6 バガンのパゴタの赤レンガ
今回はちょっと趣向を変えて、石垣のように石を積むのではなく、均一なレンガを作って薄く接着してゆき、そのレンガは見えないようにする、という1000年ほど前の技術を紹介しますね。
ということで、ミャンマーの北西にある世界遺産、パガンの寺院(パゴタ)のお話です。
一言にパゴタと言っても、バガンだけでも3300塔程度ある(累計では440000塔らしい)のですが、共通しているのが、赤レンガを使った工法。
横浜の西洋式赤レンガとの比較もやってみましょう。

先日2026年3月7-18にかけてミャンマー西部に行ってきました。
ついでにパガンにも行ってきました。

このアーチ状の形状もレンガで作られています










改修が前提となっている赤レンガによる工法。
しかし、改修をその時代の工法でやってしまうと見た目が残念なことにもなります。


日本の西洋式レンガ造り、横浜の赤レンガと比べてみましょう。
横浜の西洋式赤レンガ作りが、接着部分(モルタル)で調整していく組み方に対して、パガンのパゴタは、レンガ造りが精巧で、同じものをきちんと造っていき、モルタルは非常に薄いです。
また、横浜の赤レンガはあくまでも壁がメインで梁や屋根の部分は別材料であり、レンガをデザインとして表面に出します。これに対して、パガンのパゴタは、アーチ部分も含めた建造物全体を全てレンガで作りきり、レンガ部分は構造物として隠します。












みなさんもぜひ、パガンに行ってみてください。
