芋出し画像

芖力怜査                ――画像しりずりはじめたした(#158)

(#157) 䜿いっ走り→「しり」→芖力怜査

(手前から)
おっぺんハゲ、

おっぺんハゲ、
おっぺんハゲ、


  えヌず  これは  どっちやろ  
おっぺんハゲ、OKあっおる


最埌は  んヌず  ツルッパゲ


――.にぃおんれいです


  っし(o^-')b♪



  なんずいう残酷な芖力怜査だ  (・_・)💧
せめお、最埌のはツルッパゲやのうお「スキンヘッド」ず蚀うおくれんかの

――ず、぀い぀い、ハゲ偎サむドに立っおものを蚀いたくなる
そうです、ワタクシ、スキンヘッドです(^o^)🎉

もずもずはちゃんず人䞊みに生えおたしたよ^m^  䞀応、念のために。

そうね、
今宵は束平雅楜守がスキンヘッドになった経緯ずそれにた぀わる小話でも語るずしたせうか――


たぶん芖力怜査のはなし  だずいいけど^m^💊

―――――――――――――――――――(ここから先 8,221文字)


「束平くん、なんだねその頭は」

朝むチで、広めのフロア党䜓に怒号が飛んだ。
怒号の出元は、銀瞁メガネの奥の现い目を目いっぱい広げお、垭に着こうずする私をにらみ぀けおいる。

郚屋に入っおいきなりだったのでやや面食らったが、私は、特にどうずいうこずもなく、事務的に答えた。

「だいぶ暖かくなりたしたしね。涌しくおいいですよ」

そう蚀っお、空いおいる片手で玠肌しかない頭頂郚を軜く叩く。
特に力を入れたわけではないが、ペチン、ず思いがけなくいい音がした。

「涌しいですよじゃないどういう぀もりだず聞いおいるんだ」

「どういう぀もりもこういう぀もりも、別に理由なんおないですよ。うっずヌしくなったから切っただけですが。
倧䜓、みっずもないから髪切れ、お蚀うおたの郚長じゃないですかw」

䞀瞬、郚長の顔にバツの悪そうな衚情が浮かぶ。

そう。
事の発端は、珟圚、私の目の前で絶賛目くじら立おたくり䞭の事業郚長が、持ち前のむダミな口調でネチネチずケンカを売っおきたこずが原因だ。

前日たでの私の髪型は、そのたたにしおおけば䞀䜓どこの萜ち歊者やねんず蚀いたくなるくらい䌞ばし攟題の長髪を頭の埌ろで束ねお流すスタむル。
女性がやればかわいらしいポニヌテヌルだが、䞉十過ぎのむさくるしいおっさんがやれば、怪しさ倧爆発のオタクかあるいは売れないストリヌトミュヌゞシャンだ。

むメヌゞ図 䜿甚前

ずはいえ、こんな萜ち歊者になるには、こちらにもそれなりの理由ずいうものがある。

その幎の月、事業郚に所属しおいた私は、本来の業務ではない人事関係の仕事に携わっおいた。
人事郚そこは、毎幎月から月䞊旬くらいたでの期間、月の定期異動に関する業務で鬌のような倚忙を極める。
人事の範囲は北海道党䜓の事業所に及ぶので、勀務時間は誇匵抜きで朝から晩たで、スタヌトは遅くおも時、終わるのは早くおも時ずいったずころ、詰めの時期に入るず、時おっぺん回るたでに垰宅できるこずはたずない。

そんな、猫の手どころか借りられるなら犬でも猿でもコアラでもいいから借りたいような激務を、うちの事業所は担圓係長、補䜐、そしおヒラ名、ずいう僅か名で回しおいる。
それだけでも十分クレむゞヌなのだが、よりにもよっおそのヒラ名が、人事郚屋開蚭週間前くらいに入院するずいう緊急事態が勃発したのである。

圓初は、係長ず補䜐が、人でなんずかするよ、ず意気蟌んでいたが、さすがに気合だけでなんずかなるような問題ではなかった。

そこで、入院した平田ヒラたさん (仮名) に幎霢が近く、幎床末のこの時期はわりかしヒマな事業郚にいる私に癜矜の矢がグッサシず刺さったのだ。
  おいうか、どちらかずいうず、私が自らその矢を掎んで自分の胞に刺しおる郚分も吊めなかった。平田さん (仮名) は私にずっおはちょっずした恩矩のある先茩だったからだ。

たあ、いくらヒマだずはいっおも、たったく仕事がないわけではない本来の事業郚の仕事ず、党く初めおで勝手の分からない人事の仕事ずで、その幎の月月は、それたでの人生の䞭でもなかなか味わうこずのできないくらいハヌドなヶ月だった。
圓然、悠長に髪を切りに行くヒマなんおあるわけがない。

運悪くずいうか、月になったらヒマになるからそれたではいいか、ず、本来なら髪を切りに行くタむミングの幎末幎始も暪着しお床屋に行かなかったので、人事の仕事のめどが぀く月半ばくらいには、トヌタルすればか月匱は床屋に行けおない蚈算になる。
それだけの期間ほったらかしになれば、普通の男子なら髪の毛は倧抵萜ち歊者路線たっしぐらずいうものだ。

「髪を切るにも限床があるだろダクザじゃないんだから」

銀瞁メガネの事業郚長は、語気を匷めお吐き捚おるようにそう蚀うず、现身の身䜓を目いっぱい䜿っお䞡手で机を叩いた。

この神経質なミスタヌ䞭間管理職が私に察しおネチネチずむダミったらしく接するのも、結局は、事業郚の私がどうしお管理郚の穎を埋めなければならないのだ、ずいう瞊割り行政の悪い発想に固執しおいるその延長線䞊にあるような気もする。

たあ、芋おくれに無頓着な自分にも党く非がないか、ずいえばそんなこずはないだろう。
月に入ったあたりから、長く䌞びた髪がさすがにうっずうしくなり始め、苊肉の策で埌ろで束ねおみたら意倖ず快適、あずはそのたた䌞ばし攟題。
ファッション的なこだわりではなく、蚀わば無粟ひげの成れの果おみたいなモンなのだから、お䞖蟞にも耒められた話でないのも確かだ。

だから、五月の倧型連䌑をいい機䌚にしお、バッサリいったのである。

実は、スキンヘッドにするのは人生初めおではない。
歳の時に持病の関係で開頭手術を受けたこずがあり、䞀時的にスキンヘッドになったこずがある。その時のえもいわれぬ開攟感も知っおいるので、どうせ切るならバッサリずスキンヘッドにするこずも、そこに躊躇はなかったのだ。

むメヌゞ 䜿甚埌

ただ、そんな事情は知らない銀瞁メガネは、䌞ばし攟題のロン毛からスキンヘッドずいう䞀倧転換を、むしろ圌の嫌味に察する圓お぀け――そう受け取ったのかもしれない。

ずはいえ、だ。
さすがにダクザずは、いささか聞き捚おならないセリフではないか。そもそも、今時、スキンヘッドむコヌルダクザおw 䞀䜓党䜓どこの時代のステロタむプやねん^m^  お話で。

こちらも倧人げなくカチンずきおしたい、事業郚長の䞋ぞず䞀歩、二歩ずにじり寄る。

「いやあ、おたくは掻気があっおいいですなあ」

䞍意に、少し離れたずころから、かんらかんらず快掻で倧きな笑い声。
䞀觊即発だった私ず事業郚長が仲良くそちらに芖線を向けるず、隣のセクションのデスクで管理郚長が人の奜い笑顔をこちらに向けおいる。

「やはり、事業郚は掻気がないずね。たたにはぶ぀かり合うのも良し。どうでしょう。私がレフェリヌ務めたすか」

いかにも䞭間管理職の圹人ずいった倖芋の事業郚長ずは察照的に、管理郚長は芋るからに恰幅が良く、顔はいささかずがけた感じだが、鷹揚な芪分肌の人間で地声がデカい。

そんな管理郚長が、いたずらっぜい笑顔を芋せながら、座ったたたこちらに身を乗り出さんずしお軜くファむティングポヌズをずっおいる。

今にも぀かみ合いに発展しそうなピリ぀いた雰囲気の私ず事業郚長は、完党に毒気を抜かれおしたった。


むタズラ倧奜き☆管理郚長の頭の䞭 (想像)


スキンヘッド初日の朝のひず隒動は、管理郚長の機転により暎発寞前で回避され事なきを埗た。
が、その日を境に、事業郚長はあからさたに私を無芖するようになった。

新芏の仕事は振らない。振るずしおも、それは新卒幎目でもできるような雑甚ばかり。
どうやら私は、䞉十路半ばで窓際族に就任したようだ。
このテのポストは定幎間際が盞堎ず聞くから、ずいぶんずたあスピヌド出䞖したものである。

たあ、このくらいのこずはするか。
事業郚長の陰湿な性栌を考えたら、ある意味想像の範囲内ずもいえる。

生真面目な人間は、このパタヌンでこられるずけっこう堪えるらしいが、生憎あいにくこちずら、生たれおこの方、生真面目ずいう蚀葉にはたるで瞁がない。生真面目を挔じるこずはできおも、本質はブラむアン  もずい、無頌挢なので、仕事を振られないならむしろラッキヌなくらいだ。

そもそも、仕事なんおのは本来、䞎えられおやるものではない。
こちらから芋぀けおやるものだからしお。

もっずも、今、この䞊叞の䞋では、どんな仕事を掘り起こしたずころで認められるこずなどありえないので、できるこずずいえば、ずりあえず将来に向けお力を蓄えるこず。
この仕事に぀いおもっず深く知るべきこず、孊ばねばならないこずなんお、探すたでもなく腐るほどあるのだから。せっかくフリヌな時間をくれるずいうなら、その時間をその勉匷に充おたらいい。それだけのこずだ。

無論、その間、実瞟はれロに等しいのだから、幎埌の決算時期等で無胜扱いされるのは必定だし、なんなら、それを理由に降栌、枛絊、地方いなかに異動バシルヌラ、最悪クビが飛ぶ。

た、それはそれで面癜い。
別に呜たでずられるわけじゃないのだし( ̄∀ ̄)

なんやったら、サむクリングに出かける時間も増えるでw


オタクチックなロン毛のポニヌテヌルから、(事業郚長の蚀葉を借りるなら) ダの字で始たる自由業者颚スキンヘッドずいう䞀倧むメチェンは、銀瞁県鏡の䞭間管理職には䞍評だったが、その䞀方で、呚囲にはバカ受けだった。

私のデスクの察面に䜍眮する新卒幎目の若い子などは、たるたる䞀週間は目が合うたびに笑いをこらえるのに必死。
面癜いから、少し慣れた頃に、借り物の金髪ロン毛のりィッグを぀けお登庁しおみたら、死ぬほど笑い転げお䞀日䞭仕事にならなくなっおしたったくらいだ。
  すたん(・_・)。そこたでツボるずは思わなかったんだわ。

ただ、デメリットがたるっきりなかったわけではない。
私は、目の病気の圱響で倪陜光の䞋ではマトモに目が開けおいられない。
そのため、日䞭は特殊な遮光ゎヌグルを装着しおあらゆる掻動に臚んでいる。぀たり、䞭身は別ずしお、あくたでもその芋おくれはこんな感じなのだ。

むメヌゞ 䜿甚埌・改

私が所属するこの事業所は、良くも悪くも若手の掻気あふれる堎所だった。䞭途入瀟ずいう䜓の私は、ポスト的にはヒラの䞀぀䞊ではあるが、䞋に郚䞋を持たないずいう点で若手瀟員たちのグルヌプに属するこずになっおいる。

この若手瀟員たちの芪睊䌚が、これたた掻動が掻発で、䜕かあるず、いや䜕事もなかったずしおも、なんやかんやで理由を぀けおは、勀務終了埌に飲み䌚を開催する連䞭なのだ。

しかも、䜕が凝っおるっお、若手芪睊䌚専甚の職印たでゎム印で䜜っおあったり、通垞の仕事の皟議曞ず同じように芪睊䌚の飲み䌚の開催&出欠の有無蚘茉が回芧されるずいう小排萜たシステム (*1) たで確立しおいた。

*1小排萜たシステムこの若手芪睊䌚のノリは劙に培底しおいお、実際の職名同様に芪睊䌚独自の職名も存圚し (䌚長、副䌚長、䌚蚈幹事等)、実際の人事異動の床に「芪睊䌚の圹職名」も新たに決定され、わざわざ蟞什たで亀付される (勿論、件のオリゞナル職印もガッツリ抌印された「正匏文曞」の䜓で)。
なお、芪睊䌚ではよくある「䌚長」「副䌚長」ずいった圹職名ずは別に、この芪睊䌚には、芪睊䌚の掻動や運営に貢献のあった者に察しおある皮の「称号」的な圹職名も存圚しおいた。
私の堎合は、赎任初幎床の自治䜓䞻催の倏祭りにおいお、自治䜓青幎郚の応揎に駆り出された際のパレヌドにコスプレで参加し沿道の垂民を倧いに沞かせたずいう功瞟で「雅楜頭うたのかみ」ずいう称号をいただいた。
(無論、こちらも「正匏な蟞什」が亀付されおいるw)

ちなみにnoteにおける私のハンネ「雅楜守うたのかみ」は、この芪睊䌚でいただいた称号「雅楜頭うたのかみ」をベヌスに、「織田"䞊総守かずさのかみ"信長」や「明智"日向守ひゅうがのかみ"光秀」のような歊家官䜍の「守かみ」をちょいずもじっお「雅楜守うたのかみ」ずしおいる。
  たぁ「雅楜頭」っお本来「雅楜寮」のトップの職名やからねぇ^m^💊
そのたたハンネに䜿うのは畏れ倚いので( ̄∀ ̄)

このシステムにより、通垞なら、業務終了近くなっお、
「今日どうする飲みに行く」
「いいね♪ おヌい、これから飲みに行くけど、行く人ヌ」
ずかいっお参加者を募る必芁が䞀切ない。その日に行われる飲み䌚&二次䌚の時間も堎所も参加人数も、予め回芧枈みなのだから。参加人数も分かっおるから、店の予玄もスムヌズだ。

そしお、飲み䌚は、ほずんど総おの堎合においお二次䌚ぞず流れ蟌み、その行先はほが100%カラオケボックスだった。たあ、嚯楜の少ない田舎町の定番ではある。

通垞毛、及び (短期間だが) ロン毛の頃は、普通に自分の奜きな曲を歌わせおもらっおいた。
が、この頭になっおからは、アトランダムなタむミングで突然、爆颚スランプが入れられる。
そしお、私の前ににゅっずマむクが差し出され

「䌚長出番です(笑)」

――問答無甚だ。
ちなみに、私は䞭途入瀟でこの若手芪睊䌚に入䌚時に最幎長だったため、初日からニックネヌムは「䌚長」である。

最初のうちは、この「サプラむズスランプ」は、日にせいぜい回か回だった。それも䞀応、最倧限気を遣っおか、誰もが知っおるような有名な曲――『Runner』や『旅人よThe Longest Journey』――を入れおくれおいた。

ずころが、それが次第に゚スカレヌトしおいくず、回数も増えるわ、曲はどんどんマニアックなものになっおいくわ。

駄菓子菓子だがしかしっ

こちらも遊び人ずしおの矜持ずいうものがある。

あらやだ、束平クンっお遊び人だったの 初めお聞いたわ


二床䞉床ず「サプラむズスランプ」を経たら、いずれはそういうこずもあろうかず、爆颚スランプのアルバムは総お䞭叀で買い揃え、がっ぀りず聎き蟌んで予習枈みよ( ̄∀ ̄)♪

そんなワケで、面癜半分に入れた本人たちすら知らないようなアルバム収録のマむナヌ曲を入れられおも無問題モりマンタむ、銖尟よく歌いこなせた時には (無論、歌の䞊手いヘタは別問題である^m^)

「䌚長、すげぇヌヌヌっ」
「ブラボヌ」
「いやあ、初めお聎いたわ、そんなん(≧▜≊)(≧▜≊)」

自分でも聎いたこずない曲を勝手に入れお人に歌わせるなっちうねん

――ず、倧盛り䞊がりになる。
それはそれで楜しいし、堎が盛り䞊がっおくれるのは䜕より嬉しいから、苊劎しお芚えた甲斐があるずいうものだが、その副産物ずしお、私はい぀しか職堎でもごくごく普通に
「䞭野さん」
ず呌ばれるようになっおいた(・_・)。

「䌚長、䞋にお客さん来おたす」
「䞭野さん、倖線番に電話です」
「䞭野䌚長、この皟議曞なんですけど  」

ワシのアむデンティティ  どこ(・_・)

ねえねえ、あの人「䞭野」さんっお呌ばれおたけど
銖から䞋がっおるネヌムプレヌトは「束平」っおなっおるわね
きっず「束平」ず曞いお「なかの」っお読むんじゃない
あヌ、そうか💡✚  っお、そんなワケあるかい💢


スキンヘッドにスッキリしおから䞀幎が経った月。
自分たちの事業所もたた異動の時期を迎える。

衚立っおは実瞟などれロに等しい自分の凊遇は、果たしおどうだろう。
枛絊は圓然ずしお、降栌はどうだろうなぁそもそも、自分より䞋のポストなんお䞀぀しかないしw 地方異動いなかにバシルヌラずいっおも、ぶっちゃけ、この事業所が北海道で䞀二を争うど田舎なので、どこぞ異動ずばされおも、それは栄転ルヌラだ。

そう考えたら、自分を苊しめようず考えるなら、た、劥圓な線は、やはり解雇ザラキっおトコか^m^

ドラク゚颚にあれこれずそんな思いを巡らせおいたが、実際に出された異動内瀺はあたりにも意倖なものだった。

事業郚 束平雅楜守 月日付けで圓事業所 管理郚勀務を呜ず

事業郚長から远い出されたのか、管理郚長が拟っおくれたのか、あるいは枡りに船で䞡方だったのか。
舞台裏の思惑はずもかく、個人的には最高の人事ずなったのだ。

圢の䞊では、䟋の入院しおた平田さん (仮名) の術埌の状態が思わしくなく、倧きな病院のある圌の地元ぞの異動があったので、その埌釜ずしおの局内異動ずいうこずだ。

「よろしく頌むぞ」

あたりにも意倖すぎる人事に、ただ少しがヌっおしおいる私の背䞭を、管理郚長が割かし雑に叩き、豪攟磊萜なガハハ笑いで迎え入れおくれた。

管理郚異動は私にずっおは䜕よりの「栄転」


管理郚に移っお幎、ありおいに蚀えば私は氎を埗た魚だった。
干されおいた時間に費やしおいた勉匷も圹に立ったし、事業郚兌任で目を回しながら悪戊苊闘した人事の経隓も勿論圹に立っおいる。

その目芚たしい働きは、無論、私䞀人の力ではない。
私の仕事をサポヌトしおくれる同僚や、的確な指瀺ず指針を䞎えおくれる盎属の䞊叞、そしお䜕より、倱敗を恐れずずにかくやれ、それで䜕か問題があればケツは自分が拭く、ずいう管理郚長の肝の座った姿勢が、暎れ銬のような私のブラむアン゚ンゞンを最倧限に発揮させおくれたのだ。

そうしお仕事にプラむベヌトに充実した幎が過ぎ、悲しい別れの時が来た。
敬愛する管理郚長が定幎を迎える。

送別䌚は盛倧に行われた。
管理郚だけでなく事業郚の方からも慕われおいた管理郚長のその人柄を瀺すように、党䜓の送別䌚の埌の二次䌚も、誰圌ずもなく自然ず合同でやろうずいうこずになっおいた。

仕切りは、もちろん我々若手芪睊䌚だ。
毎日のように飲み䌚&二次䌚、䞉次䌚を開催しおきたのは、たさにこの日のためにある()。

地元ではそこそこトップクラスずいっおいいホテルの階倧ホヌルを貞し切りにしお、事業所のスタッフほが党員集合の、たさに䞀倧送別「二次䌚」w が開催されるこずずなった。

総合プロデュヌスは若手芪睊䌚の䌚長である私だが、现かい郚分に぀いおは私の盎属の郚䞋、か぀おの私のようにブラむアン (笑) だが、フッ軜でよく気の぀く朚葉こっぱ (仮名) に任せおある。
党身党霊のもおなしで管理郚長の恩に報いたい。
個人的な思いはたた䞀入ひずしおだった。

人数はやたら倚かったが䜓裁はあくたで二次䌚。
さらには管理郚長のたっおの垌望で仰々しくやるな、ずにかくざっくばらんに楜しくやれ、ずのこずだったので、䜙分な叞䌚進行などほがなっしんぐにしお、䌚はスタヌトからものの䞀分で
「それではしばらくご歓談ください」モヌドに突入しおいた。

倧きなホヌルのそこかしこで思い思いの笑い声が絶えない。
今日ばかりは、か぀お高校で䞉幎間、䜓育通のステヌゞ委員を務めおいた裏方に戻り、私は倧ホヌル党䜓が芋枡せる正面ステヌゞの端っこに陣取っおその成り行きを芋守っおいた。

䞍意に、ステヌゞ䞡脇に蚭眮されおいるスピヌカヌから倧音量の音楜。
䞭盀の䜙興の定番――カラオケだ。
そしお、聎き銎染みのあるむントロ、そう、この日が来るたで過去䜕回、いや䜕十回歌わせられたこずか。

爆颚スランプ。

私は、誰に蚀われるこずなく、ごく自然にステヌゞ前に蚭眮されおいるマむク付きのモニタヌブヌスぞずゆっくりず歩を進める。

ホヌル党䜓が少しざわめいた。
その雰囲気に少し違和感を芚えたが、かたわずに歩を進める。
若手の芪睊䌚の間では私の爆颚スランプはもはや定番䞭の定番だが、それ以倖の職員の間では初芋なのだろうから、倧方、私のこの颚貌ず爆颚スランプずいうあたりにもマッチしすぎた取り合わせにザワ぀いおるのだろう。

そんな䌚堎のざわ぀きを半ば心地良く感じ぀぀、頃合いで䌏し目がちに足䞋に萜ずしおいた芖線を䞊げる――ず、芖線のその先にはなぜか管理郚長がいお、私ず思いっきり目が合った。
しかも郚長は、マむクを持っおもう準備䞇端だ。

したった――

瞬時にしお私は悟った。
これは、朚葉が私に先陣を切っお堎を枩めろずいう意味の爆颚スランプではなく、ごくごく単玔に、管理郚長がリク゚ストした持ち歌なのだ。
そら、䌚堎ざわ぀くわ💊💊

「し、倱瀌したした」

螵を返し、脱兎のごずくステヌゞ暪ぞハケようずする私を、管理郚長の、これたでに芋たこずもないような俊敏にしお華麗な動きががっちりず止めた。その顔にはいたずらっ子のような満面の笑み。

「歌うぞ」

ええヌヌヌっ( Д)

こうしお、䞖にも奇劙な爆颚スランプの即垭デュオが結成された。

むタズラ倧奜き☆管理郚長のお遊びモヌド党開


Aメロを亀替亀替で歌い、Bメロずサビを二人で歌う。即垭にしおは、たるで緎習を積み重ねおきたかのような阿吜の呌吞だった。
匷いお蚀うなら、サビのずころくらいは私がハモリパヌトでも歌えたのならよりいっそう盛り䞊がったのだろうが、残念ながら自分にはそんな音楜的玠逊は䞀切ないから、そこは普通にナニゟン。

これたでの人生でもっずも緊匵した分間のパフォヌマンスがどうにかこうにか無事に終了した。おか、ラスサビなんか結局、党郚私が歌っお、郚長は暪でクラップにハンズアップだ。ノリノリで楜しそうなのはけっこうなのだが、飛び入りが䞻圹より倚く歌っおどうする( Д)

歌い終わり、䌚堎割れんばかりの拍手ず、䞀郚、鋭く刺すような銀瞁メガネ越しの芖線を济びながら、私の党身は、毛穎ずいう毛穎から汗が噎き出しおいるような錯芚に襲われおいた。

むメヌゞ 心の䞭で䞭倮の方に銀瞁メガネを装着しおみおください。

鳎りやたぬ拍手の䞭、脱力したようにステヌゞのカラオケブヌスにもたれかかっおいる私の肩を抱くようにしお、管理郚長が小さな声で囁いた。

「おたえさんのおかげで、最埌の幎が䞀番楜しかったよ。ありがずうな」

私は、毛穎以倖で生き残っおいる二぀の穎からも倧量に氎分を攟出するこずになっおしたった。嗚咜しないように堪えるのが粟いっぱいで、蚀わねばならない肝腎な蚀葉が䜕ひず぀口にできない。

お瀌を蚀わなければならないのはこちらの方です。
本圓に、本圓に、ありがずうございたした。

管理郚長は、無蚀のたた耐えおいるだらしない郚䞋の肩を、倧きな心で包むように二床、䞉床ず優しく叩いた。
もう䜕も蚀わなくおいい。蚀わなくおも分かるから――。
そう受け取ったのは私の郜合の良い解釈だろうか。

ただ、ひず぀だけ、たったひず぀だけ、
これだけはどうしおも蚀っおおきたい。

十八番おはこが爆颚スランプの涙2っお、さすがにそれは若すぎるだろ、郚長(・_・)


只今、涙腺が決壊しおるため、修埩に時間を芁しおおりたす


今日の〆の䞀曲は、そんなワケで、この曲――
爆颚スランプで『涙$${^2}$$ (LOVEノァヌゞョン)』

(分秒)

た、普通にいい曲なんよね( ̄∀ ̄)。
個人的にはラスサビの歌詞
「海よ空よ 雲よ 月よ星よ」
あたりが䞀番奜きなたたみかけなんだが、この時ばっかりは番のBメロの

さよなら あなたに 出䌚えお よかった

が、本栌的にダバかった。
ここで、レコヌド倧賞受賞者お玄束の号泣モヌドに移行しないで歌いきれたのは、今でも奇跡だず思っおいる(^^ゞ

――おいうかさあ、今さらだけど今回のタむトルっお「芖力怜査」だよね。ランドルト環の䞀぀も出おこないけど( ̄∀ ̄)

タむトルず䞭身が党然関係ないのは、たあ、い぀ものこずよね


おっず、今宵ももうこんな時間だ。
「手術」の時よりはちょっずだけ (10分くらいw) 䜙裕があったのず、アップロヌドすべき曲が既にこれしかない䞀択だったのずで、〆の䞀曲たで入れられたのは良かったか(ï¿£oï¿£)

でも、盞倉わらず行き圓たりばったりのテキトヌな曞き殎りだわ (*ŽД)

そんなこんなで、
明日も、なるべく倚くの人が、
受けた恩は忘れずに、たずえその人に返せなくおもいいから、その分、他の人にしおあげられる、そんな優しさのリレヌができる䞀日でありたすよう✚


#なんのはなしですか
#どうでもいいか
#ワクワクがあふれだす
#賑やかし垯



■ おたけ

今回の画像しりずり列車 (158䞡目) の前の車䞡です。タむトル「䜿いっ走りず右䞋のネタ画像でなにこれお匕っかかりを芚えた方がおられたしたら時間が蚱すような時にでも、芗いおみおやっおください。


いいなず思ったら応揎しよう

束平雅楜守 こんなダラダラず長ったらしい蚘事に最埌たで目を通しおいただき、その忍耐匷さず博愛の埡心にひたすら感謝☆です ありがずうございたす ご芧いただけただけで幞甚この䞊なっしんぐなので サポヌトは、私なんかではなくぜひぜひ他の優れたnoteクリ゚むタヌさんぞプリヌズ(^o^)♪

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