見出し画像

フランス・アルル 〜古代ローマとゴッホ、そしてピンクの隣人〜|トリガローのトリビア旅日記

みなさまボンディア!⋯⋯ではなく、
ここからはボンジュール(Bonjour)ですネ。
変な鳥、トリガローですヨ。

ポルトガル・スペインの旅を終え、
ワタクシが次にたどり着いたのは
ここ、おフランスです。

しかし、最初からメジャーな
エッフェル塔を見に行くなんて、
ワタクシらしくありませんネ。

というわけで、やってきたのは
南フランスの古都アルルデス。

ここがまた、ワタクシのハイテクメガネが
バグるほどトリビアに満ちた、
最高にいい塩梅な街だったのですネ。

古代ローマの遺跡へタイムスリップ

アルルの街に降り立ってまず目を引くのが、
街の真ん中にドカンと鎮座する
それは巨大な円形闘技場デス。

なんと約2000年前の
ローマ時代に建てられたものが、
いまも現役のイベント会場として
ここで使われているのですネ。

さっそく鳥の特権を活かして
上空からパトロールしてみると、
オレンジ色の屋根瓦の隙間から
突如として現れる巨大な
白い石造りのオーバル。

そこには、まるで街ごと
タイムスリップしてしまったかのような
息を呑む絶景が広がっていますヨ。

フライトシミュレータでは
味わえないリアルな風が、
ワタクシの羽をくすぐります。

人間たちが2000年間も
ここでワイワイやっているのを
こっそり上から監視するのは、
実にオモシロイですネ。

ゴッホが情熱を燃やしすぎた街

アルルといえば、あの天才画家
フィンセント・ファン・ゴッホが熱狂し、
数々の名作を残したアートの聖地でもあります。

有名な『夜のカフェテラス』の
モデルになったカフェも、
現在は絵画を再現した姿で
しっかりと残されていますヨ。

しかし、ゴッホといえば
ひたすら絵を描きまくった末に心を追い詰め、
自ら耳を傷つけてしまったという
強烈すぎるエピソードの持ち主でもあります。

アートへの情熱は素晴らしいですが、
「身を削る」にもほどがありますネ⋯⋯。

そして街を歩いていると、
美味しそうなプロヴァンスグルメの香りが
どこからともなく漂ってきて、
ワタクシの鳥腹がペコペコになってきます。

しかし、ここは耳を落とした
ゴッホの影がチラつく街。

うっかり誘惑に負けて油断していると、
ワタクシのような迷い鳥は
うっかりプロヴァンス料理の
材料にされてしまうのでは⋯⋯?
という恐怖が頭をよぎり、
か細い羽がブルブル震えます。

アートの街でも、命がけの
パトロールなので油断大敵ですヨ。
ワタクシ、いつも何かの気配に
怯えている気がしますが
気のせいでしょうか?

カマルグの赤米とフラミンゴ

そして腹ペコトリガロー、
やっぱり誘惑には勝てません。

アルルの南に広がる
湿地帯「カマルグ」は、
実はヨーロッパ有数の
「米どころ」なのですネ。

ここで絶対に外せないのが
カマルグの赤米(Riz de Camargue)。

現地では、野生の黒い雄牛を
赤ワインで煮込んだ伝統料理に添えて
食べるのがアルル流デス。

さっそくワタクシも、
現地のお米をモグモグしてみるのデス。

フム⋯⋯これは栄養満点で
ナッツのような香ばしさがあって、
鳥のクチバシが止まらない美味しさデス。

ちなみに、このカマルグ湿地帯はピンク色の
フラミンゴの巨大な生息地としても
有名なのですヨ。

あちらの優雅でスタイリッシュな
ピンク鳥の先輩たちが、
長い脚で水辺を歩きながら
カニやエビを高級フレンチのように
ついばんでいる横で、
丸メガネをかけたこの変な鳥が
地べたでお米を必死にモグモグと
つまんでいる構図。

自分で言うのもなんですが、
なんだか猛烈にシュールで
オモシロイのですネ。

今日のトリまとめ

2000年前の闘技場は、上空から見ると
完全にタイムスリップ空間。

ゴッホの情熱的な街は、トリにとっても
「首を落とされる」自虐ネタの宝庫。

カマルグの赤米は絶品だけど、
フラミンゴ先輩とのビジュアル格差が
これまた切ない。

アナログな歴史と、カマルグの自然、
そして実は現代アートや
デジタルアートの国際拠点(LUMAタワー)まで
隠し持っているアルル。

これは実に⋯⋯


オシャレでアルル ( ´∀`) geijutsudana

フランスの第1回目から、
お腹もトリビアも大満足の旅になりましたヨ。

オルヴォワ、トリガローでした。

(^<>^)β


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集