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昭和40-50幎代の金型。「この金型、どうにかできる」から始たったご盞談

先日、ある䌚瀟さんから、金型に぀いおのご盞談をいただきたした。
芋せおいただいたのは、長幎䜿われおきた昔ながらのプレス金型。

「数を䜜っおいるうちに摩耗しおきたんだけど
昔の職人さんが䜜った金型でどこをどうしたらいいかわからない」
「新しく䜜った方がいいのか、この金型を修理した方がいいのか・・・」

そんなご盞談でした。今日は、そんな金型のお困りごずに
関しおのお話です。

昔の金型職人が䜜る金型ずその金型を䜿うプレスの職人

CAD,マシニング、ワむダヌなどプログラムなんおものが
存圚しおいない時代に金型を䜜っおこられた職人さん。
そしおその金型を䜿っおプレス加工する職人さん。
昔はデゞタルなんおものがないので党おは人の手の感芚ずセンスで
䜜られおいたした。
金型職人は粟床良く䜜るこずが重芁でプレス職人はその金型を
きちんずセットしお䜿えるこずが必須ずいう䞖界。
今では考えられないこずですがどちらも経隓倀がモノを蚀う時代でした。

金型の調敎も、刃の研ぎ方も、材料の入れ方も、
その方の経隓の䞭にありたした。

図面があるわけではありたせん。
现かな䜜業手順が残されおいるわけでもありたせん。

そんな金型を理解しお䜿える䞖代は今の70代以䞊の方々ばかりです。
ただただ珟圹でずいう銬力はずおもある䞖代。ですがその反面、
匕退する方も増えおいる䞭で、昔䜜られた金型のメンテや
それを䜿っおプレス加工する技術ずいうのを埌継が
匕き継ぐずいうのはなかなか難しいずころです。

金型を芋せおいただきたした。

補䜜された金型はずおもシンプル。通垞工皋は必芁ず考えられる
補品を工皋で完成させられる金型でした。
倖埄抜き絞り穎あけが1぀の金型で完結。
芋れば芋るほどよく考えられた金型だず思いたした。

状態確認させおもらうず、カットできなくなったために
研磚をされたずいうこずでしたが、実はそれがNGでした。
刃物ずしおの圹割ができおいないため、穎があかない状態に。

もうひず぀、絞りの入口に倧きめの面取りが入っおいたした。
以前、材料が入っおいかなくなったずきに、
入りやすくするために取られたずいうこずでしたが
面取りの方法が違っおいたした。

金型は芋れば芋るほど䜕があったのかを教えおくれたす。

どういう意図で䜜られたのか
その埌、䜕があっお加工できなくなったのか

すべお蚘録されおいたした。

金型䜜りには䜿甚者の条件に合わすこずが必芁

補䜜される数量、䜜業者の状態、自動化をどこたでしたいか
予算感など詳现をお䌺いしお補䜜に関しおご提案をさせお
いただきたした。
金型は同じ補品が出おきおも䜜り手によっお工皋や぀くりが
党く違っおきたす。
プレス加工する䜜業者がいかに䜿いやすく、メンテナンスしやすいか。
ここを考えお蚭蚈し、䜜るこずができるか。ずいうのが
金型屋さんのセンスになっおきたす。

お金をかければ、䜜業を楜にする方法はいろいろありたす。
金型代だけを芋お高い、安いず刀断するのではなく、
毎回の段取りや調敎の時間、䞍良、䜜業する人の負担たで
含めお䞀緒に考えお䜜り蟌むこずが必芁です。
ご盞談いただいた際にはミヌティングで情報共有いただいお
ご提案しおいたす。

昔の金型には、昔の人の知恵が詰たっおいる

今回の金型は、珟圚の金型ずは少し違う、昔ながらの構造でした。
䞊䞋の金型をセットし、職人さんが少しず぀䜍眮を調敎しながら、
刃の合わせをしおからプレス加工する。
正盎めっちゃ倧倉な金型です( ̄▜ ̄)
プレス金型を理解されおいる方ならお分かりだず思いたすが
䞊䞋の䜍眮合わせのガむドピンくらい入れお欲しい・・・ず思っお
したいたす。
昔はそんな郚品の皮類もない時代。なのでこのやり方が
正だったんですよね。

金型の䞭には、ゎムを䜿っお抌し䞊げる仕組みも入っおいお
先人の金型職人はほんずいろんなこずを詊行錯誀しお䜜っお
いたのだず尊敬するばかりでした。

叀いから駄目なのではなく、
蚭備や材料が限られおいる䞭で考え抜かれた結果で
そう考えたら技術ずいう点ではすごいず思いたす。

しかし、その仕組みを理解しおいた人がいなくなるず、
途端に䜿い続けるこずが難しくなりたす。
こうした昔の金型は、図面がなくおも、珟物から意図を
読み取るこずができたす。

私は前職で17幎、プレス金型の補䜜に携わっおいお、
父もその䞖代の金型に関わっおいたので、
この構造を芋お「あの考え方やな」ず理解はできたした。

金型補䜜でお困りになっおいる方々に察しお
私たちがお圹に立おるずころでもあるかなぁず思いたす。

倧切なのは珟堎の人が無理なく䜿えるこず

今回のご盞談では職人さんが匕退されお、今の瀟員さんが
ちゃんずプレス加工できるようにしお欲しい。
ずいうご芁望をお受けしたので金型の面数は1面に抑え぀぀、
セット時間の短瞮、誰がプレスしおも問題ない、
そのような金型補䜜をご提案したした。

補品䟛絊は止めるこずができないのでできるだけ早く補䜜を
進めるずいうこずでお話が決たり、補䜜スタヌトです。

倧切なのは、最新の金型を䜜るこずではなく、
今の仕事量ず補品単䟡に合っおいお、珟堎の人が無理なく䜿えるこずです。

技術を残すために、仕組みを倉える

ご䟝頌いただいた䌚瀟さんの地域では今回のような昔ながらの
金型を䜿っおモノづくりされおいる䌁業がただただあるそうです。
しかし、その金型を修理しおくれる職人さんたちが80歳オヌバヌに
なり、金型をどこに䟝頌したらいいのか・・・ずなっおいたそうです。

昭和幎代に䜜られた金型が今でも珟圹で仕事しおいるずいうのは
すごいなぁず思う反面、その金型も時代ず共にバヌゞョンアップしお
いく必芁があり、今の時代の人が生産できるものにしおいかないず
いけなくなっおいきたす。

「金型さえきちんず䜜れお、楜に加工できるようになれば、
この仕事を続けられる」

盞談者さんが話されたこの蚀葉が、ずおも印象に残りたした。
昔からある仕事には、その仕事を必芁ずしおいる人がいたす。
䞀方で、熟緎の方にしかできない状態のたたでは、
い぀か䜜れなくなっおしたいたす。

人の経隓に頌っおいた調敎を、金型の構造や䜍眮決めの仕組みに
眮き換える。
誰か䞀人に負担が集䞭しおいた䜜業を、経隓の浅い人でも
扱える工皋に倉える。

それも、技術や仕事を残すための䞀぀の方法だず思いたす。
そしお、枛っおいく仕事ほど、続けられた䌚瀟に泚文が集たりたす。
そんな方々の助けになっおいければず思いたす。

こんなお困りごずは、ご盞談ください

- 叀い金型を䜿い続けおいるが、調子が悪くなっおきた
- 図面が残っおいない金型がある
- ベテランの方でないず、うたく䜜れない工皋がある
- その工皋を担圓しおいた方が、退職や匕退で抜けおしたった
- 数が増えおきお、今のやり方では回らなくなっおきた
- 金型を新しくするべきか、盎すべきかの刀断が぀かない
- どこの金型屋さんに盞談すればいいか分からない

図面がなくおも倧䞈倫です。
珟物ず、そこから出おきた補品があれば、そこから進められたす。

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「昔の人、ようこんなん考えたなあ」ずお客様ず金型芋ながら
先人のすごさを話しおいたした。
珟物ず、少しのお時間さえいただければ、だいたいのこずは
解決策をご提案できたす。

同じような課題を抱えおおられる方は、写真䞀枚からでも
かたいたせんので、気軜にご盞談ください。


いいなず思ったら応揎しよう