【いなかのねずみが東京で】「マリーアントワネット・スタイル」見て来たヨ!「横浜美術館」
乙女がわんさか押し寄せて、現場はなかなかカオスでチュー。さすがはマリー・アントワネット!なんと恐るべし集客力!わたくしったらベルばら世代でマリーは憧れの王妃様。だけど若い世代にもマリー様ったら人気なのね?今でも乙女のカリスマとして君臨なさっているのでチュー。
しかしながら運営も予想以上の大盛況?だって10時オープンなのに9時前からこの行列よ?▼

わたくし日傘を駅のコインロッカーに預けてきちゃった!と気付いたが、取りに戻る気にもなれなくて「えいや!」と気合いで列につく。頭から手ぬぐいを被り(せめてもの日よけ)、首元に手ぬぐいを巻いて(滝汗キャッチにとても有効)、冷却プレート付きファンをギュンギュン回してしのぎ立つ。すぐそこに「ブルーボトルコーヒー」の店舗があるのを調べてて、コーヒー飲んでから行こうかなぁとか悠長に構えてたわたしのばかばかばか。9時10分に回廊のシャッターが開き日陰に移動することができたのは幸いであった。
あちこちからどんどんどんどん乙女たちが集合し、行列はますます長くなる。わたしが並んでいる間にも列はぐんぐん伸びていく。わたしと同世代の乙女たちにさらに年上のお姉さま方、今どきの若者たちや、ロリゴス的な猛者も来る。母娘はもちろん孫までも連れた三世代チームも多し。みんなお洒落して来てるのが乙女の祭典的でよき。
職員の方々が汗を拭き拭き誘導してくれ、とてもありがたいことであるよ。しかしながら
「会場の中にトイレはないので今のうちに(どこかよその施設のトイレへ)行ってきてください」
というのはいかがなものか。どうやら会場の奥のほうにトイレはもちろんあるけど展示会場に入るまでのルート上にはないらしい。そんなこと言われても、一時間も並んでいるのにこの順番を放棄してトイレになんて行けないわぁ。わたしが鉄の膀胱の持ち主で本当によかった。一人旅の乙女たちはこんなときどうしているのかちら。
そして続くよ混乱は。時間が来てドアが開いても、行列はぜんぜん進まない。チケットのQRコードを読み取るのにずいぶん時間がかかっている。
それからメモ魔のわたしには紙に印刷された作品リストがなかったのがとても残念。QRコードで読み込んで携帯で見るスタイル。だけどそれでは書きこめないのよよよ。事前に公式ページから印刷して持参するべきだった。と、自分のための覚書。

さてさてそれでは展示室へ。
ピンクのドレスはわたくし好みでとってもすてきなんだけど、本物(=マリー・アントワネットが実際に着用した品)でないのがしょんぼりだ。

マリー・アントワネットのドレスは解体されてしまってて、残るは断片と袖のみだそう。そんな事実も悲しいわ。

オーストリアのマリー・アントワネット」
むしろ肖像画のほうがレースやリボンもびっしりと細部までしっかり書き込まれててその美しさが際立つカモ。

よかったのは、マリーが所有していたという天然真珠!

ドラマチックな背景▼を知ると、その美しさが際立つ気がする。

それからマリーがニッポンの工芸品を愛用なさっていたそうよ。ジャポニズムに先駆けて先見の明をお持ちだワ!


それから何と言っても特筆すべきはあの!「首飾り事件」のダイヤを使った首飾りが見られること。

もちろんダイヤはバラされて売り捌かれているので、もともとの首飾りではないけれど。ものすごくギラギラと輝いてて恐ろしや。。。


ここから先は彼女の悲劇がさらりと紹介されていた。

王太子ルイ・シャルルを思うと本当につらい

コンシェルジュリーの独房にて」

ロンドンの「マダムタッソー館」で展示されていたもの
見てたら悲しくなっちゃった。わたしがベルサイユ宮殿や、彼女が最期に幽閉されていたコンシェルジェリーを訪れたことがあるせいかもしれぬ。ここにある展示物であの金ぴかで華やかな栄華を誇る宮殿や、あの冷たくて暗い牢獄をイメージするのが難しい。
でもそれでいいのよね。ここは彼女のスタイル展。素敵なドレスやファッションを楽しむための展示会。だったらギロチンなんか置かなくてもいいのに。

うーぬ、それにしても結局のところわたくしはドレスにはさほど興味がないということがわかりました。わたしは「その時代に」「実際に使われていたもの」が好きらしい。いくら素敵でもあとの時代につくらえたドレスにはそそられぬ。宝飾品やアンティークな装飾品は好きだけど、「マリー・アントワネットにインスパイアされてつくられたドレス」は別に「ふーん」って感じ。てゆーか、こんな白い顔のマネキンを並べられてもなんか怖い。。。
たぶんここはこの時代のスタイルはどうだとか、あのレースの特徴はあれだとか、そーゆー知識を豊富に持っているファッショニスタの場所なのか。わたしのような中途半端な歴史好きにはちょいと刺さらぬ展示品。
すごすごと帰ることにする。
それにしてもガッカリなのは目当ての物販の売り切れよ。開幕2日目の朝イチバンでもう売り切れとはいかがなものか。

とゆーことで、わたしの負け。音声ガイドを借りるとか、もっと準備万端で(日傘を持ちトイレを済ませ展示リストを印刷し)時間に余裕をもって来たならば、もっといろんな角度から違う見方ができたかも。10時開場なのに11時にはここを出ないと飛行機に間に合わないというわたしの事情があったので、駆け足で見たのは否めない。
それから同時開催の「コレクション展」もぜひ見るべき。


こんな柄の手ぬぐいほちい
アントワネットもさることながら、マリー・アントワネットに誘われてきた美しい乙女たちを見られたことも喜びであるよ。素敵なマダムや粋なおばさま、かわいいガールやレディたち。美人揃いで眼福ヨ。お洒落して展覧会を見に行くのってとてもナイスなイベントね?これからもわたし展覧会へ足を運ぼうと思うでチュー。
