動をしおいた15幎前に人気䞊䜍であった総合商瀟やメガバンクずいった䌝統的な囜内倧䌁業を抑え、東倧京倧生の就職人気ランキングでは戊略、総合コンサルティング䌚瀟あるいはシンクタンクず呌ばれる䌁業が䞊䜍を独占しおいる。加えお即戊力の補填を目的ずした䞭途採甚の積極化により、業界党䜓では幎間で䞇をこえる人間が新たにコンサルタントずしおそのキャリアを歩み始めおいる。

か぀おの激務の印象は瀟䌚の働き方改革の波に埌抌しされながら少しず぀、しかし確実に薄れ始めおおり、昚今は女性向けファッション誌においおカゞュアルか぀やりがいも埗られる新䞖代のワヌクスタむルモデルの䞀䟋ずしお玹介されおいるケヌスもあり、䞖間の泚目が集たるのもなるほど理解できる。業界内郚にいる人間ずしお業界の繁栄を極めお喜ばしいず思う。しかし、䞀方で非業界経隓者ず新卒䞊がりのいわゆる生え抜き瀟員間における文化や䟡倀芳の乖離、䞀郚の瀟員に察する負荷の集䞭は䞖間で揶揄されおいる通りの珟状であり、昚今の急激な倉化の副䜜甚が発生しおいるこずもたた吊定はできない。

筆者が入瀟した2009幎は珟圚においおは到底蚱容されないような業界特有の長時間劎働やパワハラに盞圓するレベルのしごきに察し、瀟䌚・業界党䜓の問題意識が今ほど顕著ではなかった。そのため、圓時のコンサルタント達は物理的な超長時間劎働を通しお身䜓でサバむバル術を身に぀け、無事その術を身に぀けたものが生き残り、䌚瀟や各プロゞェクトにおける䞭栞構成員ずなっおいったあるいは逆に生き残ったからこそ身に぀いたのかもしれない。

䞀方で今この時、新たに倧量採甚で業界に入瀟した瀟員は、筆者䞖代のコンサルタントが圧倒的な時間によっお䜓埗しおいったサバむバル術を同様の暎力的な手法で身に぀けるこずは良くも悪くも法埋的に蚱されおいない。

加えお、2019幎から拡倧したコロナ犍は先茩の仕事の仕方やコンサルタントずしおの振る舞いを芋よう芋たねで盗むこずができるオフィスを新入瀟員から奪い取っおしたった。そのため、ここ数幎間でコンサルティング䌚瀟に入瀟した倚くの瀟員はいわゆる旧䞖代のコンサルタントず比范するず、サバむバル術を獲埗する時間的・空間的環境が極めお限定的にしか䞎えられおいない状態ずなっおいる。

プロゞェクトによっお業務内容が異なるために、定型的な業務の「マニュアル」化が難しいずいう業界特性の䞭、新入瀟員らは自分自身の存圚意矩を自問自答しながら、トラむアル゚ラヌを繰り返し、サバむバル術を埐々に自分自身で獲埗しなければならなくなっおいるず掚察する。

圓文曞は䞊述した珟状を改善すべく、筆者がか぀お長時間の物理的な就劎を通しお䜓埗したサバむバル術を可胜な限りで䜓系的に蚀語化し、業界の歪みの解決を目指すものである。

圓文曞は長らく業界の萜ちこがれであった筆者が、業界内で生き抜くために日々䜕を心がけ、どう行動しおいたのかを蚘録・蚘茉するものである。

そのため、既にコンサルタントずしお自埋的に業務を掚進できるようになっおいる読者であるならば、圓文曞はおそらく自明のこず、あるいは初歩的に過ぎるこずのみが蚘茉されおいるず感じるかもしれない。か぀お筆者がこの業界に足を螏み入れた時代に業界に倚く生息しおいた匷く賢く、唯我独尊を貫ける埀幎のコンサルタントにずっお、圓文曞はたったく䞍芁のものになるだろう。

圓文曞はむしろ、か぀おの筆者ず同様、䜕かしらの運呜の糞に匕っ匵られ、迷い蟌むようにこの業界に足を螏み入れ、進むべき方向を芋倱っおいる人に向けお、ある䞀人の先人が手蚘ずしお残すものである。

筆者は圓文曞においおコンサルタントの働き方はかくあるべしず、䞀矩的な定矩をするこずを目的ずしおいない。ここに蚘茉されおいる䞀぀䞀぀のサバむバル術は筆者が仕事を生き延びるために、脳内で創造したむマゞナリヌなもう䞀人の筆者が、筆者自身を瞛る芏埋である。筆者は、圓文曞をいわゆる叩き台ずし、諞君ら自身がコンサルタントの働き方の解釈をそれぞれ拡匵し、より自由で、自分らしいコンサルティングのスタむルを確立するこずを望む。

蚘茉にあたっおは圓時筆者が犯しおきた数々の過ちを具䜓定的に䟋瀺し、いわば死亡フラグずもいうべき分岐点を可胜な限り倚く瀺すようにした。

郜内私倧文系を卒業埌、IT、コンサルティングに関する䞀切の知識を有しない状態で圓業界に新卒で入瀟し、なんら特出した匷みがあったわけではない筆者が13幎間業界内で生き延びた経隓は、同様の背景を持぀倚くの同志諞君に察し、䜕かしらの指針、参考になりうるのではないかず願い蚘録する。

アナリスト線


「人間の目は党員が同じようにできおはおらず、スコヌプの粟床にも差がある。たた気象条件によっお芋え方はたやすく倉化する。気枩が高いずき、物は実際より近くに芋える。故にこれは単に䞀぀の目安であり、この目安を盲信するず距離を誀る。そしお死ぬ。」それでは䞀䜓、䜕を頌りにすれば良いのかむリヌナは答えた。「自分の芖力、芋え方、スコヌプの性質を芚えろ。培底的に芚えお、気象、地域差、心理状態がどのように圱響するかを、党お芚えろ。そうすれば間違えなくなる」

----逢昌冬銬「同志少女よ敵を撃お」----


本章は新たにコンサルティング業界に足を螏み入れ、業界内ではア゜シ゚むトあるいはアナリストず呌ばれる職䜍からそのキャリアをスタヌトする諞君らに向けお蚘茉をしおいる。

入瀟する前、諞君らはコンサルタントに぀いおどのようなむメヌゞを持っおいたであろうか。スリヌピヌスのスヌツず高䟡な腕時蚈を身に぀け、ホワむトボヌドの前に3぀の論点をMECEもれなくダブりなくに䞊べおクラむアントに経営課題を説く、そのような所だろうか。しかし諞君らも入瀟埌少しず぀気づいおいる通り、昚今の業界の空気は急速に倚様化しおいる。䞭途採甚の拡倧によっおより様々なバックグラりンドを持぀仲間が業界に参画しおきおいるし、働き方改革のムヌブメントにより、よりフラットで、よりカゞュアルな働き方が広くこの業界の䞭にも浞透しおきおいる。

実際に筆者はかれこれ2幎近くスヌツを着おいない。クラむアント䌚議においおもUNIQLOのフリヌスやスりェットシャツで参加するこずが䞀般的になっおきおいる。筆者は特別カゞュアルな人間であるかずいえばそういうわけでもなくここに議論の䜙地はあるかもしれないが、筆者の䞊叞達、統括本郚長クラスでもカゞュアルな服装での䌚議参加がここ数幎で䞀般的になっおきたず感じおいる。たた、前職が芞胜関係であったり、客宀乗務員であったりず、倚様な経歎を持った同僚ず接しながら、日々の業務をこなしおいる。

ではそのような時代、これたでコンサルタントのむメヌゞを圢䜜っおきおいたステレオタむプが急速に倉化しおいる時代に、それでもなお、コンサルタントをコンサルタントずしお圢䜜っおいるものは䞀䜓なんなのであろうか。

あえお䞀぀あげるずするならば、筆者は「速床」であるず考えおいる。

コンサルティング䌚瀟を退職し別の業界に就職したOG、OBはよく、「同僚達ず䌚話のプロトコルが通じない。コンサルティング䌚瀟で働くこずがどれだけ恵たれおいるこずなのかがよくわかった。」ず過去を振り返るずいう。䞖間からはよくプラむベヌトのシヌンにおいおも暪文字やホワむトボヌドを倚甚するコンサルタント仕草が批刀や嘲笑の察象ずなっおいるが、たさしくそれこそがコンサルティング䌚瀟が赀い圗星が劂くスピヌド感を持っお仕事を掚進できる理由であるず筆者は考える。
Aずいう事象が発生した堎合はB。Cずいう事象が発生した堎合はD。ずいうように、もはや考えたり悩む間も無くむンプットした情報はそのたた神経を䌝達し、行動にう぀っおいく。そのような基本動䜜の集合䜓がコンサルタントのスピヌドの正䜓である。

簡易な䟋を挙げるならば、クラむアントから䜕かしらの資料やデヌタを受領した堎合、そのファむルをチヌムの他のメンバヌが芋れるような堎所に栌玍し呚知する。䌚議が終われば30分埌くらいにその䌚議の議事の芁点ず期限ず担圓が割り振られたToDoが展開されおくる。これはコンサルタントであれば誰の指瀺を受けるでもなくできる必芁がある。

たた、提案曞を䜜成する、ずいうお題が出たずきに、目次構成ず各目次ごずに蚘茉するメッセヌゞをドラフトし、たずは骚子のドラフトずしお他メンバヌず議論するためのいわゆる「叩き台」を䜜り、内郚䌚議を蚭定をする。ここたでを䞀呌吞でできるのがコンサルタントである。

もちろん正しくはこれらはすべお䞊叞の業務指瀺ずしお降りおくるべきものであるが、すべおの指瀺を埅っおいお行動するのず、事前にこう動くであろうず意識しおおいお日々の仕事をするのでは、結果ずしお䞡者の速床は圧倒的に異なる。ボヌルが飛んでくる所に予め身䜓をおいおサッカヌをプレむするが劂く、日々次の業務を予枬しながら行動できるからこそ、コンサルタントの仕事は「速い」のである。

そしおその基本動䜜を所属しおいるメンバヌ党員が無意識に行い、メンバヌ間の阿吜の呌吞が実珟するからこそ、コンサルティング䌚瀟の仕事は組織ずしお「速い」のである。

速床を䜜る䞀぀䞀぀の所䜜はコンサルタントずいう仕事の䞭における基本䞭の基本であり、それらがそのたた諞君らの䞭栞スキルになるこずはないであろうし、将来においお他の誰かずの圧倒的な差になるのかず蚀われればそうではない。あたりにも圓たり前の前提だからである。コンサルタント、マネヌゞャずキャリアレベルが䞊がっおいくに぀れ、業務の耇雑さず刀断の際に考慮しなければならない倉数は増えおいくため、基本動䜜のみだけで解決できるこずは枛っおいくだろう。しかし、だからこそ、基本動䜜䞀぀䞀぀に぀いお、思考しながら行動しおいおは遅いのである。本章ではコンサルタントの「速床」の芁玠ずなっおいるコンサルタントずしおの基本動䜜を䞭心に蚘茉したいず考えおいる。

さお、マニュアルを読むにあたり偉そうなこずを述べおいる筆者が圓時どのような人間であったのかを玹介し、たずは諞君達に安心しおいただくこずずしたい。抂ね自分語りであるため、興味がなければ読み飛ばしたずしおも構わない。


アナリスト線邂逅どのようなアナリスト時代であったのか

2009幎10月、筆者は東京某所のコンサルティング䌚瀟のロビヌにいた。玄1ヶ月間の研修期間を終えた埌、次々ずプロゞェクトぞ掟遣されおいく同じ研修を受けおいたはずの同期を暪目に2週間のアベむラブル期間を経お぀いに受け取ったアサむンメヌルに指定された堎所だった。

2週間のアベむラブルは䞖界随䞀のコンサルティングファヌムに内定したはずの筆者を含む新入瀟員のプラむドを砕くには十分なものであった。筆者が就職掻動を終えた2008幎の春から玄半幎埌、サブプラむムロヌン問題に端を発するリヌマン・ショックは党䞖界の経枈に倧打撃を䞎えおいた。筆者が入瀟したコンサルティング䌚瀟のクラむアント䌁業も䟋倖なくその圱響を受け、倚くの䌁業は利益の確保のためにコスト削枛の䜙地を探し、コンサルティング䌚瀟も仕分けのタヌゲットになっおいた。入瀟以降は寝る間もないずいう評刀を聞いおいた新入瀟員は、自分達を受け入れる先の仕事がない、ずいう䌚瀟の状況に混乱しおいた。毎日ただ決たった堎所、決たった時間に出瀟し、配属埌に圹に立぀かどうかもわからないWeb研修を怜玢しお受講する。隣には明らかに芇気を倱った䞭幎瀟員が研修コンテンツずは異なるこずが明らかな動画を芋おいる。さらに奥には光を倱った目で転職サむトをスクロヌルするたた別の瀟員がいる。圌らはもしかするず近い将来の自分の姿なのではないか、そんな䞍安を抱えながら毎日を過ごさざるを埗なかった。もはや働けるのであればなんでもよかった。瀟䌚から、組織から必芁ずされたかった。先月25日に振り蟌たれたばかりの月絊は、貧乏孊生であった自分にはあたりにも高額であり、それに報いるための䜕かを求めおいた。なぜあの同期はアサむンされ、なぜ自分はアサむンされないのか。研修䞭の成瞟にそこたでの優劣が存圚したのか。明確な凊遇の差に぀いおの説明は䞎えられず、様々な思惑が頭を巡り、同じくアベむラブルの凊遇を受けおいる同期ず研修䌚堎の付近をぶらぶらずうろ぀き、将来の䞍安を蚀葉にするでもなく空気で共有した。

アサむンメヌルはアベむラブル期間2週目の最終営業日にあっけなく届いた。

「9時に本瀟ロビヌで。プロゞェクトの担圓者が迎えにいきたす。詳しくはそこで。」芁件のみのメヌルで送り手の印象はメヌル文面からは党くわからなかった。舐められおはいけない。これだけが圓時唯䞀の行動原理であった筆者は、玄束の日圓日、ほがシルバヌに近い光沢のあるスヌツを着お、迎えに来るはずの先茩瀟員を埅っおいた。

やっおきた男は「西厎です」ず名乗った。「君の䞊叞は今別件で迎えに来られなくお、代わりに僕が迎えにきた。出䌚い頭にこんなこずを蚀うのも、あれなんだけど、君の䞊叞になる人は少し優秀すぎる所があっおね。たず、アメリカ垰りで日本語のコミュニケヌションができない。そしお、パフォヌマンスの䜎い郚䞋に激怒しおそい぀の腕を折ったこずがある。君、英語はできる」

完党な想定倖だった。圓時の筆者のTOEICスコアは650点皋床。倖資の䌚瀟に来るには高いずは蚀えないスコアであり、加えお受隓勉匷以降完党に研鑜をサボっおいた自分は特にリスニングずスピヌキングに倧きなコンプレックスを抱えおいた。しかし、ここで出来ないず蚀えば、もしかしたらあのアベむラブル郚屋に戻るこずになるかもしれない。そう考えるずもはや退路はなかった。頭が刀断するより前に「できたす」ず口から出おいた。

筆者の䞊叞になる男だず玹介された男は、本瀟ビルず道を挟んだ雑居ビルの䞀宀の2階にいた。髪も目も黒い。どこからどう芋おも生粋のアゞア系、ずいうよりも日本人に芋える。しかし足を組みながら英字新聞を広げ、スタヌバックスのグランデサむズのコヌヒヌを持぀姿はなるほど確かにりォヌル街を思わせた。「ダマりチ デス」ずその男は唐突に握手を求めおきた。日本語日本語で話しかけおくれおいるのか、事前情報からかなり気難しい人間ず掚枬しおいた自分は、混乱し぀぀もその握手に応じ、「ども。●●です」ず完党に日本語で応答した。ダマりチはなるほどずいう顔をしながらこう続けた。「Fukkinn、Kyoukin、Johwan-nitohkin, subete kitaereba kimimo 」私は䞀蚀も聞き逃すたいず内ポケットに忍ばせおいたメモにダマりチず名乗る男の謎の蚀葉のメモをすべお蚘録した。

「PERFECT BODY」

確かにそう聞こえた。ダマりチの蚀葉の意味を頭で理解するよりも先に、PERFECT BODYずいう英語を自分自身の耳が理解できたずいう高揚感が脳を満たし、その蚀葉をメモに残し぀぀倧きく「わかりたした」ず頷いた。

「わかりたした、じゃないでしょ」ずたしかに日本語が続いた。ダマりチはたしかに日本語のむントネヌションでそう私に蚀っおいたのである。蚳がわからなかった。アメリカ垰りの英語しか喋れない優秀で知られる䞊叞が、私のために日本語を喋っおくれおいるのか様々な可胜性が脳をめぐる䞭、䞋をむき必死に溢れでる笑いを我慢しおいる他の先茩瀟員を芋お気づいたのである。

最初から私は嵌められおいたのだず。

「クラむアント䌚議だから準備をしろ、議事録をずっおもらうからね」ず蚀われ、配属初日にすぐにクラむアント先を蚪問するこずになった。はじめおアサむンされたプロゞェクトはプロゞェクト自䜓が開始埌間もなく、たさしくクラむアントずの初回キックオフずも蚀える䌚議が筆者の瀟䌚人初䌚議であったのである。筆者は高揚しおいた。入瀟から玄1ヶ月ず半月、研修の成果を遂に発揮する時が来たのである。研修䞭、プログラミングに぀いおは埗意な同期に党おを委ねる他なかったが、幞にしお議事録に぀いおは平均以䞊の評䟡を埗おいた。月絊に報いなければならない。そう思い、クラむアント先の䌚議宀でメモを取ろうず胞ポケットに手を入れた時、自分がペンを持っおいないこずに気が぀いたのである圓時は䌚議先にPCを持参せず、䌚議資料を玙に印刷し、議事メモも玙で取るこずがただ比范的䞀般的だった。進んでいくクラむアントずマネヌゞャ陣ずの挚拶、もう次の瞬間には最初のアゞェンダに関する議論が始たる、そう思った時、筆者は䞡の県を瞑り、党おの神経を自身の䞡耳ぞず集䞭させた。たさしく党集䞭の呌吞である。この䌚議のすべおの䌚話を、䞀蚀䞀句、䞀字挏らさずに蚘憶しおみせるそう芚悟を決めた時、集䞭させおいた右耳が「ドンッ」ずいう音を捉えた。

隣に座る女性先茩瀟員がものすごい圢盞をしながらこちらを睚み、そしおボヌルペンを机に叩き぀けおいたのである。

「ありがずうございたすございたす────────」

そう小声で囁き、筆者はメモを静かにずり始めた。

䌚議が終わった時、既に時蚈は18時を過ぎおいた。䌚議堎所であったクラむアントのオフィスからプロゞェクトルヌムぞず戻る途䞭、先茩達はサヌビスタむム䞭のモダンテむストな居酒屋で軜い歓迎䌚を開いおくれた。軜い぀たみず各自杯だけビヌルを頌み、それを飲み干し、プロゞェクトルヌムぞ戻り、鞄を持っお退瀟しようずしたずころ、ダマりチは「議事、䜕時にできる」ず問いかけおきた。

振り返った筆者は県を疑った。既に時刻は20時を回っおいたが、誰䞀人ずしお垰る玠振りを芋せおいないのである。皆黙々ず業務を再開しおいた。

このようにはじたった筆者のアナリスト時代は散々な物であった。そもそも筆者はプロゞェクトに入るたで、コンサルティング䌚瀟ずいうものがいったい䜕をしおいるのか、たったく理解しおいなかった。コンサルタントの䟡倀ずいうものが䜕なのか、クラむアントがコンサルタントの䜕に報酬を払っおいるのか、具䜓的なむメヌゞを党く持おおいなかったのである。そのため、圓たり前の結果であるのだが、自分が䜕をすれば良いのかわからなかった。䞀方で自分にできるこずはなんでもやろうずいう心意気だけはあった。

今の自分にできるこずはなんなのか迷った末に蟿り着いた結果は、朝の声出し遅れおくる先茩達に察しお怒涛の挚拶ずプロゞェクトルヌムの机磚き、そしおプリンタの玙詰たりを解消するこずであった。完党にバむトである。偉い人はしばらく筆者をEpsonの保守スタッフず認識しおいたず埌に述べおいる。

ダマりチは呚囲から孊歎詐称を疑われおいる筆者にあらゆるコンサルティングの基瀎を叩き蟌んだ。議事録䜜成、基本的な資料の曞き方、デヌタ集蚈、提案曞䜜成、PMO業務のむロハ、メヌルの曞き方に至る䞀挙䞀動のすべおである。壮絶な2幎間だった。

メヌルは送信たでの間に5回以䞊差し戻されおいたし、議事録に至っおは玙から1m離れおみれば赀い玙なのではないかず思える皋赀ペンでコメントが入っおいた。筆者の曞いた原皿はもはや原型をずどめおいなかったが、ダマりチは決しお自分の手で議事を修正するこずはせず、プリントアりトした玙に赀ペンでコメントを残し筆者自身に修正させた。印刷したA4の甚玙の䜙癜に入り切らないコメントは付箋に拡匵され、赀いたんぜぜの花のクラフトワヌクのようになっおいた。修正を繰り返し反映しおはたたたんぜぜのような付箋付きの原皿を受け取り、そしおたたそれを反映するの繰り返し。䞀぀の議事録を曞き䞊げるのに、通垞は䌚議ず同皋床の時間で曞き䞊げるこずが理想ず研修では教わっおいたが、修正反映を含めお6時間以䞊の時間を芁しおいた。

圓時入瀟前の研修資料で配られた「やさしいJava」の環境構築を倧孊の友達に䞞投げするほどITリテラシヌのなかった筆者は、IT案件党盛期のコンサル䌚瀟においおやれるこずは䜕もなかった。たた、生たれ぀きの倧雑把な性栌が灜いし、デヌタの集蚈をやらせれば合蚈倀を間違えたし、䞡面印刷の資料の奇数ペヌゞのみを印刷しお䌚議に持参しクラむアントに指摘されはじめお気づいたこずもあった。Excelシヌトの印刷時に、蚭定を誀り1列ごずに印刷されおしたったのであるが、再印刷は玙が勿䜓無いずいう謎のサステナブル思考を発揮し、そのたたダマりチに提出しお叱責されたこずもあった。

あらゆる新卒っぜいミスのバリ゚ヌションを片っ端から網矅し、そうしお䜕をするず怒られ、䜕をすれば怒られないか、ギリギリの線匕きを日々䜓埗しおいった。

ほが毎日、家に垰るこずができたのは午前0時を回っおからだった。クラむアント定䟋がある毎週氎曜日の前日は必ず培倜になっおいた。どのように段取っおも絶察に培倜になっおしたうため、あるタむミングから火曜日は快適に培倜ができるようにスりェットパンツず掗顔料を持参し、事務所の怅子を぀䞊べお仮眠し、䌚議に出垭した。「培倜察策を考えおきた」ずいう筆者の蚀葉を聞き、䜕かしらの段取り面の改善を予想しおいたダマりチは、より快適に培倜する方法を考えおきた筆者に驚愕しおいるようだった。電車で家に垰るこずが出来た日はその日が終わるのが惜しく、けいおんの動画を芋お涙を流し酒を飲み寝た。

はじめおの出匵は倧阪だった。初の出匵、初の倧阪オフィス。玄束の堎所を蚪問するず䌚議宀の机の䞊に男の䜓が暪たわっおいた。オフィスに霊安宀あるのず驚愕したが、幞いにしお死䜓ではなかったようで、東京からの掟遣組に気づいた寝そべり男は机から起き䞊がるずこの提案の責任者だず背景の説明をはじめた。はじめおの倧阪でやる気だけは溢れおいたが、アサむン2日で筆者のすべおの䜜業品質に疑問点があるこずを先茩達は芋抜いおいた。筆者が開いたファむルのむンデントはこずごずく砎壊されおいたためにルヌルブレむカヌの称号を埗た。特にやれるこずがなくなった私はひたすら業埌の飲み䌚の堎所を探し続け、予玄した時間になっおも先茩たちの仕事が終わらないため、30分単䜍で店に謝眪し、予玄時間を遅らせおもらうこずにその心血を泚いだ。東京から倧阪たで来たのに䟝然ずしお私がやれるこずはバむトだった。孊生のバむトでも流石にもう少し䜕かしらできたのではないかず今では思う。なぜか䞀番働いおいないのに酒を飲たなければ自我を保おないので酒を煜り、翌日先茩達が働きはじめおいる䞭完党な寝坊をぶちかたした。

倧阪出匵の目的であった提案曞䜜成が䞀応の完成を芋せた倜、東京ぞず向かう新幹線で宇倚田ヒカルを聎きながら自分の䞍甲斐なさに泣いた。東京に戻っおからも毎日がただただ降っおくる仕事を終わらせ、酒を飲み、寝る。金曜日は午前5時たで飲み、土曜は倕方に起きお日曜は死んだように過ごし月曜から働く。瀟䌚は倧倉ずは聞いおいたがたさかこれほどずは...ず呆然ずしおいるうちに季節はめぐった。

䞀幎が経過した頃、隣のチヌムのシニアマネヌゞャに議事録をヘルプで取るようにお願いされ、初めお出る䌚議の議事をずった。そのシニアマネヌゞャは資料の日本語に぀いおは極めお高い品質を求めるこずで知られおいたため、䞀旊のドラフトを曞き䞊げレビュヌに提出した時、かなりの修正量がやっおくるものず予想しおいたが、曞き䞊げた私の議事にコメントが入るこずはなかった。「良く曞けおいた」のである。

䞀幎間、膚倧な時間を曞けお培った基本動䜜は確実にコンサルタントの基本動䜜に倉換されおいるこずにその時初めお気が぀いた。このコンサルタントの基本動䜜、ずは぀たるずころなんだったのであろうか。以降ではそれを振り返りたいず思う。


アナリスト線アナリストに求められるものずは

さお、アナリストをサバむバルするに必芁な芁玠はコンサルタントのアむデンティティたる速床を構成する芁玠、即ち「圓たり前のこずを圓たり前にできる」点に尜きるず蚀える。

この点、筆者のように泚意散挫な性栌をしおいる人間、あるいは䜕かしらの䞀発逆転にすべおをかけようずする人間はアナリスト時代に非垞に苊劎するこずになる。

諞君らは幞か䞍幞かアナリストずいう最初のキャリアレベルから圓業界で働くこずになったわけであるが、結果ずしお”新卒でコンサルティング䌚瀟でアナリストを経隓したこずがある人間”ずいう十字架を背負うこずになる。これが意味するこずは以䞋の「圓たり前のこず」であり、たた瀟内のマネヌゞャレベルがアナリストに期埅するこずも同じ点に集玄される。

  • 指瀺に察しおの䜜業が迅速か぀正確である

  • プロゞェクト進行におけるロゞファシリテヌションができる

  • 想定倖に察しおの゚スカレヌションがはやい

  • 珟堎レむダヌのクラむアント情報を解像床高く吞い䞊げるこずができる

  • No surprisesの培底

䞀぀䞀぀芋おいきたい。

指瀺に察しおの䜜業が迅速か぀正確である

䞀般論ずしお䌚瀟あるいはマネヌゞャレベルがアナリストに察しお䜜業の倧方針の組み立おを求めるこずは少ない。それはマネヌゞャあるいはシニアコンサルタントレベルの仕事であり、アナリストはそこから切り出された仕事をいかに正確に迅速に遂行できるかが評䟡ポむントになる。ここでのキヌワヌドはスピヌドず正確性である。

  • 䞀぀の䜜業ロットを時間にする
    たず諞君らにおいおはダラッず䜜業する癖を培底的に排陀する必芁がある。それを可胜にするために、1日の䜜業ロットを现かく分割するこずを掚奚する。
    䟋えば朝、䜕か䞊叞から指瀺された堎合、日を跚いで結果を芋せるのは遅い。朝䞀であった堎合、遅くずも午埌䞀では䞊叞に䞀床䜕かしらの䜜業進捗を芋せるようなコミュニケヌションを心がける必芁がある。なぜか。たず䜜業が手戻るリスクを最小化するためである。䞇が䞀その日1日をかけお䜜業した内容が、たったく䞊叞の意図ず異なるものであったこずが翌日明らかになった堎合、もはやリカバリヌするこずが出来なくなっおしたうからである。
    たず時間を䞀぀の䜜業ロットずしたい。時間、その䞭で䜕かしらのアりトプットが出せるかどうかを自分で考え、ひずたずそこたでの成果をぶ぀けるのである。䜜業を進める䞭で20分以䞊手が止たる堎合は2時間を埅たず、即゚スカレヌションするこずを心がけたい。䜜業指瀺をもらった際に、あらかじめその日の䞭の䞭間チェックポむントを䞊叞ず蚭定しおおくのが良いだろう。
    20分考えお手が止たる堎合は䜜業のやり方がむメヌゞできおいないこずを意味する。䜜業の手順を具䜓的に指瀺するのは䞊叞の仕事の䞀環でもあるので、その堎合遠慮なく゚スカレするこず。結果ずしおその方が早く終わり、か぀諞君らの残業代が節玄される分プロゞェクトのファむナンスも改善する。これは立掟な䌚瀟ぞの貢献である。

  • 自分はどの䜜業がどれくらいのスピヌドでできるのかを理解する
    䜜業芋積もりの粟床を䞊げる必芁がある。䟋えば1時間の䌚議の議事録であればどの皋床で自分の玍埗いくレベルのドラフトを完成させるこずができるのか課題のアップデヌト、進捗資料䜜成等であればどの皋床でドラフトできるのかこの蟺りの自分の出力時間をアナリストの1幎目のうちに培底的に感芚倀ずしお䜓に叩き蟌みたい。この感芚倀は䞀生モノの技術ずなるため、はやめに䜓埗するこずを掚奚する。
    はじめのうちは䞀぀の䜜業を開始する時に、どれくらいの䜜業時間がかかりそうなのかを自分で予枬した䞊で、実瞟をストップりォッチで蚈枬するのが良い。おそらく予枬時間を䞊回るのであるが、その埌、どの手順や予定倖のこずがあったから予枬時間を䞊回ったのかを振り返るこずが重芁である。予定倖の手順を䞀぀ず぀予枬時間に組み蟌んでいくこずで諞君らの䜜業芋積もりの粟床は向䞊しおいくし、䞊叞やクラむアントに察しお、なぜそんなに時間がかかるのかずいう質問に察しお明確な答えを持っお切り返せるようになるのである。
    䜜業時間の粟床を把握しない限り、正しい䜜業芋積りはできず、い぀たでに終わるのか終わらないのかをコミットするこずができない曖昧な瀟䌚人になっおしたう可胜性がある。これではい぀たで経っおも仕事を任せおもらうこずはできない。

  • 「答え」を持っおいる人間の圓たりを぀ける
    少し乱暎な蚀い方であるが、諞君らコンサルタントに察しお支揎を䟝頌するクラむアントずいうのは䞖界あるいは日本有数の倧䌁業であるこずが倚く、珟代の倧䌁業における経営アゞェンダであったりDX文脈においお今埌実斜しなければいけないテヌマずいうのは自ずから䌌通っおくる。
    そのため、諞君らコンサルタントがクラむアントず議論しなければならないいわゆる論点であったり、提案するこずになる゜リュヌションに぀いおもある皋床の䜓系化が可胜であり、議論の”型”がなにかしら存圚しおいる。
    そしおその各課題のテヌマや提案テヌマに぀いお、その瞬間瀟内で最も詳しい人間、すなわち瀟内有識者がコンサルタント䌁業には存圚する。䟋えば管理䌚蚈であればAさん、人事呚りであればBさん、デヌタ統合基盀であればCさん、れロトラストセキュリティであればDさん、ずいった圢で、テヌマ別に誰を議論に入れれば”䌚瀟ずしおの”答えに蟿り着けるのかを日頃のネットワヌキング掻動等を通しお事前に把握するこずで、諞君らが答えにたどり着くためのスピヌドも圓然䞊がる。
    有識者がどこにいるのかに぀いおは、瀟内勉匷䌚であったり、䌚瀟の広報掻動等で先進事䟋ずしお玹介されおいる蚘事を誰が曞いおいるのかを意識するこずで比范的簡単にわかるこずである。
    もちろん諞君らにおいおもクラアントのために自分自身の脳を限界たで䜿うこずは必芁になるのであるが、クラむアントが求めおいるのはあくたでも諞君らが所属しおいる”コンサルティング䌚瀟”ずしおのベストであり、諞君ら個人のベストではないずいうこずを忘れおはいけない。そのため、自分が所属しおいるプロゞェクトのテヌマに応じお、瀟内有識者の頭脳をフルで䜿甚するこずがクラむアントのために必芁になる。諞君らが頭を䜿うべきは、誰をどの議論にどのように巻き蟌めばクラむアントに䌚瀟党䜓ずしお最も貢献するこずができるのかである。

  • "拠り所になる資料"を理解する
    圓たり前すぎおあたり誰も教えおくれないのであるが、プロゞェクトはクラむアントずの契玄に基づき、指定されたスコヌプ、予算、玍期が定矩されおいる。そのため、自分が䜕をすればわからず手が止たっおしたった時、倧原則ずしおプロゞェクトが党䜓ずしお䜕ができれば良いのかはクラむアントずの合意文曞を読み蟌むこずである皋床想像・仮定をおくこずができる。
    どのプロゞェクトにおいおも必ず、仕様曞ず呌ばれるクラむアントが発泚先であるコンサル䌚瀟に䜕をしお欲しいのかを取りたずめた文曞ず、提案曞ず呌ばれる、仕様曞に察し、コンサル䌚瀟が䜕をする぀もりなのかを具䜓化した文曞は存圚しおおり、コンサルがプロゞェクトにおいおやるこずは原則ずしおすべおこれらの文曞の蚘茉に包含される。
    包含されないこずをやっおしたった堎合、厳密にはコンプラむアンス的にアりトずなるため、建前䞊は必ずこの文曞が䜜業の拠り所ずなる。これらの文曞にはプロゞェクトそのものの目的や背景などが通垞蚘茉されおいる物であるため、これらを読むこずで、自身がやっおいる䜜業が䜕のためなのかどこに向かっおいるのか、そしおい぀頃たでに終わっおいなければいけないのかのあたりを぀けるこずができ、それを知っおいるこずは䜜業のスピヌドや確床に圱響を䞎えるため、必ず読んでおくこずが求められる。

  • "成果物間の぀ながり"を理解する
    あらゆる資料には文脈ず前埌関係が存圚しおいる。䞊述した提案曞は仕様曞ず察応しおいるし、プロゞェクトを通しお䜜成するものは提案曞に明蚘しおいある成果物䞀芧に玐づく。成果物間も基本的には䜕かしらの前埌関係があるはずであり、Bずいう成果物はAずいう成果物をむンプットずしおいるしBはCのむンプットずなる。
    そのため、資料間には必ずキヌ䞡者を玐づける情報が存圚しおいるため、それを意識しお資料を読み、か぀資料を䜜成するずきはこのキヌを壊さずに䜜業を進めるこずが求められる。
    資料間の関連が頭に入るず、䜕か情報が必芁ずなった時に、どこにアクセスすれば欲しい情報が手に入るのかがわかるため、これらはプロゞェクト参画埌、2週間以内には理解しおおきたいずころである。

  • 垞に自動化の䜙地を探す
    プロゞェクトが軌道にのり、諞君らの日々の業務もある皋床のルヌティンになっおきた時、日々の業務の䞭で自動化する䜙地を探すこずが必芁である。これは䜜業速床のみならず品質に぀いおも爆発的な改善を実珟するこずができる。
    よくある自動化の手段ずしおVBAを甚いたマクロ䜜成等が叀兞的であるが、最近はMicrosoftが提䟛しおいるPower Automate等でもかなりの䜜業を自動化するこずが可胜であるため、これらを有効掻甚するのが良いだろう。
    倧量のデヌタ集蚈等が日垞的に行われる堎合はExcel管理を脱华し、DBを構築しおみる、Pythonによっお凊理をさらに自動化する等の工倫をするず、将来的に諞君らのキャリアの歊噚にもなるため、䞀石二鳥である。
    これらの自動化を行う際は、その仕様が耇雑化・ブラックボックス化するず長期的に芋た時にプロゞェクトの負の遺産になるリスクがあるために、その仕様に぀いおは最䜎限のドキュメント化ず定期的な曎新・チヌムメンバヌぞの共有を行う必芁があるこずを忘れおはならない。

  • 考える必芁のない所に時間を䜿わない
    パクれる堎所はパクり、アレンゞにこそ頭を䜿うべきである。䞊述した通り、経営マタヌの怜蚎にコンサルティング䌚瀟を䜿うような巚倧な資本をもった、あるいはキャッシュの状況に䜙裕がある倧䌁業が、䞀般的にどのような問題点を抱えおおり、それに察しおどのような゜リュヌションを圓お蟌むべきなのかずいう点は䜓系化が可胜である。詊しに時間がある時に特定のテヌマに焊点をあお、瀟内の提案曞をいく぀か芋おみるず良い。抂ね䌌たような課題仮説であったり゜リュヌションの圓お蟌みがなされおいるはずである。
    クラむアントのどこに病状課題があるのかを初期蚺断するためのチェック項目、それを螏たえた䞊での論点の蚭定、それに察しおどのような解決策が有効ずなり埗るのかの仮説出しずいったプロゞェクトの骚になる議論は瀟内有識者を含めお短期集䞭的に行うべきであり、ここに぀いお怜蚎時間を必芁以䞊に費やすべきではない。
    あえお倢のない蚀い方をするが、諞君らのクラむアントがコンサルタントに求めおいるのは諞君ら個人䞀人䞀人の頑匵りではない。そんなものは圓たり前だからである。クラむアントが人材掟遣䌚瀟でもなくSI構築事業者ではなくコンサルタントにあえお䟝頌をしおいるのはコンサルティング䌚瀟が組織ずしおもっおいる膚倧な知識ずノりハりがあるからであるこずを忘れおはいけない。それらの情報を有効掻甚するこずは決しお怠慢ではないずいうこずを知っおおいお欲しい。
    では諞君らはどこに時間を䜿うべきなのかそれは䞀般論ず諞君らが向き合っおいるクラむアントの"å·®"の分析である。「分析ずは䜕か」

僕の答えは「分析ずは比范、すなわち比べるこず」ずいうものだ。分析ず蚀われるものに共通するのは、フェアに察象同士を比べ、その違いをみるこずだ。
たずえば「ゞャむアント銬堎はデカい」ずいう衚珟を聞いお、「これは分析だず思うか」ず呚りの人に尋ねおみるず、ほずんどの人が「分析だずは思わない」ず答える。しかし、図のように、ゞャむアント銬堎の身長を日本人ず他囜の人平均身長ず比范しお芋せた堎合には、今床はほずんどの人が「これは分析だ」ず答える。
この差は単玔に「比范の」有無だ。「比范」が蚀葉に信頌を䞎え、「比范」が論理を成り立たせ、「比范」がむシュヌに答えを出す。

安宅和人「むシュヌからはじめよ 知的生産のシンプルな本質」

瀟内の有識者を含めた議論ではおそらく、䞀般的にはこうであるからこのクラむアントにおいおも、こういうこずが問題になるのであろう。ずいう点が話される。これは有識者は広く業界を芋おいるが故にそうなるのであるが、ここに䞀味加えるのは諞君らの仕事である。
䟋えば、いわゆるベスト゜リュヌションず呌ばれる解決策は広く䞖の䞭で䜿われおいる最適解であり、それがそのたたクラむアントの業務に圓お蟌むこずができるかず蚀われればそうでない可胜性がある。䞀般論ずしお、Purchase to Payず呌ばれる賌買、財務䌚蚈、固定資産管理ずいった䌁業の金の流れに関する業務はそれほど業界の特性に関わらずに怜蚎が可胜ず蚀われる領域であるがSAPずいった高額なERPパッケヌゞがあらゆる業界に実装されおいるのはそういった理由からである、それであっおも個別のトランザクション件数であったり業界特有の慣習・法芏則ぞの察応であったりず、䞀般的な゜リュヌションでは察応できない”䜕か”は必ず存圚しおいる。それが具䜓的に䜕なのかそしおそれは䞀般論に察しおどのような圱響を䞎えうるのかを考えるこずこそ諞君らが時間を投䞋する堎所である。

具䜓的な話をしよう。諞君らがクラむアントからなにかしらのコンサルティング支揎の䟝頌を受け、提案曞䜜成にあたり「なぜなにをやるのか」をクラむアントず蚎議するシヌンを想定しお、時間を䜿わなくお良い郚分ず䜿うべき郚分がどこにあるのかを䟋瀺しおみたい。

  1. そもそもなぜやる必芁があるのかはパクれる
    倚くのクラむアントはこのなぜの動機付けが非垞に曖昧であるこずが倚い。なぜやるのかの郚分は是非クラむアントにこそ考えおいただきたいずコンサルタントずしお思う所ではあるが、我々に䟝頌がくる仕事の䞭には、幎末になんずなく予算が䜙ったからずりあえずお金を䜿い切りたいずいう理由から無理矢理に䜜り出された仕事も少なからず存圚しおいるのである。
    そのような動機が曖昧なクラむアントずなぜやるのか...に぀いおの哲孊的な問いをあたり議論しおいる時間はない。
    このなぜなぜ分析の沌に萜ちるず曌荌矅のようなWHY俺らこれなんでやっおるんだっけの盞関図が出来䞊がっおいく。曌荌矅で経営は倉わらない。
    基本的にあらゆる䌚瀟の掻動は䌚瀟の利益に玐づかなければならない。もしくは株䞻あるいは顧客ぞのリタヌンの最倧化、近幎ではSDGsずいったものも含たれおきおはいるが、抂ねなぜやっおいるのかの倧目暙は業界や䌁業が違えど同じようなものに垰結する。答えがわかっおいるものを0から怜蚎するのは時間ず劎力の無駄であるので、ある皋床この蟺が答えになるだろうな。。。の感芚を知っおいる我々から、「だいたいこの蟺りを目暙ずしおこういう取り組みをされるお客様が倚いのですけど、そういうこずですよね」ずいうPush圢の議論でクラむアントを誘導し、議論をリヌドするのが望たしく、ここに必芁以䞊の脳のリ゜ヌスず時間を投䞋すべきではない。実際に䜕かものができるわけでもない掻動に必芁以䞊の議論の工数を投䞋するこずは誰のためにもならない。

  2. なにをやるのか課題はなにでそれに察しおなにアクションをするのかのオプションもパクれる
    ”なぜ”が決たれば次になにをを決める。”なぜ”に察しおの”なにを”に぀いおも、実はそこたで倚くのオプションが存圚しおいるわけではなく、ここも瀟内の”わかっおる人有識者”の力をフルで䜿いスピヌドを重芖しお䞀気に怜蚎するこずが重芁である。売䞊を䌞ばすために必芁なこずは、認知をあげる、コンバヌゞョンをあげる途䞭の離脱を回避する、継続的に賌入しおくれる人を増やす等の斜策があり、では認知を䞊げるためには䞀般的にどんな斜策をすれば良いのかずいう䞀段䞋のレむダヌに関するアクションたで、やるこずは抂ね決たっおいる最先端の゜リュヌションずいうのがあるいはあるかもしれないが、コンサルティング䌚瀟に䟝頌をする倧䌁業はそれなりに実瞟のある゜リュヌションを求めるため、瀟内有識者が出しおくれるオプション以䞊のものは求められないこずが倚い。これを諞君らが0から怜蚎するのはたさしく時間の無駄であり、時間の無駄はクラむアントの予算の浪費であるこずを心埗よう。
    たた、”なにを”の目暙は定量的に定める必芁がある。䟋えば売り䞊げを倍にする、コストを30萜ずす、欠品率を3䞋げる。なんでも良いのであるが、なぜやるのかに玐づく圢で、本来こうでなければならない状態を定量的に定矩し、それに向かっおなにをしなければいけないのかを他の事䟋やクラむアントの䞭長期蚈画等を䞀旊のむンプットずしお機械的に決めおいくものであり、この具䜓的な数倀もこのタむミングで時間をかけおやるものでもない。ずりあえず決めるこずが倧事であり、運甚をしながら適宜芋盎せば良いのである。具䜓的な数字目暙は未来の瞛りになるために、この数字の議論を嫌がるお客さんも倚いのであるが、ここは匷い気持ちで䞀緒に決めたしょうず迫る必芁がある。数字を決めなければ振り返りができず、振り返りができなければそこに改善の䜙地がないからである。どうしおもお客さんが数字を決めたがらない時は、諞君らの䞊叞のマネヌゞャ以䞊を連れお行き、䞀緒に説埗を詊みるのが良いだろう。この数字の決定はクラむアントの説埗に時間を芁するこずがあるが、数字の目暙をいく぀に蚭定するかに぀いおはある皋床の決め打ちずなるような堎合が倚く、脳のリ゜ヌスを必芁以䞊にかける所ではないず考えおいる。

  3. 自分達の特別な郚分は䜕なのかは脳を䜿っおよく考える
    さお重芁なのはここからである。䞊述は有識者を入れた䞀般論の議論ずしお、いわば議論の「土台」を䜜る郚分でありどんどん他所の知識をパクっおスピヌド重芖で䜜り䞊げおしたうこずが重芁である。
    その䞊で、土台の䞊にプロゞェクト特有の議論そのものを䜜るのは諞君らの仕事であり、たさに脳のリ゜ヌスず時間を費やす郚分になる。䟋えば、売り䞊げを䞊げるためのアクションずしお「認知をあげる」ずいう斜策が出おきた時、クラむアントの顧客がどこにいるのかにより、䞀般的には筋の良い斜策ずされおいるものが、筋の悪い斜策になるこずがある。我々はこの䞀般論ずの「差」がどこにあるのかに぀いおフォヌカスしお脳のリ゜ヌスを䜿う必芁があり、そしおたさにここをクラむアントず議論する必芁がある。
    䟋えばクラむアントのメむンの客局が高霢者であり、デゞタル機噚のリテラシヌが䞀般的なクラむアントず明らかに異なるような堎合、䞀般的なデゞタルマヌケティングの斜策を打っおも仕方がない。そのため、この堎合はデゞタルマヌケティングではないマヌケティング斜策ずしおどんなこずが䞀般的であり、そしお効果を芋蟌めそうなのかずいうような方向に脳のリ゜ヌスを䜿う必芁があり、そしおその我々の仮説がクラむアントにずっおも玍埗のあるものであるのかの確認を議論を通しお進める必芁がある。
    以䞊は極端な䟋を挙げたものであるが、パクっお問題ない所むしろパクるべき所ず脳ず時間を費やさなければいけない所を䜜業においお明確に識別するこずで、諞君らの仕事のスピヌドは劇的に改善するこずを芚えおおいおほしい。


  • 悩たない
    我々はプロなのでアりトプットが党おである。どんなに時間を䜿っお培倜で悩んだずしおも、アりトプットがなければ無駄である。無駄な時間を矎談にしおはいけない。ただお客さんのお金がドブに流れただけである。答えを知らない人間が悩むこずに意味はない。考えなければいけない。答えを知らないなら知る人を探す、調べる、そのようにしおむンプットの量を䞊げるしかない。頭ず手が止たっおいる堎合はすぐにむンプットを増やす方に舵を切るこず。䜜業が進たないのはただ考えるに倀する材料がないこずを意味しおいるからである。

「考えるず悩む、この぀の違いはなんだろう」僕はよく若い人にこう問いかける。あなたならどう答えるだろうか
僕の考えるこの぀の違いは、次のようなものだ。
「悩む」「答えが出ない」ずいう前提の元に、「考えるフリ」をするこず
「考える」「答えが出る」ずいう前提の元に、建蚭的に考えを組み立おるこず
この぀、䌌た顔をしおいるが、実はたったく違うものだ。
「悩む」ずいうのは「答えが出ない」ずいう前提に立っおおり、いくらやっおも埒劎感しか残らない行為だ。僕はパヌ゜ナルな問題、぀たり恋人や家族や友人ずいった「もはや答えが出る・出ないずいうよりも、向かい合い続けるこず自䜓に䟡倀がある」ずいう類の問題を別にすれば、悩むこずには䞀切意味がないず思っおいるそうは蚀っおも悩むのが人間だし、そういう人間ずいうものが嫌いではないのだが...。

劎働時間なんおどうでもいい。䟡倀のあるアりトプットが生たれればいいのだ。たずえ日に5分しか働いおいなくおも、合意した以䞊のアりトプットをスケゞュヌルどおりに、あるいはそれより前に生み出せおいればなんの問題もない。「䞀生懞呜にやっおいたす」「昚日も培倜でした」ずいった頑匵り方は「バリュヌのある仕事」を求める䞖界では䞍芁だ。最悪のなのは、残業や䌑日出勀を重ねるものの「この皋床のアりトプットなら、芏定時間だけ働けば良いのでは」ず呚囲に思われおしたうパタヌンだ。

安宅和人「むシュヌから始めよ 知的生産のシンプルな本質」

筆者も党面的にこの意芋に同意する。筆者は2021幎珟圚、シニアマネヌゞャであるのだが、仕事がどうにも終わらないチヌムメンバヌの仕事を芳察しおいるず共通しお「悩んで」したい、䞀芋手は動いおいるのだが、どこぞ向かっおいるのか、このたた向かっおいけばゎヌルぞ到達するのかがわからない状態で䜜業をしおしたっおいるこずがわかる。この䜜業によっお、この答えがわかる、ずいう明確な目的意識を持たない䜜業はもはやゎミを䜜っおいるのず違いはない。
もし自分が今䜕を明らかにしたくおExcelやPPTを觊っおいるのかがわからないのであれば、今諞君らがするべきは、手をずめ、䞊叞ずもう䞀床話すこずだ。そのたた䜜業を続けおはいけない。

  • 品質担保の手順を自分の䞭に持぀こず
    さお、圓然であるが高速でゎミを量産しおも意味がない。速さは正確性ずセットでなければならないし、䞡者は決しおトレヌドオフの関係ではない。
    もちろん速床ず品質の䞡立が難しいこずは他の誰でもなく筆者が䞀番よく知る所である。圓文曞を読んでいる諞君らであればすぐに気づくず思われるが、筆者控えめに蚀っおミスが倚い。諞君らの䞭に筆者同様、なぜそこを間違えるのず自分で自分に突っ蟌んでしたうようなケアレスミスが倚い読者がいるのであれば、アナリストの間にミスの倚い自分ずの付き合い方を孊んでおくこずを掚奚する。
    さお、ミスをする人はなぜミスをしおしたうのか。筆者が蟿り着いた結論は、自分は確認セルフチェックはするが、そのチェック芳点が䞻芳的すぎるずいうこずであった。ミスの倚い人間は、決たっお自分は頑匵っおセルフチェックしたした。ず発蚀する。実際に頑匵っおセルフチェックしおいるのである。しかし、挫然ずやっおいるに過ぎない。ある䞀぀のチェックによっおどのようなミスを枛らしたいのかの目的意識が垌薄なのである。なので、い぀たでやっおも品質が䞊がらない。
    どのようなミスを枛らしたいのかずいう目的から、その類のミスはどのように枛らすこずができるのかの方法・手順を考え、それをただただ自動的・機械的に適甚するこずが品質担保には必芁になのである。
    我々はパンや惣菜を䜜っおいるわけではないのだから「䞹念に気持ちを蟌めお䞁寧に䜜りたした」等ずいう蚀質は䞍芁である。機械的に自動的にチェックをかけおおり、機械刀別できない点に぀いおは人の目で、このような芳点で敎合をチェックかけおおりたす。ずいうような客芳的で淡々ずした説明こそがコンサルタントの䜜業の品質に迫力を持たせる。以䞋、具䜓的な方法論の䟋を玹介する。

  1. 品質の拠り所になる正誀衚を䜜れ
    サヌバヌずサヌバが䞀぀の文曞に混圚しおいる等はわかりやすい䟋であるが、同じ意味の蚀葉が耇数の衚蚘でなされおいる堎合、読者はその衚蚘の違いが䜕らかの意味を持぀ものかず考えおしたう。このようないわゆる衚蚘揺れを回避するためには、正誀衚を䜜り文曞を閉じる前に正誀衚に基づいお䞀括怜玢を䜿っおチェックをおこなうこずが必芁である。どの衚蚘を正ずするかに぀いおは、原則ずしおクラむアントが䜿っおいる蚀葉に合わせるのが䞀般的であるから、クラむアントが提瀺しおいる資料や仕様曞等のベヌスラむン文曞の蚀葉遣いを採甚し、正誀衚を䜜るのが良いだろう。

  2. コメントはすベお䞀芧化し察応衚ずしおトレヌサビリティを担保せよ
    蚀ったこずがなおっおいないずいった指摘を回避するためには、蚀われたこずを党お䞀぀のコメント衚にたずめ、それぞれの指摘に察しおアりトプットはどの箇所をどう察応したのかのトレヌスが可胜になる䞭間資料を手元に持っおおくず良い。どのように珟時点のアりトプットを䜜成したのかに぀いおの自分の思考の敎理にもなる。
    倚くの人が閲芧する資料に぀いおは倚数の人からの指摘が同じ箇所に刺さり、どちらの指摘を正ずすべきか等のコンフリクトが発生する堎合もあるため、より察応衚の重芁性が増す。指摘がコンフリクトした堎合は、それぞれのコメント者、特にコメントを採甚しない偎に察し、その経緯を説明する必芁がある。せっかくしたコメントが成果物に反映されおいないず、コメントするモチベヌションが倱われ、䞍信感ぞず繋がっおいくからである。
    継続的な曎新が芋蟌たれる文曞に぀いおはGit等の構成管理ツヌルの導入を怜蚎する方が結果ずしお管理工数の削枛に぀ながる堎合もある。

  3. セルフチェックリストを運甚せよ
    自分が過去やっおしたったミスに぀いおは䞀芧化しおおくず良い。たた頻出のケアレスミスを回避するための手段も蚘録し、関連する䜜業を行う際には䜜業の終了前に、そのリストに基づいおセルフチェックを行うのが良い。Excelの資料を䜜成するのであれば䟋えば、

    • ペヌゞ蚭定をプレビュヌ圢匏で確認したか

    • 䞍芁な䜜業シヌトが含たれおいないこずを確認したか

    • PPT偎の資料に蚘茉されおいる数ず䞀臎しおいるこずを確認したか
      等の具䜓的なアクション単䜍で指差し確認をするのが良いだろう。

プロゞェクト進行におけるロゞファシリテヌションができるこず

コンサルティング䌚瀟に勀務しおいる諞君であれば、どこかで「ロゞ」、ずいう蚀葉を聞いたこずがあるのではないだろうか。調達物流を衚すロゞスティックスの意味に加えお、最近は広く裏方調敎業務のスキル、ずいう意味合いでプロゞェクトの珟堎では比范的広く䜿われおおり、筆者も筆者の同僚達も本来の調達物流ずは別の意味合いで䜿っおいる堎合が倚い。筆者は勝手に「空気を読んでいい感じにやっおおく胜力」であるず考えおいる。ロゞ呚りはあえおネガティブな蚀い方をすれば雑務である。その仕事自䜓に本質的なクラむアントぞの提䟛䟡倀はない。しかし、ロゞができない䌚瀟は本質的な䟡倀を提䟛する以前にクラむアントの心象を損ねおしたい、極めお䞍利な状況に远い蟌たれるのが実態である。䟋えばZoom䌚議がはじたる瞬間に資料の投圱がい぀たでもされず10分皋浪費しおしたったなんお䌚議を経隓したこずはないだろうかその埌、どんなに蚀葉を尜くした説明をしたずしおも、䜕ずなくむケおない印象は拭えなかったのではないだろうか。そうならないためにも、円滑なロゞの実珟は圓たり前に実珟できおいる必芁がある。
ロゞは珟堎に最も近いアナリスト諞君らの䜿呜であり、そしお力の芋せ所でもあるこずを忘れおはいけない。
では具䜓的にロゞができる、ずはどのようなこずなのであろうか以䞋はシヌン別に芋おいきたい。

  1. 䌚議調敎線
    もちろん䌚議調敎ばかりをやるために諞君はコンサルタントになったわけではないのであろうが、パヌトナヌやシニアマネヌゞャの時間単䟡ず諞君の単䟡を考えた時に誰でもできるロゞ呚りを誰が負担するこずがクラむアントにずっおも最も経枈的であるかを考えるず、答えは必然的にアナリストになる。そしお雑務を雑務ず考えおはいけない。
    コンサルタントは䞀般的に月単䟡X00䞇円盞圓の超高玚商材である。毎月車が買える。雑務も䞀流でなければいけない。雑務もただやれば良いずいうわけではなく、䞀流の雑務にはストヌリヌを感じさせる掗緎された品質がある。
    特に䌚議調敎はプロゞェクトの党䜓スケゞュヌル、マむルストンを意識し、どのタむミングで、誰が、䜕に぀いおどこたで合意したのかを逆算しなければできない高床な業務であり、ストヌリヌ性が求められる。ただの調敎タスクず考えずに䌚議ずいう䞀぀の舞台挔出ずしお取り組む必芁がある。
    たず、䌚議調敎は即効性が呜である。タスクが発生した埌、可胜であれば時間以内に実行するこず。なぜか。マネヌゞャ以䞊のスケゞュヌルは30分単䜍で曎新されおおり、分の調敎の遅れが結果ずしお週間のプロゞェクト遅延ぞず波及するリスクがあるからである。すべおのタスクに優先しお䌚議調敎を行うこずを掚奚する。

    䌚議調敎を頌たれた堎合、確実にそのタむミングで以䞋を確認しおおくこず。これがなぁなぁになるず䌚議は倱敗する。そしお䌚議の調敎䟝頌は䌚議終了分前ずかのギリギリのシヌンで指瀺されるこずが倚く、えおしおなぁなぁになりがちなのである。これは䌚議調敎に限った話ではないが、䜕か仕事を頌たれた堎合、その仕事を確実に終わらせるための情報は指瀺者にめんどくさがられおも必殺の粟神で刈り取るようにしよう。繰り返すが諞君らは䌚議の舞台監督である。䌚議の成功に責任を持っおいるず考えお䞇党を期しおほしい。

    ・必須参加者、任意参加者
    ・䜕を決めるのかアゞェンダ
    ・䌚議時間
    ・堎所どう喋りたいのか、プロゞェクタ、マむクは必芁か
    ・投圱資料を誰が準備するのかそれのレビュヌ者、レビュヌタむミングはい぀なのか

    むンビテヌションに含たれる送信先の䞭で、䌚議が蚭定された背景がわからない人がいる堎合は、詳现に䞊蚘、特に䌚議の䞻題、なぜその人が呌ばれおいるのかを明蚘するこず。宛先の人間から「これ䜕の䌚議」ず聞かれたらむンビテヌションの出し方が良くないこずの蚌巊である。
    䌚議堎所は特にリアル開催の堎合泚意が必芁になる。クラむアント䌚議の堎合、しっかりず䌚瀟察䌚瀟でオフィシャルにやりたいのか、ずりあえず枩床感を探りに行きたく、盞手に構えさせたくない雑談に近い圢匏でやりたいのかで確保する堎所は圓然倉わる。前者の堎合は机を挟み、公匏さを挔出する必芁があり、ここの決定事項は匕き返さないポむントになるこずをクラむアントにも理解させる必芁がある。たた、䌚議宀の怅子の数が出垭者ず比べお十分であるかは事前にチェックしおおく必芁があり、足りない堎合は他の堎所から借りる段取りを぀ける所たでを行う必芁がある。10名以䞊が出垭する䌚議である堎合、そもそもビルの䞭にそのような堎所が限られるこずが倚く、事前に予玄をしおおくか、耇数䌚堎からリモヌトで繋ぐ等の察応が必芁になる堎合もあるため、䌚議日皋が決たった段階ですぐに堎所を抑えおおくこずが重芁になる。
    埌者盞手に構えさせたくない䌚議の堎合、逆にカゞュアルに話せるようなクラむアントサむドのオヌプンスペヌスなどを利甚し、机を挟たず、隣に座り、同じ画面を芋ながら話すなど、なるべく手䜜り感、か぀カゞュアルさを挔出するこず。

    投圱資料が耇数にわたる堎合、どのタむミングで䜕を投圱すべきなのかを事前に確認し、たた可胜であれば䌚議堎所は事前に蚪問した䞊で、端末の芏栌ずプロゞェクタの芏栌が合っおいる倉換アダプタが必芁なのかか倧芏暡な䌚堎である堎合はマむクの䜿甚方法、画面の切り替え方法などのリハヌサルを想定する操䜜が予定通りできるかの確認を行うこず。特にマネゞメント局が出垭する䌚議で投圱したい資料ができないずいったロゞ呚りの印象は心象を損ね、䌚議のコンテンツ以前の問題ずしおいけおない業者、いけおないスタッフずしお烙印を抌されるこずになりかねない。

    資料の印刷が必芁な堎合、印刷時間を考慮するこず。補本を含めおかなり時間がかかる堎合があるため、事前に印刷の芁吊、印刷断面の資料の締め切りは確認しおおく必芁がある。䌚議運営埌は議事録を䜜成するこずになるため、倧人数の堎合は䜕らかの方法で党員の名前ず圹職、所属を把握できるようにしおおくこず。癜玙を回しお名前を明蚘しおもらう圢でも良い。Zoom䌚議の堎合は出垭者をキャプチャで取っおおくず䟿利である。議事録の䜜成に぀いおは別途埌述する。

    コンサルティング䌚瀟のマネヌゞャ以䞊の人間の䞭には、自分は䌚議にきおただ喋れば良いず考えおいる人間も残念ながら䞀定数いるこずを忘れおはいけない。少しでも䌚議圓日の段取りに䞍安を感じるずころがあれば、はっきりするたで詳现を具䜓的に詰めおいくこずが圓日に慌おるリスクを最小化する唯䞀の方法である。

  2. PMOロヌル線
    諞君らに割り圓おられたミッションがPMOロヌルずいう名前の぀いたロヌルでなかったずしおも、䞀぀のチヌムが運営される䞊ではPMOに近いタスクは倚く発生する。それらを手早くこなし、プロゞェクトが円滑に回せるように日々努力するこず。これはアナリスト特有のタスクではないが、アナリストでもできるこずであるため、率先しおやるこずを掚奚する。スケゞュヌル、WBS、課題管理、リスク管理、タスク管理衚はどのプロゞェクトにも抂ね存圚しおいるが、えおしお期限が切れたり次のアクションが決たっおいなかったりするものである。これらを決しお無芖しないこず。自分でどのように曎新するべきかがわからない堎合は、曎新を目的ずした䌚議をチヌム党䜓にアナりンスし、誰が䜕をするのかを確認するこず。管理簿はExcelでもカンバンなどのアゞャむルツヌルでも良いが、原則ずしお日次でトラックする堎をアナリストが䞻導しお蚭定しおいくずプロゞェクトが掻気付く。プロゞェクトで䜜成した䌚議資料、受領資料、成果物を時系列に敎理し、プロゞェクト資産ずしお定期的に敎理するこず。ディレクタヌのあの資料、どこだっけに察しお数秒以内に回答ができるようになるこずを目指すこず。
    これらの資料は新芏参画者がプロゞェクトに来た際にも非垞に有甚な資産ずなりうる。各資料の䜜成・曎新に぀いおは埌述するこずずする。

想定倖に察しおの゚スカレヌションがはやい

䞊叞が認識できおいない䜕か、が発生した堎合、それが良いこずであっおも悪いこずであっおもTeamsやメヌルですぐに共有する必芁がある。その事象が持぀意味合いを自分で解釈するのは非垞に危険である。諞君らは知らないが、䞊叞が既に持っおいる情報ず諞君らが新たに手にした情報を組み合わせるず、プロゞェクトにずっお非垞に重芁な意味をも぀情報になる可胜性があるからである。
䟋えば、諞君らが明日の䌚議にA係長ずいうクラむアントが出垭しない、ずいう話を耳にしたずする。諞君らが芋えおいる䌚議の䞭のアゞェンダのみに限定すればこれ自䜓はさほど倧きな意味を持たない情報かもしれない。しかし、䞊叞は他のチヌムのアゞェンダにおいお、A係長のサポヌトをもらいながら、B郚長に察しお䜕かしらの重倧な決裁を迫ろうずしおいるかもしれない。諞君らが情報を共有しないず、B郚長の決裁は予定通りもらうこずができず、スケゞュヌルに重倧な遅延をもたらすかもしれない。これは諞君らが゚スカレヌションしないず䞊叞はわかり埗ないこずである。
たた、䜕かしらの違和感を感じた堎合も同様に゚スカレヌションするのが良い。違和感ずは、誰々が◯◯ずいう発蚀をしおいたが、これはどういう意味だったのかわからないが、自分の感芚ずしお䜕ずなく嫌な感じがする、ずいうような物を含める。違和感はその原因がわからなくずも䞊叞に共有し、その違和感の正䜓を䞀緒に議論するのが埗策である。筆者の経隓䞊、倧䜓その違和感は2週間埌に爆匟になる。
ネガティブであるこずが明らかな事象に぀いおの゚スカレヌションは䞀切の時間的・手段的配慮遠慮は䞍芁である。䞊叞にチャット、電話、時間に関わらず行うこず繋がらない堎合は考えられるすべおの手段で行うこず。深倜早朝であっおも同様になる。その分は残業申請を行うこず。䞊叞が䞍通の堎合、さらにその䞊ぞず゚スカレするこず。自分で刀断しない。これを鉄則するこず。仮に倧袈裟すぎるず埌で怒られたずしおも、なぜ゚スカレヌションしなかったのかずなるよりもはるかにマシである。


珟堎レむダヌのクラむアント情報を解像床高く吞い䞊げるこずができる

マネヌゞャ以䞊の瀟員は耇数のプロゞェクトを掛け持ちしおいる堎合が倚く、珟堎レむダヌのクラむアントに぀いお避ける時間は物理的に限られおしたう。そのため珟堎レベルのお客さんが䜕を考え、䜕を倧切にしおいるのかをもっずも解像床高く理解できるのはアナリストレむダヌであるこずを自芚するこず。毎日クラむアントず䜕かしらのコミュニケヌションをずり、圌女圌たちが䜕を考え䜕に困っおいるのかを理解するこずが重芁になる。これは珟堎の䞀次情報ずしお極めお重芁なプロゞェクトむンプットになる。
特にクラむアント珟堎におけるクラむアント間のパワヌバランスを把握するこずは珟堎に長い時間匵り付いおいる諞君らにしかできない業務である。
䟋えばこんな事䟋を考えおみおほしい。諞君らのプロゞェクトの長であるシニアマネヌゞャが、今のプロゞェクトずは別に远加スコヌプの提案を誰かに持っおいきたいずする。この時、珟堎を知らないシニアマネヌゞャは機械的にプロゞェクトの䜓制図をみお、決裁暩を持っおいるであろうB郚長に話をしにいこうず考える。
しかし、B郚長は基本的には郚䞋の䞻匵や圓事者意識を尊重するタむプの人であり、実質的な珟堎リヌダヌはC係長であったずする。
䞊蚘のようなケヌスにおいお、C係長の存圚、そしおC係長を説埗すればB郚長の決裁は手続き的に終わるであろうこずをシニアマネヌゞャにむンプットするのは諞君ら珟堎にいるコンサルタントだけができる仕事なのである。クラむアントを党身を目にしおよく芋おおくこず。これが結果ずしおプロゞェクトを助けるこずになる。

たた、今珟圚珟堎で発生しおいる现やかな問題があるのであれば、それらの問題に぀いお自分なりの原因ず解決策の仮説を立お、定期的に䞊叞やマネヌゞャず議論するずよい。そしおそれがプロゞェクトスコヌプであるかどうかにかかわらず俯瞰的に、真の問題はどこにあるのかを垞にコンサルタントずしお远求するこずが必芁である。
䟋えば諞君らのカりンタヌである賌買郚のクラむアントが月末になるず締め凊理に終われ、䌚議蚭定すらできなくなっおしたい、それが恒垞的に数ヶ月続いおいるずする。それ自䜓は諞君らの責任でもなんでもないし、プロゞェクトスコヌプ䞊、解決する矩理もないのかもしれない。しかし、恒垞的に業務ピヌクが月末に寄っおいお、定時での業務完了すらもたたならない状態であるならば、そこには倧きな課題が隠されおいる可胜性がある。そもそもなぜそんなこずになっおしたうのかをよく芳察し、どうすれば解決するのかを䞊叞やクラむアントずも議論しおみるずよい。これが未来の諞君らの飯の皮になるかもしれないからである。

䞊蚘のようなアクティブな芳察やコミュニケヌションは週次の倧きな䌚議に出おいるだけではこのような関係は圓然䜜れない。䜕かしらの方法で珟堎レベルのクラむアントずカゞュアルなコミュニケヌションが可胜になる方法グルヌプチャットツヌル等を自ら構築し、クラむアントに関連するニュヌスがあればそれに察する感想を぀けお送っおみる等、カゞュアルに話せる関係性を䜜っおおくこずが重芁である。
オンサむトであれば毎日、5分でも時間を䜜っおもらいこちらの䜜業の状況や盞手の䜜業の状況を䜜るように心がけるこずが重芁であるチャットツヌルは必ずマネヌゞャ以䞊を宛先に入れ、個別連絡にならないように泚意する必芁がある。クロヌズドなコミュニケヌションの堎はハラスメントの枩床になる等、思わぬトラブルを招く可胜性があるため。

No surprisesの培底


コンサルティング䌚瀟のマネヌゞャはコヌチングタむプで蚀うずころのいわゆる「コントロヌラヌ」タむプのキャラクタヌが倚いず蚀われおいる。コントロヌラヌタむプは物事を自分のストヌリヌにそっお進めるこずを喜びずするため、そこに想定倖の事象が発生した時に諞君らが思っおいる以䞊に拒絶的な反応を瀺す堎合がある。
そのため、䌚議資料に぀いおは同垭するマネヌゞャレベルに぀いおは事前に閲芧しおもらい、文蚀のニュアンスを含めおチェックをしおもらうこずがベストであるし、それが䞍可胜な堎合であれば、そのマネヌゞャの守備範囲に぀いおだけでも事前にレビュヌをもらっおおく等の事前調敎を怠っおはいけない。この瀟内レビュヌ巡業は非垞に手間がかかるが、それこそが品質担保の手順ずなるため、自分の刀断のみで資料特に数字を含むものは、プロゞェクトの今埌をミスリヌドしかねないに぀いおは倖郚に出しおはならない。
これはクラむアントに察しおも同様である。クラむアントのマネゞメント報告にあたっおは事前に珟堎レむダヌのクラむアントに報告内容を確認しおもらい、報告のニュアンスや゚スカレヌションすべき事項の抜け挏れをチェックしおもらう必芁がある。マネゞメント報告の堎で珟堎のクラむアントの怜知しおいない問題がある堎合、マネゞメントがそのクラむアントの管理䞍届をその堎で糟匟しはじめる堎合もあり、そうなれば珟堎のクラむアントの信頌回埩が非垞に困難になる。あらゆる堎面においおNo surprisesを培底するこず。

アナリスト線頻出業務の芁諊

コンサルタントの日々の業務はそのプロゞェクトの特性に応じお倉化するために、手順の䞀般化が難しいものであるが、アナリストが日々行うこずずなる業務ずいうのはある皋床類型化が可胜であるず考えるため、思い぀く限りを蚘茉したい。

議事メモ・議事録の䜜成

昚今音声入力粟床の向䞊によっお、䌚議内容を機械が自動的に文字に起こしおくれるサヌビスが䞀般的になっおいるようであるが、幞か䞍幞かコンサルティング䌚瀟でアナリストを経隓するこずができた諞君達においおは、筆者個人の思いずしお是非議事録を綺麗に曞けるようになっお欲しいず考えおいる。なぜなら議事録ずは文字起こしではないし、文字起こしをすべお読んでいる時間は倚忙なコンサルタントにはないからである。

議事が矎しく曞ける、ずいうこずはその䌚議の目的・文脈、芁点、そしおこの次䜕をすべきであるのかを蚌明する最も簡朔な手段であり、逆も然り曞けない奎は䜕もわかっおいないこずの蚌明である。では蚘茉にあたり䜕を心がければ良いのだろうか

  1. 䌚議前準備
    準備が䞇事である。投圱資料がある堎合、読み蟌んでおくこず。そしお、その䌚議がどのような垰結になるのかをシミュレヌションしおおくこず。誰が䜕を蚀えば成功で䜕が決たらなければ倱敗なのかを事前に仮説ずしお持っおおくずよい。少し極端な䟋にはなるのだが、筆者はか぀お䞊叞から、䌚議前に議事録くらいは曞き終えおおけず怒られたこずがあり、圓時はそんなこずは無理だず思っおいたのだが、自分が説明する内容ずクラむアントをどう誘導させるのかのむメヌゞがあれば、実際には割皋床の内容は䌚議前に曞き終えるこずができるはずなのである。

  2. 䌚議䞭
    ここは党集䞭でずにかく聎く、ずいう他にあたりないが、端末を䜿っおメモをずる堎合、タむプ音が議論の邪魔になる堎合があるため、その点のみ泚意しおほしい。

  3. 䌚議埌ドラフト䜜成
    䞍明点は䌚議終了盎埌に䞊叞やクラむアントを捕たえお解消しおおくのがよい。その堎で解消する癖を぀けなければいけない。ただし、䞍明甚語、業界甚語を自身が知らないだけの堎合もあるので、念のため䌚議䞭にググった䞊で質問するこず。
    議事録は所定のフォヌマットが必ずプロゞェクトには存圚しおいるため、クラむアントか䞊叞にフォヌマットを確認し、そのフォヌマットず粒床に沿っお䜜成するこず。
    議事はオフィシャルに曞いたずしおも䌚議時間そのものよりも時間をかけおはいけないずいうのが䞀般的に蚀われるこずであり、そのため録音をした䞊で文字を起こすずいうのは二重の手間ずなるため、原則ずしお認めない。絶察に聞き逃すこずができずたた、技術的、業界専門的で理解が難しい内容に限り、クラむアントの蚱可を埗お録音するこずたた音声ファむルの扱いには十分に泚意するこず。
    議事録の取り方はプロゞェクトの䜜法に䟝存するずころが倧きいが、基本的には議論した内容が重芁であり、資料の冒頭を説明しおいる箇所は資料に沿っお説明などの蚘茉ずし、投圱資料ずのリファレンスを取るなどで代替するこずで議事録の分量を枛らし、たた蚎議内容にフォヌカスした議事ずするこずができる。
    議事録は原則ずしおドラフトは圓日䞭に瀟内に展開するこず。
    圓日が難しい堎合は翌日の午前がデッドラむンである。この期限が守れないのであれば他の䜜業ずの優先床を調敎するか、既にタスクが溢れおいる可胜性が高いため、タスクシェアを䞊叞ず盞談するこず。

各皮資料の䜜成

コンサルタントずいえば倧事なポむントが぀曞かれたスラむド。そんなこずを考えながら綺麗な玙を曞ける自分をむメヌゞしおコンサルティング䌚瀟に入った人も諞君らの䞭には倚いのではないだろうか。
ずころで、筆者は玙を曞くのが苊手である。ずいうか、そもそも生たれ぀きの面倒くさがりであり、できるだけ最小の工数で最倧の成果を埗たいず垞日頃考え、みんなが頑匵っおいるプロセスをなんずか省けないかず考えながら生きおいる人間である。抂ねそういった邪念を抱きながら生きおいるずろくなこずがないのであるが、仕事をする䞊においおはこれがプラスに䜜甚するこずも少なくない。特にこの資料䜜成に぀いおは、どれくらい良い意味でサボれるのかが諞君らの生産性に倧きく圱響を及がす。

筆者は目的達成のために最もチヌプな手段こそが最も䟡倀があるず信じるものである。なので、資料を䜜らずしお目的を達成する。これが仕事の仕方ずしお筆者は最も䟡倀が高いず考える。
仕事をはやく終わらせたいのであれば、いかに矎しく玙を曞くかに頭を䜿うのではなく、劂䜕に曞く玙を枛らすかにこそ頭を䜿うべきである。

さお、以䞋具䜓的に資料を䜜るこずになった堎合を想定しお、留意すべきポむントを蚘茉したい。

  1. 本圓にその資料は必芁なのかを考えよう
    そもそもなぜ資料を曞く必芁があるのであろうか諞君らにおいおは、資料を曞き始める前に冷静になっおこれを今䞀床考えお欲しい。すべおの資料には目的がある。逆にいえば、目的を達成できるのであれば資料はなくおも良いのである。資料はどこたで曞いおも資料でしかない。そしお資料は沌である。こだわろうず思えばいくらでもこだわるこずができるし、時間はどこたでも溶けおいく。
    我々コンサルタントはクラむアントを倉革に導く仕事であるからしお、倉革に必芁な情報が過䞍足なくそこにのっおいれば資料ずしおは十分であり、その資料に絵画的・芞術的な加点芁玠は必芁ないず筆者は思っおいるここに぀いおは議論の䜙地があるはずであり、諞君らの䞊叞ずぜひ話しおみおほしい。
    䟋えば、AなのかBなのか、珟堎のクラむアントの枩床感を確認するくらいの話である堎合、れロからスラむドを䜜り、それをベヌスに30分間の䌚議をセットしおプレれンテヌションをし、議事録を䜜るのであろうかそんなこずをしおいたらい぀たでたっおも仕事は終わらない。䞊蚘は極端な䟋ではあるのだが、実際のプロゞェクトになるず䞊蚘に近からず遠からずの状態が発生し、無限に工数を浪費しおいく地獄のような状況が比范的カゞュアルに発生するのである。PPTを開く前に深呌吞しながら以䞋を考えおみよう。

    • 珟時点の珟堎のクラむアントの枩床感を非公匏に把握するなど、チャットや立ち話でクラむアントに「うん。」ずいっおもらえればすむ話ではないのか

    • 曞くにしおもスラむド、あるいはExcel等の掻字レベルの情報で議論できるような内容ではないのか絵によるビゞュアル化が本圓に必芁なこずなのだろうか

    • 念の為、提案曞䞊で䜜成物ずしお定矩されおいる資料ではないかないのであれば絶察に䜜らなければいけない蚳ではない

  2. 読む人は誰なのか、そしお読む人にどうリアクションしお欲しいのかを想像しよう
    䟋えば珟堎の前提が蟌み入っおいたり、デヌタを芋せおの議論が必芁である、ずいうようなビゞュアラむズがある皋床必芁な議論が予想される堎合はPPTを䜿わざる埗ないだろう。しかしただ玙を開くのは早い。たず以䞋を想像しよう。その想像が終わるたで、PPTを開いおはいけない。

    • その玙を読む人は誰だろうか玙である以䞊、読み手がいる。そしお読み手がわかる内容が曞いおいなければその玙はゎミである。
      たずその玙の読み手の珟圚地点を想像しよう。圌女圌は今䜕を考えおいるのだろうか。そもそも諞君らの䌚瀟が自分に関連しおいるこずを知っおいるのだろうか知っおいる堎合、どんな印象を持っおいるだろうか

    • 圌女圌らのミッションはなんだろうか仕事で䜕を達成できれば嬉しくお、䜕が発生するず困っおしたう人なのだろうか今䞀番の関心ごずはなんなのだろうか
      このプロゞェクト自䜓のこずを知っおいるのであれば、どの断面の情報をどの皋床今時点で知っおいるのであろうか。

    • 読んだ人がどんなリアクションをしおくれたらその䌚議は成功になるのだろうか
      私たちはその人の承認が欲しいのだろうかそれずも情報を共有したいだけなのだろうかあるいは䜕かしらの情報の提䟛やアクションをしおもらう必芁性があるのだろうか䌚議が終わった時の䌚議宀の空気を想像しおみよう。どうなっおいるのが党員がハッピヌなのだろうか。

    • しおほしいリアクションを読み手にしおもらうために、読み手が気にするポむントはなんであろうか意思決定をしお欲しい堎合、どんな情報があれば、読み手は決めるこずができるのだろうか

  3. 最䜎限のメッセヌゞだけで起承転結を曞いおみよう
    繰り返しになるが、資料は目的達成のためにチヌプであればチヌプであるほど良い。
    で想像したむメヌゞをもずに、どんなストヌリヌの玙であればクラむアントから欲しいリアクションを獲埗できるかを考えお、必芁最䜎限のメッセヌゞだけを掻字で曞いおみよう。ただこのタむミングでは図やグラフは䜜成しおはいけない。
    読み手からなんらかの合意や承認を取り付けたい堎合は、筆者の経隓的には以䞋のような資料構成になる堎合が倚い。

    1. 打合せの背景ず目的
      この打合せが開かれた理由。読み手がこの䌚議に必芁な理由。読み手ず我々はどのような関係性であるかの説明。この䌚議によっお決めるこずが、読み手にずっおどのような意味メリットあるいはデメリットがあるのかの説明を抂芁ずしお瀺す。

    2. 珟状の敎理
      今䜕が起きおいるのかを可胜な限り客芳的に事実をベヌスに瀺す。このタむミングでは諞君らの意思や思いを曞いおはいけない。クラむアントを含めお、我々が盎面しおいる状況をありのたた、正確に蚘述する。読み手のクラむアントに関連する郚分に぀いおはハむラむトする等、興味を持っおもらえるように工倫する。

    3. 珟状に぀いおの評䟡
      今䜕が起きおいるこずに぀いお、客芳的な評䟡を瀺す。基本的にはダバいよ、ずいうこずを䌝えにきおいる堎なので、どの皋床ダバいのかを定量的に瀺せるようにデヌタを瀺すず良い。䞀般的な事䟋ずの比范を䜿うのが有効である。

    4. 察応案
      今䜕が起きおいるダバいこず、に぀いおじゃあどうすれば良いのかを瀺す。この際、䞀぀の察応策だけを瀺されるず他の方法はないのかずいう話になっおしたうため、ずりあえずなんでも良いので案くらいは持っおいく。その䞭で本呜の案の合理性を説いおそこに着地できるずスマヌトである。

    5. 今埌の段取りずやっお欲しいこずの説明
      察応案を合意できたら今埌どのようにプロゞェクトが進んでいくのかの段取りを説明する。そしおもし読み手のクラむアントに䜕かしらのアクションをしおもらう必芁があるのであれば、い぀たでに䜕をしお欲しいのかを具䜓的に明瀺する。次のタッチポむントずなる䌚議をい぀頃蚭定するかたでここで話しおおくのが良い。

      1-3たでの筋曞きを2時間以内に実斜できるず理想的である。3が曞き終えた段階で䞀床䞊叞や同僚ずこのような話し方にしたいず思いたす。ずいうずころを説明しお合意するのが良い。

  4. スラむドの芋栄えをよくしよう
    合意ができたらスラむドを磚き蟌もう。特に事実を芋せるためのデヌタに぀いおは可胜な限り事実を正確にか぀わかりやすく理解しおもらうために図衚を䜿う等の工倫をするのが良い。䞀方で、こだわり出すずキリがない所ではあるので、2時間皋床を目凊に磚き蟌みを行い、それ以䞊の品質を求めるかどうかは䞊叞ず盞談しながら決めるのが良いだろう。
    以䞋は磚き蟌みの際に気を぀けるポむントずなる。スラむドの芋栄えをどのように矎しくするかは各皮デザむンに関する本を各自で参考ずしお欲しい。

    • いかにネガティブなこずであっおも、可胜な限りポゞティブな曞き方をしよう「〇〇がない。」ではなく、「〇〇をい぀たでに、実装するこずが、〇〇のために重芁、必芁、」ずいった曞き方が掚奚される。

    • 色を倚甚するのはやめよう。色が倚いずどこを芋れば良いのかがわからなくなっおしたう。基本的には色のみでずどめ、癜黒印刷でも䌝わる資料を目指そう。

    • 特に耇数人で同じスラむドを曎新するような堎合、䌚議のギリギリたで修正アップデヌトが行われるこずがよくあるため、どれが最新版であるのかがわからなくなっおしたう所謂デグレ問題が発生する。このデグレはプロゞェクト党䜓のモチベヌションを䞀気に䞋げる事象であるため、现心の泚意を払っおファむルのマスタ管理を行っおほしい。
      Gitを甚いた管理たでを行うこずは皀であろうが、Teamsの共同線集機胜を甚いる、定期的に断面管理を行う等しお最新版の取り扱いには最倧限の泚意を払おう。
      これを倱敗するず蚀いたい玙が本番でない、等の倧惚事が埅っおいる。

    • 最終的な品質担保を行うのは自分であるずいう自芚を持ち、アップデヌト個所は確認するずずもに、最初のペヌゞず埌のペヌゞでいっおいるこずに霟霬はないか各ペヌゞで䜿甚されおいる数字のむンプットにずれはないか甚語にゆれはないかフォント、䜓裁や䜿っおいる色にばら぀きはないかリファレンスは壊れおいないか他プロゞェクトの甚語が残っおしたっおいないか等の现やかなチェックを行えるずアナリストずしお非垞に重宝される。確認芳点はリスト化しおおくずよい。

以降ではアナリスト諞君らが頻繁に䜜成するであろう資料に぀いお、䜜成の芁所を蚘茉する。

進捗報告資料 

週次進捗定䟋、月次進捗定䟋等の名の぀いた䌚議䜓で珟状報告を行うために䜿われる資料であり、通垞アカりントやプロゞェクトで䜿われおいる所定のフォヌマットがあり、それに基づき蚘茉するこずになる。
この資料の目指すずころは、プロゞェクト進行䞊の課題の有無ずその圱響の床合い、その察応方針を瀺すこずであり、逆にそれだけはっきり曞かれおいれば良い。資料の構成は抂ね、サマリ、党䜓スケゞュヌルにおける珟状皲劻線、各領域別の詳现報告遅延の床合い、芏暡、課題、リスクの有無の報告、ToDo確認ずなる。どのプロゞェクトであっおもこれらのコンテンツが入っおくるこずは倉わらない。
どのように曞いおも退屈な資料になりがちであるため、資料の䞭でサビずなるポむントを意識しお曞くこずが必芁である。
䟋えば盎近の蚭蚈工皋完了にあたり、この領域に倧きな遅延リスクがある。しかし、これはこういう方針をもっおしお、良い感じに萜ち着く予定であるが、なにかご意芋あるか、ずいうようなハむラむトシヌンを぀くっおおくず党䜓的に締たりのある報告ずなる。
匷匱なく説明されるず聞き手は飜きるのである。このサビのポむントをどこに眮くかは瀟内でよく蚎議するずよい。
たた進捗報告資料は各領域の進捗をクラむアントのPMレベルに報告するのが垞であるため、各領域進捗は䌚議前にクラむアントの各領域進捗担圓ず合意するこず。進捗䌚議で䞀番恐ろしい事態は、コンサル䌚瀟が勝手に曞いた、ず各領域担圓に梯子を倖されるこずである。各領域担圓ず䞀䜓、ワンチヌムずなり、状況をクラむアントの䞊局郚にレポヌトし、察応を蚎議する䞋準備が䜕よりも重芁になる。

  1. 進捗は定量的に瀺すこずが必芁であるが、これがなかなか難しい。なぜなら特にコンサルティング業務である堎合、3日かけお䜜業したら50、その倍の時間をかければ100%の進捗になる、ずいった簡単なものではなく、その進捗の床合いをいかにしおはかるかは非垞に困難であるからである。そもそも怜蚎資料䜜成に぀いお、䜕をもっおしお10の進捗ずするのかはかなり哲孊的な問いずなる。100ペヌゞ䜜るず最初から決たっおいるわけでもないので、10ペヌゞかいたら10にもならないし、内容がカスであればそれは䜕の進捗にもなりえない。ので、通垞は資料に぀いお誰の承認たでを埗たのか、等で進捗を図るこずが倚いが、このあたりの哲孊議論に時間を費やすず肝心な怜蚎そのものに割く時間が削られるため、䞊叞ずずっずずいったんこうしたしょうずいう決めを぀けお進めるのが良い。クラむアントにも、なぜこれは10ずいわれるのかず問われるこずがあるず思うが、いったんこういうルヌルで蚘茉しおいたす。ずいうこずが説明できればそこたでうるさくいっおくる人は筆者の経隓䞊少ない。

  2. 最も重芁な点であるが進捗資料であるため、進捗が明確に根拠を持っお曞かれおいないずいけない。進捗ずは極論、オンスケか遅延かのニ択であり、これが蚘茉されおいない進捗報告はどんなにペヌゞを重ねおもただのゎミである。遅延である。その堎合は䜕日分の遅延である。なぜ発生しおいるのか。そしお今埌どうする぀もりなのか。これが曞かれお入れば最悪1ペヌゞで報告はできる。倉なディテヌルの䜜りこみよりも、これを培底的に説明し、察応を議論すべきである。過去筆者が敬愛する先茩で進捗ステヌタスを「着手䞭」「やや遅延」ず蚘茉し、瀟内レビュヌで爆散した人がいるため、圌らの屍を超え、䞍芁な怒られは回避するように努めたいずころである。

  3. 課題、リスク、ToDoに぀いおは、それぞれの性質をしっかりず理解し、曞き分ける必芁がある。よく、い぀たでに䜕々をしなければならないこずを課題ず呌んだり、明日こうなっおしたったらどうしようずいったこずを課題ず呌んだりする人がいるのだが、これをコンサルがやっおいるずかなり恥ずかしい。コンサルのくせに課題の定矩を理解しおいない人間ずみなされるからである。
    課題、リスク、ToDoはPMO甚語ずしお明確な芏定があるため、それは必ず自䞻孊習をしおおくこずを求めたい。
    ざっくり蚀えば、今埌おこるずダバいただ起こっおいないこずはリスク、既に発生しおしたったダバいこずは課題、やらないずいけないこずがToDoである。リスクが顕圚化すれば課題になり、課題に察するアクションはToDoぞず萜ちる。これは最䜎限の定矩ずしお理解しおほしい。
    リスクは倩倉地異を含めお可胜性を蚀い出したらキリがないため、発生したらプロゞェクトが詰みになるレベルの圱響があり、か぀たぁたぁ起こりうるものをピックしお蚘茉し、その察応をクラむアントず議論する必芁がある。
    察応をずる堎合は圓然远加で予算であったり人手が必芁になったりするので、そこたでしおリスク察応をずるのか取った方が良いず思っおいるのかが蚎議のポむントずなる。リスク管理に぀いおはあたり重芁芖されないこずが倚いのであるが、筆者ずしおは発生する可胜性がある皋床高いリスクに察しおいかに先回りしお察策をずっおおけるかがPMO本来の肝であり最も倧事な機胜ず考えおいる。
    ToDoに぀いおは特にお客さんに動いおもらわなければならないこずを明確に期限を提瀺しお䌚議の䞭で枡し切る必芁がある。クラむアントがやらなければならないこずをクラむアントに䟝頌するこずに぀いおは遠慮する必芁はない。淡々ず䟝頌するこず。クラむアントでやるべき庶務業務をコンサルに負担させようずするクラむアントも残念ながらたたに存圚するのであるが、それらを匕き受けおいるず、ただの時間単䟡の高い庶務代行ずなっおしたい䌚瀟自䜓の品栌が長期的に傷぀くこずになっおしたうこずを理解しおほしい。クラむアント自身でできるこずを我々がやるこずはクラむアントの予算の無駄になるこずをマネヌゞャを通しおでもクラむアントに説明しおもらう等しお、我々は我々がやるべきこずに集䞭する必芁がある。
    課題に぀いおは、どんな課題なのか、このたた攟っおおくず䜕がおこっおしたうのか、なぜ起きおしたったのか。どうすればよいのか、を明蚘するようにしたい。課題管理簿のみを䌚議に出垭しおいない人が芋るこずもあるため、なるべく背景や圱響を含めお詳现に蚘茉する方が良い。

課題怜蚎資料

思考の柔軟性ずスピヌドが求められ、これが曞けるずスタッフずしお重宝されるのがこの皮の資料である。プロゞェクト進行䞊、䜕かしらの課題や蚎議のポむント論点が発生した際に、その論点を決着させるために䜜られる資料ずなる。論点はプロゞェクトにより様々であるが、筆者の堎合であればずいう業務目的を実珟するにあたり、もっずもよい゜リュヌションパッケヌゞはどれかこの進捗遅延あるいはシステム機胜䞊の䞍党を解消するために、どのようなオプションがありえるのかシステム改修か運甚回避かずいった点をクラむアントを含む関係者党員で合意するための資料であるこずがキャリアを通しお倚かったように思う。
この皮の資料はたったく論点や背景を理解しおいないクラむアントの珟堎の人やマネゞメントが読む可胜性があるため、なぜこれが問題なのか、解決しないずどうなるのかを誰が読んでもわかるように蚘茉できるかどうかが重芁である。ここで興味をもっおもらえなければ䌚議自䜓が倱敗する。

資料の構成は以䞋のようになるこずが䞀般的である。スラむドが枚以䞊になるのであればなんずなく曞いおある玙が含たれおいる堎合もあるため、䌝えたいこずを削ぎ萜ずし、どの玙だけあれば蚀いたいこずを説明し切れるのかをストむックに研ぎ柄たしおいくこずが重芁である。課題怜蚎資料においおは、以䞋のコンテンツは最䜎限含たれおいるこずが理想である。

  • 今䜕がおきおいるのか症状はなんなんのか

  • なぜおきおいるのか原因

  • ではどうすればよいず思っおいるのか

  • どんなオプションがあるのか

  • オプションを遞ぶにあたっお重芖する芳点はなんなのか

  • 重芖する芳点を螏たえるずどのオプションがベストなのか

もし手が進たない堎合はむンプットが䞍足しおいる可胜性が高いため、有識者ヒアリングを行うなどの手段を䞊叞ず盞談する必芁がある。資料自䜓は気合いをいれれば3-4時間皋床で曞き終わるため、䞊蚘を䜜るための正しい情報の収集に時間を割くこずが重芁ずなる。なお、オプションはずりあえず束竹梅の3案瀺しお本呜を竹に蚭定しおおくず良い。

ラップがこれたでの経隓から孊んだのは、倀の匵るメむン料理をメニュヌに茉せるず、たずえそれを泚文する人がいなくおも、レストランの収入が増えるずいうこずだ。なぜだろうたいおいの人は、メニュヌの䞭で䞀番高い料理は泚文しなくおも、぀ぎに高い料理なら泚文するからだ。そのため、倀段の高い料理をひず぀茉せおおくこずで、二番目に高い料理を泚文するようお客を誘うこずができる。

ダン・アリ゚リヌ「予想通りに䞍合理」


詳现の説明は匕甚しおいるような行動経枈孊の本にお任せするが、䜕かの意思決定を誰かに求める堎合、遞ばせる人間に遞択の䜙地を残しおおくこずが重芁である。自分で遞んだかどうかは意思決定者の圓事者意識に倧きく圱響を及がすし、1案しか提瀺しない堎合、他に考えられる可胜性はないのず痛くもない腹を探られ結局他の案を無理矢理に捻り出すこずになる。

それであれば最初から3案を䜜っおおいた方が気が利くコンサルタントずしおの印象を最初から䞎えるこずができるし、結果ずしお早く仕事が片付く。クラむアントも我々が䜜った資料を䜿っお誰か取締圹であったり株䞻であったりに察しお説明巡業をする堎合が倚く、クラむアントが説明をしやすいようなストヌリヌにするためにも、耇数案を䜜っおおくこずは有益である。匕甚した文にあるように3案それぞれの長所短所を䜜っおおき、本呜が最もポむントが高くなるように芋せるこずが重芁である。束竹梅で出された堎合、ほずんどの人間は竹を遞ぶ。

マネゞメント報告資料

いわゆる䞭間報告資料、最終報告資料である。これはどのようなプロゞェクトをやっおいるのかにもよるが、䞭長期のロヌドマップ等が䞭心になるであろう。
マネゞメント報告資料に関しおは基本的にはその骚子、メッセヌゞはシニアマネヌゞャやパヌトナヌクラスがメッセヌゞスクリプトを䜜るべきであるため、アナリスト諞君らはよっぜどでない限りはそれに埓えばよい。スタッフずしおはそのメッセヌゞを自分の蚀葉ずしお理解し、郚品ずなる゚ビデンスを曞くように務めるこず。メッセヌゞが出おこないシニアマネヌゞャやパヌトナヌはいわゆるFake野郎である可胜性が高いので、別ルヌトで内郚゚スカレヌションをする等するほうに舵をきるこずも遞択肢ずしお考慮するこず。゚スカレヌションの仕方は別蚘する。

PMO関連資料の䜜成ず曎新

  1. WBSずスケゞュヌル 
    プロゞェクトのマスタスケゞュヌルをアナリストの諞君らが匕く事は基本的にはないであろうが、自分のチヌムや䜜業のWBSやスケゞュヌルを䜜るこずはあり埗るため、基本的な考え方を蚘茉しおおきたい。
    たず、WBSである。たずは提案曞あるいはプロゞェクト蚈画曞に蚘茉されおいる䜜業の䞭で自分のチヌムあるいは自分自身が担圓する䜜業工皋を確認する。提案をしっかりず曞き蟌んであるプロゞェクトであれば、その資料の䞭で既にある皋床の成果物むメヌゞや䜜業アプロヌチが定矩されおおり、それがむンプットずなる。提案曞やプロゞェクト蚈画曞はおそらく週単䜍のスケゞュヌルのレベルずなっおいるため、これを现かく分解し、自分自身が1日1日、䜕をすれば良いのかの手觊りが持おるようになるたで䜜業ずしお分解しおいく。䟋えば「あるべき業務フロヌの敎理」ずいう工皋が䞀぀の矢矜ずしおスケゞュヌルに蚘茉されおいた堎合、具䜓的に䜕が終われば業務フロヌの敎理が終わったこずになるのかを考え、䜜業分解しおいく必芁がある。業務フロヌの敎理の堎合であれば、
    䟋えば、

    • 他案件の参考資料の収集同様の業務や事䟋の収集

    • サンプル業務フロヌの䜜成

    • サンプル業務フロヌの内郚レビュヌず指摘反映

    • サンプル業務フロヌのクラむアントレビュヌず指摘反映

    • 賌買業務領域業務フロヌドラフト䜜成

      皋床の、数日でおわり、曞く䜜業のおわりの条件が明確になる単䜍にばらしおいく。ばらしの単䜍は倧きくなりすぎず、现かくなりすぎずの塩梅が難しいのであるが、今自分がやっおいるこずがなんなのかが呚囲の誰からみおも明らかになるような粒床にするずよいであろう。䟋えばプロゞェクト管理。ずかであるず、具䜓的に䜕をしおいるのかはわからないが、請求業務通垞系の業務フロヌのドラフト䜜成。であれば同じプロゞェクトの人間であればどのような成果物がその䜜業の結果出おくるのかの想像が可胜になるため、それくらいの粒床感であれば基本的には文句は蚀われない。

      WBSをばらし終わった埌はそれを䞊べおスケゞュヌルずする。スケゞュヌルを匕くずきはたずスケゞュヌルの制玄ずなるマむルストンを先に敎理するずよい。マむルストンを蚀い換えるならば、この時たでにこれをやらないず死ぬ期限である。
      兞型的な物で蚀うずクラむアント内郚の取締圹䌚、マネゞメント報告䌚等があり、このマむルストンを目指しお我々の怜蚎のスケゞュヌルがひかれる、ずいうこずはよくある。クラむアントの業務䞊のマむルストンがスケゞュヌルに倧きく圱響する堎合もある。䟋えば請求系のプロゞェクトである堎合は請求曞発行や経理の〆等は業務䞊の重倧なマむルストンずなるため、その期限たでに䜕がどこたで終わっおいなければならないのかをクラむアントによく確認する必芁がある。クラむアントがクラむアントのお客様や倖郚事業者に察しお䜕らかのコミットメントをしおいる堎合、それらの期限もスケゞュヌル䞊加味する必芁がある。官公庁等のクラむアントの堎合、調達の公瀺スケゞュヌル等もマむルストンずなりスケゞュヌルを匕く䞊での制玄芁玠ずなる。経理郚等の特定の繁忙期を抱えおいるクラむアントに関しおは、特定の週は䌚議蚭定すらできない等の萜ずし穎もあるので、スケゞュヌルを䜜成する際に最初にクラむアントによく確認しおおくこずが望たしい。

      䜜成したスケゞュヌルは曎新のタむミングを決めおおくず共に、プロゞェクト党䜓でスケゞュヌルの珟圚地を共有・議論する堎を最䜎でも週次で良いするず良い。
      プロゞェクト立ち䞊げ時など、䞍確定芁玠が倚く、各人の生産性が安定しおいないタむミングでは週或いは日次で開催するいったこずもあり、状況を芋お柔軟に刀断するずよい。筆者はコロナによるリモヌトワヌクになっお以降、日次で朝䌚ず倕䌚15分ず぀で実斜するようにしおいた。

  2. 各皮管理簿䜜成
    昚今はTeams䞊でPlannerを䜿うこずもあるが、クラむアントず䞀緒にひず぀の課題管理簿、リスク管理簿、ToDo管理簿等を䜜成する堎合がある。通垞これらの管理簿は甚途に応じお別々に䜜成するこずが望たしいずされるが、実運甚䞊、管理簿が耇数存圚するずどの管理簿がアクティブでどの管理簿は事実䞊運甚されおいないのかがわからなくなる等の運甚䞊の問題が埌々発生するこずがあり、工数を䞀元的に把握するずいう芳点からは䞀぀の管理簿になにもかも突っ蟌み、各レコヌドが課題なのかリスクなのかToDoなのかのフラグで識別するような圢をずる方が良い堎合もある。この蟺りはプロゞェクトオヌナヌの奜みが分かれるため、䜜成時に蚎議するず良い。それぞれの管理簿に䜕を蚘茉するべきかは、基本的に瀟内の誰かが先茩が過去に䜿っおいた管理簿があるこずが倚く、それを流甚し぀぀、プロゞェクトの特性に応じお䞍必芁なカラムは削陀し、必芁なカラムを付け足せばよい。
    スケゞュヌルず同様、䞀぀䞀぀のレコヌドのステヌタスに぀いおは最䜎週次でその進捗を远いかける堎をプロゞェクトで持぀ずよい。党員の目に觊れない管理簿は必ず圢骞化するため、目に觊れる堎所に眮き続けるこずが重芁である。
    たた、期限が過去日のたたになっおいる等、明らかに珟状ず異なる物に぀いおは攟眮せず、その察応をプロゞェクト内で議論し、新たな期限を匕き盎すなどの曎新を随時行うこず。

日報䜜成

筆者自身はスタッフ時代にたずもに䜜成した蚘憶がほずんどないのであるが、昚今劎働時間管理が厳栌になっおいる業界事情を考慮するず適切な粒床で日報䜜成をしおおくこずが自分自身のみならず䞊叞たちを救うこずにもなるため郚䞋の劎働時間の管理は矩務であるため、自䞻的にでも䜜成しおおくこずを掚奚する。
日報は1時間単䜍で䜕をしおいたのか、そのタスクの結果、䜕がアりトプットずしお䜜られたのかを必ず蚘茉するこず。「で、アりトプットはなんなの」ず必ず聞かれるため、䜜業結果はこれです。この䜜業における自分の付加䟡倀䜕がお客さんにずっおになったのかはこれです。は日々説明できるようにしおおくずよい。

アナリスト線サバむバルTips集

以降は業務を効率で円滑そしお䜕より楜しく進める䞊で圹立぀Tips集ずしお読んでいただきたい。

クラむアントフェむシング線

  1. クラむアントの業界・仕事そのものに興味を持぀ 
    珟堎のクラむアントずのリレヌションを深めるためには盞手ぞのリスペクトが必須である。クラむアントの䌚瀟や業界がどのような歎史的経緯で発展し、今の事業をするにいたったかはクラむアント以䞊に理解し、その歎史ず䟡倀にリスペクトを瀺すこず。リスペクトずは盞手に察しおの深い理解である。アサむンのタむミングでクラむアントに関連する本をAmazonで最䜎3冊は賌入し、読み理解するこず。
    これはコンサルず名の぀く仕事をする人間であるのなら必ずやらなければならない。最新のトレンドは把握し、クラむアントや業界に関する日経新聞の蚘事は甚語怜玢やタグ機胜を甚いお最新情報が垞に読めるようにしおおくこず。
    クラむアントの業界特有の資栌がある堎合可胜であれば取埗しおみるこずを掚奚する。特に珟堎のクラむアントや叩き䞊げのマネゞメントは、同じ苊劎、同じ目線を持った人間に心を開く。そしおそれがリレヌションずなり自分自身の歊噚ず専門性になっおいく。
    筆者はなにかず無線通信系の仕事に瞁のある星に生たれたようで、クラむアント理解のために実際には䞀床も䜿ったこずはないのであるがアマチュア無線技士の免蚱を取埗しおいる。普段特に持っおいお埗をするこずもないのであるが、通信業界における゚ンゞニアのクラむアントずの初察面の際に、ちょっずした話のネタずしお䜿えるし、少なくずも技術に぀いお勉匷をする姿勢を敬意ずしお瀺すこずができるため、クラむアントリレヌションの芳点から非垞に効果的な取り組みだず考えおいる。

  2. 䌚議はクラむアントに喋らせろ
    これは非垞に良くある倱敗であるが、曞いおきた玙が打ち合わせの制玄になっおしたうのはよくない䌚議であるず筆者は考えおいる。もちろん玙を準備するのは倧切である。しかし、䌚議は出垭者間で目線を合わせるこずが䞀番の目的であるため、その玙に曞いおあるこず以倖のこずをクラむアントが話しはじめた時、無理やり自分の玙に曞いおある内容に議論を匕き戻そうずするず、クラむアントが重芁だず思っおいるのにも関わらずこちらが芋萜ずしおいる䜕かに気づかないこずがある。
    倧切なこずはなぜその人は今、この堎で、私たちに、これを䌝えおいるのかをむメヌゞし、その裏偎にある隠れたSOSを掘り出すこずである。SOSの圢をすぐに掘り出せない堎合は、その堎で「今お話しいただいおいるのっお、こういうこずですか」ずいうような圢で自分等の仕事ずの関連を探すように努めよう。䞡者が繋がった時、これたで自分達が捉えおいた課題がいかに平面的であるかに気付けるかもしれない。

  3. 倧人数の䌚議を開く前に䞍確定芁玠を可胜な限り朰すこず
    䟋えばクラむアントの圹員以䞊に䜕かしらの承認をもらうような䌚議があったずしよう。盞堎には郚長以䞋、様々なレむダヌのクラむアントが経理郚、賌買郚、営業郚、補造蚈画郚から出垭するずする。この際、圹員以倖のクラむアントがその議題に察しおどのような意芋をもっおいるのかがわかっおいない状態でこの䌚議を開催しおはいけない。これは必ずず蚀っお良いほど倱敗する。
    圹員以䞊のレむダヌの倚くは、その議題が珟堎レむダヌのクラむアントの䞭でどの皋床議論されおいるものなのか、誰の意思であるかを気にする。そのため、珟堎レむダヌのクラむアントが我々がもっおきおいるアゞェンダに぀いお「」ず蚀う顔をした瞬間に䌚議はお葬匏になっおしたう。そしおコンサルティング䌚瀟もキャリアレベルが䞊がれば䞊がるほどこの蟺りの珟堎調敎を现かくする時間が限られおしたう。そのため、ここはコンサルタント・アナリストクラスの諞君らの腕の芋せ所ずなる。
    具䜓的に蚀おう。䟋えば既存の賌買システムや業務のあり方に぀いお䜕かしらの問題点があり、このやり方を倉曎するために、予算が必芁で、それを圹員に承認を埗る必芁がある堎合を想定しよう。この際、本来であればこの議題は、その業務の䞻管であるクラむアントの賌買郚が起祚する圢ずしお、コンサルタントはそれの支揎ずしお資料䜜成を行う、ずいった圹割分担ずするのが望たしい。もしクラむアント偎にプレれンテヌションスキルの䞍安がある堎合は、コンサルタントが代匁するこずも可胜であるが、必ず賌買郚の代わりの人間ずしお意芋を述べおいるこずをしっかりず意識しながらプレれンテヌションを行い、説明の最埌には、補足はありたすかず蚀う圢でクラむアントに䞀床マむクを枡すこずが必芁である。このような段取りで進めるために、資料は必ず事前に賌買郚のクラむアントず議論を重ね、マむクを枡すタむミングを含めお合意しお䌚議に臚むべきである。
    加えお、この業務によっお圱響を及がすであろう他郚眲に぀いおも、このような議題が䌚議に䞊がるこずを事前に䌝え、その業務倉曎によっお、各郚眲の業務や予算がどのような圢で倉化する可胜性があるのかを蚎議し、䌚議圓日、それは既に珟堎の総意ずしおしお付議しおいるアゞェンダであるこずを圹員に瀺せるように準備しおおく必芁がある。
    この䞀連の壮倧な準備こそが「ロゞ」ず呌ばれるスキルであり、コンサルタントが入るこずでプロゞェクトが加速する倧きな芁因ずなっおいる。事前準備ず調敎には䞇党を期すこず。

  4. 今ある情報のすべおを動員しおクラむアントの思いを想像せよ 
    調敎をミスらない、䌚議のアゞェンダを倖さない。ず蚀われる人はなぜそれができるのかを考えたこずはあるだろうか。筆者もか぀お䌚議のアゞェンダをよく倖し、お通倜さながらの雰囲気を䜜り出すこずがあった。自分ずしおは緎りに緎ったアゞェンダを持参し、玙に぀いおも十分に掚敲しおいたはずなのに、実際に䌚議をやっおみるずどうにも盛り䞊がらないのだ。しかし、あるタむミングから自分が䞻催する䌚議においおは、いわゆるお葬匏みたいな䌚議にしおしたうこずはなくなったように思う。これができるようになったのは出垭するクラむアントの心情を把握できるようになっおきたからであるず思う。諞君らも芪しい友人や家族恋人ず䌚話するにあたっおそのコミュニケヌションにすれ違いがないのは聞き手である盞手がどの皋床の情報を珟圚持っおいお、そしお今䜕をしたい人なのかがある皋床わかっおいるために、今圌女圌らがどのような情報であれば興味を持ち、どのようなこずを蚀えば䞍快に思うのかを理解しおいるからである。仕事になるずなぜかこれができなくなり、䌚議で芋圓違いのアゞェンダを持っおいっお「これっおなんの䌚議でしたっけ笑」のようなちくちく蚀葉をいただきあえなく退散の憂き目にあう。 特に初芋のクラむアントの堎合、情報はどうしおも限られおしたうが、公開されおいる情報ず想像である皋床補うこずはできる。たずネットストヌキングである。クラむアントの䞊圹であればあるほど、䜕かしら過去に取材された蚘事がむンタヌネット䞊に転がっおいる可胜性はあり、そこで圌女圌が䜕を語っおいるのかどういう䞖界を実珟したく、そしお䜕に怒っおいる人なのかの"あたり"は぀けるこずができる。SNSも有甚な情報収集ツヌルである。TwitterやFacebookで公開されおいる情報を集め、その人が生きおきた時代背景やキャリアの倉遷を想像しよう。LinkedInに略歎が茉っおいれば非垞に重芁なむンプットずなる。今取埗できる情報をかき集め、今この瞬間圌、圌女はどんな情報をどんな解像床で聞きたいのかを想像するずよい。以䞋は䟋である。

    • ゚ンゞニア䞊がりのクラむアントであれば技術にこだわりを持っおいる可胜性が高く、䞭途半端なテクノロゞヌの議論を持ちこめばこちらの知識の浅さを露呈するこずになりかねない。こちらもテクノロゞヌ有識者を揃え、分厚い垃陣で臚むべきである。そうするこずでこちら技術に察する造詣の深さを瀺すこずができるし、技術ずいうトピックを通したリレヌションの深たりを実珟できるかもしれない。

    • カりンタヌずなるクラむアントが最近別䌚瀟から入瀟しおきおいる堎合、そのクラむアント自身もただその䌚瀟の䞭の仕組みやルヌル、慣習に慣れおいない堎合が倚く、その堎合はチャンスである。圌女圌らは瀟内にどう溶け蟌むのかを探っおいる最䞭であるこずが倚く、䌚瀟にコミュニケヌションの盞手が䞍足しおいるこずが倚い。諞君らが議論の盞手になるこずで、圌女圌らは今すぐ欲しい共に働いおいる仲間を埗るこずができるし、孀独な時に寄り添っおくれた盞手ずいうのは長期にわたっおその関係性が維持するものになるからである。圌ら自身もプロゞェクトの背景や瀟内事情を十分に理解できおいない状態なのであるから、それらに぀いお圌らにヒアリングするような議題や䌚議を蚭定しおはいけない。むしろ、自分達が知っおいるこれたでの経緯や知識を提䟛する堎を蚭定するこずによっお、信頌を勝ち取りやすい盞手ずいえる。

    • Facebookや瀟内SNSのアむコンがマラ゜ン埌の写真やフットサルの写真、あるいは音楜掻動に埓事しおいる写真である等、特定趣味を持っおいるこずが明らかであるクラむアントの堎合はそれらに぀いおの話題はリレヌションを深めるための有効な䞀手になりうる。公匏な䌚議の堎ではなかなか話せないであろうが、ちょっずした隙間時間や立ち話のタむミングで、その話題に觊れおみるず良いであろう。日垞的な䌚話である皋床盞手の心がほぐれたタむミングで、今仕事䞊気にしおいるこず、感じおいる課題感をそれずなく聞き出すず、どのようなこずが聞きたい人なのかを知る重芁な手がかりずなる。

      クラむアント内の組織䜓制図に぀いおもクラむアントの心情を知る重芁な手がかりになるため、早期に獲埗するのが良い。䜓制図に衚れおいるのはズバリレポヌトラむンである。そのクラむアントは最終的に誰にどういう報告をしなければいけない人なのかが衚珟されおいるからである。カりンタヌのクラむアントもサラリヌマンであり、䜕かしらの報告矩務を抱えおいる。経営陣であっおも、顧客や株䞻ぞの説明責任がある。これらの矩務はクラむアントが「今したいこず」「聞きたいこず」に劂実に反映される。明日、自分が誰かにうたく説明しなければいけない䜕か重倧なむベントがあるずきに、関係のない話をされたら人間は䞍機嫌になるが、たさしくそこで䜿える有益な情報なのであれば身を乗り出しお聞いおくるのが人間である。これらの情報は基本的には比范的容易に手に入るものであるからフル掻甚し、想像し、話の準備をするのが良いだろう。
      䞊蚘の準備をするこずで、諞君らは打ち合わせの際、おそらくこの顧客はこういうこずを打ち合わせでいうであろうな。。。ずいう仮説を持っお打ち合わせに挑めるようになっおいるず思われるが、実際の打ち合わせにおいお、クラむアントがこちらの意図しない䜕かを発蚀したずき、それはクラむアントのこずをよりよく知るための重芁なヒントであるから、その蚀葉を絶察に聞き逃しおはならない。その蚀葉は諞君らが芋萜ずしおいるクラむアントが気にしおいる"䜕か"であり、そしおあえお蚀っおいる䞀蚀であるのだから、その重芁床は高いこずを意味しおいる。もしその発蚀の趣旚がわからないのであれば、「今おっしゃっおいた・・・っお、こういう所を気にされおいる感じですか」ずいうような圢で、うたくその蚀葉の真意を拟い䞊げよう。

  5. クラむアントに蚀っおはいけない蚀葉集
    諞君らはコンサルタントである。クラむアントは諞君らの月額金額を諞君らよりもよく知っおいるし、その金額の倧きさに぀いおは耇雑な心象を持っおいる人も倚い。圓たり前である。珟堎が䞀生懞呜皌いだお金が諞君らを雇うために䜿われおいるのであるから、その䜿い方をよく想わない人はたくさんいるであろう。特に小売業等の利益率が䜎い領域においおは仕入れを10円単䜍で調敎しビゞネスを日々行なっおいるのである。そういうクラむアントず察峙しおいるこずを我々は忘れおはいけない。以䞋は䟋である。
    「こちらで問題ありたせんでしょうか」「なにが課題ですかどこが問題なんですか」
    ず聞かれたらどう思うだろうか。
    「それが知りたくおお前らを雇っおいるんだが」以䞊である。
    クラむアントに課題を盎接的な蚀葉で聞くこずは自分達の存圚意矩を吊定するに等しいため避けた方が良い。ではどうすれば良いのか。
    クラむアントに䜕か聞くにしおも絶察に「こうなんじゃないかず思っおいるんですけど、実際のずころいかがですか」を培底するこず。こうじゃないかず思っおいるんですけど。は仮説であり、よくいう議論のたたきである。これを出せるのがコンサルタントであるのでこれが出せないコンサルタントは金返せ。ずなる。では仮説はどう出せばいいのか。コンサルタントの教科曞を振り返るずこのように曞いおある。

ビゞネスにおける課題の答えを導き出すずき、問題の本質ずその答えに぀いお、すべおの可胜性を網矅的に分析するのは難しい。時間の限られおいない仕事などないから、ありずあらゆるケヌスを調べたくっおから答えを出すなど無理な話だ。だからこそ、答えから発想するこず、぀たり仮説を立おるこずが重芁になる。立ち止たっお考えるよりも、ずりあえずの答えを持っお、実行に移しおいくこずが倧切だ。

内田和成「仮説思考ヌBCG流 問題発芋・解決の発想法 内田和成の思考」

仮説をどのように立おれば良いのかに぀いおは、仮説思考のご本家を必ず履修いただきたいが、筆者が日垞的にどのように仮説を立おおいるかずいうず以䞋である。

  • ずりあえず䞀般論ずしおどうなのかのあたりを぀ける。䟋えば営業改革の文脈のプロゞェクトであれば、通垞䌌たような営業郚隊を抱えおいる䌚瀟はどのような問題に盎面するものなのかを䞀通り調べおみる。あたり時間を䜿う必芁はなく、5぀6぀くらい肝ずなる課題の仮説が出せればずりあえず30分くらいはそれをベヌスに議論できるのであるから、これはずっずず調べる。可胜であれば䌚瀟のその道の有識者に調べた情報が最新のものであるかどうかは確認できるずさらに良い。

  • クラむアントの様子や資料をよく芳察する。時間があれば䞊述した䞀般論ず比范しお、今のクラむアントは同じ課題を抱えおいるのか、あるいは別の特殊な䜕かが発生しおいるのかを、クラむアントから受領した資料の䞭から読み取れるものがあれば読み取る。もしカゞュアルな立ち話が可胜なクラむアントがいるのであれば、こんな感じなんじゃないかなヌず思っおるんですけどどうですかねず聞いおみお、考えおいるこずの確床を少しず぀高めおいくのが理想である。

「こちらで問題ありたせんでしょうか」
これも犁句である。なぜならそんなこずわからないし刀断できないからである。承認をした堎合にどのような圱響がでうるのかを本人がわからないものに぀いお承認を求めるのは暎力である。諞君らは䟋えば業務フロヌ等の成果物を䜜り、クラむアントのナヌザヌ郚門に承認を埗なければいけない。その際、「これで問題なければ承認いただけたすか」ず蚀ったずしよう。ナヌザヌ郚門のクラむアントが気にするのは、もし私が承認ずいった堎合に、私はどんな責任を取らされるのかずいう点である。ここを明瀺し、クラむアントに察しおの逃げ道を甚意しおいない状態で承認を迫ったずしおも、クラむアントは刀断するこずができないのである。
この堎合必芁なのは、このタむミングで絶察に決めおほしい所、匕き返せないずころはなんなのかを明瀺し、逆にどのレベルの修正であれば、将来匕き返すこずができるのかの明瀺である。䟋えばこのタむミングでは、「業務フロヌの数が、原則ずしお蚭蚈䞊存圚する業務の数、ずなるため、テストも原則ずしお、この業務フロヌの数だけ行うこずになりたす。なので、これ以倖の業務のパタヌンが増える堎合は、ご予算の調敎が入っおしたうかもしれたせん。業務のパタヌンずいうのは、ナヌザヌの数や扱うシステム、たたがる日数等で环蚈しおおり、この業務の䞭で入力するデヌタはデヌタパタヌンずしお䞀぀の業務の䞭で现かく分岐するものずなるため、デヌタパタヌンがどの皋床増えるかに぀いおは珟圚考慮いただかなくお結構です。」ずいうような蚀い方をするこずで、今この瞬間、将来テストの察象になる業務のパタヌンの数だけは決めおください、ず蚀われおいるのだ。ずクラむアントは理解できるのである。ただ挠然ず問題ありたせんかずいう蚀い方は議論を長期化させるだけの悪手ず心埗よう。

「これから勉匷させおいただきたす」「ご迷惑おかけするず思いたすが」
シンプルに高額なフィヌを払っおいるコンサルタントにこんなこずを蚀われたら普通にぶん殎りたくなるず思われる。アサむン間もなくおも蚀っおはならない。

たたこれは人間ずしお圓たり前になるが、クラむアント、クラむアント商品、競合、自瀟メンバヌの陰口やネガティブな発蚀は絶察にしおはならない。自分にそのような意図がなくずも、誰々が・・・ずいっおいたらしい、ず蚀う䌝聞は意図しない速床で意図しない範囲たで広がっおいく。䞀床こうなっおしたうずその信頌を回埩するこずは実質的に䞍可胜であるため、䟋えクラむアントがそのような話題をふっおきたずしおも曖昧に笑っお誀魔化すなどしお明蚀を避けるようにするこず。

瀟内線

  1. プロゞェクト以倖の暪のネットワヌクを広げおおくこず

䞊述した通りであるが、クラむアントが諞君らに期埅しおいるこずは諞君ら個人の頑匵りではなくもちろん頑匵るこずは前提なのであるが、䌚瀟ずしおの総合力である。そのため、諞君らが瀟内の総合力をどれほど匕き出せるのかはそのたたクラむアントの満足床に圱響を䞎える。クラむアントぞの提䟛䟡倀最倧化の芳点から瀟内ネットワヌキングは積極的に行うこずを掚奚する。
たた、プロゞェクト・䞊叞ず自分自身の盞性が合わない、ずいうこずはどうしおもあるし、すべおのマネヌゞャや䞊叞が残念ながら善人であるわけでもない。そのため、なにか違和感を感じた時に、自分の違和感を第䞉者的に盞談できるプロゞェクト以倖の先茩を倚く抱えおおく方がサバむバルの芳点からも良い。

そのため、所属組織の懇芪䌚や飲み䌚、サヌクル掻動等は疲れない範囲で顔を出し、自分の人ずなりを理解しおもらい、同じ人間性を持った先茩がどのあたりにいるのかを把握しおおくこず。

  1. レビュヌ䟝頌の泚意点
    䞊叞、あるいは先茩瀟員にレビュヌ䟝頌をする際、おそらく諞君らは近いうちに必ずこういう質問を投げかけられる。「芋るのはいいけど、どういう芳点で芋ればいいの」である。ゞュニアスタッフにずっおこの質問は極めお答えづらい物であろう。私はそもそも䜕を聞かれおいるのか、質問の意図すらわからなかったずいうのが正盎な所だ。これは䜕を聞かれおいるのだろうか。
    先茩瀟員が聞いおいるのは「私はなぜこの資料を芋なければいけないのかこの資料に私がOKを出すず、䌚瀟ずしお品質䞊䜕を担保したこずになるのか」ずいうこずである。わかりやすく極端な䟋を出そう。諞君らはパヌトナヌに資料レビュヌを䟝頌するずき、誀字脱字がないかのチェックをお願いするだろうかおそらくしない、ずいうよりもしおはいけないのである。誀字脱字は高等教育を受けおいる諞君らであれば自分自身で確認できるこずであり、それは時間単䟡の高いパヌトナヌに䟝頌するこずではないからである。パヌトナヌに䟝頌するずしたらなんであろうか䟋えば、そのパヌトナヌが抱えおいるセヌルス䞊の戊略ずの敎合であったり、他プロゞェクトずの足䞊みの敎合であったりず、「その人にしかわからないこず」に぀いおチェックしおもらうこずが重芁であり瀌儀になる。ので、䟝頌するにあたっおは䟋えば、「隣の●●のプロゞェクトずの敎合ずいう芳点で、特にスケゞュヌルのプロゞェクト暪断的な前埌関係や成果物の粒床感に぀いお、確認をいただきたい」等の芋おほしいポむントの指定の仕方が重芁になるのである。

  2. 先茩瀟員の䜿い方
    䜕か隣のチヌムにお䜿いに行く必芁がある時、特に䞭途採甚で他業界からやっおきた先茩瀟員の䞭には、アナリストごずきが私に話しかけるのは倱瀌、ずいうような䟡倀芳を持った人がいるこずを悲しいかな理解しなければいけない。りルセェボケこっちも仕事や、で枈めば良いのであるが、諞君らずしおの臍を曲げたおっさんの䞖話に時間を摩耗したくないであろうから、こういう堎合はすぐに先茩瀟員、可胜であればマネヌゞャレベルの方から盎接話しおもらうように躊躇なく䟝頌すべきである。たた、他チヌムやクラむアントぞの䟝頌に぀いおは軜埮な物であっおもマネヌゞャ経由で䟝頌するこずが望たしい。残業時間のチェックが厳しくなっおいる昚今、スタッフ間でタスクのやり取りをするこずは他チヌムのマネヌゞャの工数の蚈算を狂わせる芁因になる。そのため、隣のチヌムに䜕かを䟝頌するずきは、䜜業の目的、欲しおいるアりトプット、必芁工数想定を明蚘した䞊で、自身の䞊叞であるマネヌゞャを経由しお䟝頌を行うのが通垞である。

  3. プロゞェクトリリヌスは恥じるこずではないず知ろう
    䟋えば所属しおいるプロゞェクトがあたりにも過酷で、心身に䞍調の兆候が出たずしよう。この時はプロゞェクトリリヌスを自ら申し出、そしお躊躇なくメンタルクリニック等の専門機関の蚺断を受けおほしい。プロゞェクトは人間の集合䜓であり、人間ず人間が集たっお仕事をしおいる以䞊、盞性の良い人間ず盞性の悪い人間は必ず組み合わせずしお存圚する。気が合う䞊叞である可胜性もあればどうにも人間的な䟡倀芳が刷り合わない䞊叞ずチヌムを組むこずもあるかもしれない。人間的な䟡倀芳が噛み合わない䞊叞ず少なくずも1日8時間皋床を共にすれば魂は汚れおいくし、魂に負荷がかかれば必ずそれは䜓調に珟れる。この際、自らその䞍調を怜知しおその堎所を離れるこずは決しお悪こずではないず芚えおおこう。ゞャンケンで負けたくらいに思っおいれば良い。ずるずるず䞍調を匕きずりながら掻躍できないプロゞェクトで働き続けるこずの方がクラむアントに察しお䞍誠実になるこずもあり埗る。そしお䞀床䜓調を厩せば、その回埩には盞圓な時間がかかり、そしお将来の再発リスクを抱えながら仕事をするこずになる。そうなっおからでは遅いのだ。キャリアの1幎目、2幎目の評䟡など、長い目で芋ればいくらでも巻き返せる。倒れる前に行動しよう。プロずしお自分の身を守れるのは最埌は自分であるこずを忘れずにいおほしい。

  4. 䌑める時は遠慮せず䌑もう
    働き方改革により業界党䜓ずしお有絊取埗率は増加傟向にあるのであろうが、それであっおも管理職であるマネヌゞャたちが諞君らの有䌑消化率を100にするべく日々生きおいるかず蚀われるずおそらくそうではない。䜕せ忙しいのである。有絊は䞻匵する人間のみに認められた暩利ずしり、積極的にどのタむミングで取るのかを䞊叞ず盞談しお100取埗を目指そう。コンサルタントの仕事、すなわちプロゞェクトには必ず繁忙期ず閑散期が存圚するので、閑散期のタむミングでの有絊はむしろプロゞェクトの人件費を抑制する手段ずもなり、プロゞェクトファむナンスぞ貢献するずいうこずも知っおおくず良い。

  5. 瀟内恋愛はこれを犁ず
    いうたでもなく䌚瀟は仕事をする堎所であり、我々コンサルタントの就劎時間はクラむアントの予算から捻出されたお金にチャヌゞされる。仕事䞭、恋愛に割いおいる脳のリ゜ヌスはないはずである。たた、軜率に同僚ず男女関係に発展した堎合、埗おしお損をするのは女性偎である。男の䞭には䞀倜を共にした女性を勲章のように扱う阿呆がおり、そういう阿呆はいかにその堎では二人だけの秘密だず話をしおいたずしおも、翌週末の飲み䌚では同僚にその倜の話を着色しお拡散する。そうなればいかに仕事で良い成瞟を䞊げたずしおもフェアに評䟡しおもらうこずが難しくなっおしたう。䜙蚈な看板を背負わないためにも、確実に結婚ぞず発展するような䞀郚の䟋倖的なものを陀き、同僚ず恋愛関係になるこずは掚奚しない。

これを避けるためには基本的に異性の先茩瀟員や䞊叞ず察で飲みに行く、ずいうこずはしない方が良い。そもそもそういう空気にしないこずが䜕よりも倧切であるそもそも就劎芏定で制限されおいるこずもあり、事前によく確認しおおくこず。

日々の心がけ線

  1. 将来を芋据えおコンプレックスを早期に解消しおおくこず
    今埌い぀退職するにあたっおも諞君のファヌストキャリアはコンサルタントである。コンサルタントなのに英語がしゃべれない堎合、なぜかがっかりされる。䞖間はコンサルタントは圓然英語くらいしゃべれるものず考えおいるようだ。
    もし今時点でできないのであれば英語に぀いおは今日から䜕ずかするこず。逃げるこずはできないず考えた方がよい。留孊予備校の門を叩き、50䞇円皋課金すればよい。この投資は必ず回収できるのでケチらないでほしい。
    英語孊習埌は桁違いにむンプットが増えるため、仕事䞊も有効であるし、英語でのコミュニケヌションが突発的に発生した際にひるむこずなく議論に参加できるようになるず自己肯定感を損なわなくお枈むようになるため、粟神衛生もよくなる。
    プログラミング等のテクノロゞヌにコンプレックスがある堎合はドットむンストヌルやUdemy等を䜿い、手を動かしながら毎週䜕かテクノロゞヌに觊れるこず。䜕でもよい。やっおいるうちに䜕ずなくわかるようになる。テクノロゞヌに぀いおは独孊ず䞊行しお、瀟内のベストプラクティスず呌ばれる資料をなるべく倚く読み、自分の蚀葉にするこず。どれが瀟内でなにがもっずもむケおる゜リュヌションなのかを把握できるずずもに、キレむなスラむドを脳に繰り返し脳内にすりこむこずになるため自身のアりトプットの質も副次的に向䞊する。
    䞊蚘は短期間でなんずかなるものではない。か月でも効果はでない。しかし幎、幎埌に必ず歊噚になるので継続するこず。近幎の働き方改革の波で諞君らは業埌ある皋床の時間を確保できるはずである。2時間、1時間でもよい。自分の将来のために投資せよ。同幎代より倚くもらっおいるはずの絊䞎を未来のために䜿え。酒は週末だけに限定するこずを匷く掚奚する。䜕も残らない。

    技術に぀いお䜕をどこたで勉匷すればよいのかで悩む人も倚いず思う。実際に自分もそうであった。この点に぀いおは奜きなものを奜きな粒床たで勉匷すればよいずいう他あたり答えはない。
    ずいうのも、もちろん詳しいにこしたこずはないのであるが、実際のずころ技術に぀いおはそこたで詳しくなくずもコンサルティングファヌムで生きおいくこずはできおしたうからであり、たたむダむダ勉匷しお身に付く皋簡単な物でもない、ずいう領域であるからだ。技術に詳しくあるためには息を吞うように日々進化するテクノロゞヌを自䞻的に吞収するような、所謂技術オタクでなければ到底続く物ではないのである。

    どうしおもテクノロゞヌに぀いお興味が持おないのであればそこに぀いおは詳しい人に頌るずいうのも䞀぀の生き方である。ただし、その堎合は自分の歊噚の遞択肢がひず぀枛るわけなので、であるならばどのようにチヌムに、クラむアントに䟡倀提䟛するのかずいう点を真剣に考える必芁が出おくる。

    業務システムコンサルタント、ずしお生きおいく必芁がある堎合には、最䜎限、そのテクノロゞヌや技術がクラむアントビゞネスに察しおどのような圱響を䞎えるのかずいう点経営者レベルの芖点ず、そのテクノロゞヌを珟堎の人はどのように業務で䜿っおいるのか珟堎オペレヌションの芖点で理解しおおくずよい。
    経営レベルの芖点でテクノロゞヌがどのように事業に圱響を䞎えるのかは各皮経枈誌であったりビゞネス本、日経コンピュヌタのあたりを読み぀぀、瀟内のテクノロゞヌに関する蚘事を読んでいればある皋床キャッチアップできるず考えおいる。
    珟堎オペレヌションの芖点で理解するためには、実際に珟堎のクラむアントが䜿っおいるシステムに぀いお、画面を觊りながら䞀通りの操䜜をシャドりむングしおみるのが近道だろう。各皮システムやテクノロゞヌを珟堎にいる人たちがどのように䜿っおいるのかどんなデヌタを入力しお、それはどのようなアりトプットぞず繋がっおいるのかこれは立掟なテクノロゞヌ理解の入口である。もし䜙力があればクラむアントが行っおいる業務に぀いお、他の䌚瀟はどのようなシステムを䜿っおいるのが䞀般的であるのかずいう比范の芖点がもおるず良いだろう。

  2. 怒られが発生した時にどうメンタルを維持するか
    たず倧前提ずしお、真剣に仕事をしおいればそのうちミスはするし、そのうち倱敗はする。そしお必ず怒られる。これはもう地球には雚が降る日があるのず同じくらいに仕方がないこずだず割り切る必芁がある。怒られただけでいちいち凹たない。たずそこからはじめよう。問題は怒られおいる内容の質である。自分自身に責任があるのかないのか、これを明確に切り分けた方が良い。前者の堎合、䟋えば蚀われおいたこずが守れなかった、刀断のミスがあった、犁止されおいるこずをしおしたった。これはしっかり凹もう。反省すべきである。なぜそうなっおしたったのかを省みお、なぜそうなっおしたったのか、どこで間違えたのか、そしお次発生しないようにするためにはどうすれば良いのか。呚囲にどう協力しおもらうこずで再発を防げるのかしっかり考えお行動蚈画に萜ずそう。これができない人間は遅かれ早かれ信甚されなくなる。
    䞀方で組織で働いおいるず、必ずしも自分自身の責任ではないずころで流れ匟に被匟する可胜性が少なからずある。これにいちいち凹んではいけない。別に他の人間のミスたで抱え蟌む必芁はない。この堎合、怒っおいる盞手が瀟内の人間なのか瀟倖の人間なのかで察応をかえる必芁がある。瀟内の人間が自分の担圓ず異なるポむントで怒っおいる堎合、䞀旊怒っおいるポむントをしっかり聎き、情報ずしお敎理する必芁がある。怒っおいる理由を噛み砕くのである。最悪なのは、はやく怒られおいる状況を脱するために、適圓な謝眪を決めお倉な宿題を持ち垰るこずである。ひずずおり怒らせたあずに、「぀たり、本来こうであったずころが今こうなっおいるので、その点に぀いおご指摘いただいおいるず理解したのですが、あっおいたすか」ずいうような圢で、怒り手の怒りを構造化しお確認しよう。䞀般的にコンサルタントは、論点の議論を持ち出されるず、その盎前たで感情的に怒り狂っおいたずしおも突然思考が巊脳に切り替わり、あれどうだったかなそうだったのかな。
    ずいうモヌドに入れ替わる。こうなれば勝ちである。あ、そういうこずではなくおね。ずか、そうそう。だからこうじゃない普通。みたいなトヌンに持ち蟌める。怒り手の理性スむッチを入れおさえすれば、「実はその件に関しおは私の䜜業範囲になく、本圓は䞀緒にお話し持っお来ればよかったのですが。。。」ずこちらの䞍備䞍備でなかったずしおもに぀いお䞀蚀謝眪も入れ぀぀、盞手の怒りの矛先が自分でないこずを説明しよう。たずもなコンサルタントであれば、自分の怒りが芋圓違いであったこずにここで気づき、ああそうなんだね。ごめんね、ずなるはずである。

    怒っおいる盞手がクラむアントの堎合、もう少し事態は耇雑である。たずクラむアントが自分の䜜業ではなくずも䌚瀟に察しお䜕かしらの䞍満をもっお怒っおいる堎合、これはもう反論しおはいけない。ただひたすら、怒っおいる内容を聞き、その内容を分解する。怒りポむント本来こうであったはずなのに、こうなっおいるこずにお怒りを正確に把握するこずに努めよう。クラむアントの勘違いであるこずが明癜である等の䟋倖的な堎合を陀き、クラむアントの怒りに察しおの反論は絶察的な勝算がない限りはしない方が良いため、たずは持ち垰り䞊叞ず䜜戊䌚議をするようにするこずを掚奚する。しかしこれも自分自身に責任がないのであれば心を痛める必芁はない。流れ匟が飛んできた思っお、飛んできたゎロをファヌストに送球するがごずく事務的に行うのが良い。

  3. 自分自身の行動をKPI化しお管理する癖を぀けるこず
    これはよく営業成瞟が䌞びないセヌルスマンに察しお営業マネヌゞャがいうアドバむスであるが、䜕回顧客に䌚いに行っおいるのか電話をしおいるのかの数をたず自分自身で意識する癖を぀けるこず。
    筆者自身の経隓の䞭でも、自分自身がうたくパフォヌマンスしおいなかった時代は、数に察しおのコミットメント意識が自分の䞭で垌薄であったず感じおいる。特に行動目暙に定量的な数を蚭定しない人間は、過去を振り返る時、倱敗した原因を自分の郜合の良いように振り返るこずができおしたう。
    なぜ定量的な目暙が必芁なのかず蚀えば、到達しなかった目暙にパフォヌマンス䞍党の原因ずなっおいる行動の䞍足が劂実に珟れるからである。
    クラむアントや䞊叞ずの関係性がうたくいかないず悩む時、䜕回䌚いにいき、盎接䌚話をしたのかを振り返っおみるず、単玔にコミュニケヌションの数があたりにも足りおない、ずいうこずも埀々にしおあるのである。
    自分は果たしお本圓に䞊叞、そしお顧客ず悩むだけ䌚話をしただろうか自分は今、考えるに足るほどむンプットずなる資料や曞籍を読んだだろうかずいう振り返りができるようにしおおくこず。プロは悩たない。数そこにある事実を振り返り、仮説を修正しただひたすらに実行せよ。

  4. やりたい仕事があるのであれば自分で勝手に詳しくなろう
    䟋えば事業䌁画、䟋えば戊略案件、䟋えばデヌタサむ゚ンスに関する仕事がしたいず諞君らが望んだずする。圓然䞖間䞀般で隒がれるようなバズワヌドには人気が集䞭するため、諞君らの他にもこれらの仕事をやりたいず考えおいる人は倚い。あずは垭の取り合いになる。この際、諞君らが採甚する偎だずしお、取りたいのはどういう人間だろうか。
    実際にやったこずがある人間である。
    結論、もし諞君らが特定テヌマの案件をやりたいのであれば、自分で勝手に経隓を積んでみるのが䞀番の近道である。事業䌁画や戊略であれば自分で副業申請を出しお自分で䌚瀟を䞀぀立おお経営をやっおみれば良いのである。デヌタサむ゚ンスであればWebの講座でもなんでも受けおみお自分で公開デヌタを元に䜕かしらのむンサむトを出しおみれば良いのである。そのようなコミュニティは腐るほど存圚しおいるし、そういう環境が䞖の䞭にあるのにやらないのであればそれは諞君らがバズワヌドに流されおいるだけである可胜性が高い。

アナリスト線倱敗事䟋集

䞊述の゚ピ゜ヌドに蚘茉するほどのものでもないが、筆者がアナリスト圓時やっおしたった倱敗集を参考に茉せお起きたい。かなり怒られるのでアナリスト諞君においおは同様のミスをしないように心がけるずずもに、䜕かミスがあった際の心の支えにしおほしい。これだけやっおもただ人は生きおいける。意倖ず心優しい業界である。

  • 䞡面印刷の玙資料を片面印刷蚭定のたた印刷。そのたた気づかずにホチキス留めをしおクラむアント䌚議に持参する

  • 提案曞提出前日、党おカラヌ印刷が終わった400頁盞圓の提案資料の逆偎に穎あけ、印刷やりなおしになる

  • クラむアントの運甚センタヌの指王認蚌が通らず、30分間二重扉の間の謎空間で閉じ蟌められ䌚議序盀をバックれる

  • 垞駐先で他人のセキュリティケヌブルを誀っお端末に繋いでしたい身動きが取れなくなる。解決しようず10,000通りの暗蚌番号を静かに䞀぀ず぀詊し解決を人知れず詊みるが、い぀も以䞊に挙動䞍審な様子をクラむアントに指摘され事態が発芚し爆笑される。ケヌブルは切断できたものの、金具の郚分に぀いおは陀去できず、裏道で業者のチェヌン゜ヌで鍵郚分をぶった斬っおもらうこずになる。

  • ランチミヌテティング䞭でみんなでピザを食べながらやるこずになり、ピザの発泚を頌たれるが、自分の奜みであるパむナップルピザず女子の先茩向けにカスタヌドアップルピザをチョむスしおしたいバチ切れされる

  • 垞駐先の旧匏のプリンタのトナヌ亀換のやり方がわからず、分解しおいるうちに組み立お方がわからなくなる

  • 深倜のオフィスでプリンタのトナヌをひっくり返し事務所をマれンダ䞀色に染め䞊げる

  • 玍品ファむル䞀匏のPDF化を頌たれただけなのになぜかそれらのファむルがすべおプリンタに出力されはじめる。それに気づかず倧量の玙が消費される。

その他アナリスト向けに参考になる曞籍等の玹介

筆者の倧先茩にあたる方の比范的新しい曞籍。ビゞネスずは、䌚瀟ずはそもそもなんなのかからコンサルタントずしおの芖点を持぀こずはどういうこずなのかがわかりやすく曞いおあり、初孊者向け。

筆者がダマりチに最初に枡された本。眠くなるが、読たなければ始たらない。正しい日本語が曞けなければそもそも䜕も䌝わらない。

新しくアサむンされた時、この秀和システムが出しおいるシリヌズはクラむアントの所属する業界のマクロ情報を短期間で把握するのに非垞に重宝する。䞊蚘は通信事業であるが、かなりニッチな業界たで出版されおいるので、䞀応調べおみるず良い。

システムに぀いおどの皋床のこずを知っおいれば良いのかわからないが䜕もしおいないのは嫌、ずいう人は䞀旊応甚情報あたりの粒床の勉匷をしおみるのが良い。基本情報ず実はそれほど難易床は倉わらないし、午埌問題はコンサルタントであれば基本情報のそれよりも解きやすい傟向があるず思っおいる。

粟神がお終いになりそうな時甚。ナヌフォはいいぞ。

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