“電子の円”がついに動き出した日。経済ニュースまとめ|6/23
サンリオが3期連続で過去最高益でしたが。6月23日(火)の東京市場は日経平均が2565円安と9営業日ぶりの大幅反落。ただ、この日にじわっと動いていたのは株価だけじゃなくて、むしろ裏で進んでいた話のほうがちょっと面白かったりします。
🛰️ 楽天、米ASTと衛星通信で新会社へ
楽天グループが米衛星通信のASTスペースモバイルと組んで、日本で衛星事業を手がける新会社を2026年内に設立する方針を明らかにしました。6月23日、三木谷会長が日経の取材で語ったもので、出資はほぼ対等、楽天が主導権をとる形になるそうです。スマホと衛星を直接つなぐサービスでは、すでに米スペースXの「スターリンク」を使うドコモ・KDDI・ソフトバンクの3社に対抗するかたち。スマホと衛星が繋がることで、山も離島も圏外にならないようです。より便利になりますね。
💴 SBIの円ステーブルコイン「JPYSC」、週内に発行へ
SBIグループが、日本円に連動するステーブルコイン「JPYSC」を週内にも発行することが6月23日にわかりました。金融庁の承認を得て、信託型としては国内初の発行になります。発行元はSBI新生信託銀行、取り扱いは仮想通貨交換業のSBIVCトレード。1回あたりの発行額に上限がないので、機関投資家や企業の大口決済での利用も見込んでいるそうです。地味なニュースに見えて、「デジタル円」のインフラがじわじわ整っていく、結構大事な一歩。
⚖️ 旧統一教会、解散命令が最高裁で確定
旧統一教会の解散を命じた東京高裁の決定について、最高裁が教団側の特別抗告を退ける決定をし、6月23日に司法判断として確定しました。民法上の不法行為を根拠に宗教法人の解散が認められたのは、これが初めてのケースだそうです。清算手続きではすでに預貯金約400億円が保全されていて、寄付被害者への弁済原資にあてられる見通し。2022年の安倍元首相銃撃事件をきっかけに動き出した一連の流れが、ひとつの区切りを迎えたかたちです。
🌡️ 欧州を襲う熱波、フランスで41.9度
ヨーロッパが記録的な熱波に見舞われています。フランスでは6月22日に南西部ボルドーで41.9度を観測し、6月23日には全国54県に最高レベルの「赤色警報」が発令されました。対象は人口の過半数にあたる約3900万人。一部の原発では冷却水の水温上昇で稼働を止める動きも出ています。エアコンの普及率が低い欧州だけに、健康被害だけでなく、エネルギーや農業への影響、巡り巡って食品価格にも響いてきそうな話です。
🚀 スペースX株、上場後に初値割れ
ナスダックに上場したばかりのスペースXの株価が、6月23日に一時5%安の147ドルまで下落し、上場時の初値を下回りました。史上最大の調達額で鳴り物入りの上場だったはずが、ここ最近はじりじりと戻り売りに押されている展開。期待が大きすぎた反動と、AI・半導体・宇宙関連全体の利益確定モードが重なった格好です。同じ流れで日経平均の急落も起きていて、世界の投資家心理が一気にクールダウンしている空気感が伝わってきます。
6月23日は、株式市場こそ波乱の1日でしたが、衛星通信や電子マネーといった「次の時代のインフラ」が動いていた印象でした。6月24日以降は米マイクロン・テクノロジーの決算発表も控えていて、市場の方向感を占う材料になりそうです。
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スマホが衛星と直接つながる時代って、ちょっとワクワクしませんか?
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