#265 子どもの本の紹介㊻『スミレとアリ』
小学校の学校司書です。
2年生の「図書の時間」に読み聞かせした本を紹介します。
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『スミレとアリ(花のたね・木の実のちえ②)』
(多田多恵子/監修、偕成社、2008年)
2年生が国語で学ぶ説明文「たんぽぽのちえ」の単元末に、紹介されている本です。(教科書は光村図書出版)
「今日は、たんぽぽとは違う植物のちえの本を読みます。」と言って、読み始めます。
春、あちらこちらで花を咲かせているスミレ。
「ときどき、びっくりするようなところから、顔を出すこともあります。」
スミレの花は、
なぜ、いろいろなところで咲いているのでしょう?
スミレの花のさまざまな知恵が、
順を追って語られます。
スミレの花びらにある「すじのようなもよう」が蜜のありかを知らせる「ハニ―ガイド」であること
蝶などの「長い口」を持った虫ばかりが集まる理由は、花のかたちにあること(下の花びらの後ろが長くのびて袋状になっていて、その奥に蜜がある)
種がはじけるしくみ(3メートル飛ぶことも!)
種の周りについている白いゼリー状の部分が、アリのごちそうであること
アリに運ばれて、種が遠くへ移動すること
説明文なのですが、
写真が大きく、とてもわかりやすいです。
子どもたちは、興味深そうに聞いています。
最後の「スミレってどんな花?」のページには、
みんながよく知っているパンジーの写真が。
「パンジーもスミレのなかまなんだー!」と、
身近な花の登場に、なぜかちょっとうれしい雰囲気に。
「おもしろかった。」とつぶやいている子がいて、
私もうれしかったです。
「花のたね・木の実のちえ」は全5巻。
しばらくは、2年生の教室の廊下に置いています。
①タンポポのわたげ
②スミレとアリ
③モミジのつばさ
④ドングリとリス
⑤オナモミのとげ
私は幼いころ、よく、オナモミで遊んでいたので、
5巻を懐かしく読みました。
今日も読んでくださって、ありがとうございました。
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