「夏は赤」|ブラシの木の〝赤〟に学ぶ夏の在り方|ちょっぴりリーダーシップのススメ (#98)
「ああ!今年も〝赤い〟夏がやって来た!」
くすきの杜で
毎年この時期夏を知らせてくれる植物
新緑の中に、ぽっと灯るように現れる赤い花。
ブラシの木(カリステモン)です。

東洋医学の夏のテーマカラーは「赤」
東洋医学では、夏は「火」の季節。
ですので、テーマカラーは「赤」、
対応する臓は「心」とされています。
感情は「喜」
赤い炎のように、心をほどよく喜々として
活発に過ごす時です。

現代の研究でも、赤という色は
興味深い作用を持っています。
心拍数や血圧をわずかに高め、交感神経を刺激し、行動意欲や集中力を引き出す。
つまり赤は、
内にあるものを外へ動かすスイッチのような色
とも言えそうです。
「ここにいる」と示す色
心理学の分野では、
人は無意識に「自分をアピールしたい場面」で
赤を選びやすいという報告もあります。
赤は、隠れる色ではありません。
「ここにいる」と、自然に存在を示す色です。

戦隊モノでも、リーダーは赤です
ただし、味方にも敵にも目立つのが赤い色です
決意と覚悟も感じる
リーダーシップを象徴する色であると思います。
夏だからやってみませんか?
ブラシの木の赤い花はとても堂々としています。
その姿を見ていると、
「もっと自分を出してもいいのかもしれない。」
そんな気持ちが、ふっと湧いてきます。

リーダーシップを取るのが苦手な方、
目立ちたくない方もいらっしゃると思います。
でも夏は、自分の中にあるリーダーシップを
発揮するのに適したタイミングの時期です。
例えばもし、お役目を依頼されたら
引き受けてみるのもまたいいのかな?と。
BBQの幹事
町内会の当番
家族行事の取りまとめ
お子様の部活のお世話役
などなど
夏をきっかけに、
「ちょっぴりリーダーやってみる」
そんな意思決定も、
悪くないのではないでしょうか?
動けば、必ず何かが変わることだけは
確かですので。
※本内容は漢方家としての個人的見解で、東洋医学の観点からお伝えしています。
参考文献
黄帝内経素問
中医基礎理論
Elliot, A.J. et al. (2007) Color and psychological functioning
Elliot, A.J. & Maier, M.A. (2014) Color Psychology
Kaya, N. & Epps, H.H. (2004) Relationship between color and emotion
Valdez, P. & Mehrabian, A. (1994) Effects of color on emotions
Hill, R.A. & Barton, R.A. (2005) Red enhances human performance
日本色彩学会 編『色彩科学ハンドブック』
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