本日(7/18,金曜日)発売の本 個人的注目メモ 6冊

※発売日は版元ドットコムに準拠

■恐竜研究の未来 デイヴィッド・ホーン(著) - 原書房

興味・関心ポイント
恐竜の色は? 卵や巣の形は? どこまでわかっていて、どこからが謎なのか。そして謎はどこまで解けるのか? 本書は、恐竜研究の最前線を紹介しつつ、「知っているつもり」だった恐竜像を一新する。科学が迫る恐竜の未来像。

■江戸の広場と公共性 千葉 正樹(著) -  吉川弘文館

興味・関心ポイント

火災が多発する都市江戸には、火除地が幕府により設けられた。防火用の空間でありながら、商人や芸能者の仮設店舗が営まれ、広場となってゆく。江戸火除地(実態空間)の動態分析を基礎に、公儀地が盛り場に至る論理、経営構造、身分を探り、版本江戸絵図(情報空間)の数値化分析を加えて、独自の展開を見せた近世社会の「公共」意識に迫る。
目次

序章 公共空間史の展望
 第一節 江戸火除地への着目
 第二節 版本江戸絵図へのアプローチ
 第三節 公共をどう捉えるか―「他者と共に生きる」ということ―
 第四節 本書の課題

第一章 火除地空間の動態と都市政策
 第一節 火除地空間の分布と規模
 第二節 『御府内沿革図書』にみる火除明地の動態
 第三節 火除地政策と幕府の防災認識
 第四節 火除地の動態をめぐる政策と社

第二章 馬場守忠兵衛の「役」と「分」
 第一節 火除地利用の論理をめぐる問題―なぜ「象飼料」か―
 第二節 享保期采女ヶ原の利用と変化
 第三節 〈忠兵衛以前〉の火除地利用
 第四節 火除地経営における「役」=「分」原理

第三章 火除地広場の復活―「難儀」回避の論理―
 第一節 盛り場として復活した後期采女ヶ原
 第二節 火除地広場再興の論理展開
 第三節 幕末期采女ヶ原の経営システムと〈忠兵衛的存在〉
 第四節 〈異形の秩序〉と町

第四章 火除地広場の人と身分
 第一節 店借人身分の空間
 第二節 末端営業者の日常性と非日常性
 第三節 乞胸「身分」の実態
 第四節 采女ヶ原の利用者群像

第五章 江戸絵図の論理―江戸大絵図小石川地域の分析から―
 はじめに
 第一節 江戸絵図研究の現状
 第二節 江戸大絵図の小石川地域
 第三節 江戸大絵図の表現傾向
 おわりに

第六章 絵図の中の江戸城―版本絵図を中心に―
 はじめに
 第一節 小石川地域からみた江戸絵図の区分と特性
 第二節 江戸城の描写
 第三節 江戸城の面積表現
 おわりに

補論一 江戸の社会的結合と空間
 第一節 町方―〈内〉なる江戸広場の完結と連鎖
 第二節 武家地―業務とイエの連結―

補論二 火除地広場とヨーロッパ広場
 第一節 ヨーロッパ広場からみた火除地広場
 第二節 江戸から東京へ―近代化と広場―

終章 重層する公共の行方
 第一節 火除地広場の特性と公共
 第二節 版本江戸絵図の展開と振れる公共性
 第三節 公共性から考える日本近世

■冒険者たちの心理 彼らはなぜ命を賭けるのか - 山と溪谷社

興味・関心ポイント
命の危険を賭してまで挑む「冒険的行為」の理由に迫る。

「成功率3割くらいが面白い」との言葉とともにフィッツロイの冬期単独初登頂に挑んだ山野井泰史。
「命の確かな保障があったなら、おそらく海にでなかった」と語るのは、小型ヨットを操り氷に閉ざされる直前の南極から生還した片岡佳哉。
そして、潜入不可能とされていた未踏の谷に足跡を印した大西良治。

かつてオペル冒険大賞の事務局長を務めた著者が、「本物の冒険とは何か」という論考とともに、身近に死を意識しながらの単独登攀や荒れ狂う南氷洋の航海、人跡未踏の渓谷の初踏査などに挑んだ「冒険者」たちにインタビュー。彼らの心理を解き明かす。
目次

■内容
第1章 冒険とは何か
1.冒険の定義 
2. 冒険の意義 
3.冒険を検証する

第2章 冒険の現在形
1.山岳 
2.海洋 
3.極地その他

第3章 冒険者たちの心理
<山野井泰史、片岡佳哉、大西良治に聞く>
1.冒険の動機 
2.冒険への向き合い方「スタイル」へのこだわり
3.プレッシャーとの付き合い方 
4.死をどう捉えるか
5.一線を超える(1) 
6.一線を超える(2) 
7.功名心―冒険家の無視できぬ病弊
8.コンプレックス 
9.社会的通念の欠如 
10.刺激の常習性 
11.達観

■文学は何の役に立つのか? 平野 啓一郎(著) - 岩波書店

興味・関心ポイント
文学は、私たちの人生や社会に対して、どんな意味があるのだろうか。人間の生を真摯に見つめ、現代の問題群に挑み続ける小説家が、文学の力を根源から問う。大江健三郎、瀬戸内寂聴ら、先人たちの文業にも触れながら、芸術や社会へと多岐にわたる自らの思考の軌跡をたどる。読者を新たな視座へと誘うエッセイ・批評集成。
目次

Ⅰ 文学の現代性

 文学は何の役に立つのか?
 死までの遠近──ジョブズ、私の友人、ハイデッガー
 初めてゲラを手にした時
 予測不能な世界を生きるために──『本心』連載を終えて
 AIで亡き母を蘇らせたら
 また新たな基礎的教養書の登場
  ──キャスリン・ペイジ・ハーデン『遺伝と平等──人生の成り行きは変えられる』
 予期せぬことがなくなって──アンケート「予期せぬ笑い」
 初めて真剣にワインを飲んだ日
 傷ついた人間の痛みを語り抜く意志──ハン・ガン氏のノーベル賞受賞に寄せて
 崩れ落ちてゆくような成熟──金原ひとみ『パリの砂漠、東京の蜃気楼』
 “納得”することの他者性──遠野遥『改良』
 奇妙な一年
 作家と百年──『文藝春秋』創刊百周年に寄せて
 ゼロ年代のドストエフスキー
 〈影響〉の構造化と愛──『白痴』(ドストエフスキー)を中心に
 三島戯曲の世界──フランス語版三島由紀夫戯曲集Le Théâtre selon Mishimaに寄せて

Ⅱ 過去との対話

 個人と国家、そして諦念
 鷗外の政治思想──『阿部一族』論
 父子──古今名作散歩
 体験、証言、記憶──成田龍一『「戦争経験」の戦後史』
 恢復と自己貸与──ハン・ガン『すべての、白いものたちの』
 事後的に発見され、新たな起点となる──私と安部公房
 「日本」について質問された人──追悼 ドナルド・キーン
 天性の人の語り手──瀬戸内寂聴さんのこと
 瀬戸内文学の再評価に向けて──追悼 瀬戸内寂聴
 「踏まえるべきもの」の絶えた時代に──追悼 古井由吉
 大江以後も書き続けるということ──追悼 大江健三郎
 戦後民主主義と文学
 『オッペンハイマー』論──オッペンハイマーとクリストファー・ノーランの倫理

Ⅲ 文学と美

 「国家」と「自然」
 新しい辞書のための四つの言葉の定義──ことば、ぶんじん、カッコいい、あい
 メビウスの輪を歩く人間──写真と安部公房
 二度目の「さようなら」はなかった
 実在を追究しないことの自由
 領域としての黒──ヴァロットンの木版画
 ボードレールの女性観──その一元性と多元性
 豊饒なるゲルハルト・リヒター展
 愉しいル・コルビュジエ
 音楽も環境次第
 「手書き」の文字と毛筆
 「報酬性」と「懲罰性」

特別付録──弔 辞
 ドナルド・キーンさんへの弔辞
 瀬戸内寂聴さんへの弔辞
 大江健三郎さんへの弔辞

■世界の食用植物図鑑 ―BIZZARE EDIBLE PLANTS― ジョセフ シムコックス(著) - STRAIGHT

興味・関心ポイント
レアな食用野生植物を探して世界中を旅する“ボタニカル・エクスプローラー”ジョセフ・シムコックス。彼は、人類がかつて食べていたにもかかわらず、歴史の中でわすれさられてしまった食用植物や、ごく限られたエリアにしか自生しないため、ほとんど知られていない食用植物を、古い文献を紐解いてその記録を探し出し、世界中を巡って再発見している植物民族学者とでもいうべき存在です。そんな彼の探検は400回・100カ国以上に及び、これまで自生地で何千もの食用野生植物の実食と種子採集を行ってきました。本書は歴史の中に埋もれてしまった植物の可能性を、人生をかけて掘り起こす彼の、その集大成的な一冊です。果実、葉、塊茎、寄生植物まで、非常にユニークな造形の見たこともない食用植物たちの、その味や調理法にいたるまでを紹介しています。

■世界のAIデータセンター用冷却技術・材料 最新業界レポート 株式会社シーエムシー・リサーチ(著) - シーエムシー・リサーチ

興味・関心ポイント
・DLC・液浸冷却・ハイブリッド冷却方式の業界分析! 2030年までの市場を予測!
・単相・二相浸漬冷却システムの特徴、採用する企業、その背景、業界をリサーチ!
・鉱物油が、冷却液として採用ケースが増える理由とは? 参入企業の戦略を分析!
・3MのPFAS製造の撤退発表後の各社のフッ素不使用・含有量の少ない戦略とは?
・バイオベースの冷却剤、シリコーンオイルの特徴、及び、企業・業界をリサーチ!
・チラー、冷却塔、熱交換器、CDUなどの冷却機器の業界分析、各社製品の特徴!
・コンテナ型データセンターの長所・短所、AI開発の現場に支持されている背景!
目次

第Ⅰ編 冷却システム
第1章 AIデータセンター用冷却システム
1. 概要
2. 空冷の種類と特徴
3. 液体冷却の種類と特徴
4. 冷却方式の比較
5. 高性能サーバーの冷却
 5.1 概要
 5.2 サーバーのフォームファクタの種類と特徴
6. 消費電力
 6.1 概要
 6.2 電力使用効率(PUE)
 6.3 データセンターのコスト構造
 6.4 データセンターの消費電力を抑える3つの方法  
7. 空冷・液冷の市場予測
  
第2章 強制空冷
1. 概要
2. 業界分析
3. 企業動向
第3章 リアドア空調
1. 概要
2. リアドア空調方式の種類
3. 業界分析
4. 企業動向
  
第Ⅱ編 液体冷却
第1章 Direct Liquid Cooling(DLC)・コールドプレート
1. 概要
2. DLCサーバーの冷却方式の特徴
3. コールドプレートの特徴
4. 業界分析
5. 企業動向

第2章 液浸冷却
1. 概要
2. 液浸冷却の長所・短所
3. 液浸冷却の種類
4. GRC「ElectroSafe Fluid Partner Program」
5. 業界分析
6. 国内動向
7. 企業動向
  
第3章 液浸冷却液
1. 概要
2. 鉱物油(石油系炭化水素)
 2.1 概要
 2.2 業界分析
 2.3 企業動向
3. フッ素系不活性液体
 3.1 概要
 3.2 フッ素系不活性液体の性質と種類
 3.3 業界分析
 3.4 企業動向
4. バイオベースの冷却剤
 4.1 概要
 4.2 業界分析
 4.3 企業動向
5. シリコーンオイル
 5.1 概要
 5.2 シリコーンオイルの特性
 5.3 業界分析
 5.4 企業動向
  
第4章 ハイブリッド冷却システム
1. 概要
2. 業界分析
3. 企業動向
  
第Ⅲ編 機器・装置
第1章 チラー(冷却水循環装置)
1. 概要
2. チラーと冷却塔の違い
3. 水冷・空冷式
4. チラーの構造
5. 循環液
 5.1 概要
 5.2 水系循環液(循環水)の種類と特徴
 5.3 低温用熱媒体の循環液の種類と特徴
6. 業界分析
7. 企業動向
8. ターボ冷凍機
 8.1 概要
 8.2 冷凍機とチラーの違い
 8.3 企業動向
  
第2章 冷却塔
1. 概要
2. 冷却塔の方式
3. 冷却塔の各部の名称と機能
4. 充填材
 4.1 概要
 4.2 充填剤が汚れる要因
 4.3 充填剤の汚れによる発生する問題
5. スライムコントロール剤による対策法
 5.1 概要
 5.2 スライムコントロール剤製品
6. 業界分析
7. 企業動向
  
第3章 熱交換器
1. 概要
2. 熱交換器(構造別)の長所・短所
 2.1 空冷式熱交換器(エアフィンクーラー)
 2.2 ファンコイルユニット(FCU)
 2.3 ブレージングプレート熱交換器
 2.4 ガスケットプレート熱交換器
 2.5 シェル&チューブ熱交換器
 2.6 投げ込み(浸漬)式熱交換器
 2.7 ジャケットタンク式熱交換器
3. 業界分析
4. 企業動向
  
第4章 CDU(Coolant Distribution Unit)
1. 概要
2. CDUのコンポーネントと求められる要件
3. CDUの種類
4. 業界分析
5. 企業動向
 
第5章 CFD(数値流体力学)
1. 概要
2. CFD技術の特徴
3. 環境モニタリングの重要性
4. 業界分析
5. 企業動向

第Ⅳ編 国・企業・製品の動向分析
第1章 各国の動向
1. 米国
 1.1 概要
 1.2 COOLERCHIPS
  1.2.1 ARPA-Eとは
  1.2.2 主要分野
  1.2.3 参画する企業、導入する技術・製品
 1.3 企業動向
2. 欧州
 2.1 概要
 2.2 環境対策の動向
  2.2.1 PFAS規制
  2.2.2 冷却水の消費
  2.2.3 データセンターの廃熱利用
3. 中国
 3.1 概要
 3.2 東方データ、西方コンピューティング構想
 3.3 「海南陵水商用海底データセンター」プロジェクト
 3.4 企業動向
   
第2章 ビジネス戦略
 
第3章 コンテナ型データセンター
1. 概要
2. コンテナ型データセンターの長所・短所
3. 業界分析
4. 企業動向

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