人生2周目の人の「時間の使い方」を観察してみた
今回は時間の話。人生2周目の人の時間の使い方には、ある独特のパターンがあるっぽい。
時間に追われている人と、追われていない人
同じ24時間を生きているのに、「時間がない」が口ぐせの人と、「わりと余裕ある」って言ってる人がいる。
後者のほうが仕事量が少ないかというと、そうでもない。むしろ多いこともある。なのに余裕がある。この差は何なのか観察してみた。
裏設定①:「やらないこと」を決めている
人生2周目の人は、「やること」より先に「やらないこと」を決めているっぽい。
「このメールは今日返さなくていい」「この会議は出なくていい」「この誘いは断っていい」
やらないことを明確にすることで、やることに集中できる。結果、同じ時間でも密度が違う。
1周目の人は全部やろうとする。全部やろうとするから全部が中途半端になる。中途半端だから「やった感」がなくて、「忙しかったのに何も進んでない」になる。
裏設定②:「空白の時間」を罪悪感なく過ごせる
これが観察していていちばん印象的だった。人生2周目の人は、何もしない時間を「サボり」だと思っていない。
カフェでぼーっとする。散歩する。昼寝する。これを罪悪感なくやっている。
裏設定的に言うと、「何もしない時間にも価値がある」という設定が入っている。
1周目の人は「何もしてない自分はダメだ」という設定が入っているっぽい。だから隙間時間にスマホを触る。予定を詰め込む。何かしていないと不安になる。
でも、脳は何もしない時間に整理と創造をする。第9回の朝の5分の話と同じ構造で、空白がないと裏設定が稼働する余地がなくなる。
裏設定③:「他人の時間」と「自分の時間」を分けている
人生2周目の人は、頼まれごとに対して「今すぐやらなきゃ」と思わないっぽい。
「明日でいいですか?」「来週でもいいですか?」が言える。
これは距離のリモコンの話と同じで、他人のリクエストに自分の時間を明け渡さない。「他人の緊急」と「自分の重要」を分けている。
1周目の人は他人のリクエストを全部「今すぐやるもの」として受け取る。結果、自分の重要なことが後回しになり続けて、「忙しいのに自分のことが何も進んでない」になる。
時間の裏設定まとめ
人生2周目の人の時間の裏設定はこう。「やらないことを先に決める」「空白に価値がある」「他人の時間と自分の時間を分ける」。
全部、これまでの記事と地続き。距離のリモコン、自己肯定感の安定、「自分は大丈夫」、全部つながっている。
時間がないと感じるのは、時間が足りないんじゃなくて、裏設定が「全部やらなきゃ」「空白は無駄」「他人の要求が最優先」になってるからっぽい。
今日から観察できること
今日、「やらなくていいこと」をひとつだけ決めてみてほしい。返さなくていいメール。出なくていい予定。断っていい誘い。
ひとつだけ。それで空いた時間に、何もしないでいい。ぼーっとしていい。その空白が、裏設定を動かす余地になる。
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