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私のワックスリング第一号。ここから、少しずつ

彫金を始めて、初めて作ったワックスリング。

私にとって、このリングはちょっと特別な作品です。

はじめて指にはめたときの写真💍

ハートをそのままハートにするのではなく、少しずつ形を崩していって、透かし彫りのような表情にしました。

実際にワックスを削りながら、

「ここはもう少し削ってみよう」
「この線は残したい」
「もう少し穴を大きくしたらどうなるかな」

と、手を動かしていく。

頭の中で考えていたものと、実際に手の中でできていくものは、やっぱり少し違う。

その違いが面白くて、難しくて。

そして、キャストから上がってきたものを磨いて、初めて指にはめたとき。

キャストから上がってきた状態

「ああ、本当にリングになったんだな」

と、ちょっと感動しました。

彫金教室の先生にも褒めてもらえて、それもすごく嬉しかった。

磨いていきます
白い酸化膜や湯道を取り除いて、ここから仕上げていきま

でも、完成したリングをじっくり見ていると、今度は課題もたくさん見えてきました。

もう少し幅に強弱をつけたかった。

全体的に均一な厚みになっているので、もう少し薄いところ、厚いところがあってもよかった。

もっと軽やかに、動きのある表情にしたかった。

「こうしたかった」というイメージを、まだ自分の手で完全には表現できない。

でも、それでいいのだと思います。

むしろ、実際に作ったからこそ、

「次はこうしてみたい」

が見えてきた。

それが、ものを作るということなのかもしれない。

今作っているブローチ
これからキャスト待ちのワックスたち


私はこれまで、旅先で見つけたものや、古いもの、手仕事のもの、素材の美しさに惹かれてきました。

そして今は、それを「選ぶ」だけではなく、自分でも手を動かして形にしてみたいと思っています。

リングを作ってみて、改めて思った。

アクセサリーって、ただ身につけるものじゃないんだな。

誰かが手を動かして、考えて、失敗して、また作って。

そうしてできたものを誰かが身につける。

その人の時間の中に、その作品が入っていく。

そう考えると、リングひとつが少し違って見えてきます。

この第一号は、まだまだ完璧ではありません。

でも、今の私にしか作れなかったリング。

だから、これはこれで大切にしておこうと思います。

そして次は、もう少し強弱を。

もう少し余白を。

もう少し軽やかに。

ひとつ作るたびに、少しずつ。

rovaのものづくりも、ここから始まっていきます。

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