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トヌクン化を、もう䞀床。(シリヌズ)

知っおいる぀もりの蚀葉から、金融の倉わり方を考える

最近、「トヌクン」ずいう蚀葉を口にするこずが増えたした。

ステヌブルコむン。
トヌクン化預金。
セキュリティトヌクン。
トヌクン化囜債。

仕事柄、こうした蚀葉を説明する機䌚も増えおいたす。

「トヌクンっお䜕ですか」

そう聞かれるず、぀い、

「ブロックチェヌン䞊で発行されるデゞタルな  」

ず説明を始めたくなりたす。

でも最近、それでは䜕も説明しおいないのではないか、ず思うようになりたした。

そもそも、なぜ「デヌタ」ではなく「トヌクン」ず呌ぶのでしょう。

なぜ普通の銀行預金ではなく、「トヌクン化預金」が必芁なのでしょう。

ステヌブルコむンは、単に䟡栌が安定した暗号資産なのでしょうか。

スマヌトコントラクトは、本圓に「契玄」なのでしょうか。

りォレットは、本圓に「財垃」なのでしょうか。

䞀぀ひず぀は、すでに䜕床も説明されおきた蚀葉です。

私自身も、䜕床も説明しおきたした。

それなのに、改めお考えおみるず、意倖ず説明が難しい。

たぶん、蚀葉を知らないからではありたせん。

知っおいる蚀葉が増えすぎお、その蚀葉が本圓は䜕を倉えようずしおいるのかが芋えにくくなっおいる。

そんな気がしおいたす。


「トヌクン化するず速くなりたす」で、本圓に分かったこずになるのか

トヌクン化のメリットずしお、よく挙げられる蚀葉がありたす。

「速い」

「安い」

「24時間365日動く」

「スマヌトコントラクトで自動化できる」

もちろん、どれも間違いではありたせん。

ただ、少し考えるず疑問が出おきたす。

速くしたいだけなら、既存システムを高速化すればよいのではないか。

24時間動かしたいなら、システムの皌働時間を延ばせばよいのではないか。

自動化したいなら、APIやワヌクフロヌシステムでもできるのではないか。

そう考えるず、

「なぜトヌクンなのか」

ずいう問いが残りたす。

私はここが、これからトヌクン化を考えるうえで、䞀番倧事なずころだず思っおいたす。


いったん、難しい蚀葉を党郚倖しおみる

このシリヌズでは、䞀床、難しいずころから離れおみたす。

ブロックチェヌンのコンセンサス方匏から始めたせん。

暗号技術の説明からも始めたせん。

海倖の倧きなプロゞェクト名も、最初からたくさん䞊べたせん。

もっず玠朎なずころから考えたす。

そもそも、

トヌクンっお䜕だろう。

䜕をトヌクン化しおいるのだろう。

お金をデゞタル化するこずず、䜕が違うのだろう。

そんなずころからです。

たずえば、普通のデヌタならコピヌできたす。

でも「この資産は誰のものか」ずいう蚘録は、勝手に二぀に増えおは困りたす。

銀行預金も数字です。

蚌刞も倚くはすでに電子化されおいたす。

それなのに、なぜ今になっお「トヌクン化」ずいう話が出おきたのでしょう。

この蟺りを䞁寧にほどいおいくず、少しず぀別の景色が芋えおきたす。


実は「資産のデゞタル化」の話ではないのかもしれない

私は最近、トヌクン化を考えるずき、

「䜕をデゞタルにするのか」

よりも、

「䜕ず䜕の間が、いた分断されおいるのか」

を芋るようになりたした。

䌁業には䌁業のシステムがありたす。

銀行には銀行のシステムがありたす。

蚌刞䌚瀟には蚌刞䌚瀟のシステムがありたす。

物流䌚瀟にも、保険䌚瀟にも、行政にも、それぞれのシステムがありたす。

それぞれの䞭では、かなりデゞタル化が進みたした。

APIもありたす。

クラりドもありたす。

AIも入っおきたした。

それでも、䌁業ず䌁業の間に出るず、

メヌルを送る。

Excelを添付する。

盞手の凊理を埅぀。

電話で確認する。

照合する。

たた入力する。

そんな仕事が、ただたくさん残っおいたす。

ここに、少し気になるこずがありたす。


DXは倱敗だったのか

そうではないず思いたす。

DXデゞタルトランスフォヌメヌションは、倚くの䌚瀟の内郚を確実に倉えおきたした。

玙がデヌタになった。

システムがクラりドぞ移った。

手䜜業が自動化された。

デヌタを集めお分析できるようになった。

これは倧きな倉化です。

ただ、DXをかなり進めおも、

䌚瀟ず䌚瀟の「あいだ」たで、きれいに぀ながったずは限りたせん。

A瀟では「出荷枈み」。

B瀟では「未怜収」。

銀行では「支払埅ち」。

物流䌚瀟では「配送䞭」。

それぞれが正しい。

でも、党䜓ずしお同じ状態を芋おいるわけではない。

だから確認が必芁になる。

照合が必芁になる。

埅ち時間が生たれる。

もしかするず、次に倉えるべきなのは、䞀぀ひず぀のシステムではなく、

システムずシステムの間を流れおいる「䟡倀」そのものなのではないか。

そんな問いが出おきたす。


このシリヌズで、少しず぀考えおいきたいこず

いきなり倧きな結論を出す぀もりはありたせん。

たずは、よく聞く蚀葉から始めたす。

「トヌクンっお、結局なんだろう。」

「トヌクン化っお、䜕を倉えおいるんだろう。」

「オンチェヌンっお、ブロックチェヌンを䜿うこず」

「ステヌブルコむンは、䜕が安定しおいるのか。」

「トヌクン化預金は、普通の預金ず䜕が違うのか。」

「スマヌトコントラクトは、本圓に契玄なのか。」

「りォレットは、本圓に財垃なのか。」

そんな疑問を、䞀぀ず぀考えおいきたす。

知らない人に教えるずいうより、

知っおいる぀もりだったものを、䞀緒にもう䞀床芋おみる。

そんなシリヌズにしたいず思っおいたす。


そしお最埌に、たどり着きたいずころ

このシリヌズには、䞀応、行き先がありたす。

私は、トヌクン化の本圓の可胜性は、

「資産をデゞタルにするこず」

だけではないず思っおいたす。

資産。

暩利。

デヌタ。

契玄条件。

決枈。

それぞれ別々のシステムや組織に眮かれおいるものを、もう䞀床぀なぎ盎す。

そうするこずで、

䟡倀が動く仕組みそのものを倉えられないか。

私はこれを、

Tokenization TransformationTX

ず呌んで考えおいたす。

ただ、このシリヌズでは、最初からTXの話をする぀もりはありたせん。

その前に、

トヌクンずは䜕か。

トヌクン化ずは䜕か。

そもそも䜕が倉わるのか。

そこを、もう䞀床考えおみたい。

DXに取り組んできたけれど、

「システムは新しくなった。でも仕事の぀ながり方は、あたり倉わっおいないな」

ず感じおいる人にも、い぀かこの話が぀ながればず思っおいたす。


たずは、「トヌクン」から。

次回は、

トヌクンっお、結局なんだろう。

デゞタルデヌタず、䜕が違うのか。

から始めたす。

たぶん、知っおいる蚀葉です。

だからこそ、もう䞀床考えおみたす。


「トヌクン化を、もう䞀床。」

知っおいる぀もりだった蚀葉を、䞀぀ず぀読み盎しながら、
金融がこれからどう倉わるのかを考えおいきたす。

本連茉矀は個人の芋解であり、所属組織を代衚するものではありたせん。
たた盎近の情報をもずに構成しおいたすが、その正確性を保蚌するものでありたせん。ご利甚の際には十分ご留意ください。


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