詩 「不安の筏」
信じてたものが信じられないかもという気持ち
常識が常識じゃないかもという気持ち
突然足場がぐらつく気持ち
突然方向がなくなる気持ち
だけど
深く潜れば潜るほど
絶対の足場なんてない
絶対大丈夫なつかまり棒なんてない
そうわかる(本当はわかってないけど)
そう思う(ようになる)
そして
つかまろうとすることも手放し
そう思う自分さえも手放し
宇宙空間を漂う自分
宇宙空間と区別もつかない自分
そんなイメージが浮かぶと
不安になる
だから
あまりにも自由で不安な時は
自分の人生は
場に立ち上がるひとつの量子ゆらぎ
みたいなものだと思ってもいい
海に立ち上がるひとつの波
みたいなものだと思ってもいい
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