【川崎フロンターレ】ベンチワークで掴み取った今季初勝利(2026/27J1リーグ第4節 vs.ジェフ千葉)
サポーター歴20年の僕が、川崎フロンターレの「交代策」に的を絞って、意見や考えを発信しています。
2020年以降に交代・登録人数が増えたことで、選手交代は勝敗を分ける最も重要な戦術になりました。
調子が上向いていたロマニッチ選手の開始早々の負傷は残念でしたが、ノーアップで緊急出場したデリキ選手が今季初勝利に導いてくれました。
前半だけで1G2Aと鮮烈なJデビューを飾った彼が称賛されるのは当然ですが、僕がこの試合で注目したのは「ベンチワーク」。
2失点後の両サイドでの“2つの対応”が、勝ち点3を獲得できたポイントだと思いました。
1つ目の対応は「相手の強みを封じた両SBのポジション変更」。
2失点した直後に佐々木選手の配置を左→右に変えて、千葉のストロングポイントの津久井選手の高質クロス、エリソン選手の体の強さを活かしたプレーを抑えにかかりました。
この対応がなければ終盤、エリソン選手から恩返し弾を浴びていたかも…
2つ目の対応は「左SHの層の薄さをカバーした選手起用」。
長選手は、アンダー代表に選ばれて不在。
宮城選手は、大きな怪我を負って長期欠場。
紺野選手は、天皇杯で90分以上出場。
家長選手は、開幕からずっとベンチ外。
伊藤選手と三浦選手は、相性が良くない。
こんな状況で切ったカードは、
左SHマルシーニョ→三浦(後半12分)
交代ボードに「23→13」が表示され、彼が同じポジションに入ったとき、スタンドはザワついていました。
その後、三浦選手と山原選手の縦の入れ替えもありつつ、最後のカードは、
左SH山原→ボランチ河原(後半38分)
[橘田がボランチ→左SHへポジション変更]
僕は、同じポジションに違う選手を4人(マル→三浦→山原→橘田)も起用する戦い方をはじめて見ました。
スタンドから監督・コーチの様子を見ると、いつも以上に作戦ボードと向き合う時間が長く、交代で入る選手への指示も入念で、ベンチからもリーグ戦初勝利への強い気持ちが伝わってきました。
最後に、
ロマニッチ選手の怪我、大学リーグ再開による本間選手の離脱を考えると、CFの層も一気に薄くなります。
天皇杯のプレーを見た感じでは、持山選手の調子も良くなさそうだし、小林選手はどうしているのか…
次節の町田戦では、U21リーグでいい動きを見せていたカイキ選手がメンバーに入るかもしれませんね。
